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野沢温泉

開催日 2009年09月21日(月)快晴 - 09月22日(火)曇り
参加者 サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度 ▲▲
走行距離 136km
地域 甲信越

北信州の山々を背景に黄金色に輝く稲穂
北信州の山々を背景に黄金色に輝く稲穂

コース紹介

初日は長野駅から善光寺にお参りした後、霊仙寺湖を経由して牟礼へ。 北上して千曲川を渡り、野沢温泉まで。 2日目は野沢温泉スキー場から木島山までひたすら上り。 カヤの平高原からは一気に下り、その後はまっすぐ小布施まで。

車の少ない静かな道をつないだコースです。 この季節は黄金色に輝く田んぼやたわわになるりんご畑、白い花のそば畑などが楽しめます。

スライドショウ(03'36" 音声:BGMのみ)


初日

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総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など。ダウンロード可)

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
長野駅 START 発10:20 中央通り
善光寺 2km 着10:35
発11:00

r37など
雲仙寺湖 17km 着12:45
発12:45

r366など
牟礼・飯綱町 24km 着13:10
発13:45

r362など
昼食
野沢温泉 58km 着16:15

仲見世通りと山門仲見世通りと山門

長野駅は東京駅から1時間40分と、新幹線ができて随分近くなりました。 長野といえば『善光寺』です。 まずは駅から約2kmの善光寺へ向かいます。 しばらく進むと石畳の参道になり、自転車を押して歩くと仁王門に到着します。 仁王像は高村光雲・米原雲海の作だそうです。 仁王門をくぐり、お店が立ち並ぶ仲見世通りをさらに進むと、その先には1750年に建立された二層入母屋造りの山門が。 その重厚なたたずまいに圧倒されるサイダーとサリーナ。

本堂本堂

山門をくぐればいよいよ本堂です。 連休中、快晴とあってかなりの人出。 まずは煙をかぶってから本堂にお参りした後、境内を散策しました。 経堂の前には石の車輪のようなものがあって、これを回すとお経を読んだことと同じ功徳が得られるとか。 大勢の人が並んでえいやっと石の車輪を回しています。

『モンゴルにあったマニ車だね』 『でもこれは石だから重そうだよ〜』 など話しつつ、善光寺をあとにしました。

いきなり激坂!いきなり激坂!

善光寺をぐるっと回ってから県道37号を行き、3kmほどで脇道に入ります。 これがいきなり激坂! 10%前後が続き、最初からハヒ〜ハヒ〜と息切れ状態です。 今日の行程は始まったばかりなのに大丈夫?

コスモスとりんご畑コスモスとりんご畑

道ばたにはコスモスが満開。 りんご畑では青空の下、真っ赤なりんごがつやつやと輝いています

住宅地から山道へ住宅地から山道へ

しかし、厳しい上りに景色を楽しむ余裕なし。 澄んだ空気に日差しは強く、額から汗がじわっとしたたり落ちます。

山道を行く山道を行く

山道に入ると木陰になって多少涼しいものの、相変わらず10%前後の上りです。 車はほとんど通らない静かな道を黙々と上っては『も、もうだめ〜』と立ち止まる、この繰り返し。 自分でつくったコースだけにサリーナも文句を言わず、黙ってひたすらペダルを踏みます。

浅川清水の集落浅川清水の集落

しばらく走ると小さな集落に出ました。 GPSや高度計をチェックしながら走るサリーナですが、なかなか進んでいきません。

中腹からの景色中腹からの景色

集落を越えたところで景色が開け、山並みが見えてきました。 遠くに見える山々は長野市の東側、須坂市の山並みでしょうか。 『随分上ってきたね〜』と笑顔のサイダー。 でも前方の道は緑の中をまだまだ上っています。

道が細くなっていく道が細くなっていく

集落を抜けると道が細くなりました。 『ヤギ道っぽいよね〜』などと言いつつ、雑草をかき分けてアセアセと上ってしばらくすると、涼しげな木立の道となりました。 ここは別荘地のようで、林の中にログハウスなどがちらほら見えます。

『ああ、上りが終わった。 助かった!』と一息つくサイダーとサリーナ。 すでに12時をまわりお腹もすいてきました。 

霊仙寺湖が見えた霊仙寺湖が見えた

別荘地を抜けると下りで、霊仙寺湖を目指します。 湖のほとりでお昼にしようと思っていましたが、レストランと思ったらゴルフ場のクラブハウスだったりして食堂が見つかりません。

霊仙寺湖霊仙寺湖

霊仙寺湖はボート遊びや釣りができるレジャー拠点になっていてキャンプ場もありますが、お店などはほとんど見当たりません。 レストランは湖の手前に1・2軒あったようですが、すでに通り過ぎて下りに入っています。

牟礼までの下り牟礼までの下り

どんどん下っていくと、向こうに町が見えてきました。 『あの町まで行けば、きっと何かあるよ!』

そば畑と田んぼそば畑と田んぼ

町までの下りは田んぼや畑を見渡す楽しいコースでした。 そば畑では、白い花がそろそろ終わって実をつけかけています。 その先に広がるのは黄金色の田んぼです。

飯綱町の中心の牟礼に着いたときには、1時を過ぎてハンガーノック寸前。 『駅前なら何かあるんじゃない?』と探してみると、連休中にも関わらず、1時過ぎにも関わらず、『営業中』のフダが出てる食堂が1軒。 助かった〜 カツ定食をガツガツ食べる2人。

刈り取った稲を干す準備刈り取った稲を干す準備

昼食後はずっとやや下り基調の平地で、しばらくは交通量も少ない快適な道です。 道の両側の田んぼでは、稲刈りが始まっていました。

集落と田んぼが続く道集落と田んぼが続く道

集落を横切り、田んぼを抜け、橋を渡って快調に飛ばします。

国道117を走る国道117を走る

上信越自動車道の下をくぐると、ここから国道117となり、交通量が多くなってきました。 千曲川が近くなり、『野沢温泉』という看板も見えてきました。

『あの山の向こうあたりが野沢温泉だね!』

千曲川の土手千曲川の土手

途中から国道を回避して飯山に向かいました。 野沢温泉は千曲川の対岸側で川を渡らなければいけないので、橋への登り口を探してちょっとだけウロウロ。 千曲川は緑の岸と山並みに囲まれ、青空を映してゆったり流れていました。

対岸に渡ると舗装された土手があり、快適、快適、と走り始めたらすぐにダートになってしまいました。 う〜ん、残念。

野沢温泉の町に入る野沢温泉の町に入る

千曲川とはすぐに別れ、少し内陸を走ります。 そして北竜湖の看板が見え始めたあたりから上りが始まり、野沢温泉までずっと上り。 『足がもう上りモードに戻れないよ〜』と悲鳴を上げながら、えっこらえっこら上ります。

野沢温泉到着は午後4時過ぎ。 最後の上りにはノックダウン状態でしたが、通りでは浴衣姿の人たちがのんびり歩いていて、温泉町のいい雰囲気が漂っています。

外湯の一つ、新田の湯外湯の一つ、新田の湯

民宿に荷を解くと、早速温泉です。 野沢温泉は、温泉街に13の外湯が点在していて地域の人たちがそれぞれの温泉を守っています。 利用料は、お賽銭箱に『気持ち』。 私たちは『中尾の湯』を使わせてもらいました。 ちょっと熱めの天然温泉かけ流しのお湯を地元の人たちと一緒に楽しみました。 その後の散歩で立ち寄った小さめの『新田の湯』では、横に洗濯場もあって面白い。

気持ちよく温まったところで宴会突入! ジオポタではやはり最後の温泉ははずせませんね〜


二日目

Google マップでルートを表示
総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など。ダウンロード可)

発着地 累積距離 発着時刻 ルート 備考
野沢温泉 START 発08:40 r37など
須賀川
 そば屋
51km 着13:55
発14:40

R403など
昼食
小布施温泉 75km 着16:15
発17:10
小布施駅 78km 着17:20

野沢温泉のまち野沢温泉のまち

翌朝の野沢温泉は曇り空。 どうやらお天気はもちそうなので、民宿でたっぷり朝食をいただいた後、上りへの出発です。 民宿のおかみさん、『自転車で上るなんてすごいね〜 スキー場までは大丈夫でしょうけど、そのあとの山道はきついよ!』とアドバイス。

温泉街をポタ温泉街をポタ

野沢温泉は温泉とスキーのまちです。 旅館や民宿が軒を連ね、まちの途中からすでに上りに入り、傾斜がきつくなってきます。

山道に入る山道に入る

8月は山の上でキャンプやハイキングも楽しめるようですが、今は9月でゴンドラリフトも休業中。 というわけで、まちを過ぎるとすぐに静かな山道となりますが、ときどきモーターバイクのライダーに追い抜かれます。 そういえば、同じ民宿にもモーターバイクでツーリング中の方がいました。

スキー場を行くスキー場を行く

森の中のつづら折れの山道を、黙々と上っていきます。 このあたりはまだ勾配は比較的緩やかです。 そのうちまわりの木々が開けたところにやってきました。 スキー場です。 スキーシーズンにはこの道も雪に埋もれてスキーコースに組み込まれてしまうのでしょうか?

スキー場からの眺めスキー場からの眺め

見下ろすと、今朝出発した野沢温泉の町と田んぼ、そしてそのはるか向こうには北信州の山並みがうっすらと姿を見せています。

上るサイダー上るサイダー

スキー場を過ぎてもまだまだ上りです。 実は野沢温泉スキー場はいくつものコースがあって、野沢温泉のまちから見えない高いところまでリフトでつながっているのです。

小休止のサリーナ小休止のサリーナ

しばらく上るとまた野沢温泉を見下ろす展望所に到着。 モーターバイクの人たちが休憩していて、我々もちょっと一休みです。

北信州の山々の眺め北信州の山々の眺め

ここは『日本の夕陽百選』に選ばれたそうで、千曲川の向こうには北信州の山々が。 斑尾山の後ろには飯綱山、黒姫山、高妻山、妙高山、火打山。 残念ながらまだ午前10時前なので、夕陽は待たずに出発。

ちらほら紅葉ちらほら紅葉

標高が上がるとところどころに紅葉が見られました。 赤く染まった葉は静かな山道のアクセントになっています。

紅葉紅葉

いち早く紅葉した低木。 『ウルシ』かな?

奥志賀方面をめざす奥志賀方面をめざす

スキー場を上っていく途中、水尾山の手前で県道502と合流です。 この県道には200mごとに『奥志賀高原まで○km、箕作まで○km』という標識が立てられています。 奥志賀高原方面のカヤの平をめざす我々、『なかなか距離が縮まらないねえ。。』とサリーナ。

まだまだ上りまだまだ上り

スキーリフトの下をくぐり、つづら折れを何度も折れて、へいへいこぎ続けるも、なかなか上りは尽きません。 『ちょっと休憩〜』と立ち止まり、しばらく休んでいると、ローラースキーやランの若者数人が走り抜けていきました。 『おお、すご〜』と思わず拍手。

東側の眺め東側の眺め

大次郎山を回り込んだところでようやく上りが終わり、東側の谷とその向こうの山並みが見えました。 野沢温泉を出発してから3時間が経過し、標高は1,500mに達しています。 汗まみれの中、やっと下りとなった道に笑顔のサイダーとサリーナでした。

モーターバイクとサイダーモーターバイクとサイダー

しかし、一気に下りと思いきや、しばらくは標高1,500mを挟んで小ぶりなアップとダウンの連続。 県道は野沢温泉村から栄村、そして木島平村に入りました。 それにしてもこのあたりにはお店は一軒も見当たりません。

紅葉の山道を行く紅葉の山道を行く

『地図にカヤの平牧場って書いてあるから、きっとそこに何かあるんじゃない?』と希望的観測はサリーナです。 紅葉の道を走っていると、分かれ道に出ました。 ここで県道を離れ、西に折れてカヤの平高原に向かいます。

カヤの平高原キャンプ場カヤの平高原キャンプ場

地図上で牧場になっているところには建物はなく、しばらく行くとキャンプ場が見えてきました。 テントがいくつも張られ、バーベキューな香りも漂っています。 建物がいくつかあったものの、キャンプ場の事務棟らしく食堂は見当たりません。

『あちゃ〜 このまま下って町に出るしかないね』とサイダー。 あと15kmはありそう。

清水平林道を下る清水平林道を下る

カーブの連続の林道をどんどんと下ります。 ときどき、きのこ取りの人たちに出会う以外は誰も通りません。 約800mの標高差を曲がって曲がって、ちょっと耳が痛くなりましたが快適な下りでした。

そば畑そば畑

こうして、ようやく集落のある国道403にたどり着いたのは午後1時過ぎ。 ところが食堂は見当たらない。 やむを得ず先に進むが、平地と言えども多少のアップダウンあり。 こういうときのアップダウンはこたえますね〜 お腹に。。 

きれいなそば畑や田んぼが広がり、富士山のような形の高社山(高井富士)もそびえています。 このあたりは『そば街道』として、畑だけでなく道ばたにもそばが植えられて白い花を咲かせていましたが、景色を楽しむ余裕もなくへろへろと漕ぎ続けるサイダーとサリーナ。

『ちょっと待ったあ〜』 サリーナが叫ぶ。 集落に1軒のコンビニを見つけたのでした。 ハンガーノック寸前でバナナにかぶりつく。 とりあえず一息ついて出発すると、数100mもいかないうちにそば屋を発見。 なあんだ、もう少し走ればよかったね〜と言いつつ、山盛りのそば2枚をぺろりと平らげる2人でした。

りんご畑とサイダーりんご畑とサイダー

夜間瀬に近づいたところで国道403を離れると、りんご畑の中を下るルートとなりました。 たわわのりんごを愛でながら下っていくと、中野市に入ります。

稲穂の揺れる県道を行く稲穂の揺れる県道を行く

ここからは長野電鉄長野線と右に左に交差しながら、一路小布施を目指します。 

小布施に到着小布施に到着

県道358をずっと進むと短いコミュニティ道路があり、中松町の信号を渡ったあたりからお寺や雰囲気のある店が並び、観光客の姿が現れました。 私たちはいったん駅に向かってマップをもらい、『おぶせ温泉あけびの湯』の北信五岳を眺める絶景露天風呂で汗を流して2日間の旅を締めくくりました。

小布施はもともと特産『栗』のお菓子が有名ですが、『北斎館』をはじめとする美術館・博物館、雰囲気のある町並みや小径など、いろいろな楽しみが溢れているまちです。 電車の時間の関係もあって今回はさらっと町を通っただけでしたが、ぜひ時間をとってまた訪れたいと思います。

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uploaded:2009-09-30