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バリ島 1

ジャワ島(ボロブドゥール・プランバナン)

総合評価 ★★
開催日 1995.09.02(土)- 09.04(月)

ボロブドゥール
ボロブドゥール

旅の紹介

◆  バリ島の前にトランジットを兼ねジャワ島に立ち寄ることにしました。 インドネシアのジャワ島といえば世界最大・最古の仏教遺跡ボロブドゥール。 そしてヒンドゥー教のプランバナンの寺院群。 これらを巡りながらジョグジャカルタの街中を散策します。

  1995.09.03(日)

上部のストゥーパゾーンよりケドウ盆地を見下ろす上部のストゥーパゾーンよりケドウ盆地を見下ろす

ジャワ島でトランジットの私たちはせっかくだからと、遺跡巡りをすることにしました。

まずはジョグジャカルタから40kmほど西にあるボロブドゥールへ行ってみることにしました。 バスに揺られて1時間ほど。 ケドウ盆地に広がる椰子の樹海を抜けると世界最大・最古の仏教遺跡ボロブドゥールに到着します。

段状ピラミッド状の建造物段状ピラミッド状の建造物

8世紀から9世紀にかけて建造されたこの遺跡は、その後千年以上もこの密林のなかで火山灰に埋もれていたそうです。

まさに圧倒的な偉容。 高さ42m、正方形の基壇部の一辺が124mの段状ピラミッド状の建造物で、下部は方形で回廊式になっており6層、上部は円形でストゥーパが置かれた3層から成ります。

レリーフレリーフ

下部の回廊の壁は高く、壁の他は空しか見えません。 その壁に施されたレリーフが凄い。 全部で2,500以上、4層の回廊にびっしりと刻まれています。 仏教伝来の物語りが下から時計廻りに順番に並んでいるのだそうです。

カーラカーラ

回廊を上がる箇所にはカーラと呼ばれる門があり、これを潜るたびに災いや悪霊が取り去られるのだそうです。

ここで使用された安山岩のブロックは100万個を越すそうで、一つ一つのブロックの高さは23cmに規格化されているということです。

最後のカーラを潜ると視界がパッと開け、ストゥーパが林立するゾーンへ出ます。(最初の写真) 最上段の中央には大ストゥーパが置かれています。 ここからは眼下に椰子の木の樹海が広がり、遠方には山並が見られる眺望が開けていました。

軍鶏の周りにたむろする男たち軍鶏の周りにたむろする男たち

圧倒的なボロブドゥール遺跡を後にし、周辺のお寺を巡った後、一度ジョグジャカルタへ戻ります。

ジョグジャカルタのガスン市場。 クラトン(王宮)の南西、タマン・サリ(水の宮殿)のすぐ北側にあり、食料雑貨はもちろんですが、犬や猫などの動物が多い。 その中でも目玉は鳥! ありとあらゆる鳥が売られています。 このあたりでは鳥の声の美しさを楽しむ風習があるらしく、民家の軒先には竹棹の先に吊るされた鳥篭をよく見かけます。 そして路上では、

『こいつはどうだい、強そうだろう!』 と闘鶏用の軍鶏の周りに男達がたむろしています。

プランバナンの寺院群プランバナンの寺院群

街をぶらぶらしたあとは、もう一つの遺跡、プランバナンの寺院群へと向かいました。 こちらはジョグジャから北東15kmほどのところです。 シヴァ神殿を中央に配置するこちらの寺院群はヒンドゥー教のものなのですが、微妙に仏教が入り込んでいるらしい。 もっともヒンドゥ−教では仏教はその一部と考えているから問題なし。 こちらもボロブドゥールに引けを取らないすばらしいもので、古代インドの叙事詩『ラマヤナ』に基づくレリーフがあちこちにちりばめられています。 この『ラマヤナ』、後のバリ島での影絵他、様々な場面に登場します。 修復の途中なのでしょうか、周辺には建物の残骸?がゴロゴロところがっています。

夜はタイトルに引かれてラマ・ヤナ・バレエというのを見たのですが、伝統的なモチーフを使った現代風の舞踊といったもので、伝統芸能とはかなり違ったものでした。 伝統芸能はバリに取っておきます。

  1995.09.04(月)

ジョグジャカルタを走るベチャジョグジャカルタを走るベチャ

今日はジョグジャカルタの街をぶらぶらしてから、バリ島のウブッ(ド)へ移動します。

ジョグジャカルタの街中の移動ならこれが最高。 東南アジアなら呼び名は違ってもかならずあるのが自転車タクシー。 ここでは『ベチャ』と呼ばれています。 座席が前にあるので見晴しが良くて快適、でもたまに下り坂などで怖いこともありますが…

ベチャに乗るサリーナベチャに乗るサリーナ

ベチャに乗り御機嫌のサリーナ。 このドライバーはなんと鉄製ヘルメットを被っています。 たいていは笠なんだけれどね。 もしかして暴走族?

王宮付近の民家王宮付近の民家

クラトン(王宮)やタマン・サリ(水の宮殿)あたりを巡りるのですが、王宮にはちょっと拍子抜け、水の宮殿はちょっとした雰囲気はあるものの、今では水を張られることもないようで、こちらもちょっとがっかり。 それより市場やストリートを適当にぶらぶらするのが楽しいですね。 街中にはオランダ統治時代のコロニアルな建物も少しありました。

写真は水の宮殿付近の街並です。 びっしりと軒を列ねる民家などの露地巡りは最高に楽しい。 こんなところには大抵一人か二人、怪しいやつがいて、『バテッィ、バテッィ!』と寄ってきたり、勝手にガイドになったりする。

インドネシアにいつから石やレンガの工法があったのかはわかりませんが、王宮や宮殿、寺院などはともかく、今では民家も木造ではなく、ブロックにモルタル塗りというのが多くてちょっとびっくり。 湿度の高いこの地方は木造だとばかり思っていたのに…

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uploaded:2006-01-29