0502
開催日 | 2005年01月30日(日) 快晴 |
参加者 | ジーコマリア/アンドレ/サイダー/サリーナ |
ビジター | macoさん |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ~ |
走行距離 | 35km |
地域 | 関東 |
進行右手に恋瀬川、後ろにどど~んと筑波山
JR水戸線羽黒駅より筑波山系の東側を、山並をながめつつ南下。八郷町役場より、ワールドワイドならぬワイルドタイト?な恋瀬川サイクリングロードを下って霞ヶ浦まで。ほとんど舗装路、ほとんど平坦で距離も短かめの安心初心者コースです。茨城県南部のランドマークである筑波山が、見る方向によって形がかわるのがおもしろいです。
途中、レストランやコンビニはほとんどありません。羽黒駅前に少々と土浦笠間線の羽黒寄りにうどんやが一軒、八郷町役場近くにラーメンやが一軒だけですから、補給食の準備はあらかじめしておいたほうがいいでしょう。
スライドショウ(02'16" 音声:BGMのみ)
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
---|---|---|---|---|
羽黒駅 | START | 発11:50 | 土浦笠間線、農道 | JR水戸線羽黒駅 途中から恋瀬川沿いの農道へ |
八郷町役場 | 16km | 着13:10 発14:30 |
自転車道 |
役場近くのラーメンやで昼食 |
霞ヶ浦 | 35km | 着16:00 | JR常磐線高浜駅は目の前 |
羽黒駅からカントリーロードを南下
東京方面よりJR東北線経由でアクセスした私たち。車窓よりまず筑波山を西側から眺め、小山よりJR水戸線に乗り換えれば、今度は北側から望むことができます。
そして、このコースを走れば、東側と南側から望むことが出来て、ぐるっと360°の筑波山を楽しめます。
筑波山系の山々を横目に進む
さて、JR水戸線羽黒駅に集結したメンバーは4人、そこにビジターmacoさんが加わりました。このmacoさん、現役のクライマー(冬山もやる本格登山家)でかつてはマラソンもしていたつわもののようです。
駅前を出発するとすぐに筑波山系の山々の梺を走ることになります。畑や田んぼの向こうに小高い山並が続きます。しばらくすると、ようやく筑波山が山々の向こうにほんのちょっと顔を出し始めます。
大きなひょうたん
畑の中を走り、県道土浦笠間線を少し行くと『恋瀬川』のせせらぎに出会います。最初は本当に小川といった赴きの小さな流れですが、時間と共にその姿を変えてゆくのを楽しめるでしょう。
このあたりは川沿いに道はないので、川を意識しながら適当に好みの道を探して走ります。
民家近くの足元で、『これな~に~!』とビジターmacoさんが変なものを発見しました。隣でクスクス笑っているのは企て人のジーコマリアです。『瓢箪もしらねーのかよ、都会っ子はよー』なんては言いませんが、どうやらジーコマリアによれば『ひょうたん』らしいです。こんな思いもかけぬものの発見は田舎道の醍醐味、なかなか楽しいですね。
恋瀬川サイクリングロードを行く
しばらく行くと筑波山の2つの頂、男体山と女体山が顔を見せ始めます(写真には写っていませんが)。
八郷町役場を過ぎると、恋瀬川サイクリングロードが始まります。とっても細くて対向車が来たらすれ違えないくらいなのですが、大丈夫、対向車は来ませんよ(笑)。
ようやく川らしくなってきた恋瀬川のすく脇を、企て人ジーコマリアを先頭に快走します。
青空の下快調に飛ばす
天気予報では大寒波の強風でしたが、気温はやや低めなものの、風は思ったほど強くなく、追い風です。
真っ青な空に山並みがくっきりと浮かび上がっています。『ワ~イ、筑波山がいい感じ!』 『恋瀬川もきれいだね~』
狭いサイクリングロード
恋瀬川のせせらぎと共にサイクリングロードを進みます。途中、竹やぶを迂回したり舗装がちょっと荒れているところもありますが、とにかく貸しきり状態の土手を楽しく走ります。空気が澄んでいてとても気持ちいい。
筑波山
いつの間にか筑波山は進行方向うしろ寄りに見えるようになっていました。『ぐるっと廻って来たんだねえ』
このあたりに来ると、筑波山は2つの頂きが1つに重なって見えるようになりました。
そして恋瀬川はより深く、より広くなってきます。
筑波山を後ろに
ずいぶん筑波山が遠くになってきました。ここでは2つの頂、男体山と女体山がきれいに並んで見えます。
おきまりの記念撮影、左より今年国内初走りのサリーナ、出席率抜群のアンドレ、企て人ジーコマリア、そしてビジターmacoさん、カメラはいつものサイダー。
筑波山を背景に日溜まりの中、最後の休憩をすれば、macoさんのバッグからイチゴやチョコレートが出現。おいしくいただきました。
macoさんが行く
お日さまが首をかしげはじめると、すこし寒くなってきました。そんな中を自転車を買ってまだ一月ほどだというmacoさんが、快調に先頭で飛ばします。
広くなった恋瀬川
恋瀬川がずいぶんと広くなっってきました。上流ではススキが多かった河川敷には葦が目立つようになります。そうなると、終点の霞ヶ浦はもうすぐです。
常磐線のガードをくぐり、砂利道かなと思わせるような荒れた舗装路をすこしゆくと、そこが恋瀬川の終点、霞ヶ浦でした。霞ヶ浦といっても、恋瀬川が流れ込むところはくびれた瓢箪の先のようなところなので、あまり広さは感じません。
霞ヶ浦の入口で
『どこが霞ヶ浦~?』とmacoさんが首をかしげると、すかさずジーコマリア『ここからが霞ヶ浦で~す!』 良くみると道端に恋瀬川と霞ヶ浦の分岐点の標識がありました。『へ~、ちゃんとした仕切りがあるんだね』とアンドレ。
そして振り返ればうしろにはあの筑波山がくっきりと2つの頂、男体山と女体山を並べて佇んでいました。
のんびりとした一日、恋瀬川と筑波山を堪能したポタリングとなりました。
1月30日、『筑波・恋瀬川ポタ』に初参加させていただきました。
一日とっても楽しかったです!
天候に恵まれ、筑波山や加波山の細かな山ひだまでくっきりはっきり見ることが出来ましたし、刻々とその山容が変わるのも今回のサイクリングの魅力だったように思います。
広々とした田畑を分ける恋瀬川は、透明で美しいせせらぎにはじまり、徐々にその幅を広げ、冬の冷たさと澄んだ空気を映し出し、輝く藍色となりました。
それは冬景色、葦の枯れ色とすばらしくマッチしていて、、、ウウウン、しびれました。
企て人のジーコマリアさん、いろいろご指導くださったサイダーさん、空気をパンパン、に入れてくださったアンドレさん、そしてサリーナさん、本当に有難うございました。
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