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手賀沼+印旛沼+花見川

開催日 2004年02月14日(土) 快晴 強風春一番!
参加者 ジーコマリア/カビロ/オスカル
アンドレ/ルビオ/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★☆
難易度
走行距離 80km
地域 首都圏

北印旛沼  風が強くなってきて、ちょっとお休み
北印旛沼  風が強くなってきて、ちょっとお休み

コース紹介

手賀沼から利根川、長門川、そして北と西の二つの印旛沼を廻り、最後に花見川を下って幕張の浜で夕日を楽しみましょう。 様々な水辺の表情が楽しめるコースです。 この時期はまだ寒いけれど、どこかに春の訪れを感じることができるでしょう。 ほとんどがサイクリングロードで安心して走れます。 一般的には初級コースですが、この日は向い風で大変でした。

走行地図
地図ベース:国土地理院 20 万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
走行ログ(xmlファイル。カシミール3DやGPSには拡張子を.gpxとしてお使いください。)
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発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
我孫子駅 Start 発09:30 一般道 JR常磐線
手賀沼 1km

自転車道
手賀曙橋 7km 着09:55
自転車道
一般道
見晴らしが良い
木下
 利根川
17km 着11:00
発11:05

自転車道
手賀川と利根川の合流点
土手の上
水門
 長門川
25km 着11:30
発11:35

一般道
酒直水門 29km 着11:50
発12:00

自転車道
甚兵衛大橋
 昼食
36km 着12:20
発13:25

自転車道
甚兵衛大橋から店までの一部一般道
佐倉ふるさと広場 45km 着14:05
発14:25

自転車道
風車のある広場
道の駅 56km 着15:05
発15:30

自転車道
アイスクリームが名物らしい
まくはりの浜 74km 着17:00
発17:10
自転車道
一般道
新検見川駅 80km 着17:45 JR総武線

手賀沼周回路を行く手賀沼周回路を行く

『今日は春一番だってよ!』 『春一番って、あの南風の?』

今日のコースは北から南に下る。 今の所、風はないようなのだが… さて、今日一日を無事に終えることができるのか?

我孫子駅から南へ数百メートル進むと手賀沼です。 沼の廻りにはサイクリングロードがありますが、北湖畔のは南湖畔のそれより狭く、ちょっと凸凹していたりと、やや注意をして走る必要があります。

しかし、水辺が近くて気持ちいい。

手賀川沿いを行く手賀川沿いを行く

北湖畔をぐるっと廻って、沼の東端に到着すると『手賀曙橋』。 ここからは、沼から流れ出す川沿いに利根川を目指して走ります。

ここのサイクリングロードは新しく、気分爽快!

しかし、ほどなく道はダートになるので農道へと迂回します。

もう少しで利根川に出るというところで、『プッシューン』という音。 細いタイヤのルビオにパンク発生!

利根川利根川

なんとか修理を終えたものの、いくら空気を入れても入らない。 『ありゃ〜、このチューブ、パンクしているよ〜』 おいルビオ、替えチューブがパンクしているなんて情けないぜ!

木下で広い道に出ると、『そっちじゃあないです、この土手を登るんです!』 ジーコマリアが指差す先は土手でした。

えっちらおっちら押しと担ぎで土手を登ると、そこには広々とした利根川が広がっていました。

水門近くで水門近くで

高い土手の上のサイクリングロードを、広い利根川を眺めながらどんどん進むと、前方に水門が見えてきた。 印旛沼から流れ出る長門川の合流点です。

『ここまでは快調だったね!』 ではでは記念撮影でもしましょうと並んだとたん、『ビューゥン』という風の音。

『なんか、あやしくなってきたね。』

長門川長門川

利根川に別れを告げ長門川に入ると、しばらくは農道を進みます。 川の近くには民家がへばり付き、そのさらに周りは畑というのどかな風景が続く。

向かい風の中を突き進むルビオ向かい風の中を突き進むルビオ

酒直水門からは再びサイクリングロードとなり、印旛沼はもうすぐ。 しかし快調に進むとは言えなくなってきました。

沼の周囲には風を遮るものがないので、いよいよ『春一番』のお出ましのよう。

頭を低く下げ風の抵抗を少なくするようにして、パワー全開でルビオが行けば、後を追うのは若者オスカル、新人アンドレと続くが、その後ろははるか彼方。

二つの印旛沼を繋ぐ水路脇を行く二つの印旛沼を繋ぐ水路脇を行く

印旛沼が見渡せる橋の上で小休止(冒頭写真)して、甚兵衛大橋を渡ったところでラーメン屋に突入。 ハア〜、疲れたよ〜。

『この風、止まないのかな?』

『今日一日は吹き続けますね!』

お昼のあと、二つの印旛沼を繋ぐ水路に沿って進むが、風はますます強まるばかり

逆光の川面はキラキラ輝いてきれいなんだけど…

渓谷風のところ渓谷風のところ

水路のちょうど中央付近はこんな感じで、ちょっと渓谷風に見えます。 ここだけは少し風も和らいだように感じられました。

佐倉ふるさと広場佐倉ふるさと広場

水路を抜けると、ようやく西印旛沼に到着です。 『佐倉ふるさと広場』の風車の前に陣取り一服。 この風車、風向きにより羽根の向く方向を変えるんだそうです。

『もう、この辺で上がりにしましょうか?』 サイダーが呟くも反応はなし。

『さあ、行きましょう!』とみんなを急き立てるのは新人のアンドレでした。

しかし、周りには砂塵が舞っています…

春一番の中を行くジーコマリアとオスカル春一番の中を行くジーコマリアとオスカル

印旛沼から新川へと進むころには、春一番も絶好調! 漕げども漕げども前に進みません。

いつもは穏やかな川面もジャップジャップと波立ち、木々は倒れそうなくらいに枝をバタつかせ、ススキや道端の草は水平になるまで葉っぱをなびかせている。 

砂嵐で目は開いていられず、いつの間にか口の中はジャリジャリ。 こりゃぁたまらん!

道の駅に緊急避難して、アイスクリームを食べながら風が納まるのを待つが、一向にその気配はない。

止むを得ず出発し数km進むと京成線のガードが現れた。 『やった、ここで終わろう!』と思ったのはどおやらサイダーとサリーナだけだったらしい。 『今上がっても宴会する店は開いていないよ!』とはジーコマリアでした。

ダート道を行くダート道を行く

しかし道は遂にダート。 日は陰り、いつもは水鳥で賑やかな渓谷風のこの辺も、川面はざわついていてなにも見当たらない。 風がなければとってもいいところなんだけどね。

『お〜い、待ってくれ〜』と最後尾のサイダーがわめくもその声はどおやら届かなかったようだ。

次第に若者オスカルとダートに弱いサリーナも遅れ始め、サイダーと共に第二グループを形成してゆっくり進む。

夕暮れ時の菜の花夕暮れ時の菜の花

視界が開け明るくなると、渓谷風でダートのゾーンを抜けた。 サイクリングロードの道端には菜の花が咲き乱れ、一足早い春を感じさせてくれました。 これが後半の唯一の慰めか?

遠くに幕張の新都心の高層ビルが見えてくると、いよいよ海が近づいたと感じさせます。 『急げば夕日が沈むところが見られるよ!』 とジーコマリア。

ここまで来ると、いくつかの電車の線を超えるけれど、ここで終わろうと言い出すものはいません。  みんなで夕日を目指してGO !

まくはりの浜到着まくはりの浜到着

そしてついに『まくはりの浜』に到着。 『春一番』の厳しかった一日を振り返えりつつ、東京湾に沈む真っ赤な夕日を感動的に眺めるメンバーでした。

感想 by オスカル

「春一番」の味はシオの味

久しぶりのジオポタ参加。 というか、実は2回目の参加でした。 1回目は共同企画の「下町ポタ」だったので、ジオポタ初参加といってもいいくらい。

さて、今回のコースは盛りだくさんで、見所もたっぷりありました。 地図では、穴が空くくらい見ているのですが、実際訪れるのは初めてで、千葉の東葛地域〜印旛地域、おまけに花見川があんなに良いところとは知りませんでした。 いくつも良い光景が頭に残っているのですが、特に印象深いのは2つの光景。

一つ目は、ぽかぽか陽気の中、手賀沼のほとりにある遊歩道兼サイクリングロードを走っていたときのことです。 遊歩道には、朝の散歩を楽しんでいるおじいちゃんやおばあちゃんがいっぱいいて、それだけで「平和な光景〜」って思ってたんですが、もっと素敵なものがありました。 それは、池の反対側に広がる畑の中に一本の大きな木があって、その木の下で中年夫婦が仲良く寄り添いながらお茶してるん光景です。 特別なことは何もなく、あるのは、暖かい日差しに、畑と大きな木、普通の中年夫婦、あとは保温性水筒だけ。 とっても自然で特別な感じがするんです、いろんなことが。 一つ一つは、どーってことないものだけど、それらが組合わさることによって「とっても良い感じ」に早変わり。 いつもの週末では、まず出会わないであろう光景というか風景を見て、「今日のポタはここで終わっても十分満足」って思いました。 が、このとき、走り初めてまだものの10分。 終わるわけがない! この後、待ち受けていたのは、「自然な感じ」というぽわ〜っとした優しいものではなく、「自然の力強さ」そのものというのは、この時点ではまだ知らず。 ん〜、「知らぬが仏」とは良く言ったものです。

で、2つ目は、海+飛行機+夕日の光景。 夕日が海に沈んでしまうまで、そう時間の余裕はないものの、いまにも吐きそうなくらい疲れた体では漕げども漕げども前には進まない。 時間はないけど、しんどい。 走りたくないけど、夕日は見たい。 葛藤の末、たどり着いたのは、稲毛の夕日。 ぎりぎりセーフ。 夕日だけだと思っていたら、なんと羽田に着陸態勢をとっている飛行機が夕日の中に消えていくみたいで、向かい風の中、がんばった苦労が報われたと思った瞬間の光景でした。
でも、やさしい響きの「春一番」とはうらはらに、ぼろぼろの体の目には涙、海岸の砂はばしばし顔に吹き付け口の中もじゃりじゃり。 なんだか顔中とってもしょっぱい「ハルイチバン」でした。

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uploaded:2004-02