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バリ島 2

ウブッ・キンタマーニ・ブサキ寺院

総合評価 ★★★
開催日 1995.09.05(火)- 09.06(水)

ライステラス
ライステラス

旅の紹介

◆  バリ島のウブッに宿泊し伝統芸能三昧。 近隣のペジェンやブドゥルの村では寺院巡り、そしてキンタマーニでは最高の眺望を楽しみ、聖なる山アグン山の麓のバリの中心的なお寺、ブサキ寺院へ。

バリ島の地図
地図ベース:Balinesia

  1995.09.05(火)

いよいよバリ島、ウブッ(ド)です。 ウブッはバリの伝統舞踊を始めとする文化活動がさかんな地域で、昨夜はボナ・ヴィレッジでケチャという舞踊を楽しみました。 トランスレイト状態の少女が火の上を渡り、松明を囲んで上半身裸の男たちが『チャッチャッ』と声を上げながら渦のようにうごめく、凄まじいエネルギーが爆発する壮絶なダンスです。 ストラビンスキーの春の祭典も真っ青! 暗くて写真に撮れないのが残念でした。 このケチャ、伝統的なサンヒャンという集団催眠による宗教的な儀式が元だそうですが、インドの古代叙事詩ラマヤナを題材とした創作劇だそうで、まだ数十年の歴史しかないそうです。

ペジェン村近くの風景ペジェン村近くの風景

そして今日はプリ・ルキサン美術館など近くをぶらぶらした後、レンタサイクルで5kmほどの所にあるペジェンやブドゥルの村に行ってみることにしました。 ライステラスと椰子の林が広がる美しい風景の中を快調にペダルを踏みます。

ゴア・ガジャの沐浴場ゴア・ガジャの沐浴場

この地域にはゴア・ガジャやイエ・プルーといった遺跡や寺院が集まります。

これはゴア・ガジャの沐浴場。 近くには川が流れており、加工途中の石材が無造作にころがっていました。

ゴア・ガジャゴア・ガジャ

ゴア・ガジャは象の洞窟という意味なのだそうですが、象がいないバリでなぜこのような名が付いたのかは不明とのこと。 もっとも、ヒンドゥー教や仏教では象は神様のような存在だから、そういったものからの影響なのだろう推測されます。

インドのガネーシャそっくりの像もありました。

民家の立派な門民家の立派な門

イエ・プルーの近くでお昼をと高台にあるレストランに入り、ライステラスを眺めながらナシ・ゴレン(チャーハン)やミー・ゴレン(塩焼そば)といった定番をとっていると、丁度食事を終えたばかりの若者が声を掛けてきた(んだったと思うけれど、どうだったかな?)。

彼の名はカレ。 生真面目そうな好青年で、ガイドをしているのだろうが、その物腰といい話し方といい、押し付けがましいところがまったくない。 意気投合というか、私たちは明日アグン山まで行こうと思っていたところだったので、丁度具合が良かった。 明日の行程を打ち合わせてカレに車の手配とガイドをお願いすることにしました。

そのカレ、午後は時間があるからとこの付近を案内してくれました。 これはカレの家の近くの富豪?の家の門。 門の裏には衝立てのような壁が建っています。 これは悪霊が入ってこられないようにとのことだそうです。

カレの家カレの家

そしてこちらがカレの家。 小さいけれど緑豊かで、眼下の椰子畑への眺めがすばらしい高台にありました。

カレの部屋は6帖くらいで、床も壁もモルタルにペンキ、ベッドと小さな箪笥が置かれただけの質素なものです。

サムアン・ティガ寺院サムアン・ティガ寺院

サムアン・ティガ寺院。 中庭を囲むようにしていくつもの建物が配置されています。 木造の建物と石(?)造りの建物がミックスしていて、いくつもの建物から成ります。 中庭中央の建物は『お供え』の場のようです。

お供えを運ぶ女たちお供えを運ぶ女たち

女たちが供え物を頭に乗せ運んで来ました。

バリはブーゲンビリアをはじめとする美しい花の宝庫、寺院に限らず道端のちょっとしたところにも花の供え物があちこちにあります。

美しいお供えの花美しいお供えの花

街角にさりげなく置かれた供え物も美しい。

クボ・エダン寺院クボ・エダン寺院

クボ・エダン寺院。 ヒンドゥーですね。 長い竹ざおのようなものが入口に立っていますが、これはあちこちで見かけました。 なんなのかは?

おやつ?売りおやつ?売り

カレーラリでおばさんがなにやら売っています。 バナナの葉っぱに野菜やらなにやらを入れ、たれをかけたら出来上がり。 200Rp(10円)也。 まあおやつですね。

  1995.09.06(水)

グヌン・カウィグヌン・カウィ

今日は朝ジープで私たちのホテルにやってきたカレの案内で、ウブッから40kmほど北にあるキンタマーニからアグン山のブサキ寺院を巡ります。

途中の村、タンパックシリンではグヌン・カウィというヒンドゥーの聖地に寄りました。 地面がくり貫かれたような場所は岩場だったのでしょうか、その岩がさらにくり貫かれ建物のようになっています。 妙な建物?は11世紀のバリ王族の霊廟と言われているようですが正確なことは不明だとか。

お供えを作る女たちお供えを作る女たち

どこの村にもお寺はあります。 お寺はいつも供え物でいっぱい。 そんな供え物はお寺の片隅でみんなが集まって創っています。 女たちは椰子の葉を加工して飾り花のようなものを。

お供えを作る男たちお供えを作る男たち

男たちも椰子の茎のあたりでしょうか、竹ひご状に加工したもので篭のようなものを編んでいました。

伝統的に男と女は別の場所で別々の物を創るのだそうです。

お供えを供えるおばあさんお供えを供えるおばあさん

出来上がった供え物はたいていは女たちによって運ばれるようです。 こちらはお供え場なのでしょう、沢山の供え物が並んでいます。 供え終わってにっこりと微笑むおばあさんの表情が印象的でした。

お参りする女お参りする女

お供えはいたるところに。 そしてお参りはごくごく丁寧なものです。

お寺ではこの女性が腰に巻くように帯をするのが正しい服装とのこと。

ワイワイガヤガヤの女たちワイワイガヤガヤの女たち

お参りのときはごくごく神妙な顔つきをする女たちも裏に廻ればワイワイガヤガヤ。 これはどこでも同じかな。

ここでも供え物を創る女たち。

バトゥール湖のカレとサリーナカレとサリーナ

カレの車はその後も北へ進路を取ります。 どんどん高度を上げ、うねうねとした道を上り続けるとついにキンタマーニに到着。

後ろはバトゥール山にバトゥール湖。

360度に視界が広がるここはまさに絶景。 湖の畔にはなんと温泉があるといいます。

『登山の帰りにはちょうどいいねぇ〜』 とちょっと興味をそそれれましたが、登山には半日ほどかかるとのことで、温泉もこの次に。

ウルン・ダヌ寺院を廻った後キンタマーニを下りた私たちが次ぎに向かったのはアグン山の麓のブサキ寺院。 快適に飛ばしていると、道から下の畑に一台の車が落ちている。 これを見たカレが急ブレーキ。

『ちょっと待ってて、友だちの車みたいだから。』 下りてきた深刻そうなドライバーと一言二言交わすカレ。 やっぱり友だちの車のようだ。

『友だちがちょっと困ったことになって、彼が乗せていたドイツ人のカップルをこちらに乗せてもらってもいいかな?』 という。 偶然にも目的地はブサキ寺院とのことで、私たちは問題ない。 ということでここでドイツ人のカップルをピックアップ。

ブサキ寺院ブサキ寺院

ブサキ寺院はヒンドゥーのトゥリサクティ(三位一体)、ブラフマ、ヴィシュヌ、シヴァを祀るお寺の集合で30ほどの寺院からなるそうです。 広い広場にそそり立つような割れ門を潜り中に入るとこんな塔が。 後ろには聖なる山アグン山が控えます。

ブサキ寺院のひょうきんものブサキ寺院のひょうきんもの

ヒンドゥーのひょうきんものたちがお寺を見張ります。 下はずっと果てしなく私たちの宿泊地ウブッあたりまで見渡すことが出来ます。

果物果物

お寺の前でこんなものを売っていました。 バリは南国、様々なフルーツが売られており、どれも安くておいしい。 手前からサラック、おなじみマンゴスチン、そしてパッションフルーツ。 サラックは赤茶色の皮が蛇皮みたいだからかスネークスキンフルーツとも呼ばれ、梨と百合根を合わせたみたいな感じでちょっと硬かった。

パッションフルーツは、カエルのタマゴのようなツブツブの種がたくさん入っていてゼリー状、ちょっと甘酸っぱい。 サイダーはパッションフルーツで口の中がベトベト。

ワヤン・クリッの陰の主ワヤン・クリッの陰の主

ウブッに戻り、夜はオカ・カルティーニでワヤン・クリッ(影絵芝居)。 主にインドの古代叙事詩ラマヤナに基づいたストーリーで、言葉がわからないのが残念でしたが、とても幻想的。 写真は舞台裏で影の主たちです。 この主たちがいったん幕の裏に隠れると、蝶のように舞ったり、七変化を遂げたりと神秘的な世界を繰り広げます。

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uploaded:2006-01-29