0706-5

陸前海岸・牡鹿半島・松島 5日目

奥松島〜仙台

開催日 2007年05月06日(日)曇りのち雨
参加者 ジーク/マリー/サイダー
ビジター ケロガメ/クドール
総合評価 ★★
難易度
走行距離 56km
累積高度 1,250m
地域 東北

奥松島の田んぼを行く
奥松島の田んぼを行く

コース紹介

東北地方の陸前(宮城県)は、奥松島から松島まで。 奥松島の海岸には遊歩道があり、そこからの眺めも楽しめそう。 松島ではお決まりの観光船に乗り、松だらけのたくさんの小さな島を眺めながら、湾をぐるっと一回り。 瑞巌寺を見学した後はオプションで仙台までどうぞ。

奥松島には田んぼの中のカントリーロードがあって、そこそこ楽しめます。 JR仙石線と平行して松島に向かうr27奥松島松島公園線は、車が多い上にこれといった景色もありません。 松島から仙台へはR45ではなく、内陸のr8仙台松島線に沿った自転車道?を行きます。 途中の『県民の森』は静かでのんびりした雰囲気でお薦めです。 七北田川に沿っても自転車道があるので、仙台中心部のかなり近くまで安全にアクセスできます。

走行地図
地図ベース:国土地理院5万分の1ベース 山旅倶楽部提供 (描画:カシミール3D 他)
走行ログ(xmlファイル。カシミール3D、GoogleEarth、GPSには拡張子を.gpxとしてお使いください。)
Google マップでルートを表示
総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など。ダウンロード可)

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
奥松島 START 発08:00 r27ほか
松島 19km 着09:45
発12:50

自転車道? r8ほか
遊覧船で松島湾巡り
昼食:南部屋  生牡蠣 1000円/4個、それ以外は×
宮城スタジアム
県民の森
37km 着14:05
発14:25

県民の森内
直前であらぬところへ!
だれもいなかった!
七北田川 42km 着14:30
自転車道

途中雨宿り
JR仙石線出会い 47km 着15:00
一般道

幹線を避けたので、ちょっと迷う
仙台駅 56km 着15:40 『伊達の牛たん』で打ち上げ
仙台18:54→20:36 東京 

奥松島の田んぼを行く奥松島の田んぼを行く

天気予報では午後には雨。 奥松島の海岸には散策ルートがあり楽しめそうなのですが、この予報とあってはそこをのんびり散策するゆとりもなく、早々に松島に向けて出発します。

昨日は時間に追われ、メインルートを走ってしまったので、今日は少しだけカントリーロードを楽しみます。 田んぼでは、早いところには水が張られ、田植えがされていました。

湾? 池?湾? 池?

奥松島は無数の島々から成り、海岸線はとても出入りが多い。 メインロードに戻ると、道路が入り江を横切っているのか、池なのかちょっと判断は付きませんが、散策路が廻っている池のようなところがありました。 なかなかいい感じです。

鐘島鐘島

東名駅でJR仙石線に出会うと、後はこの線路に平行するr27奥松島松島公園線をひたすら松島へと向かいます。 車が多い上に、海岸から少し内陸を走るので海への眺望はあまりありません。

松島ではお決まりの遊覧船に。 いくつかのコースがありますが私たちは一番短いやつです。 塩竈へは定期路線があり、こちらは遊覧船ではないもののそれでもかなり楽しめるとのことです。

『松島っていう位だけれど、ほんとうにみんな松ばっかりだね〜、ところでどれが松島?』 (笑)

五大堂入り口の橋五大堂入り口の橋

遊覧船の次は五大堂です。 坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂が最初で、のちに慈覚大師円仁が瑞巌寺の前身のお寺をを開いた際、五大明王像を置いたことから、この名がついたと言われています。 現在の建物は伊達政宗が、桃山式建築手法の粋をつくして再建したものだそうです・・・ へぇ〜〜。。

牡蠣牡蠣

『おなかすいた〜〜』 ということでお昼は今回の旅ではまだ食していない牡蠣を是非に。 しかし今月はMAY。 R のつかない月ではありませんか。 牡蠣は食べられない?

いえいえ、そんなことは決してございませんヨ。 ホレ。

R のつく月云々は真牡蠣。 岩牡蠣は春から夏が旬なのじゃ。 それでこれはどっち? ん〜〜、どっちにしても、お・い・し・い・!!

瑞巌寺瑞巌寺

さて、お昼がちょうど済んだ頃、空からパラパラと来ました。 そこで午後の部は各自お好きなように、ということにしました。 ジーク以外はまず瑞巌寺へと。

伊達政宗が自ら縄張りを行なったと言われ、『まつしま〜ぁあの〜、サョー〜、ずいがんじ〜』と歌にも詠われる有名なお寺です。 しかし、現在のお寺は一部分しか残っていないのか、奈良や京都の大きなお寺とは、はっきり言って規模も内容もまるで比べ物になりません。

でもまあ、ここまで来たら立ち寄ってもいいでしょう。

r8に平行する自転車道r8に平行する自転車道

瑞巌寺からは各自それぞれに思うところに向かいます。 マリーとクドールさんは電車に向かい、ケロガメさんは思案顔、そしてサイダーはどこかへ走り去ったのでした。

まずはサイダーの行方。

松島から進路を西に採り、三陸自動車道を潜り、r8仙台松島線に沿った自転車道?を進んでいました。 r8はそこそこ交通量がありますが、こちらは人っ子一人通りません。 快適快適!

県民の森の池県民の森の池

自転車道が終わると、ちょっと遠回りですが『県民の森』へ行ってみることにしました。 隣の宮城スタジアムは大きな新しい施設ですが、人っ子一人いません。 大きいだけに殺風景でちょっと不気味。 そのスタジアム側から道路の上を跨ぐ橋を渡ると『県民の森』です。

気持ちのよい林とダート気持ちのよい林とダート

林の中に入るといきなりダート、というか砂利敷の道です。 しっとりと濡れた雑木の緑が冴えていました。 こちらにも人っ子一人いません。

どんどん進むとバリケードに突き当たりました。 その向こうは車道です。 バリケードをすり抜け振り返ると、進入禁止マークが。 どおやらここは遊歩道らしく自転車は通行できなかったようです。 それにしてもスタジアム側にバリケードがなかったのはなぜ?

県民の森の車道県民の森の車道

ようやく車道に出たあとは快適な下りです。 2〜3台の車とは出会いましたが、ここも素晴らしく車が少ない。 森を楽しみながらグワ〜ッと下るといい感じの池が3つ4つ現れました。 ここまで下ると県民の森はおしまいに、そしてごく普通の道に出ます。

七北田川の自転車道七北田川の自転車道

ちょっと進むと七北田川の自転車道に入ります。 関東ではとっくに終わった菜の花が満開です。 しかしこの土手をのんびり楽しむ時間はなさそうです。 雨脚が強くなってきました。 仙台へ急げ! 急げ!

末の松山末の松山

一方そのころ、マリーは列車で移動した多賀城駅から歌枕の地として有名な『末の松山』と『沖の井』に向かっていました。 『歌枕』って、ようするに和歌に取りあげられた地名のことだそうです。

奈良・平安の歌に誘われて江戸の芭蕉が訪ねて、その『奥の細道』に誘われてマリーが訪ねる。 後の人はこのペイジをみてまた訪ねる? まあ、それはないか。(笑)

ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波こさじとは
  (百人一首 清原元輔)

 おぼえているかい
 約束したね ぼくたちは
 涙で誓った
 決して心変わりしないとーーー
 末の松山を 波が越すような
 そんなこと 決してないって
 契ったよねえ きみとぼく
  (田辺聖子訳)

わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそしらね 乾く間もなし
  (百人一首 二条院讃岐)

 わたしの袖は
 たとえればあの沖の石のよう
 ひき潮にもあらわれぬ深海の石
 ぬれにぬれ
 人は知らないけれど
 涙で乾くひまもないの
 みのらぬ恋を悲しんで
  (田辺聖子訳)

ケヤキ並木とせんだいメディアテ−クケヤキ並木とせんだいメディアテ−ク

そしてもう一人、我らが企て人ジークはそのころ、一人仙台の街にやってきていたのです。 心配性のジークはまず駅付近で今晩のお別れ会場を探し、それからこの話題の建物にやってきました。

美術や映像文化の活動拠点でスタジオ、ギャラリー、図書館などがある『せんだいメディアテーク』です。 通りでは杜の都を象徴するケヤキ並木が、しとしとと音を立て始めた雨に濡れていました。

ビジターのケロガメさんとクドールさんもそれぞれに時を過ごし、夕刻にはジークが手配したお店に集合。

いや〜、おつかれさまでした〜〜

ゴツゴツとした海岸線に海の幸三昧、深緑の松と青い空に蒼い海、そしてなにより、アップアップ・ダウン、アップアップ・ダウンに乾杯!

いえ、いえ、完敗? かな…

ひとこと by マリー

食べられまいと必死で逃げる殻ごとの甘ーいウニ。
コンロで焼くホタテは芳ばしく、アワビは凝縮された濃厚な旨味。
ほっくりとしたメバルの煮付け。
生ガキのつるりとした喉越し、ほころぶ口元。
ワカメをさっと湯に通した瞬間に変わる鮮やかな緑に立ち上る磯の香。
進む気仙沼産フカヒレのヒレ酒。
新緑に染まり、盛りの八重桜。
ウグイスがさえずり、キジも遊ぶ。
仲間に、健康に、自由に恵まれた、麗しい皐月の一週。
これぞGWを満喫しました。

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uploaded:2007-05-27