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涸沼周遊+大洗海岸

開催日 2009年07月18日(土)曇り - 07月19日(日)曇り
参加者 レナール/ムカエル/デラリン
ペタッチ/マーコン/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 69km
地域 関東

涸沼の南湖岸を行く
涸沼の南湖岸を行く

コース紹介

初日は水戸の千波湖をぐるっと一周したのち、逆川(さかさがわ)を遡り茨城町の田舎まで。 そこで林から水田の稲を眺めつつ、ワイワイしながらBBQを楽しみます。 2日目は汽水湖として知られる涸沼(ひぬま)を一周。 途中、太平洋は荒波で知られる大洗海岸に出て、ちょっとだけ海水浴。

千波湖、逆川、涸沼、大洗と四つの水辺が楽しめるコースです。 逆川と涸沼にはちょっとしたダートがあります。

スライドショウ(03'43" 音声:BGMのみ)


初日

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発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
水戸駅 START 発10:35 桜川沿いの土手
千波湖 1km 着10:40
発10:40

周回路
逆川 5km 着11:00
発11:00

逆川緑地内道、土手
オー・ファーム 14km 着12:05

水戸駅をスタート水戸駅をスタート

上野駅から特急で1時間と少しの水戸は、黄門様と梅の名所偕楽園が有名ですが、水戸駅のすぐ南西にある千波湖もなかなか雰囲気のいいところ。 水戸駅に集合したムカエル、サリーナ、サイダーはまずこの千波湖に向かいました。

桜川沿いの土手桜川沿いの土手

水戸駅のすぐ南には桜川が流れ、その土手には総長6kmほどのサイクリングロードがあります。 このサイクリングロードを東へ行けば那珂川に出、反対の西へ向かうと千波湖に出ます。 小さなシロツメグサがきれいに咲き競う気持ちのいい土手をのんびり進むと、

桜川の向こうに千波湖桜川の向こうに千波湖

立体交差になっている道路をくぐり抜けたところで視界が開け、桜川の向こうに千波湖が現れました。

桜川桜川

梅雨が明けて2〜3日は快晴だったものの、ここのところちょっとぐずついていて、梅雨に逆戻り?と思わせる天気が続いています。 この週末もかなりあやしい予報ですが、雲は薄く、青空もちょっと覗いています。 このままお天気が持つといいな〜

千波湖周回路を行く千波湖周回路を行く

桜川の土手はちょっとだけダートがありますが、固く締まっているので問題なし。 千波湖の湖畔に渡る橋を渡って千波湖に出ると、そこは散歩やジョギングをする人々でけっこう賑わっていました。

白鳥や黒鳥がいっぱい白鳥や黒鳥がいっぱい

人のほかにも賑わいが。 湖岸の草の上には白鳥や黒鳥、鴨といった水鳥がいっぱい。 中には道の真ん中を平気でヨタヨタ歩いているものも。

偕楽園の森を背後に偕楽園の森を背後に

千波湖の北西の丘の上には日本三大公園の一つ、梅で有名な偕楽園があります。 その下、千波湖の西側は偕楽園公園として整備されていて、桜山やもみじ谷、月池といったものがあり、ここもなかなか気持ちの良いところです。 その一番千波湖寄りのところには黄門様の銅像が建っていました。

サリーナの頭の前にある、こんもりしたあたりが偕楽園です。

逆川緑地逆川緑地

千波湖をぐるっと廻り南東の端にやってくると、近代美術館や文化センターといった大型の施設が現れます。 その文化センターの裏手あたりから逆川(さかさがわ)緑地が始まります。 この逆川は先の桜川に流れ込んでいます。

ホタルの生息地ホタルの生息地

緑地には水遊びの場所や自然観察の道といったものが整備されていますが、時折スケッチをしている人がいるくらいで、あまり使われていないようでした。 今日は湿度が高く、湿地帯のこのあたりではジメッとした空気が纏わリ着いてきます。

水上駅をスタート逆川の土手を行く

それなりに整備された逆川緑地が終わると、周囲は林と水田になります。 真っ青な稲がすばらしく輝いて見えます。 川では時折、鴨やサギといった水鳥がバシャバシャと音をたてて飛び立ちます。

土手の上はダート。 写真はまだ固く締まっているところですが、このあと、ぼさぼさの薮になり、

なつかしい田舎の砂利道なつかしい田舎の砂利道

そしてついに、『もう進めないよ〜』というところまでやってきました。 しかしこの川は、東側すぐのところに道路が走っているので、どこで脱出しても問題ありません。

一旦舗装路に出たものの、その後サイダーが進む道は、またまたこんなことになってしまうのでした。 おいおい!

でもこんなところは、背丈ほどもある草がワイルドで、草の臭いがムンムン。 久々に真夏の田舎の空気を感じさせてくれました。

水上駅をスタートオー・ファーム

その後も田んぼを抜けたり畑の脇を通ったりしながら、本日の合宿所&バーベキュー会場オー・ファームに到着です。 車組のペッタチ、マーコン、レナールがここで合流。 会場に到着するなり、

『お〜、かっこいい〜』

『天井、たか〜いぃ。。』

『すごく涼しい〜』

と感嘆の声が。 昭和初期のかっこいい田舎屋造りのオー・ファームでは、ご主人と奥様、娘さんとその友達が迎えてくれました。 道路から一歩入ったとたんに空気が変わり、すぅ〜と涼しい風が吹き抜けます。

オー・ファームの林と畑と水田オー・ファームの林と畑と水田

オー・ファームは稲作中心の農家で、奥にひろ〜くどこまでも続く水田が、そしてその手前に畑と林があります。 先に見える林の中が本日のバーベキュー会場です。 さてさて準備に掛かりましょう。

すいかを冷やすすいかを冷やす

『この水、つめた〜い!』 と飲み物とすいかを冷やすマーコン。

『この水は地下水を汲み上げたものなんですよ。』 とオー・ファームのご主人。

BBQの達人レナールの手さばきに見入る美女たちBBQの達人レナールの手さばきに見入る美女たち

そしてバーベキューといえばこの御仁、レナール。 腰には包丁を3本ぶら下げ、まずはポップコーン、お次ぎはチーズとハムのスモーク、お次ぎはキャベツと塩コンブの即席漬け物と、手早い。 その作業に見とれるはオー・ファーム御用達の美女3人でした。 美人のギャラリーが多いと、やる気もでるよねぇ。

まずは乾杯まずは乾杯

焼き物はあとにしてまずは乾杯しようということで、杉林の中の特設テーブルを囲みます。

『無理矢理押し掛けてすみませ〜ん。。』 とサイダー。 実はこの企画、オー・ファームの奥方にサイダーがバーベキューに誘われたのがきっかけで、オー・ファームではサイダー一人がやってくるものと思っていたのでした。

『バーベキューは大勢のほうが楽しいですからね〜』 と、にこやかに微笑んでくださる奥方。 人間できていますな。

『そんなことより、さあカンパ〜イ!』

林の中のホタテ林の中のホタテ

いよいよメインの焼き物。 焼き担当は若者中ただ一人の男イッセイくん。 ドラム缶の中の火かげんを見ながらホタテに始まりエビやイカの魚介と進みます。 林の中にあるホタテってなんか不思議なかんじですねぇ。

焼き盛り焼き盛り

魚介の次は肉に行こう、と鉄板に油を敷くイッセイくんですが、レナールがすかさず温度計で鉄板の温度をチェック。

『周辺は温度が低いから、このへんに載せて。』

温度計の出現にびっくりのみんなですが、おかげで美味く焼けましたな。 肉は豚はもちろん牛もどっさり。

実はこの肉、近くの肉屋から調達したものなのですが、その肉屋が面白い。 表は普通の肉屋ですが、その店から奥の豚や牛を解体しているところが見えるのです。 これには買い出し班のマーコンもびっくり。

『す、すご〜い。。 肉ってああやって切り取られてゆくんですねぇ〜』

あっ、ちなみに解体といっても丸々牛からじゃあないですよ。 でっかいブロックに分けられた肉の塊からっていう意味です。

食材にはオー・ファーム特産野菜も加わりぜいたく。 オー・ファームの野菜は新鮮なだけでなく、濃い〜いお味で抜群においしい!

ファーム散策ファーム散策

だいたい満腹になったところで、オー・ファームの散策に出かけます。 美しい水田の中の散歩は快適。

『こんなところで生活したら人生観、かわるよね〜。 だれかこんな民家、売ってくれんかな?』 と早やリタイア後の生活を頭に描くペタッチでした。

夜は気分最高夜は気分最高

日が落ちると林の雰囲気がぐっと変わって周辺は真っ暗闇。 時折そよぐ風に、真上にある杉の木の枝がザワザワと音を立てるだけで、あたりはシ〜ンとしています。 そんな中、ワイワイガヤガヤ騒ぐ声だけが響きわたります。

ひんやりした空気が下りてくるころ、バーベキューの焼き物はクライマックスを迎え最終段階の焼きそばに突入、ジャージャーという音に盛り上がります。

宴たけなわ宴たけなわ

飲んで喰って騒いで、いつ果てるともなく宴は続くのでした。


二日目

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発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
オー・ファーム START 発09:40 一般道
高岡神社 4km 着10:00
発10:03

一般道
長岡橋 5km 着10:06
発10:06

茨城大洗自転車道
涸沼大橋 8km 着10:22
発10:28

湖畔
いこいの村 15km 着11:10
発11:10

湖畔
大洗海浜公園 25km 着12:03
発12:42

一般道
海水浴
 昼食 28km 着12:56
発14:28

一般道
大貫橋 30km 着14:38
発14:38

茨城大洗自転車道
広浦キャンプ場 35km 着15:08
発15:12

茨城大洗自転車道
親沢鼻 40km 着15:35
発15:35

茨城大洗自転車道
脇を通っただけ
涸沼大橋 43km 着15:43
発15:43

一般道
オー・ファーム 47km 着16:06
発16:30

一般道
水戸駅 55km 着17:13

出発出発

深夜2時まで飲んで騒いだあと、雑魚寝で過ごした夜は涼しく、都心ではとても考えられない快適さでした。 一夜明けた早朝、朝霧に濡れた稲の緑はとてもきれいでした。

涸沼産のシジミ汁で朝ご飯をいただいて、さてさてその涸沼に出発です。 ぎっくり腰のペタッチはマーコンのお付きでここで帰宅。 変わって早朝の電車でやってきたデラリンが加わりました。

林を抜ける林を抜ける

オー・ファームからは1kmほど広い道を進みますが、そのあとはもうめちゃくちゃ。 こんなところ本当に行けるの? というような道をサイダーはどんどん行きます。 田んぼや畑の畦を抜け、林を抜け、

畑の畦を行く畑の畦を行く

民家の軒下をかすめ、砂利道はもちろん、水たまりの泥んこ道も。

高岡神社高岡神社

着いた先は高岡神社。 江戸時代の末期、尊皇攘夷派の急進改革グループだった天狗党が、ここで出陣の気勢をあげたという話を聞いたことがありますが、案内板などはなかったので真偽のほどは…

水上駅をスタート茨城大洗自転車道の入口

高岡神社から長岡の宿の坂を下ると涸沼前川に架かる長岡橋に出ます。 ここが茨城大洗自転車道、通称涸沼自転車道の起点のようで、この自転車道を真っすぐ行くと大洗の海に出るのです。

茨城大洗自転車道を行く茨城大洗自転車道を行く

ムカエルが引き、サリーナ、デラリン、レナールと続きます。 ところがこの自転車道、100mほどで即ダートに。 こうなるととたんに遅れ出すのは、ダート嫌いのレナール。

背の高い草と葦薮の中を行く背の高い草と葦薮の中を行く

進行右手に涸沼前川、その川辺には葦?の群れ、そして道脇には真っ青な雑草が背丈ほどに伸びています。 今日の湿度はとても高く、90%はあろうかと思われるほどで、ねっとりとした空気が肌に纏わリ着きます。

涸沼大橋から涸沼大橋から

『あつい〜、もうだめ〜』 とへなへなサイダーが騒ぐも、どうやら涸沼大橋に辿り着いたよう。 この橋のすぐ先が涸沼です。 橋を渡り、涸沼の南湖畔に出ます。

田んぼの中を進む田んぼの中を進む

渡ったところには緑の田んぼが広がっていました。 空の雲は薄くなり、青空が広がってきています。 そんな中を快調に進むはレナールとサリーナ。

涸沼涸沼

そしてついに涸沼の湖岸に到達。 そこにはちょっと見かけぬ風景がありました。 沼の中に人がいっぱい。 みんなTシャツを着ていて、泳いでいる様子はありません。 魚が入っているような発泡スチロールの四角い箱も浮いています。 なにかな〜 と思って近づいてみると、みんなシジミ採りをしているのでした。 ざるで泥をすすぎ、採れたシジミを発泡スチロールの箱に入れるのです。 覗いてみると、『おお、でかいシジミ〜!』

ここ涸沼は日本の代表的な汽水湖で、ヤマトシジミがたくさん採れるのです。 ヤマトシジミは、淡水と海水が混じる汽水域にのみに生育するんだって。

涸沼のダートを行く涸沼のダートを行く

この沼には、30数年前に発見された新種のヒヌマイトトンボという、めずらしいトンボもいるそうです。 土手を走りながら見かけたトンボはシオカラトンボだったかな。

さて、シジミ採りの人々を横目にサイクリングは続きます。 しかしこの南側の湖畔の道はご覧の通りダート。 舗装路は沼から少し離れて走っていて湖面が見えないので、このダートをえっこらえっこら進みます。 しばらくこのダートで粘るも、

『でこぼこだ〜、もう〜、つかれた〜』 とデラリンが騒ぎ、ダートが苦手なサリーナは遥か後方、レナールに至っては影も形も見えなくなってしまったので、小さな船の停泊所から舗装路に向かうことにしました。

水上駅をスタートさつまいも畑の中を行く

民家の塀の脇をかすめ、さつまいもの畑の中を通り、水田の中を行き、一丘越えて臨海大洗鹿島線をくぐり抜けると、

『お〜、見えた〜、海だ〜』

初泳ぎ初泳ぎ

松林の向こうに太平洋は鹿島灘、大洗の海が顔を出します。 海岸に向かうとまずサーファーのゾーンがあり、その向こうに海水浴場・大洗サンビーチが続いています。 さらに先は大洗港、そしてその内陸に高い大洗マリンタワーが見えます。

大洗サンビーチの駐車場には車がぎっしり。 その車を掻き分けるようにしてビーチに向かいます。

ビーチでごきげんビーチでごきげん

砂浜にも人がびっしり。 ここの浜辺はとても奥行きがあり、狭いところでも200m、広いところでは400mもあります。 私たちは200mほどのところで浜辺に向かいましたが、その間まっすぐに進めないくらいに大勢の人が日光浴を楽しんでいました。

サイダーとサリーナはバシャっと海に飛び込みます。

『つ、つめたい〜〜』 とブルブルのサリーナ。 大洗の水はとっても冷たいのでした。 しかしとっても気持ちいい〜

大人なレナール、デラリン、ムカエルはビーチで一服。 ありゃ、ここまで来て海に入らないの?

葦やぶのダート農道葦やぶのダート農道

しばし大洗サンビーチで海水浴と日光浴を楽しんだのちは、昼食場所を探してちょっとうろうろ。 ここで午前中から『あつい、あつい』を連発していたサイダーがダウン。 熱中症でしょうか? 昼飯処でサイダーがリタイアし、午後は4人で涸沼の北湖岸を廻ります。

那珂川に大洗の河口で合流する涸沼川から涸沼の北湖岸に出ます。 大貫橋という赤い鉄橋を渡り、すぐに下に下りると涸沼川です。 周囲には水田が広がりその中に農道が走っています。 しかし土手の上は例によってダート。

『ダートはいやだ〜』 とレナールがぎゃあぎゃあ喚くので、土手下の舗装された農道を進みます。 ところがその道も途中からダート。 やっぱりね。。 周囲は葦やなんやらのワイルドな草でいっぱい。

水上駅をスタート涸沼とサイクリングロード

川が大きくふくれて涸沼になると、そこには涸沼自転車道が走っていました。 路面状況はあまり良くないけれど一応舗装されています。 沼ではジェットスキーを楽しむ人々が楽しそうに水しぶきを上げています。 南岸のシジミとりの活気に比べるとこちら北岸は静かなもの。 たまに釣り人がのんびり竿を垂れています。

ちぎれた路面ちぎれた路面

少し進むと、沼がちょっと三角に出っ張り陸地が窪んだところで、突然サイクリングロードの舗装がブチッと切れています。 あれ、サイクリングロードは終わりなの?と思ったら、しばらく行くとサイクリングロードの表示あり。 ところがその入り口はちょっと危険です。(写真)  反対方向から走って来たら転げ落ちそう。 いくらなんでもこりゃあないでしょうよ。 我々は自転車を押し上げるようにしてサイクリングロード復帰です。

松林のある広浦キャンプ場にはテントが並び、小舟で釣りを楽しむ人々の姿があります。 そんなところを横目に進むと、ほどなく土手の上のサイクリングロードは一般道の歩道のようなものになり、涸沼自然公園の脇を通り抜けます。

もうすぐ涸沼一周完了もうすぐ涸沼一周完了

パラパラと民家がまばらに建つ湖岸沿いを走る道路から、涸沼をちらっちらっと眺めつつ進みます。 湖面には白鳥が遊び、鵜が餌を漁っていて楽しいのですが、今日は一日ムシムシとひどく暑い。

『もうサイクリングなんてやってられないぜ〜、ハヒハヒ』 とムカエルが叫ぶ。 元気にカッ飛んでいたデラリンも、『ちょっと待ってえ〜』と自販機の冷たい水に浸したキャップをかぶっての激走。 『木陰が恋しいよ〜』とレナール。 サリーナに至っては声もなし。。 実はもうこのあたりでは、みんなバテバテなのでした。

というわけで、ちょっとした名所の親沢鼻にも寄らず、路面が良くなったサイクリングロードをただひたすら涸沼大橋目指して走るのでした。 いや蒸し暑かった!

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uploaded:2009-07-24