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嵐山渓谷・都幾川

開催日 2005年11月26日(土) 晴
参加者 カビロ/マリー/サリーナ/サイダー/デュエルン
ビジター くどうさん
総合評価 ★★
難易度
走行距離 68km
地域 首都圏

嵐山渓谷にて
嵐山渓谷にて

コース紹介

関東を代表する流れの一つ、荒川の中流域のカントリーロードを紅葉を楽しみながらのんびり走ります。槻川(つきがわ)、都幾川(ときがわ)、越辺川(おっぺがわ)、入間川(いるまがわ)、そして荒川。これらの川は繋がった流れです。槻川の嵐山(らんざん)渓谷では渓流と紅葉、そしてちょっとだけダートが楽しめます。嵐山桜堤で都幾川に出た後は荒川まで田舎道を走ります。

走行地図
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)

地図:GoogleマップgpxファイルGARMIN ConnectRide With GPS

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
小川町駅 発10:05 槻川 東武東上線
嵐山渓谷 9km 着10:45
発10:50
槻川 展望台があるところに到着
嵐山桜堤 14km 着10:25
発10:25
都幾川 槻川と都幾川が合流
落合橋
(木造冠水橋)
28km 着12:15
発12:15
越辺川 都幾川に長楽(ながらく)落合橋
越辺川に赤尾落合橋
昼食(あじとみ食堂) 30km 着12:30
発13:05
越辺川 天神橋手前で都幾川と越辺川が合流
塩ラーメンがお薦め!
釘無橋付近 40km 着13:55
発13:55
入間川 落合橋先の釘無橋で越辺川と入間川が合流
上江橋 49km 着14:50
発14:50
荒川 入間川と荒川が合流
志木駅 68km 着16:05
東武東上線

小川町駅から小川町駅から

2005年の関東圏紅葉企画の第二弾は、田舎道コース・スペシャル! 小川町駅に集合したのは5名です。

快晴で暖かい絶好のポタ日和、企て人・地元人カビロの案内で、早速いい感じの田舎道に入ります。畑や雑木林や立派な垣根の民家の脇道は、車もほとんどなく快適、快適。

嵐山渓谷へ向かう田舎道の看板嵐山渓谷へ向かう田舎道の看板

地図を指して『これから槻川に沿って嵐山渓谷に向かいます』とカビロ。ふむふむ、と一同。地元人カビロが最高の脇道を選んで走ってくれるので、みんなどこを走っているのかよくわかっていません(笑)が、とにかく楽しい素晴らしい田舎道の道のりです。

槻川の橋を渡る槻川の橋を渡る

槻川沿いといっても川沿いにずっと道があるわけではなく、ときどき川を渡ったり離れたりしながら走ります。ハイキングの人たちもたくさんいました。紅葉にはちょっと遅かったかな? それでも里山はところどころ赤や黄色に染まっています。

柿をもぎ取る悪ガキ、サイダー柿をもぎ取る悪ガキ

そして『里の秋』の象徴、たわわに実る柿が。

『よおし、あれ、食っちゃえ!』とジャンプして道ばたの柿をもぎ取る悪ガキ、サイダー。ガブリと一口、一瞬の後『し、しぶい~!』 誰も採っていないだけあって、やっぱり渋柿でした。『かじった一瞬は甘いんだけどね~』

嵐山渓谷にて嵐山渓谷にて

いよいよ嵐山渓谷に入ります。ここはダートなので押してたら、反対側からマウンテンバイクの一団が走ってきた。それでは、と我々も小径車ながら再び走り出す。そして出てきたのはこの展望台。ここが『嵐山(らんざん)』の名称発祥の地だって。京都の嵐山(あらしやま)にちなんで名付けられたそうです。

清らかな流れを下に眺めながら日溜まりでくつろぐメンバーは、左からいつもルンルンのマリー、シブガキ隊ワルガキ・サイダー、スーパージモティ・カビロ、そして初参加のビジター・くどうさん。カメラは、展望台に唯一のぼった元気な若輩サリーナでした。

落ち葉を踏み締めつつ進む落ち葉を踏み締めつつ進む

『さあ次に行きましょう』とダートの下りを先導する企て人カビロ。ハイカーが多いので、気をつけていきましょう。さくさくと落ち葉を踏み締め、回りの紅葉を楽しみながら押していきます。

槻川の紅葉のトンネル槻川の紅葉のトンネル

槻川におりるところは、こんな見事な紅葉のトンネルです。橋では、清らかな渓流と紅葉をバックに記念撮影!(TOP写真)

嵐山渓谷から田舎道を行く嵐山渓谷から田舎道を行く

嵐山渓谷をあとにすると、またまた楽しい田舎道が続きます。細くくねくねと曲がる田んぼのあぜ道を快調に走るメンバー。『甘い柿はネットでカバーしてありますね』とくどうさん。『あれ、白菜がはちまきしてる!』とマリー。いろんな発見があっておもしろい。

空が広い農道を行く空が広い農道を行く

まっすぐな農道を駆け抜けます。『空が広いね~』と歓声をあげるメンバー。風景にひたる人、直線コースをとばす人、思い思いに楽しむ道のりです。

嵐山桜堤嵐山桜堤

槻川と都幾川が合流するあたりに『嵐山桜堤』があります。桜の花の季節はもちろん見事なのですが、秋晴れの時期も自転車には快適です。ゴミを拾うボランティアの方たちがいて、素敵な環境に感謝です。

桜堤を疾走するカビロとマリー。

桜堤を行くサイダーとくどうさん桜堤を行くサイダーとくどうさん

快適ですなあ、とサイダーとくどうさん。くどうさんは奥様とフランスをツーリングしたつわもの、現在小径車を物色中です。

爽快なコースが続くも、『おなかすいたよ~ お昼はまだですか!?』とサリーナはじめみんなにせっつかれ、あせるカビロ。『あ、あと25分です!』ということでここからは疾走。

木造の落合橋を渡る木造の落合橋を渡る

これは木造の冠水橋で、都幾川に長楽(ながらく)落合橋、越辺川に赤尾落合橋と二本の橋を渡り、ススキの野原を進みます。

そんな田舎道の一角、ちっちゃな小川の水たまりに集まっているおじさん5・6人。『今の人たち、なにしてたの?』 『タナゴ釣り!』 『タナゴって食べられるの~?』とくどうさん。タナゴ釣りをあなどるなかれ。釣り具その他、奥深い世界がある、と解説するカビロ。どうやら食べる目的のものではないらしい。

お昼はカビロの予告通りの時間であじとみ食堂に到着。おいしい塩ラーメンにみんな大満足です。午後もここから楽しいコースが続きます。

荒川の土手でデュエルンと合流荒川の土手でデュエルンと合流

さて、今日はどこを終着点にしようか? と考えるカビロの携帯電話が鳴った。『デュエルンです!』 しばらく音沙汰なかったデュエルンが荒川を走っているらしい。『じゃあ、合流して志木まで走りましょう!』とカビロ。

入間川と荒川の合流地点で待っていたのは、ピカピカの美しい真っ赤なロードを伴ったデュエルン。『おひさしぶりです~!』

荒川サイクリングロードを行く荒川サイクリングロードを行く

ここからは荒川サイクリングロード。広~い荒川河川敷を見下ろしながら、デュエルンとカビロは細いタイヤで飛ばします。

秋が瀬公園秋が瀬公園

秋が瀬公園に入ると、また紅葉と落ち葉の雰囲気に。日がかげってちょっと寒くなってきました。

『テリトリー最南端』という志木でもカビロの案内はすばらしく、裏道を通って志木駅前に到着したのはちょうど午後4時。楽しい田舎道と紅葉に、カンパ~イ!

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uploaded:2005-12-10