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開催日 | 2005年10月16日(日) 曇り |
参加者 | マーコン/ペタッチ/マリー/ルビオ/サリーナ/サイダー |
ビジター | スナフキン |
総合評価 | ★★ |
難易度 | ~ |
走行距離 | 68km |
地域 | 関東 |
鬼怒川の流れ橋
鬼怒川サイクリングロードを、宇都宮は柳田大橋を起点に下妻のきぬがわ橋まで下ります。爽やかな秋風のもと、川の色も深い緑で広い田園風景が楽しめます。ダートがほんの少しありますが、ほぼ土手の舗装道です。昼食は鬼怒川観光やな(鮎漁)、最終の下妻ではビールとお風呂(ビアスパーク下妻)が待っています。ちなみに、鬼怒川サイクリングロードの起点から守谷の先の利根川合流点までは80km強です。
スライドショウ(03'00" 音声:BGMのみ)
地図ベース:国土地理院 20 万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
発着地 | 累積距離 | 発着時刻 | ルート | 備考 |
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宇都宮駅 | Start | 発09:25 | 一般道 | JR東北線、宇都宮大学に寄り道 |
柳田大橋 | 8km | 着10:00 発10:00 |
自転車道 |
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鬼怒橋 | 11km | 着10:10 発10:10 |
カントリーロード |
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流れ橋 | 19km | 着10:35 発10:45 |
カントリーロード |
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鬼怒川の土手 | 20km | 着10:50 発10:50 |
自転車道 他 |
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鬼怒川観光やな | 26km | 着11:20 発12:40 |
自転車道 |
お昼 やなで鮎漁をやっている |
川島橋 川島駅付近 |
48km | 着13:55 発13:55 |
一般道 |
JR水戸線 |
栄橋 | 52km | 着14:20 発14:20 |
自転車道 |
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きぬがわ橋 | 66km | 着15:10 発15:15 |
一般道 |
新鬼怒川橋のすぐ脇 |
ビアスパーク下妻 | 68km | 着15:25 | お風呂700円 下妻駅まで2~3km | |
下妻駅 | 関東鉄道常総線 |
宇都宮駅を出発
今回はマーコン&ペタッチの川シリーズです。マーコンは自転車購入直後にいきなり利根川下りを敢行、行けども行けども河口に出ないので走り続けるうちに、なんと100kmも走ってようやく銚子に到着したという御仁。この二人、目下日本の川を極めようと奮闘中。
宇都宮は餃子像の前に集合した私たち。今回は北海道の利尻・礼文・サロベツ原野以来のビジター、スナフキンも久々に登場。
さあ、餃子を食べに行こう! と思ったら、『今日は餃子はナシで~す。そのかわりあとでおいしい鮎を食べましょう。』 とマーコン&ペタッチ。
地元だということでスナフキンの案内で鬼怒川方面へ向かいます。駅の東側には大邸宅ゾーンがあり大谷石(近くに産地があった)の塀の間を抜けて進みます。
土手上の鬼怒川自転車道を行く
ちょっと宇都宮大学に寄り道してから、幹線を柳田大橋まで走りました。ここから鬼怒川自転車道が始まっているようです。
このあたりの自転車道からは鬼怒川はあまり見えませんが田んぼや畑が広がり快適そのもの。土手の上をスナフキン先頭にどんどん進みます。
鬼怒橋から
あっという間に鬼怒橋に到着です。ここでスナフキン『時間ありそうですから寄り道しましょう!』 と橋を渡り左岸へ向かいます。この橋の長いこと長いこと、7~800mはありそうです。水かさは少ないものの鬼怒川も大きく流れていました。
田んぼの中を行く
さて、川を少々離れて私たちが辿ったルートは東側の丘陵手前のカントリーロード。川の土手が整備される前はおそらく河川敷だったろう所で、収穫を終えた田んぼがもう次ぎの芽を出してうっすらと緑色をしていました。ところどころには刈り取った藁を束ねて干してある田んぼもあります。
そんな道をのんびりと行きます。
流れ橋
いくつかの角を曲がると再び鬼怒川が現われました。
『おっ、あれはなんだ!』
出たところには長~い木造の橋が架かっていました。土手の中にある流れ橋のようです。
『ここは車も通れるんですよ。』 とスナフキン。
しかし渡ってみると、木の床がゴトゴト音を立て、ちょっと恐い!(TOP写真)
水たまり
なんとか橋を渡ったと思ったらなんと水たまりのダートが林の中へと消えている…
今日の天気予報は晴れだが、さっきようやく雨が上がったばかり。
『今日は雨が降らなきゃいいことにしなくちゃ…』 とペタッチ。
雨のダートもまた楽しいかな? それはともかく、ほどなく自転車道に復帰してホッ! ここでスナフキンは離脱、残ったメンバーは鬼怒川自転車道を昼処目指して進みます。
土手の鬼怒川自転車道は快適そのものなのですが、宮岡橋と鬼怒大橋の間に新しい橋を架けているところがあり、そこでは土手の下へと迂回させられました。そこにはまたまた水たまりのダート。『あちゃっ!』
そんな時は食い物で釣るのが常套手段と企て人のペタッチ、『ちょっと早いけれどお昼にしましょう! この先に“やな”で鮎を捕っているところがあるはずなんですよ。』
ところがそれらしい店はなかなか現われません。今日は昼飯ヌキかと思われたその時、川辺になんと鯉のぼり一匹発見! 『お~、あそこに違いないね~』 土手を降りるとありました、バラックのようなお店が。そしてすぐそばに“やな”が。
やな
“やな”とはこのようなもの。川の落差があるところ(ここでは人工的に作られている模様)にスノコのような“しかけ”を置いて、上から落ちてくる魚を捕る仕掛け。これじゃあみんな捕れちゃうね…
『どれどれ…』 と篭の中を覗いてみるメンバーですが、『もう鮎の季節は終わったからほとんど掛からないよ。』 とおじさん。本当に数尾しかいません。『え~、鮎食えないの~? 楽しみにしてきたのに。』 『いやいや、今日までは大丈夫、でも明日からは休業さ!』 ということで、ぎりぎり鮎定食にありついたのでした。
鬼怒大橋付近の自転車道
おいしい鮎の塩焼きで満腹のあとは今度こそ快調に自転車道を飛ばします。いくつかの橋を越え、時間と共に移り変わる鬼怒川の流れをのんびり楽しみます。
しかしこのままでは鬼怒川の終着点には到着できそうにありません。あまりにのんびり走り過ぎで… 川となれば100kmでも労を厭わない企て人のマーコンがそっとサイダーに目配せします。
先頭に立つサイダー
『よっしゃ~、ここからスピードアップ! 鬼怒川の終着点向けてGO! GO!』 と先頭に立ち囃し立てるサイダー、それにぴったり続くマーコンなのですが後続は徐々に遅れ始めます…
そしていつの間にか鬼怒川は見えなくなり、消えて無くなった。。
うねる道
というより自転車道が川から離れ、あっちにいったりこっちにいったり。
まあ、鬼怒川の大河川敷の中を弄ばれた感じですが、田んぼや畑の雰囲気が良かったのでよしとしましょう。
鬼怒川を離れると河川敷の中の田んぼや畑の中を抜けたり、ちょっとした小さな川沿いの自転車道になったり、それはそれで楽しいコースです。
筑波山は見えない
鬼怒川は合変わらず見えないものの自転車道に復帰しまっしぐら! 晴れていれば正面に筑波山が雄大な姿を見せているでしょう。
そんなのんびりした風景の中をぺタッチを先頭にマーコンが続きます。しかし後続はずっとうしろ…
その後の川島駅付近は自転車道が途切れていて橋の下を迂回、またまた水たまりのダートでした。それからは土手への復帰がちょっとむずかしいルートだったのですが、ルビオの案内でなんとかクリアです。
鬼怒川本流に復帰
ようやく鬼怒川本流に復帰のようです。『よっしゃ~、ここからスピードアップ! 鬼怒川の終着点向けてGO! GO!』 と囃し立てるサイダーなのですが…
笛吹けど踊らないのがジオポタ…
その後も結局、ポタポタのスピードでのんびり進むことになったのでした。どおするマーコン?
きぬがわ橋
15:00 快調に下妻に到着です。その名も『きぬがわ橋』 石造り風の欄干がなんともいい雰囲気です。
あらかたのメンバーがここで上がり・お風呂体勢の中、さすがマーコン 『まだ早いよね、あと何キロ、どれくらい?』 と宣います。
『あと30kmくらいかな。2時間くらいかな。』 とサイダー。
『行けば、行けるよね、ねっ!』 とマーコン。
『… い、いきたいのか~』 と企て人片割れのぺタッチ。『う~ん、そういうわけじゃあないけれど…』 と、ちと端切れの悪いもう一方の企て人マーコン。おいおい、企て人どーしは仲良くしましょうね。
笛吹けど周りが踊らなかったサイダーも終着点まで行くとお風呂はないということで 『わしもここでお~りた! マーコン、これからは笛じゃあなくてラッパにしなくちゃだめだわな。。』 と早くもお風呂体勢にシフト。サイダーに裏切られたマーコンもついに断念か? やっぱり最後はお風呂でしょう、と“ビアスパーク下妻”へ直行! 地元の人々で大賑わいの露天風呂に浸かっているといきなり『ドドドドドッ』 グラグラッときました。素っ裸のお風呂での地震はちょっとどおしたらいいか、どぎまぎ。こりゃあマーコンの呪だ!!
鬼怒川サイクリングロードの詳しい情報はこちらにあります。
http://www1.plala.or.jp/tone_cr/MainK/mainKN.htm
宇都宮集合までがさあ大変。起きるには起きたが外は本降りの雨。すぐ駅まで走り出せるようにしていた自転車を折りたたみ、爆睡していた息子をたたき起こして、駅まで車で送ってもらいました。親の遊びで子供が迷惑の典型です。
電車に乗っているとルビオから電話。『あのー 行っていいのでしょうか?』
はるばる宇都宮まで行って、誰もいなかったらどうしようと、心配になった程の雨だったらしいです。可愛いルビオ どうぞいらしてくださいネ。
前夜の天気予報は、 『明日は明け方から雨もやみ・・・』
ところが朝の天気予報は、『朝方には雨もやみ・・・・』に微妙に変わっているのです。かってに変えるなよと思いつつ、必ず雨はやむと信じていたぺタッチでした。だから集合時間の9:00。宇都宮。着いたとたんにぴったりやんでくれた雨には、ホント感激、感謝致しました。
さて、コースの工程は本文を参照いただくとして、ここでは、鬼怒川下りで得た、感想のみを記載させて頂きます。
1 もう皆さん お気づきでしょうが、GEOポタ主宰者のサイダーは第一印象と違い、意外と品がない。 ⇒ 『まわりからの拍手が聞こえてきそうです・・・』
帰りの駅で自転車の手荷物料金を駅員さんから請求され、『そんなのあるわけない。取られた事がない。よおーっく調べてみろ! ワシが何年チャリンコ乗っていると思っているんだ!』 なんて駅員さんを困らせていました。結局、手荷物料金は払ったもののドサクサにまぎれて、肝心の運賃をキセルしたサイダーでした。規則は規則ですよね。下妻の駅員さん ごめんなさい。サイダーの名誉の為にも、あの時は酔っていた事にしておきましょう。
2 鬼怒川下りで、守谷まで行きたかった人、ポタしてしまった人。
当初は、なにも考えず宇都宮から守谷までと、ぶち上げてしまった企画者でしたが、100Kmはあるんとちゃうか? ジオポタですから・・・という意見も頂き、お風呂付 下妻まで、とさせて頂きました。ところが約1名、瘤取り爺さんではありませんが欲を出した方がおりまして守谷まで行こう、 行ける、 ハーイ 時速であと4Kmアーップ、なんぞと旗を振る人が出てまいりました。
扇動者の言う事を聞かない事。『どうせジオポタですから・・・』のジーコマリアの名言に表れている通りの、集団でした。
ルビオは、オビール 早くのも なんて言っているし、可愛そうに、けなげに扇動者に着いていっているサリーナも、本音は 小さな声で・・・やっぱり お風呂とビールがいいな、と顔にも出ているし、マリー、マーコン、ぺタッチは、守谷まで行ってあげてもいいけれどというのりで、今ひとつ燃えない、お風呂向きの集団でした。結局 予想通りの、ジオポタらしい 軟弱な楽しい結末となったのでした。
さて、ここで問題。扇動者とはいったい誰でしょう?
3 カビロとレナールから、仕事の都合で行く事が出来ないとわざわざ連絡を頂きました。来ていただいておれば、カビロの影響、より趣きアップ、レナールの影響、より騒々しさアップでますます楽しいコースになったでしょう。残念でしたが、またどこかでお付き合いを、お願い致します。
なんやかやで騒々しいけれど、皆、個性あるジオポタの仲間です。
今後とも宜しくお願い致します。
意外と品がない これは認識しているからな~、反論のしようがないね。(笑)
自転車の手荷物料金 “手回り品切符”が必要らしいということなので確認した。
サイダー 『大抵の鉄道で自転車の持ち込みは無料だが、関東鉄道では“手回り品切符”が必要なのか。』
駅員 『どこまで行くんだ、JRだって必要だ!』 ---ここで自社がどういう取り扱いであるのかの説明はなし。どこまで行くかもJRがどうかも関係ないことだろ。
サイダー 『JRでは数年前に自転車の“手回り品切符”は廃止されて持ち込み無料になった。』 と教えてやった。そしたら
駅員 『そんなことはない。JRだって有料だ!』 と譲らない。だから
サイダー 『JRに電話でもして、“よおーっく調べてみろ!”』 と言ったよ。
そんなのあるわけない。取られた事がない なんて言わない。今でも自転車持ち込みに“手回り品切符”が必要な鉄道はあるし、そういうところでは切符を買っていますから。
ワシが何年チャリンコ乗っていると思っているんだ! チャリンコなんて用語は使わないし、こういった主旨のことは言わない。
キセルした しない。ペタッチ、キセルってまん中がないことを言うんだぜ!
私がここで言いたかったのは、関東鉄道の駅員の利用者に対する接し方についてです。自転車持ち込みに“手回り品切符”が必要なら、自社の決まりをきちんと利用者に説明して『納得』してもらうように努めるべきだろうということです。その決まりが多くの『他社』と違うならなおさらではないでしょうか。すくなくとも他社についての過った情報を利用者に与えるようなことはあってはならないはずです。
この関東鉄道の件には後日談があります。ルビオが関東鉄道のWEBペイジで『折り畳み自転車は輪行袋に入れれば無料』というのを発見しました。これは黙って見過ごすわけには行きません。本社に連絡するとやっぱり無料なのだそうです。それで支払った料金は返してもらうことにし、もっとしっかり社員教育をすることを確約させたのでした。
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