2日目は、酒田観光ということで、街ポタリング。気温はかなり涼しい。
『きらきらうえつ』車内でもらっておいた割引券を存分に使ってつぎつぎと観光施設を回る。仕事を放ってきたサイダーは放心状態?なのか、アクビを連発。
まずは本間美術館。本間家は江戸時代は豪商、明治時代以降は日本一の地主として知られていたそうで、ここはその別荘と庭園の鶴舞園(かぶくえん)。本館は1813年の建築で清遠閣(せいえんかく)と称される。
次は酒田のシンボルの山居倉庫。
山居倉庫は明治26年に建てられた酒田米穀取引所の米倉庫で、現在も現役の倉庫として使われている。
一部は庄内米歴史資料館として公開され、稲作の歴史や庄内米のことなどを知ることができる。
白壁土蔵造り9棟からなり、背後には夏の高温防止のためにケヤキ並木が配され、湿気防止のために二重屋根となっている。
山居倉庫の近くには旧鐙屋(あぶみや)がある。
ここは江戸時代の酒田を代表する廻船問屋で、当時庄内地方で広く用いられていた石置杉皮葺屋根の町屋造り。
屋根に石を置くのは、強風で屋根が飛ばされないようにするため。
内部には当時の様子が再現展示されている。
酒田港を見下ろす丘の上の日和山公園で休憩。
池には千石船の模型(縮尺1/2)が浮かんでいた。
舞娘坂に建つのは相馬樓。
茅葺き屋根の門に朱色の塀や欄干が目を引くこの建物は、江戸時代から続く料亭を改造したもので、現在は簡単な昼食やお茶をいただくこともできる。
近づく台風を気にしつつ、街を離れ、『土門拳記念館』と利き酒ができる『蔵探訪館』をめざす。
『蔵探訪館』は、日本酒『初孫』の醸造所脇にあったこじんまりとした資料館。
ヴェネーノが楽しみにしていた利き酒は出来たので良しとする。
次に本日のメインイベント?酒田市出身の写真家、『土門拳記念館』へ。
出てきて一同、「意外に良かった!」
写真も建築も素晴らしい。
そしてこの庭から見る鳥海山も。
今日はなんだか順調な一日だったなと、鳥海山を眺めつつ、一路酒田郊外の今夜の宿へ。
山並みと庄内平野にうっとりする面々。
ルートを調べていなかったけど、GPSを頼りに適当に道を探す。
庄内平野に広がる稲穂を見ながら走れば、いつもバックは鳥海山。
満足げな企て人ミワプッチ。
今日もいい夕焼けが見られそうだね!としばし休憩。
中学生日記みたい?
後ろに広がるのはだだちゃ豆(枝豆)畑。
この後夕食で6皿も注文することになる。滞在型ポタを目的に、連泊することにしていた宿『田田』は、まだ新しい公共の宿。
そしてこれが噂の『だだちゃ豆』!