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日光 山王峠

開催日 2004年08月01日(日) 晴
参加者 ジーコマリア/ヴェネーノ/カビロ/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★★
難易度 ▲▲
走行距離 62km
地域 関東

山王峠にて
山王峠にて

コース紹介

日光の山王峠を越えます。戦場が原の入口の赤沼茶屋から、光徳牧場、山王峠、川俣湖と巡り、川治温泉に至ります 。山王峠までは林の中を行く気持ちのいい上りで、頂上からは川俣湖方面への眺めがいいです。フィニッシュの川治温泉では川沿いの露天風呂へ。

スライドショウ(05'19" 音声:BGMのみ)

走行地図
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)

地図:Googleマップgpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
赤沼茶屋 START 発11:00 R120、山王林道 戦場が原入口の茶屋
光徳牧場 4km 着11:15
発11:30
山王林道 林道は静かでいい雰囲気のつづら折れが続く
山王峠 8km 着12:15
発12:30
山王林道 静かな林道
川俣湖
 またぎの里
33km 着13:30
発14:30
r152 蛇王平の滝や栗山村・黒部ダムの眺望が楽しめる
トンネル迂回すべし
川治温泉 62km 着16:40
露天風呂『薬師の湯』

湯滝湯滝

日光前泊組は、トンネル王カビロ、お久しぶりヴェネーノ、よれよれサイダーの3人。日光駅に到着したときには激しい雨。

『こりゃあ、いろは坂は登れないね。』とサイダー。鼻から登る気はないのだけれど。これを聞いてちょっと恨めしそうなのは久々に登場のクライマー・ヴェネーノです。カビロの賛成もあって、中禅寺湖まではバス輪行に決定。バスは車内に自転車を持ち込むのでちょっと大変。

『いろは坂に来たね。走らなくてよかったよ。すっごい角度だよ。ジーコマリアは本当にここを登ってくるのかな?』とは今回初の峠越えに挑戦のカビロです。

中禅寺湖畔に到着してしばらくすると、なんとか雨が上がりました。竜頭の滝、湯滝に立ち寄り湯元温泉でのんびり寛ぎました。

戦場ヶ原付近を行く戦場ヶ原付近を行く

さて翌日、待ち合わせは『赤沼茶屋』に午前10時半。日光駅からいろは坂を上って、中禅寺湖を過ぎたところに赤沼があります。

日帰り参加組は、企て人ジーコマリアと九州ポタから帰ったばかりのサリーナの2人。

ジーコマリアは当然いろは坂を自力で上ります。『いや~ バスに乗ると酔いそうだから~』とジーコマリア、途中のパンクも乗り越え、余裕の定刻到着です。

サリーナは当然バスです。昨日から一転して快晴の日光、ハイキング客も多い満員バスに愛車カルメンを詰め込みヒ~コラ。11時前に赤沼到着し、『ああ疲れた~』

ひと休みしてから出発。戦場ヶ原を引くのはカビロ。青空に緑がまぶしく輝きます。

光徳牧場から林の中を上る光徳牧場から林の中を上る

最初の目的地は『光徳牧場』。みんなおいしいソフトクリームをゆ~っくり食べます。早速始まりそうな峠に、なかなか食べ終わって先頭を切るメンバーがいません。

『じゃあ行きましょうかあ~』とジーコマリアに促され、ようやく走り出すメンバー。上りはすぐに始まり、静かな林と足元の熊笹の間、すばらしい雰囲気の道を上って行きます。

サリーナとヴェネーノサリーナとヴェネーノ

ジーコマリアはあっという間に見えなくなった。うわ~ ダンシングしてるよ…

他のメンバーは木漏れ日の中をゆっくりゆっくり上ります。車は少なく、ときどき道ばたでひと休みしてお弁当を広げているグループに出会います。『がんばってね~』 『は~い!』 こんな時だけ足に力が入ります。

つづら折れを上るつづら折れを上る

つづら折れが延々と続く。何度も何度も、勾配のきつい曲がり角を通過。標高が上がると次第に木々も低くなり、強い日射しが照りつける道をもくもくと上ります。

サリーナ、ヴェネーノ、カビロがゆく。みんな、下向いてない? このグループを先導するサイダーが、要所要所で勾配を叫ぶ。『8%』 『おお、10%だ』 『ひえ~12%だよ』 『もう言わなくてもいいよ…』とサリーナ。

山王峠山王峠

曲がりに曲がったつづら折れの峠も、ようやく頂上に! とっくに着いていたジーコマリアがみんなを待っていた。

さわやかな風が吹く峠、ほんとはダート道を徒歩でもう少し上ったところに頂上があるようだけど、誰も行こうとしません(笑)。とりあえず舗装路の頂上で『山王峠制覇!』

久々でもクライマーだから余裕のヴェネーノ。初の峠制覇に感無量のカビロ。峠はクセになりそう?

山王峠からの下り山王峠からの下り

『ここからはず~っと下りですよ』とジーコマリア。ほんとに気持ちのよいなだらかな下りが続きます。カメラマン・サイダーの『写真撮れないからゆっくり行ってよ~』というリクエストに応えて、ジーコマリアがみんなとゆっくり走ります。『山道サイコ~!』とヴェネーノが引く。

川俣湖を見下ろす川俣湖を見下ろす

そんな山道の展望が開けると、山あいの青空の下に川俣湖が見えてきました。おお~あそこまで下るのね。『はらへったよ~』とサイダー。お昼はもうすぐ、川俣湖のほとりの予定です。

またぎの里またぎの里

なだらかに下ってきて、気温も上がり下界におりて来たって感じです。でもまだここは山の中、そんな雰囲気にふさわしいお食事処、ジーコマリアお薦めの『またぎの里』です。

店先で焼いているのは… 鹿、熊、猪、ヤマメ、サワガニ、雀、うわ~山椒魚もある! ジオポタ野生系メンバーは鹿、熊、山椒魚にチャレンジ。山椒魚ってちっちゃいのね~(オオサンショウウオじゃない?)。

川治温泉へ向かう川治温泉へ向かう

ここからも車の少ない静かなルート。小さな温泉を見つけたり、滝を眺める茶屋で休憩したり。途中、トンネルを迂回したらすばらしい絶景ポイントにも出会いました。

川治温泉到着川治温泉到着

カビロが掘ったというトンネルを経由し、川治温泉到着。ご近所の人たちが利用している露天風呂でゆっくり汗を流し、駅へ向かいます。列車の中で宴会ね!と黄金の液体とつまみを買い込んで、自転車を折り畳み、駅のホームにかつぎあげた。

列車到着、空いている車内で無事宴会場所も確保。さあ黄金の液体…と見渡したら衝撃の事件発生! 『あれ??ない?』 トンネル王が駅のホームに忘れてしまったのだ。途中駅のキヨスクはもう閉店、もはや飲料・食料調達手段はない。

手持ち無沙汰の3時間、しかしついにジオポタの切り札が出た! 車内は大貧民の熱気に包まれ、あっという間に北千住に到着したのでありました。

ジーコマリア感想 by 企て人 ジーコマリア

暑い夏だから、涼しいところに行きたい。 しかも、そんなにきつくないコースで。ということで、このコースを考えました。とはいえ、いろは坂のバス輪行は確実にできるかどうかわからない、というアバウトさ。初めての峠越えのカビロさん、いくつかの問題はありましたが、なんとかなりましたね。案ずるより産むが易し。これからもこの調子でやっていきましょう。でも、最後に帰りの電車の中での食料調達しそこなったのは失敗でした。

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uploaded :2004-08