0204
開催日 | 2002年02月23日 (土)- 02月24日 (日) 晴-晴曇 |
参加者 | ヴェネーノ/ミワプッチ/レナール/コロンボン ミキーレ/和田さん/サリーナ/サイダー |
ビジター | まきさん/にちさん |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲▲△ |
走行距離 | 111km |
地域 | 東海 |
地図ベース:昭文社エアリアマップ全日本道路地図
河津駅から河津川沿いに走り、本州で 最も早く開花する『河津桜』が2月下旬はちょうど満開、菜の花も満開です。ちょっと遅めの梅も楽しめますよ。ただ、観光シーズンで観光客で溢れていました。
湯ヶ野のあたりはいい雰囲気。川端康成の『伊豆の踊子』関係の福田家や伊豆の踊子文学碑があります。そこから、下田街道(R414)~下田松崎線(r15)~婆娑羅峠 を経て松崎へ。 松崎は『伊豆の長八』と『なまこ壁』で有名。ちょっと街歩きを楽しみましょう。松崎からは富士山に向かって海岸を北上。途中、堂ヶ島の沢田公園の露天風呂は海に向かっていて雰囲気満点、お薦めです。
2日目:宇久須~土肥~大瀬岬~伊豆長岡まで、ずっと西伊豆の海岸沿いを走ります。この辺りの駿河湾・富士・大瀬の眺めは最高! でもアップダウンはかなりあります。トンネルも少々多いけれど、多くは迂回できます。最後は伊豆長岡で温泉に入りFinish。
0204-1
河津~婆娑羅峠~松崎~宇久須
開催日 | 2002年02月23日 (土) 晴 |
参加者 | ヴェネーノ/ミワプッチ/レナール/コロンボン ミキーレ/和田さん/サリーナ/サイダー |
ビジター | まきさん/にちさん |
総合評価 | ★★ |
難易度 | ▲△ |
走行距離 | 54km |
地域 | 東海 |
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
河津駅 | START | 発10:00 | 自転車道 | 伊豆急行 |
河津川散策 | 自転車道 湯ヶ野谷津線 |
有名な『河津桜』で桜祭りの最中。 人出が凄かった。 |
||
湯ヶ野 | 6km | 着10:45 発11:00 |
R414 | 福田家や伊豆の踊子文学碑周辺散策。 |
須原 | 13km | 着12:00 発13:00 |
R414 下田松崎線 |
蕎麦屋で昼食。 まきさん出現。 |
婆娑羅峠 | 26km | 着14:00 発14:10 |
下田松崎線 | 標高300m弱の峠。 |
松崎 | 38km | 着14:40 発15:30 |
R136 | なまこ壁の街並散策。 すずきやで『明石焼き』 |
堂ヶ島 沢田公園露天風呂 |
42km | 着16:00 発16:45 |
R136 | 海岸壁にある露天風呂 |
宇久須 | 54km | 着17:40 | 泊:大和丸/10,000円/特別料理舟盛り2ヶ付 /0558-55-0100 |
湯ヶ野からの上り
河津川沿いは『河津桜』で桜祭りの真最中。すごい人、人、人! 自転車道は観光客に占拠されて押すも引くも出来ないくらい。
そんなんでのんびり桜観光は諦めて、まっしぐらに湯ヶ野へと急ぐ。湯ヶ野谷津線は少々車が多いけどなんとか走れる。
湯ヶ野では川端康成が『伊豆の踊子』を書いた『福田家』や『伊豆の踊子文学碑』のあたりをうろうろ。ひなびた、なかなか風情のあるところでした。
湯ヶ野を見下ろす
ここから最初の登りに突入。湯ヶ野から稲梓方面へ下田街道(R414)を上る。この街道は車も少なく、なかなか快適。ところどころ眼下の街や遠くには海の見える眺望の良いところがある。上り坂の勾配もそれほどきつくはなく、みんな余裕で上っていきます。
途中で見つけたちいさな蕎麦屋でお昼。 ここでビジター『まきさん』が合流。自然茹のつけとろがうまかった。
婆娑羅峠にて
蕎麦屋から下田街道を下ると下田松崎線に合流する。ここから婆娑羅峠越えだ。この峠は標高200m強と高くはなく、上り勾配も緩やかなので全員難無くクリア。
峠はトンネルの手前に小さな看板があるだけで眺望も特に良いわけではないけれど。
婆娑羅峠で記念撮影
那賀川の土手にて
トンネルを抜けると松崎までは豪快な下り。視界もだんだん開けてきて、いい気分! おっと、スピードの出し過ぎには注意ね。
ダウンヒルが終わり平地になると、那賀川の流れだ。この川に沿って小径をのんびり進むと菜の花や桜が楽しめる。
相変わらず白色のボブルビーを背負うは『コロンボン』、中央赤服、赤リカンベントに乗るのは大遅刻のビジター『まきさん』。
河津桜の土手を進む
河津は人でいっぱいだったけれど、ここはジオポタの貸しきり状態だ。桜のトンネルの中をのんびりゆく先頭『ミワプッチ』、数年ぶりのツーリング参加だという『わださん』と続く。
ミワプッチは今回、フロントサイドにパニアバッグを着けての登場。キャンプツーリングの為の試験なんだって。でもパニアが地面に着いちゃいそう…
『わださん』はといえば、『婆娑羅峠で足が吊りそうになっちゃった…』
松崎の海鼠壁
松崎は海鼠壁(なまこかべ)と『伊豆の長八』が有名。長八は漆喰左官の名工だ。美術館もあり時間があればお薦めです。
で、ここが『海鼠壁通り』。平瓦の間を漆喰で埋めたのが海鼠壁。でもなんで海鼠なんだろうね?
港の近くでタコ焼き(明石焼き?)を食す。おばあさんが、『このつゆは鰹だしなんですよ』。激ウマ!
沢田公園の露天風呂
松崎から堂ガ島までは少々アップダウンがあるもののあっという間だ。『わださん』お薦めの沢田公園の露天風呂で海と傾きつつある太陽をのんびり眺めながら一風呂。『ああ、今日はもうおわったね~。。』
観光船が通り、美女が手を振るとまっ先に答えるは中央の『レナール』。バイクも美女のためにありき。かっこ優先で改造されたBD-1Cはその原形を留めないほどで、フロント61T×リア27Tという、とんでもないギア比で挑んだ結果、まな弟子『コロンボン』に置いてきぼりを食わされることになるのでした。ああ悲し…
後方左端は初参加のビジター『にちさん』。若者らしい軽快な走りと、ちゃきちゃきした行動で好感が持てるものの、酒が入ると浴衣の帯を解く危ない姿も…
この名写真の撮影は、なぜかブロンプトンでもカッ飛べる『ミキーレ』でした。。
ゆったり一風呂のあとは『宇久須』まで一走り。いくつかあるトンネルは極力迂回ルートを取る。そんなところに特に面白い道や風景があるものですね。最後は旧道が通行止めとなっている黄金崎トンネルを死にもぐるいで通過して、なんとか本日の宿に到着したのでした。
宿『大和丸』は新鮮な魚介の料理がすばらしい。一日の疲れを絶品の船盛りが忘れさせてくれた。そのあとは恒例の『大貧民』で、これまた恒例の『サイダー』がビリッ尻となり、目出たく本日終了!
0204-2
宇久須~土肥~伊豆長岡
開催日 | 2002年02月24(日) 曇晴 |
参加者 | ヴェネーノ/ミワプッチ/レナール/コロンボン ミキーレ/和田さん/サリーナ/サイダー |
ビジター | まきさん/にちさん |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲▲△ |
走行距離 | 57km |
地域 | 東海 |
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
宇久須 | START | 発08:40 | R136 | |
土肥 | 12km | 着10:00 発10:30 |
R136 | アップダウンが多いルート。景色が良い。 |
戸田 | 26km | 着11:50 発13:20 |
沼津土肥線 | 昼食。ミキーレとミワプッチが選んだ食堂。 |
伊豆長岡 | 57km | 着16:45 | 共同浴場『あやめ湯』 |
宇久須からの上り
今日は上りの本番、昨日はそのプロローグだったのです。たぶん辛い一日となるでしょう。でも幸い風がないのが救いだね。
宇久須を出ると海岸沿いの美しい風景の中、いよいよ本格的な登りになる。えっちらおっちらと、なが~い上りを隊列を組んで進む。『わださん、今日は大丈夫?』 『なんか、昨日より調子いいみたいだよ~。』
恋人岬を行く
上れば下るもの! 爽快な下りを楽しむものの、その先の光景は…
道、上っているね(笑) 上っては下り、下っては上り… いったいいつまで続くのかね~
小さな村でメインロードから外れて村の小径を行ってみた。そしたらなんと、推定15%の激坂に出会ってしまった。ここまで押しのなかったメンバーについに押しが。当然最初に押したのはかっこマン『レナール』なのでした。。それから続々と…
集合写真
ようやくメインロードに復帰したところで、お疲れの記念撮影。ああ~くたびれた!
左から、今日は快調の『わださん』、リカンベントの伝道師『まきさん』、ちゃっきりマン『にちさん』、僕はぜったい押さないの『ヴェネーノ』、押すときゃ押すぜの『サリーナ』、名機ブロンプトンで信じられないくらい速い『ミキーレ』、フロントW化で余裕の『コロンボン』、リア34T化でこれまた余裕の『ミワプッチ』、ゼ~ゼ~の『レナール』
やってきた海岸線を見返す
しかし、本当の本番はこれからなのでした。土肥から戸田へとうねうねとした上りを、もう隊列は組んでいられないと、各自おのおののペースで上る。標高は200m位と大したことはないのだけれど、なんせ上り下りの繰り返しだから…
来た道を振り返るとこんなところ。入り組んだ海岸線に沿ってアップダウンの連続だ!
写らない富士山を背後に
戸田までの上りがようやく終わった瞬間に、いままで曇っていた空が一時、さーっと開けた。やったー、富士山だっ! 後ろには富士山が、富士山が、富士山が…
写真には残念ながら写らなかったようなのですが私たちはくっきりとその容姿をまぶたの裏に焼きつけたのでした。
ここから富士山と美しい駿河湾を眺めながら伊豆長岡までまっしぐら? とは残念ながら行かなかったのです。富士山はほんの一時、その姿を表しただけでまた雲間に消え去り、戸田からはまたまたすばらしいアップダウンが続くのでした。眼下には入り江や小さな砂浜、絶壁などすばらしい景色が! ぜ~ぜ~、楽しむ余裕は少ないけれど…
道端で一休み
ようやく西海岸での上りが終わり、北海岸の平地へと出る。上りのうっぷんを晴らすがごとく、猛スピードでかっ飛んでゆくメンバーが。
このあたりは入り江になっているので、ヨットや小舟が繋留されていたりして楽しい。
久料でちょっとひと休みの一コマ。
ここから伊豆長岡まではほんの少し。快調に飛ばして、最後は伊豆長岡駅近くの共同浴場『あやめ湯』で二日間の汗をゆったりと流した。でも、熱かったのね、このお風呂!
正月明け早々、ミキーレ、レナール、わださんと飲んでいて「伊豆の温泉に行こう!」と盛り上がる。こうして生まれた今回の企画、ツーリングでは初の、ジオポタ誇るメカニック三役揃い踏みとなりました。さらに、おなじみジオポタ仲間に加えて、リカンベントで遅れて登場(!)のまきさん、レーパン姿でやる気十分(!)のにちさんと、多彩なメンバー総勢10名。
いつものように企画だけ・試走はしないアバウト幹事の私、先導はサイダー、ミキーレにお願いし、温泉情報もわださんが頼り。参加者のみなさんのおかげで楽しめました。
コースは特に2日目、海岸線のアップダウンが多くて大変だったけど、高速回転ヴェネーノはいつものようにすいすい。うわ~離されていく~、やっぱり年と体力相応の位置で走ろうっと。それにしても、軽いギアで上りに備えたコロンボンとミワプッチのクライマーぶりはすばらしかったですね~。
お天気もよくて春を満喫できたし、温泉も、食事もよかった。そして、すばらしい景色。みんなと走る伊豆は、最高に楽しかったです。
土日は忙しくなかなか休みにくいのですが、一緒に走れて本当に楽しかったです。伊豆は何回も走っていてアップダウンがきついのを知っていましたので、体力がもつか心配でした。ツーリングに行くのは6年ぶりぐらいで普段はなんの運動もしていないのですから。
案の定、婆沙羅峠で自転車を降りたときには足がつりましたね。いつも乗っている自転車ではなくBD-1にしたのは万が一のときタクシー輪行ができると思ったからです。途中で手打ち蕎麦を食べたり、たこやきを食べたりまた露天風呂に入ったりして、久しぶりに自転車で旅をする楽しさを満喫できました。
海をみおろす沢田公園の露天風呂も気分が爽快でした。昔は毎月こういう温泉ツーリングにでかけていましたから。和田サイクルRCはレーシングクラブですが、露天風呂くらぶの意味もあるのですよ。
2日目の土肥から戸田の坂道、さらに大瀬崎へ抜ける坂道は心配でしたが足もつらず走りきることができ、うれしかったです。まだまだ走れそうです。忙しい日常から離れて、走る楽しさ、風を切る爽快さを再発見しました。美しい自然とふれあえて、体は疲れたけれど、気分はリフレッシュできました。また都合をつけて参加したいです。
和田サイクル 和田良夫
はっと起きたのが6時半。東京駅に7時に着くのは絶望的。ということで、ジオポタリング史上初のビジター遅刻をしてしまい、ご迷惑をおかけしました。まあ最悪宿で合流できればいいだろうと考え、一日ひとり旅のつもりでいましたが、稲梓ショートカット作戦を使って蕎麦屋で無事合流に成功。ミキーレのおかげです。
婆娑羅峠は予想よりあっさりしていて、ちょっと肩透かしされた気分でしたが、これが翌日の前菜代わりとは知る由も無く。宇久須の宿でサイダーさんが「今日はプロローグみたいなもんだから。」と言った言葉の意味をすぐ知ることになりました。
上がったり下がったり上がったり下がったり上がったり下がったり
上がったり下がったり上がったり下がったり上がったり下がったり
前を見ると山の中腹をすごい角度で道が登っていくし^^; しかし風光明媚、車も少なくて快適でした。
温泉はやはり松崎の北の露天風呂が印象に残っています。狭いものの眼下に広がる駿河湾の風景がとても贅沢です。
そして宇久須の宿で私が見たものは! ...(検閲により削除されました)...
でもこのコース、本当にいいですね。これで天気が良く、富士山が見えていたら... 私のツーリングコースの引き出しに加えて、是非再利用したいと思います。
ジオポタの宿泊ツーリングレポートを読むたび、「参加したいなあ」 とおもっていたのでした。走って、温泉、ビール、美味いもの。これがやりたくて神奈川支部というのを作ったほどです。今回はそれをとても満喫できました。
きれいな河津桜からはじまり、ふと入ったおそば屋はなかなか営業していないというレアさ。おいしかった「つけとろそば」。 海が目の前に広がるテレビの中の世界のような沢田公園の露天風呂。はじけてしまった宿での宴会。(←汚点かもしれないけど(笑)) そして素晴らしい眺望の中で走る西伊豆の海岸線。どれも心に焼きついたのです。
一昨年、昨年、と伊豆には車でいっていたのです。しかし「こんなところ自転車で走れないよな」とおもっていたところを全部走破。車で通った道や店の前を自転車で走れたのが感動的でした。伊豆にはまた行きます。必ず。大和丸も最高でした。次行ったときもここに泊まりたい!
今回一緒に参加したみなさま、ありがとうございました。また機会があれば参加したいとおもいます。
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