048 ゼレンカ/6つのトリオ ソナタ集/ホリガー他

アルバムの写真さて、どうしましょう。 ここまできました。 あとの3つです。 最後の2つは僕の中では既に決まっていますので事実上最後の選曲。 こんなふうにオープンにしていると、多少なりとも雑音も入ってくるし、取り残したのは本当に沢山あるけれど、それももう取り返しは付かない。

ちょっと変わったものを取り上げてみます。 ここまでオーボエがなかったのでそれを中心としたものを。 ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745)という人を御存知でしょうか。 ボヘミア生まれのこの人はドレスデンで宮廷音楽家としてしばらく活躍したそうです。 ボヘミアというのがちょっと興味をそそりますし、ここにある音楽はイタリアやドイツやフランスとはやっぱり違う。 ちょっとくすんでいて、イタリアの流麗さとは違うけれど、聴きはじめるとその流れにいつしか乗ってしまう、そんな音楽です。

このレコードについて

ハインツ・ホリガー他によるものです。 オーボエ奏者としてはあまりに有名なのでいまさら説明の必要はないでしょう。 このような小さなアンサンブルっていうのは奏者の息がぴったりであることはもちろんだけれど、それぞれが自分の楽しみとしてやっているようなものが多い。 これもそんなものの一つです。 奏者が楽しみ、その楽しみを聴き手も楽しめるというのは、やっぱりいいな。 現代の楽器によるものです。 

レーベル:ARCHIV

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uploaded:2004