0907-3

青海島〜萩

萩・津和野・秋吉台 三日目

開催日 2009年05月日04(月)晴れ
参加者 ケロガメ/ ジーク/ムカエル
デラリン/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★☆
難易度
走行距離 55km
地域 中国

仙崎湾を行く
仙崎湾を行く

コース紹介

奇岩の並び立つ『海上アルプス』と呼ばれる青海島を一周クルーズしたのち、海沿いの車がほとんど通らないのどかな道で萩まで。 山の緑とところどころで日本海が楽しめる美しくのどかなコースですが、細かいアップダウンの連続です。

萩は長州藩の城下町。 3つの伝建地区や幕末から明治維新にかけて活躍した著名人の関連施設など見どころ満載です。

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総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など。ダウンロード可)

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
青海島 通 START 発07:25 r283 沖千鳥
仙崎港 8km 着08:05
発09:50
青海島一周クルーズ90分 2,200円
青海島観光汽船  0837-26-0834
松島キャンプ場 18km 着10:45
発11:05

r258、r64
散策路を行く予定だったが、道はなかった。
三見駅 37km 着12:40
発12:50

r64
店などはない。持参の弁当で軽い昼食
萩城跡 45km 着13:40
発14:05
萩の宿 55km 着17:30 泊/阿武川 1泊2食7,000円 0838-22-2739
萩市観光協会

釣り船の前で出発の儀式釣り船の前で出発の儀式

薄曇りですが気持ちの良い朝。 青海島(おうみじま)の宿は釣宿で、宿の主人は夜明け前には船に釣り客を乗せて出かけました。

私たちも今日は少しだけ早起きし、早めに宿を出発します。 ここ青海島は周囲にいくつも奇岩が並び立ち『海上アルプス』とも呼ばれているので、その景観を一目見ようと、島の一周クルーズ船に乗る予定だからです。 後ろは本日のコースとなる本土の山並みで、ちょっとアップダウンがありそうです。

仙崎港へ向かう仙崎港へ向かう

いつもより30分早い7時半に宿を出発、向かうはクルーズ船が出る仙崎港です。

『きもちええな〜』 とジークが行き、ケロガメ、サリーナ、デラリンと続きます。

仙崎港仙崎港

昨日やってきた道を仙崎港まで戻るのですが、もちろん昨日同様に小さな山越えが2つ。 3つ目の上りは青海大橋への上りです。 橋の上からは仙崎港がよく見渡せます。

仙崎港のクルーズ船乗場に着くと、すでに朝一番の船を待つ観光客が何人かいました。 通常8時40分発が一便なのですが、この日は特別に20分ほど早い便を出すとのことで、私たちもそれに乗り込みました。 島一周のクルーズは天候により出来ないことがあると聞きますが、この日は一周できるとのこと。

筍岩筍岩

船は大小、形も様々なものがあるようですが、私たちが乗り込んだのはオーソドクスな形で5〜60人は乗れそうな、中では大きいものでした。 船は島を時計回りに進んで行きます。

青海島は北長門海岸国定公園になっており、東西北の三方が荒波に侵食されて、断崖絶壁や洞門、石柱などをつくり出しています。 これらの奇岩は島の北側にほぼ集中していて、その北東の角にあるのが筍岩(たけのこいわ)です。 にょっきり生えている様はまあ筍に似ていなくもありません。 

コーモリ洞コーモリ洞

こちらはコーモリ洞。 洞窟には数えきれないほどのコーモリが住み着いているそうです。 鷹のような猛禽類の巣があったり、観音様や仏様のような岩があったり、自然が作り出す景色とは面白いものです。

セムラあたりで船のガイドさんの案内によると、かつて東山魁夷がこの地を訪れ、この岩場をある壁画にしたとか。 どうやらその壁画とは皇居の新宮殿のために描かれた『朝明けの潮』のことのようです。

他にも様々な見どころを経て、90分の楽しいクルーズを終えました。

松島へ松島へ

クルーズのあとは、いよいよ萩へ向かいます。 仙崎港の周辺は視界が開けていい気分です。

『一周クルーズ楽しかった〜、今日もがんがん行きまーす!』 とムカエルが飛ばしサリーナと続く。(TOP写真)

豊原の小波橋を左折すると穏やかに上って下り、小さな湾に出ました。 この先の松島という小さな半島から、反対側の栗良ヶ浜まで散策路が続いているのでそれを行くことにしたのです。 今日のコースは短いのでちょっとアクセントを付けようという企て人サリーナの計画です。

キャンプ場から浜辺に下るキャンプ場から浜辺に下る

この小さな湾の廻りはとてものんびりした感じでいいところです。 しかし半島の先端に到達するも散策路らしきものは見当たりません。 少し戻って松島キャンプ場に入るとどうやらそれらしい道になりました。

しかしその道はすぐに浜辺に下りてしまいました。 浜辺のすぐ上を観察するもそれらしき道は見つかりません。 浜の先は大きな岩場でとても行けそうにありません。

浜辺で行き止まり!浜辺で行き止まり!

『あれ〜、おかしいな〜、反対側に出ていざり坂に出られるはずなんだけどな〜』 とサリーナ。 そこでまずムカエルが斥候するも、

『担いでも行けない!』 とのこと。 そこに近くに潜っていた海士(男の海女さん)がひょっこり顔を出すと、なにやらおっしゃっています。 どうやら、『行けないよ、けど、がんばりゃ行ける。』 ということらしい。

そこで今度はサイダーが念入りに調査するもやっぱり、『いけなーい!』 とのこと。 ありゃ、ま。。

出た〜、海!出た〜、海!

止むなく来た道を引き返し、三隅の観月橋からr64に入ることにします。 その観月橋の交差点には新しい道路が出来ていてちょっとコースミス。 もどってようやくr64に入りました。

このr64、しばらくは山の中を進みます。 当然上りです。 小さな峠を超え、地蔵峠を越えると『一宗の鼻』と名の付いた出っ張りの袂で再び海に出会いました。

飯井駅付近飯井駅付近

ぐぐ〜っと下ると山陰本線に沿って道が続いて行きます。 海は所々でチラッチラッと顔を出すだけで、全体としては山の印象が強い道です。

三見駅から三見駅から

小さなアップダウンを繰り返し、三見(さんみ)駅に到着。 前に通過した飯井(いい)駅もこちらの三見駅も付近にお店はなく、駅も無人のようです。 駅の待合所を借りて軽い昼食を取りました。

そこへやってきたのは一両編成の小さな電車です。 山陰本線ってかなりローカルなんですねぇ。

最後の山越え最後の山越え

三見駅からは少しだけ平地がありましたがまた上りです。 しかしこの山を越せば萩はもうすぐ。

『あへあへ、きつー』 と言いながらもデラリンはわっせわっせと上り、ムカエルを追い越して行きます。

小原浜小原浜

一山越すと小原浜です。 先に見える小さな島がたくさんあるあたりが松島でしょうか?

かわいらしい山陰本線かわいらしい山陰本線

踏切が近づくとピンコンピンコンという音が。 ちょうど山陰本線のかわいらしい電車(ディーゼルかな?)がやってくるところでした。

最後の上り最後の上り

黄色い電車を見送った後は最後の上りです。

『さっきも最後って言ってなかった?』

『いや〜、さっきのは最後のヤマだよ、山。』 って、誰だ?

萩到着萩到着

こうしてワイワイしながら上ったあとは、ググッと下って萩に到着です。 広い橋本川の河口の向こうに萩のちょっと変わった並木が見えています。

指月公園萩城跡指月公園萩城跡

常磐大橋を渡り萩の町に入ります。 萩屋敷長屋を経て指月(しづき)公園の萩城跡をぐるっと一回り。 ゴールデンウィークのイベントなのか茶会があちこちで行なわれていて、黄色いアヤメ?が満開でした。

萩の民家萩の民家

人気の萩だけあり街の中はかなりの観光客で賑わっています。 有名な民家(木戸孝允など)などは大抵100円の入場料で、ボランティアの方が解説してくれて好印象です。

藍場川藍場川

街の南東を流れる藍場川(あいばがわ)は2.5kmほどの小さな用水で、18世紀半ばに農業用や防火用、物資の運搬用として作られたものだそうで、現在は鯉が放流されていてちょっとした風情があります。 この用水は風情があるばかりでなく驚くべき仕掛けがありました。 流れに面する建物はこの流れを家屋に取り入れて、台所などで使えるようになっているのです。 写真の建物は三角に飛び出した壁の下が取り入れ口です。

台所に導かれた流れ台所に導かれた流れ

お風呂などにも利用されたようですが、使用済みの排水は墨などを詰めた地下の施設で濾過してから返すようになっていて、当時からかなり環境に配慮したものだったようです。

この流れは家屋の中ばかりでなく庭にも取り込まれていて、たいていそこには池が作られています。

藍場川を行く藍場川を行く

ゆったり泳ぐ鯉を眺めながら藍場川を辿り、安政の大獄で処刑された吉田松陰などが投獄された野山獄の跡を経て今日の宿に向かいます。

萩ではこれらのほか、土塀の続く道や旧久保田家住宅、明倫館跡、松陰神社などの見所も楽しめました。

ひとこと by ジーク

"GEO POTTERING″のゴールデンウイーク企画には2001年の「紀伊半島周遊」以来欠かさず参加していて、今年で9年目になります。 関西に住んでいるため普段は首都圏が中心の企画に参加できず、いつもゴールデンウイーク企画を待ちわびていました。 今年も期待に違わぬ企画に感謝! 40年近く前山口にいて免許取立てで車で回った懐かしい場所ばかりでしたが、長い時間を経て見紛う如き素晴らしさでした。

ところで自転車! 2年目から一昨年までは"BIKE FRIDAY World Tourist"での参加でしたが、昨年の「四万十川」を"Traincle 6500"で参加、ところがシングルギアの悲しさで平地走行に置いてきぼり・・・、そこで多段化して今回参加したところ効果絶大スイ〜ッスイ! 自分より若い人たちばかりと一緒に奈良も含めて8日連続走る!とあって体力を懸念していましたが、無事完走できたのも"トレンクル"の『軽さ』のお陰と感謝しています。

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uploaded:2009-05-11