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バリ島 3

ウブッ近郊でお葬式・サヌール

総合評価 ★★★
開催日 1995.09.07(木)- 09.09(土)

お神輿のようなもので街中を練り歩くバリのお葬式
お神輿のようなもので街中を練り歩くバリのお葬式

旅の紹介

◆  バリのお葬式はこれは祭りか、と思わせるようなきらびやかなもので、風習の違いとは言え、世の中にはこんな人生観もあるのかなと思わせるものがあります。 お葬式のあとは一転、のほほ〜んとビーチで寛ぎ、夜は相変わらず伝統舞踊を楽しみます。

バリ島の地図
地図ベース:Balinesia

  1995.09.07(木)

サロン姿のサイダーサロン姿のサイダー

今日はゴア・ガジャの近くでお葬式があるらしい。 バリのお葬式はこれは祭りか、と思わせるようなきらびやかなものだと聞いたことがある。 これは行ってみなくちゃ〜。

しかし服はいつものカジュアルなものしかない。 カレに相談すると、お葬式用の服を着たほうが無難だとのことで、一番安いものを買い求めた。 黒い腰巻きのようなサロンに、黒い八巻のような帽子のようなものでバッチリ身支度したサイダー。

黒いブラウス姿の女たち黒いブラウス姿の女たち

それらしい場所に到着してうろうろしていると、こんな光景に出会いました。

女と子供はこちらで静かに待っています。 どおやら女は黒いブラウスを着るのがしきたりらしい。

飾り付けをする男たち飾り付けをする男たち

一方の男たちはお葬式の飾り付けで大忙しの様子。 お葬式の準備は男の仕事なんでしょうか。

シンバルのようなものが打ち鳴らされる行進シンバルのようなものが打ち鳴らされる行進

いよいよお葬式が始まったらしく、まずガムランの音楽隊の登場です。 音楽からして日本のしんみりとしたお葬式とはまったく違い、かなり賑やかです。

しかし日本でも、ここで使われているシンバルの小さいようなものを打ち鳴らす習慣がある地方もあるのだとか。 遠い昔、この南国から渡来したものなのでしょうか。

柩が乗った神輿のようなもの柩が乗った神輿のようなもの

ガムラン音楽隊に続いてお神輿のようなものがやってきました。 男たちがこれをゆすったり回したりとまさにお神輿状態です。 時折あまりの激しさに頂部のきらびやかな飾り物が吹っ飛んでしまうことも。 お神輿の中段に棺が入っているのが見えます。

なんでもグルグル廻るのは死者の魂が迷って戻ってこられないようにとのこと。 こちらも日本の一部の地域でお棺を廻す風習のところがあると聞きますから、共通したところがあるのでしょう。

通りにはほとんど男たちしかいません。 このころ女たちは別の場所で供え物をし、お祈りを捧げているのです。

移される柩移される柩

いよいよクライマックス。 森の中でお神輿から棺が下ろされ、貼りぼての赤い獅子のようなものの胴体に移されます。

燃えるライオン燃えるライオン

そして着火。 赤い獅子の中には何か油のようなものでも仕込まれているのでしようか、物凄い勢いで燃えて行きます。

このあと灰は海に撒かれるとも聞きますがここは内陸、どうなんでしょう。

仮の土葬仮の土葬

近くにはあきらかに土葬とわかるお墓がありました。 火葬に出来ない人々のもので仮の埋葬なのだそうです。

そういえば先の赤い獅子のようなものも、値段によって形や色が違うそうです。

バリスダンスバリスダンス

バリの有名なお葬式に立ち会った私たちは、ウブッを後にしサヌールへ移動しました。 夜はペンジョールという店で夕食のついでに、またまたダンスを。

バリスという戦士の踊りです。 三角形の冠が目印で、あでやかな服が何層にもなっていて、動きのたびにチラチラと見えかくれします。 勇ましい戦士の象徴ということでか、怒らした肩でガニ股で歩き、ぎょろっとした目をして、まばたきをしないのが特徴だそうです。 この店は夕食時間に舞台間近で見られますが、踊りの質はどうやらウブッ近郊のほうが一枚上のようです。

  1995.09.08(金)

バリはマリンスポーツでも有名。 せっかく海岸に来たことだしとスクーバ・ダイビング。 タイミングが悪かったのか海は少し濁っていて今一つでした。 なんでも一番のスポットは島の北西もしくは北東部だとか。

レゴン・ダンスレゴン・ダンス

夜はペリアタン・ヴィレッジで、またまたダンス。

レゴン・ダンス。 女性3人で踊られるしなやかなダンスで宮廷舞踊なのだそうです。 バリのダンスの代表格。 敵にさらわれたお姫さまを婚約者の王様が助けるといういかにもなお話です。

写真は前夜のペンジョールでのもの

  1995.09.09(土)

パラセーリングに挑戦するサイダーパラセーリングに挑戦するサイダー

サヌールのビーチに出てみました。 物売りはあまりおらず、たまに、『マッサージ、マッサージ』 と声を掛けてくるおばさんが少しいるだけの静かなビーチでした。

知人から、『パラセーリングやったら人生観変わるよ、高さ50メートルの青空に浮かぶとすごいよ!』 と聞かされていたサイダーはさっそくトライ。 まあ、楽しいことは楽しいのだけれど、ハンググライダーのように自分で操縦するわけではないし、普段見ることのない海中を散歩するような気分のスクーバ・ダイビングから比べるとちょっと…かな。

このあとは近くでシュノーケリング。 大物や珍しいものはいないみたいですね。

バロンダンスバロンダンス

バトゥブランの村でバロンダンスがあると聞き行ってみました。  森の中といった感じの小さなお寺で、ロケーションが伝統舞踊を見るのには良い感じ。

男たちが威勢のいい踊りを披露し、

しなやかに踊る女たちしなやかに踊る女たち

美しい女たちがしなやかに踊る。

バロン様登場バロン様登場

そしていよいよバロン様のお出まし。 善の象徴、聖獣バロンは悪霊を追い払うものとして信仰の対象となっているのだそうです。 バロン様に対抗するのは魔女ランダ。 壮絶な戦いが展開されるが、この善と悪の対決は永遠に終わらずに幕。 勧善懲悪の日本のものとはちょっと違った世界観がここにはあるらしい。

お供えの赤い花お供えの赤い花

バリは街角のそこかしこに神様がいる、花いっぱい、神様いっぱいの美しいところでした。

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uploaded:2006-01-29