9301
開催日 | 1992.12.28(月)- 1993.01.03(日) |
総合評価 | ★★ |
難易度 | ~ |
◆ 租界時代のエキゾチックな雰囲気を残しつつ、商業的に大きな発展を遂げつつある中国最大の都市上海と、『東洋のベニス』といわれ、風光明媚で静かに時が流れる運河の街蘇州を巡ります。
地図:Googleマップ(航空写真でご覧ください。地図表示ではポイントの位置がずれます。)
day | 月日 | 行程 | 備考 |
---|---|---|---|
01 | 12.28 (月) |
成田10:00 → 12:40上海(外灘、南京路) |
泊:上海大厦 |
02 | 12.29 (火) |
上海 (外灘、自由市場、豫園、黄浦江遊覧、大世界遊楽場) |
泊:上海大厦 |
03 | 12.30 (水) |
上海 (人民公園、玉仏寺、フランス租界、淮海路) |
泊:上海大厦 |
04 | 12.31 (木) |
上海07:35 → 08:50蘇州(留園、西園、寒山寺) |
列車 泊:蘇州飯店 |
05 | 01.01 (金) |
蘇州 (獅子林、拙政園、北寺塔) |
泊:蘇州飯店 |
06 | 01.02 (土) |
蘇州 → 上海(虹口公園、旧日本人街) |
泊:上海大厦 |
07 | 01.03 (日) |
上海 → 成田 |
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1元= 25円、時差:-1h |
租界時代のエキゾチックな雰囲気を残す上海、中国最大の人口を持つ上海、中国最大の商業都市上海、超高層ビルが建ち始めた上海、そうは言ってもまだまだ自転車が活躍している上海、上海雑技団の上海。いろいろな顔の上海を楽しみます。
春秋時代に呉の都が置かれた二千年以上の歴史を持つ蘇州を巡ります。ここは『東洋のベニス』と呼ばれ、様々な運河が街の中を網の目のように巡り、周囲を外城河が流れます。水が豊かで風光明媚、静かに時が流れるところです。
上海は、改革開放が軌道に乗った80年代に、その失敗の影響を懸念した政府があえて経済特区に選ばなかったため、しばらく発展が遅れていたのだそうです。その後、90年代前半から爆発的に成長をはじめ、97年頃から超高層ビルが雨後のタケノコのように生えていったとか。ということは、93~94年の私たちの旅は、昔の上海の雰囲気を体験する最後のチャンスであったかもしれません。上海では路上のチマキ屋やお好み焼き屋、まんじゅう屋と、散策しながらの買い食いが楽しみでした。それから何といっても『大世界遊楽場』が面白い。古びたビルの中の暗闇をゴオー!!とチャチイ感じのジェットコースターで駆け巡るアトラクションや、夜店の雰囲気の射的。中央広場での劇場の催しは、京劇風はいいけれど、西洋音楽(マイケルジャクソンのスリラー)になると、まるで学芸会の踊りのようにヘタなダンス。今でも健在だといいのですが。
蘇州では、レンタサイクルでのんびりした運河の街の庭めぐりを楽しみました。この楽しい体験は、その後のジオポタに結びつく前史といえるかもしれません。
上海+蘇州 1 |
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