0604-4

佐渡周遊4

大佐渡 東海岸コース

開催日 2006年05月06日 (土) 曇り
参加者 ジーク/ペタッチ/マーコン/ナオボー
マリー/ブンブン/サリーナ/サイダー
ビジター マーバ/マージ/ケロガメ
総合評価
難易度
走行距離 47km
地域 甲信越

日の出:大野亀から二ツ亀を望む
日の出:大野亀から二ツ亀を望む

コース紹介

早朝よりトビシマカンゾウで有名な大野亀を散策。 自転車で二ツ亀から弾崎を廻り、大佐渡の東海岸内海府をのんびり南下。 椎崎温泉に浸かって金北山を背景にした国仲平野のたんぼを眺めながら汗を流し、夜は諏訪神社の薪能と盛り沢山です。

大野亀の有名な黄色いトビシマカンゾウは6月ころにすばらしい花を咲かせるそうですが、この時期は一面の蒼碧とした緑がすばらしいです。

自転車のコース内海府は大きなアップダウンはなく、景色も外海府に比べれば単調ですが、晴れていれば本土の山々が楽しめそうです。 のんびり走るのに最適な初級コースですが、両津付近は車がやや多いので注意。 また食料は事前に準備したほうがよいでしょう。

走行地図
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
想定ルート(xmlファイル。カシミール3D、GoogleEarth、GPSには拡張子を.gpxとしてお使いください。)
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プロフィールマップ
プロフィールマップ:(描画:カシミール3D)

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
大野亀(願)   発04:00
着06:30
ハイキング 大野亀・賽の河原
日の出 04:50
大野亀(願)  Start 発09:30 r45他
二ツ亀 3km 着09:50
発10:10

r45他
弾崎 6km 着10:25
発10:35

r45
両津港
 昼食
39km 着13:15
発15:00

マーバ、マージとお別れ
椎崎温泉 41km 着15:15
発16:30
諏訪神社入口の佐渡グリーンホテルきらく 500円
本間家能舞台 44km 着16:45
発17:00
新穂 47km 着17:20 泊:国見荘(面白度★★)7,350円 0259-22-2316
椎崎諏訪神社能舞台:0259-23-3300  19:30開演 19:00火入れ式

昨夜、三景館のご主人といろいろな話題で盛り上がるうちに、なんとこのご主人が大野亀を案内してくれることになりました。 しかし… ご主人指定の出発時刻はなんとAM04:00! ひょえ〜、起きられないよ〜〜

眠い目を擦りながらなんとか起き上がったマーバですが、さすがに昨日までの疲れが溜まったようで、『私は休養していま〜す』 と再び布団の中へ。

大野亀散策大野亀散策

ぺタッチ隊長が外で頭にヘッドランプを着けてみんなを待ちます。 よろよろしながらも他全員揃ったところにご主人が登場。 真っ暗な中、ぴったりAM04:00に宿を出発です。 大野亀がたった一つの岩から出来ていること、トビシマカンゾウの保護の苦労話などを伺いながら10分ほどで大野亀の麓に到着しました。 そこからは細い人一人がやっと通れるくらいの道とも言えないような道がすごい勾配で登っています。

『え〜、ここを行くんですか〜』

“ちょっと急ですから足元に気をつけてね。 時々観光客が変な道を作るからこの先どうなっているのか私にもわからないんですよ。”

さすが地元のご主人が登る速度は速い。 へいへいしながら休みつつ行く私たちはどんどん遅れて行きます。 そんな時ご主人は“あっ、これはアサツキです。 帰りに採っていって汁に入れましょう。” などと言いつつさりげなく私たちを待っていてくれます。 20分ほどでようやく頂上に到着するころになると空がうっすらと明るんできました。 今頃の日の出の時刻は04:50頃だそうで、このご主人は日の出の時刻を見計らって出発の時刻を決めたようです。

しかし日の出の時刻が過ぎても太陽はなかなかその顔をみせません。 どおやら水平線近くに雲が出ているようです。 05:00を過ぎたころようやく二ツ亀の右上にお日さまが顔を出しました。 水平線からではなかったのはちょっと残念だったけれど、感激!

二ツ亀を背景に出発二ツ亀を背景に出発

大野亀からの帰りは日の高まりとともに深い碧色に変わる海を眺めながら、アサツキを採取したりしつつ宿に戻ります。 そこから東の二ツ亀までの遊歩道を途中の『賽の河原』まで散策しました。 宿に戻りちょっと休憩した後、朝食ではあのアサツキの入った味噌汁を美味しく頂きました。

身支度を整えて『願』の三景館を出発です。 まずは桜満開の激坂を二ツ亀を背景に登ります。

佐渡一周線の快適な道を行く佐渡一周線の快適な道を行く

このあたりのr45佐渡一周線は舗装状態が良く、車もほとんど通らない快適な道です。

ナオボーを先頭に隊列を組んで

『今日は上りはないのよね〜、楽勝だよね〜』 などと言いつつ二ツ亀へ向かいます。

二ツ亀、亀に見える?二ツ亀、亀に見える?

幹線からちょっと迂回したところにあるホテルの脇から、二ツ亀が真近に眺められます。 夏には海水浴場になるという砂州が、現われたり消えたりするのは潮の満ち引きでかと思ったら、季節や年により砂の堆積状況や場所が違うからだそうです。

『亀に見える?』

“右側のまん中が頭かな?”

『いや、左のまん中が頭だろ。』

“違う違う、一番手前のところが頭さ”

って、結局結論は出ないのでした。

藻浦からの激坂藻浦からの激坂

二ツ亀の先で急に進路を変えた先頭サイダー、

『海岸沿いのほうが楽しいよね〜。 この先に藻浦の集落があるようですから寄ってみましょう。』 とどんどん下り出します。 藻浦は願同様とっても小さな集落ですが、そんな中にも民宿があるのにはびっくり。 しかし下ったってことは当然…  その後弾崎の灯台まではきつ〜い上りが。

『こらっ、サイダー、今日は上りは無いって言ったじゃない!』 と怒りのナオボーでした。

鷲崎の漁港鷲崎の漁港

弾崎から佐渡一周線に復帰するも、またしてもすぐに脇道にそれるサイダー…

『こらっ、サイダー!』

“テヘ、でも今回はだいじょ〜ぶ。 上りはないよ〜” と先へ進みます。

鷲崎には漁港があり、イカ釣り船などが並んでいます。

はみ出しちゃアダメだぞ、ペタッチ!はみ出しちゃアダメだぞ、ペタッチ!

しかし、鷲崎からちょっと先にはまたしても上りが…

『おい、サイダー!』(怒)

“コラッ、ペタッチ! きついからってそんなにはみ出しちゃアダメだぞ!” ととぼけるサイダーでした。

海岸線を快調に飛ばす海岸線を快調に飛ばす

もう一坂越えるとあとはほぼ平坦、本土新潟方面が左手に広がります。 澄み渡った日には山形酒田の先の鳥海山も見えるとか。

曇り空もうっすらと晴れてきた中を快調に飛ばすメンバーです。

『もう少しで両津に着きますよ〜 お昼ですよ〜』

と思ったらペタッチの愛車にアクシデント発生! まあ大したことがなく無事復帰です。

ちょっとぐったりちょっとぐったり

あと数kmで両津なのですが…

しかしこれまで4日間の疲れは隠せません。 へろへろへろ〜 と全員道端になだれ込んで休憩の図。

マーバとマージは急用発生で本日15:00の便で両津港を発たねばなりません。 そうのんびりもしていられないと、ようやく起き上がったみんなは疲れた身体に鞭打って最後の一漕ぎです。

朱鷺の舞湯朱鷺の舞湯

両津港で昼食のあと、マージとマーバは無事出航。 残ったメンバーは市街の北一輝の生家をかすめ椎崎温泉へと向かいました。

諏訪神社の入口にある佐渡グリーンホテルきらくの『朱鷺の舞湯』は金北山を背景に国仲平野のたんぼを眺められるすばらしい景色の露天風呂です。  ややぬるめのお湯はいつまででも浸かっていられるようなものでした。

ここからは、本間家能舞台(通常、舞台は閉まっていて見られない)を経て一度新穂の宿に戻りました。

薪に火が入れられる薪に火が入れられる

さて夜の部開始です。 宿国見荘のバスでまずお弁当を仕入れたあと、再び椎崎の諏訪神社にやってきた私たち。

佐渡はお能でも有名。 今日から今期の天領佐渡両津薪能が始まります。 19:00からなにやら神社で儀式が行なわれ、その後に薪に火入れがされます。 女官から火を受け取った白装束の若者が薪に火を点すと、いよいよ準備完了です。

羽衣の本間英孝氏羽衣の本間英孝氏

本日の演目は能のなかではもっともポピュラーなものの一つ『羽衣』。 天女の羽衣の『はごろも』です。

漁師(ワキ)が美しい衣を見つけるが、女(シテ)が現われ、その衣は自分のもので、自分は天人で衣は天に帰るのに必要なものだという。 漁師は舞いを見せることのかわりに衣を返し、舞い始めた天人は空へ昇ってゆく。

シテ(主役)は本間英孝氏。 これは凄かった。 常設の能楽堂などでやられるよりも一層緊迫感溢れたもので、眠気が一気にぶっ飛ぶ! これにワキの池野正太郎氏の枯れた喉が、なんともいえない風情を添える。 ここに出現した現象には『能』の本質の一つに違いないと思わせるなにかがある。

しかし…  お疲れ御一行様の半数は天女の舞いにぐっすりとおやすみとなるのでした。 ありゃりゃ。。

山下清直筆の碑の前で、お別れの記念撮影山下清直筆の碑の前で

ハイキング、サイクリング、お能鑑賞と盛り沢山の一日を楽しんだ私たちは、宿へ戻ると語り合う暇もなくバタン、キュー!

翌日の5月7日、五日目は朝からしとしとの雨。 全員お疲れとあって、自転車はおしまいに。 トキ保護センターを見学することにしました。

国見荘は山下清画伯の母上の実家でもあり、画伯の絵が数点展示されてもいます。 その山下清直筆の碑の前で、お別れの記念撮影です。 中央が文弥人形の名手のおかみさん、右から二番目が正調『佐渡おけさ』のご主人。

佐渡は大きな島なので急いで廻るのはもったいない。 しかしのんびり巡るのにはとても良いところです。 初級者でも無理をせず、場合によってはタクシーをうまく利用すれば快適な旅ができるでしょう。 上級者はもちろん一日で島を廻ってもいいし、峠越えも楽しめます。 金山あり、伝統芸能あり、美しい景色あり、ハイキングに最適なところあり、そしておいしい海の幸とお酒、ご飯がとっても旨いところです。

くしゃくしゃ笑顔のナオボー感想 by ナオボー

PP組で参加して大感動の佐渡周遊

企画が発表された時はつわものコースなので未練を感じながら参加を諦めたのですが、その後P組コースができたとのお知らせがあり、すぐ参加を決めました。 でも、気力に体力が付いてこないという悔しさがあるので、今回はチューボーを専属サポーターにお願いしました。

私はサイダー企画のP組コースよりもさらにP組して、3日間の走行距離は110キロほどでした。 今回は『ジオポタリング』にプラスして、佐渡の歴史と文化を学び味わう機会と雪を踏みしめて花々を愛でるハイキング、長い人生で初体験の朝4時発のご来光を拝むハイキングなどの企画もあって、新しいスタイルのジオポタを感じました。 また海の不思議を感じました。 西海岸の荒波によって創り出された絶景と東海岸のなだらかな単調な景色を味わって、ただただ押し寄せては返る波がこんなにも異なる作品を創るんだという魅力を満喫し、一瞬その魅力の中に身を委ねることができた幸せに感謝です。

体力の限界近くまでエネルギーを使い、容量を超えそうなくらいまでご馳走をいただき、帰宅後体重は何と50.2キロになっていて大喜びしましたが、2日後には48キロ弱に戻ってしまいました。 でも、大手術後1年8ヶ月を迎え、大きな自信がつきました。

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uploaded:2006-05-23