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丹後半島 初日

網野~久美浜

開催日 2003年04月26日(土)曇
参加者 ナオボー/チューボー/ケンボーズ
ジーク/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★☆
難易度
走行距離 35km
地域 近畿

網野から山の中を行く
網野から山の中を行く

コース紹介

網野から山側のルートを取り、久美浜湾へ出ます。久美浜湾をぐるりと廻り久美浜温泉まで。山は桜がまだ残っていて、新緑が芽吹いたばかりの初々しさです。すこしだけきつい上りがありますがごくわずかな距離なので押しても大丈夫。車はほとんど通らない美しい快適なコースです。

走行ルート図
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)

地図:Googleマップgpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
網野 START 発14:30 r20 東京08:00→京都10:25→天橋立12:24→12:55網野
昼食:とり松/ばら寿司
小さな峠 12km 着15:35
発15:45
r20
R312
ここまではゆる〜い上り
峠は勾配7~8%が1kmほど
久美浜湾
 如意寺
24km 着16:35
発17:15
r11
r49
花の寺
久美浜温泉 35km 着18:00
泊:久美浜温泉湯元館

タンゴ鉄道タンゴ鉄道

ジオポタ恒例のゴールデンウィーク企画、今年は丹後半島へ向け、いざ出発! 京都から山陰本線、タンゴ鉄道宮福線へと。これらの電車からの風景は田園、そして山間部への春のおとずれを感じさせるすばらしいものでした。

福知山にて参加メンバー全員が車内で合流。天橋立は後日ということで網野へと急ぎます。

ばら寿司ばら寿司

いきなり昼食です。昼食は電車の中で済ませるという案もあったのですが、網野にはなにやらすばらしい『ばら寿司』があるといいます。この情報はきさ家さんの『きこきこ日記帳』よりいただきました。

さっそくおすすめの『とり松』へ向かいます。ここのバラ寿司は鯖の『そぼろ』を二重にした豪華なものでした。

網野網野

お昼のあとは久美浜に向かって出発です。

網野の街外れ網野の街外れ

『ん〜む、ここは山側が楽しそう! 明日からは海岸沿いのコースだから今日は山の中へ行きましょう!』 とは、いつも野性の勘のサイダー。ありゃ、いきなり計画変更?

ということで、なぜか山へと向かうメンバーでした。

田園風景の中を進む田園風景の中を進む

まずは平坦な田園風景。『おおらかで、素敵なとこやな~。』 とは企て人、笑顔の先頭のナオボー。このあたりは、のんびりおしゃべりしながら余裕で楽しく進みます。

田園から山へ田園から山へ

しかし、『山の中』ということになれば、やっぱり上り?

徐々に勾配がきつくなってきた。風景も田園から『山』へと変わりつつある。

ちょっと上りちょっと上り

責任を取って?先頭を引くサイダー。そのあとに企て人ナオボー、サリーナ、ケンボーズと続く。『上りはあそこまでですよ〜。』 

ほんまかいな? 疑念を隠せないメンバーなのですが…

『ほ~ら、もう終わった。』

最初の上りを終えると山あいの村に出た。

山間の集落を行く山間の集落を行く

確かに平らだねえ~、ここは。まだまだ余裕のメンバーは、野花がきれいだとか新緑が素敵だとか言い合っている。

しかし、しばらくすると目指す先の風景は… 道は見当たらず、山が覆い被さり…

『ど~してくれんの、サイダー!(怒)』

『ありゃ、どうしましょ… でも道はあるはずなんですよ、ローマまでね。。』 といいかげんなサイダー。

畑の中へ畑の中へ

地元の人に訪ねると、

『ろーまってとこは知らんが、ここを行けば久美浜までは行けるよ。』

教えてもらった道は、幅員は狭いもののきちんと鋪装されていました。

『わぁお、こんなとこ行っちゃって大丈夫かしら~ん?』とは責任重大な企て人ナオボー。

どんどん山奥へどんどん山奥へ

道は山の奥へ奥へと我々を誘います。

『今日は山の中のコースですから…』(汗)のサイダー。

しかし、奥へ奥へと入るにつけ、新鮮な春の芽生えを新たに感じるのです。

『子供のころはよく、こんなところを駆け回ったっけね。』とはチューボーとケンボーズ。

小さな峠越え小さな峠越え

山もずいぶん深まってきた。『峠は越えずにショートカットルートがあるはずなのですが…』

しかしその道には冊が穿たれていた。入れたとしても絶望的なダート。やむなく全員で小さな峠越えです。

ナオボーとケンボーズナオボーとケンボーズ

ホー、オケキョ〜

『なんや〜いまの、ウグイスやろか?』 『少し音程が悪いような気がしますが、ウグイスですね。』

ナオボーとケンボーズはこんな会話を交わしながら、『のんびりといきましょう〜。』と押しモードに。

上るチューボーとサイダー上るチューボーとサイダー

勾配は7~8%でしょうか。1kmに満たないくらいの距離をえっちらおっちらと上ります。

快速ジーク、サリーナは余裕で上り、頂上でチューボー、サイダーを励まします。『もうすぐ頂上だよ~、がんばって~。』

峠からの下り峠からの下り

上りのあとは豪快なダウンヒルです。

里へ下る里へ下る

木々の間をかすめるような豪快な下りが終わると里に出た。

『いまの下り、すごかったやな〜、いつの間にあんなに上ったのやろ〜? こっちから上ったらたいへんやな〜』 と驚きのナオボーでした。

里の景色里の景色

里には里の美しい景色が広がっています。

久美浜へ向かう久美浜へ向かう

ここからもしばらく緩い下りが続き、久美浜まではあっという間。

久美浜湾久美浜湾

久美浜には砂州を挟んで日本海と隔てられた潟湖である久美浜湾があります。

如意寺如意寺

この久美浜湾の南に、四季折々の花で有名な『如意寺』があります。

『関西花の寺25ケ所霊場』の第7番札所で、この時期はミツバツツジが境内をピンクに染めて見事です。9月には萩! 約500種の四季折々の花が境内や散策道を彩るまさに『花のお寺』。

如意寺の花巡り如意寺の花巡り

住職が『あの花は○○で、あちらは…』と説明をしてくれました。

植物に詳しいケン・ボーズを中心に境内を散策するメンバー。

如意寺の花如意寺の花

ツツジやヤマブキ、そして見知らぬ花もたくさん咲いて心を和ませてくれます。

潟湖の久美浜湾潟湖の久美浜湾

門の外にはこれから廻る久美浜湾が広がっているのが見えます。

『湾って、なんでこれが湾なんじゃ〜?』とはジーク。

確かに海と繋がっているようないないようなで、湖のようでもありますが。。

久美浜湾の西側は水辺を通る箇所が少ないのがちょっと残念ですが、小高いところからの眺めが麗しい。

久美浜温泉の宿久美浜温泉の宿

おだやかな久美浜湾をぐるりと廻り、網野方面へ少しもどると本日の宿に到着です。

そこは久美浜温泉。ゆっくりお湯に浸かって、今日の疲れを癒します。

舟盛り舟盛り

夕食は豪華舟盛り付き〜

チューボーチューボー

今回の丹後半島は、ゆっくり、のんびり、まさにポタリングでした。

海と山の景色が素晴らしかった。五色浜や琴引浜、棚田そしてもちろん天橋立の景観、また子午線塔なんてあんなところにあるなんて本当に以外でした。

食事の良かったこと!!  とり松と万助楼のあのちらし寿司、おいしいし満腹にもなりました。双子岩での昼食、あのボリュウム一杯の荒煮定食、今も目の前に浮かびます。宿の夕食も満足。

温泉も堪能しました。特に、吉野の里の露天風呂ゆったりしました。周りのロケーションが実に雄大で、自然のふところに抱かれた至福の時間でした。 こんなポタリング、いつでも歓迎です。

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uploaded:2003-05