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奥武蔵グリーンライン

開催日 2004年10月17日(日) 快晴
参加者 ルビオ/カビロ/アンドレ/サイダー
総合評価 ★★
難易度 ▲△
走行距離 40km
地域 首都圏

関八州見晴台にて
関八州見晴台にて

コース紹介

周囲の山なみをぐるりと見渡せる『関八州見晴台』、刈場坂峠、鎌北湖とみどころいっぱいのコース。正丸駅から一気に500m登ると刈場坂峠で、最初の展望。茶屋で休憩しましょう。ここから下りが始まります。もちろん上りもありますが、おおむね山の稜線を走る感じで快適です。そして『関八州見晴台』から最高の展望を楽しみます。山を下りるとのんびりとした鎌北湖です。釣りやボートで遊ぶ人を眺めながら毛呂へ抜けます。

グリーンラインは木々や山なみが楽しめ、そこそこの広さの舗装路で車はそんなに多くはありませんから快適に走れるでしょう。ただしブラインドコーナーが多いので、特に下りのスピードには注意が必要です。辺りには他にも見所が沢山、適当にアレンジして楽しみましょう。

走行ルート図
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)

地図:Googleマップgpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
正丸駅 START 発10:30 一般道 西武秩父線
刈場坂峠 9km 着11:45
発12:15
グリーンライン りんどう茶屋で休憩
関八州見晴台 15km 着12:40
発13:00
グリーンライン すばらしい展望
道から少し奥に入ったところにある。
顔振峠 20km 着13:30
発14:00
一般道 蕎麦屋で昼食。周辺に数件茶屋がある
ここから少し車が多くなる。
鎌北湖 30km 着15:00
発15:20
一般道 釣り人を眺めながら休憩
越生駅 40km 着16:00 八高線なら毛呂駅、東武線なら越生駅へ

正丸駅からの上り正丸駅からの上り

今回のメンバーはジオポタ・シニアーズに一歩手前のオジサンが4人。ちと寂しいメンツですが、快晴の中をオジサンパワー全開といきましょうか? しかしこのメンバー、全員上りが苦手! どうなる…

正丸駅はひと昔前までは何もないところでしたが、今では駅前に大きな売店があってちょっと驚きました。ハイカーが多くなったおかげでしょうか? 周りはもうすぐそこまで山が迫っています。

国道を少し行くと刈場坂峠へ分岐点です。この道からグリーンライン? 木陰はひんやりして気持ちいいけれど、日向はかなり暑い。

きつ~い坂を行くきつ~い坂を行く

すぐに勾配は10%を越えます。走り出して間もないので、温まっていない身体にはこたえます。

企て人ルビオが先行、ダンシングで豪快にへろへろ?と駆け上がるカビロ、それをぴったりマークするのはアンドレ。

このあたりは木々が覆い被さるような感じで特に見晴しはないけれど、山の空気を感じ始めます。

山々を見渡す山々を見渡す

そろそろへばってきたな、と感じるころ、視界がパッと開けるとこんな景色が。

『おお~、すごい~』と感激のサイダーだが、ルビオ曰く

『関八州見晴台に行ったらもっとすごいよ!』

もうここで全員、心は関八州見晴台に飛んでいるのですが、その前に刈場坂峠を越えなくちゃあならないんだよ。

秋の気配が漂う秋の気配が漂う

上りが続きます。しかしこのあたりから勾配は7~8%とやや穏やかになってきます。

山々は紅葉はないけれど、もうそろそろ『秋本番』という気配が漂っています。いい感じ!

休憩後に飛び出したルビオ、 『先行しておかないと、すぐに遅れちゃうからね~』

刈場坂峠近づく刈場坂峠近づく

『もう、ほんのちょっとで刈場坂峠だよ~。』 とルビオが叫べば、

『やれやれ、ようやっとこか~』 と最後の力をつくし、全員でよたよたと進む。

刈場坂峠にて刈場坂峠にて

『おお~、やった~、峠だ、峠だ!』 ということで、やっとこ刈場坂峠に到着。すでにへろへろのメンバーで、このあと大丈夫? まだほんの序盤だよ!

左端、山岳仕様のスペシャルMTBを駆るカビロ、『ここからは下りだけだよね~』

『ここは和田峠よりは楽だったかな~』とは中央アンドレ

『企て人が最後尾じゃあ、かっこわるいな~』とは右端の企て人ルビオ

そしていつもの謎カメラマン・サイダーでした。

刈場坂峠から下る刈場坂峠から下る

さて休憩、休憩と峠の『りんどう茶屋』にて、味噌でんがくや蒸かしイモでマッタリします。いい味のおばあさんが蒸かしたイモはこれまたいい味でした。

『ここからは下りです~』ということで、ウィンドブレーカーを着込んで出発。

木漏れ日と楓がいい感じで、紅葉のころは最高でしょう。

このあたりの道はちょっとでこぼこでした。

続くアップダウン続くアップダウン

下った~、と思ったら上り、上った~、と思ったら下りを繰り返しますが、このあたりはさほどきつくはなく、5%位かな。木々の間からチラッ、チラッ、と遠方の山なみが覗く。

関八州見晴台より関八州見晴台より

そしてどうやら『関八州見晴台』に到着のよう。見晴台は道路から100mほど入った所にあり、自転車を下りて登ります。関は関東のことでしょうか、八州ってどこ? 現在関東は一都六県で7つしかないね。

現在は北方面の木立が大きくなり、そちらは望めませんが、他の周囲はぐるりと見渡せます。

関東の雄、筑波山から日本の雄、富士山までが空気が澄んだ日には見えるとのことです。ここに立つと日本って本当に山国なんだな~という実感が湧きます。

杉林を行く杉林を行く

『関八州見晴台』で山なみを堪能したあとは昼飯処へGO!

顔振峠にある蕎麦屋を目指します。峠と言うからにはやっぱり登り? 一度下ってから、またえっちらおっちらと少し登ります。

そして峠を少し越えたところに蕎麦屋がありました。こんな天気の良い日は、屋外に設えられたテーブルで食べるのが一番。味はまずまずですが量が少ないな。大盛りで一般の普通盛りくらい。しかし見晴らしもあるので、気持ち良いお昼となりました。

ルビオとアンドレルビオとアンドレ

さあて、ここからは下りか? というとなかなかそうもいきません。もちろん下りのほうがが多いのですが、体感としては上りも同じくらいあります。

グリーンラインを離れ鎌北湖への道に入ると豪快な下りとなりました。ブラインドコーナーが多いのでスピードの出し過ぎに注意です。でもやっぱり上りはあります。(笑)

『そろそろ笑えなくなってきた~』 というころにまたまた豪快な下りで、ほぼ平地に出たかと思うと鎌北湖が現われました。

鎌北湖鎌北湖

鎌北湖は農業用に人工的に作られたもので、湖というより沼という印象ですが、のんびりと釣りを楽しむ人々が沢山いました。そして家族でボートを楽しむ人々の姿も。

山なみを背景にのんびりとした鎌北湖です。

ここから毛呂まではすぐ。東武線利用者が多い私たちはとなりの越生駅まで走り、おきまりのビールで喉を潤します。今日はたったの40kmしか走っていないのにみんなぐったり。上りが苦手なメンツではこのあたりが丁度良い?

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uploaded:2004-10