038 コロンブ&マレ/ヴィオールの為の作品/サヴァル

アルバムの写真ヴィオラ・ダ・ガンバという名が出てきたので、これを。

『ヴィオール』というのを御存知でしょうか。 有名な弦楽器にはヴァイオリン、ビオラ、チェロがあります。 これらはヴァイオリン属と呼ばれ、簡単に言えば音の高低はあっても同じ楽器だということです。 バロック以前にはこのグループとは別にヴィオール属という弦楽器のグループがありました。 形態はヴァイオリン属に良く似ていますが細部は大分異なり、棹にはギターのようなフレットがあり、弦の数は6本が標準です。 音もヴァイオリン属よりずいぶん柔らかな響きを持ちます。 17世紀ころには、トレブル、テノール、バスの3種がありました。 このうちのバス・ヴィオールはチェロくらいの大きさで、ヴィオラ・ダ・ガンバとも呼ばれたのです。

このレコードについて

バス・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバを完全に魅力的なものとして紹介したのがこの人、ジョルディ・サヴァールでしょう。 この人は精力的にこの楽器の作品の紹介に努め、また指揮者としても大いに活躍しています。 僕は彼のヴィオールでの仕事はみんな好きだから、どれをとってもいい。 でもサント・コロンブ(1660-1720?)はあまり紹介されていないからこれにしましょう。 この作曲家のことはあまり良くわかっていないようですが、マラン・マレ(1656-1728)が彼の門戸を叩いた逸話が伝えられています。 これには6つの組曲が納められています。

レーベル:ALIA VOX

アルバムの写真2ヴィオールならやはりマラン・マレ(1656-1728)も外せないからこれを。 1701年出版の第2曲集。

レーベル:ALIA VOX

前回のビルスマのチェロと、ここでのバス・ヴィオールの音色や響きの違い、楽しめたでしょうか。

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uploaded:2004