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浜名湖 二日目

開催日 2015年03月29日(日)曇りのち雨
参加者 レイナ/レイ/シロスキー/ペタッチ/マーコン/ジーク
エリン/ヨンチェス/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 32km
地域 東海

利木峠への上り
利木峠への上り

コース紹介

猪鼻湖から浜名湖の湖西に入り、万葉遺構の『乎那の峯』に上ります。みかん畑の中、アップダウンを楽しみつつ利木峠に上り詰め、浜名湖を見下ろします。新居に下り、関所と紀伊国屋資料館で江戸時代に思いを馳せ、浜名湖一周の完成。

動画(04'42" 音声:BGMのみ)

Googleマップでルートを表示ルートデータ(gpxファイル)
総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など)

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
猪鼻湖東岸 START 発08:25 一般道、 自転車道 泊:東急ハーヴェスト 053-526-1093
都筑駅付近 2km 着08:30
発08:30

自転車道
P組はここから天浜線で大森駅へ
09:28、10:37
三ヶ日駅 5km 着08:45
発08:45

一般道
09:31、10:43
乎那の峯
おなのみね
7km 着08:55
発09:15

一般道
万葉遺跡、猪鼻湖を見下ろすビューポイント
二月にマンサク、四月に三ヶ日桜
利木峠
100m
12km 着09:40
発09:55

一般道
周囲はみかん畑
小さなPeak
65m
18km 着10:20
発10:20

一般道
大森駅 21km 着10:30
発10:50

一般道
09:45、10:57
P組はここまで輪行→雨のため新居町駅までに変更
r330 22km 着10:55
発11:00

一般道
ミニストップ
新居関所 31km 着11:50
発13:55

一般道
紀伊国屋資料館 関所との共通券410円
昼食:舟宿 ぼく飯(松:1800円、竹:1050円)
新居町駅 32km 着14:00
日の入り18:07/天浜線

S組が宿を出発S組が宿を出発

浜名湖2日目の出発です。宴会に駆けつけたケンボー、プリンちゃんを囲んで勢揃い。あれ、人数足りないし、しかも走りの準備をしているのも少ない?

今日は昼頃から雨予報の上に上り坂ありと聞いて、宿から走るS組は5人だけ。ベネデッタとプリンちゃんは車で帰宅、P組参加の5人は電車で大森駅合流の予定です。みんなに見送られてサイダー、シロスキー、ジーク、ペタッチ、サリーナの5人が出発。

美しい別荘地を行く美しい別荘地を行く

お天気は、今のところ青空が広がっています。このあたりは道路沿いの垣根の緑に桜やユキヤナギなど春の花が咲き、とてもいい雰囲気。東急リゾートタウンの別荘地のようです。

浜名湖周遊自転車道浜名湖周遊自転車道

しばらくして猪鼻湖沿いの自転車道に入ります。このあたりは小さな入江があったり岬が突き出ていたりと、変化のある地形で楽しい。

ジークが引くジークが引く

今日も快調のジークが自転車道の先頭を引く。

後ろに東急リゾートタウン浜名湖後ろに東急リゾートタウン浜名湖

後ろには、入江を挟んで先ほど出発した東急リゾートタウンが見えます。

浜名湖周遊サイクリングロード浜名湖周遊サイクリングロード

猪鼻湖の東側はほぼ湖に沿ってサイクリングロードが続いています。

猪鼻湖猪鼻湖

湖には魚網がかけられ、ボートが浮かんでいます。猪鼻湖は汽水湖ですが、何がとれるのでしょう?

浜名湖周遊サイクリングロード浜名湖周遊サイクリングロード

穏やかな湖を眺めながら走っていると、自転車道は天竜浜名湖鉄道の線路と並行するようになります。

天竜浜名湖線は掛川市の掛川駅から湖西市の新所原駅をつなぐ約68km、39駅の路線で、かわいい1両の車両が走っていました。

湖の向こうに浮かぶホテル湖の向こうに浮かぶホテル

湖では何かの養殖をしているようですね。その向こうの西岸には、浜名湖レイクサイドプラザが見えています。

津々崎津々崎

こちらは三ヶ日町の津々崎あたりの集落です。

三ヶ日中学の横三ヶ日中学の横

三ヶ日中学校の脇を走ります。ヤシの木の並木が南国風ですね。この先を右折した奥の入江にはヨッドハーバーがあります。

湖を離れる湖を離れる

浜名湖周遊自転車道は三ヶ日駅のあたりで終わりとなります。我々はそこから湖を少し離れ、小高い丘を上り始めました。

周囲にはみかん畑が広がっています。おいしい温州みかん『三ヶ日みかん』は有名ですね。

弁天島海浜公園乎那の峯

上ってきた丘陵地は、万葉集にも歌われたという『乎那の峯』(おなのみね)。

花散らふ この向つ峯の 乎那の峯の ひじにつくまで 君が齢かも (万葉集 巻14 -3448)

これは、この峯が見えるところで詠まれたのでしょう。愛しい人の命がずっと続いてほしいと祈った歌のようです。

桜がほぼ満開桜がほぼ満開

自転車で行けるのは途中までで、あとは徒歩で展望所まで上ります。ここには静岡県天然記念物の指定されているマンサク群落があり、マンサクの自生地としては南限になるそうです。

この時期、3月末にマンサクは咲いていませんが、ソメイヨシノがほぼ満開です。ここには三ヶ日桜という固有種の桜もありますが、八重桜でソメイヨシノよりは開花が4〜5日遅いそうで、まだ咲いていないようです。

展望所からの眺め展望所からの眺め

展望所には東屋があって、ちょっと一休み。猪鼻湖が一望に。。と思ったらホテルの景色になっているのはちょっと残念でした。

突然、周辺を探索していたシロスキーの叫び声。『おっきなヘビがいた〜!』 春ですねえ。

乎那の峯乎那の峯

自転車を置いてきたところに戻り、再び走り始めます。

コブシコブシ

乎那の峯の入口付近にはコブシも咲いていました。もうそろそろ終わりかけです。

引くサイダー引くサイダー

さて、ここからはアップダウンはあるものの、みかん畑の丘陵地を利木峠まで基本的には上りとなります。いつものようにサイダーが引いていくと、

追うジーク追うジーク

ここは一本道だから迷わないよ〜、と追うジーク。

ペタッチとシロスキーペタッチとシロスキー

昨日で上り坂は終わりじゃないの〜、とブツブツつぶやきつつ踏むペタッチ。

その後ろをひたひたと追いかけるのはシロスキー。

みかん畑の上りみかん畑の上り

車は少なく快適な道ですが、上りが続きます。

みかん畑と桜みかん畑と桜

『まだ上るの、サイダー…』と問えば、『多分、あの桜のあたりまで』とサイダー。言われて見上げると、みかん畑の間を桜がほんのりピンク色に染めています。

上る4人上る4人

わっせわっせと上るペタッチ、ジーク、サリーナとシロスキー。

峠を目指す峠を目指す

勾配はそれほどきつくありませんが、なかなか峠にたどりつきません。へろへろ、と次第にうつむき加減になるサリーナ。

山桜の咲く丘山桜の咲く丘

でも周辺の木々の間では山桜が満開で、ほのかな香りも感じられます。

尾根道を行く尾根道を行く

そして、カーブの途中には浜名湖も見えるようになってきました。

みかん畑の向こうに浜名湖がみかん畑の向こうに浜名湖が

いつの間にか猪鼻湖を過ぎて浜名湖に戻ってきたようです。

山桜山桜

どうやらやっと利木峠に着いたらしい。山桜が出迎えてくれました。みかん畑の脇で、持ってきたみかんを食べながら小休止です。爽やかな香りが口いっぱいに広がっておいしい〜

大森駅で雨装備のシロスキー大森駅で雨装備のシロスキー

さあ下りです。下りは速い。さあっと下っていくと、ほどなくP組との待ち合わせ場所、天竜浜名湖鉄道の大森駅に到着しました。

P組の列車は11時頃着くはずですが、ついにポツポツ、と雨が落ちてきました。そこでケータイで相談した結果、P組はそのまま列車に乗って、S組は走って、新居の関所で落ち合うことになりました。

桜咲く畑を抜ける桜咲く畑を抜ける

『ワシはここから列車に乗る〜』と言っていたペタッチですが、『もう少しだよ』という甘言に背中を押され、自転車走行を決意。

平野の中を疾走平野の中を疾走

コースは東海道線を横切り、新幹線も近くなってきました。

新居関まであと一息新居関まであと一息

新幹線の線路に沿っていったりきたりしつつ走る。雨の中、なぜかまた上り坂もあったりしてへろへろ。。

新居町に到着新居町に到着

ようやく町らしいところに出てくると、立派な町家が並び、大きな黒い門が見えてきました。ついに新居に到着です。

関所入口でしばらく待っていると、新居駅から徒歩でP組の面々がやってきて勢揃いです。

新居関所の改めの様子新居関所の改めの様子

ここの見どころは、もちろん『新居関所』。徳川家康によって、東海道の浜名湖口の海上一里の今切を渡る新居に置かれた関所で、1600年の創設と言われています。津波や地震の被害を受けて何度か移転した後、1708年に現在の場所になりました。

新居関所新居関所

この建物は1855年から数年かけて建て替えられたもので、1869年の関所廃止まで実際に使われ、その後学校や町役場として1951年まで利用されたそうです。現在、日本で唯一現存する関所として国指定特別史跡になっています。

籠かきにトライ籠かきにトライ

関所の脇にお籠を発見。どれどれ、と一番軽そうなエリンを乗せてエッサッサ。ホイサッサとはいかず、持ち上げるのがやっと。昔の籠かきさんって強かったのね。。

新居関所の大御門新居関所の大御門

関所の西側には大きな黒い門、大御門が設けられています。

関所は江戸を防衛するために街道の要所に設けられた施設で、『入り鉄砲に出女』といわれたように、武器が江戸に持ち込まれることと、人質である大名の妻子が江戸から逃げ出すのを主に見張っていました。ここには『女改め』と呼ばれる職種があったほどで、女改長屋という建物もありました。

紀伊国屋資料館紀伊国屋資料館

大御門から西に数10m行くと、「紀伊国屋資料館」があります。ここは新居宿にあった紀州の御用宿で、昭和30年代に廃業するまで約250年間旅館業を営業していたそうです。

うなぎの蒲焼うなぎの蒲焼

中には、旅籠に関連するいろいろな展示があります。宿の食事の展示にはうなぎの蒲焼もあり、実際に使っていたタレのカメも見られます。昔から浜名湖といえばうなぎ、なんですね。

奥の建物より奥の建物より

小さな庭のある奥座敷など、江戸情緒を残す落ち着いたつくりになっています。

水琴窟に聞き惚れるヨンチェス水琴窟に聞き惚れるヨンチェス

そんなところに水琴窟がありました。縁側から竹の棒で音色を聞くことができます。その奏でる音色は驚くほど美しく、『シャリ〜ン』『ヴィヨ〜ン』と複雑な音色が重なって、ジャズのようでもあり、ガムランのようにも聞こえます。

旅籠の2階でくつろぐ旅籠の2階でくつろぐ

2階は天井が低いものの、畳に座って外を眺めればゆったりと落ち着けます。ここには箱枕がたくさん置いてあり、首が痛そうですが、試してみると案外快適です。

関所の前を通って昼食処へ関所の前を通って昼食処へ

さて、お昼の時間になり関所の係の方に昼食処を教えてもらいますが、満員だったりお休みだったりとなかなか決まりません。最後に紀伊国屋資料館の方に教えてもらったうなぎ屋さんを目指します。

ぼく飯膳ぼく飯膳

そこは関所の近くの『舟宿』というお店で、カウンターとテーブル席を合わせても10席しかなく、ジオポタでちょうど満員、貸し切り状態となりました。

こちらの名物がこれ、『ぼく飯』です。きざんだごぼうとうなぎをごはんに混ぜてタレであえたもので、養鰻場のまかない食だったものだとか。

ちなみに『ぼく飯』とは、太った鰻を『ぼっくい』(杭)と呼ぶことからきているとのこと。昨日、今日と趣の異なる鰻づくしで大満足でした。

新居駅新居駅

昼食の間に雨が本降りになっていました。ということで、午後に予定していた、遠州灘を眺めながら松林の中を行き、中田島砂丘から浜松駅に向かうのは諦め、ここの最寄り駅で上がりということに。

S組は自転車でダッシュ、P組は駅に自転車を置いているのでゆっくり徒歩で、関所から約700m東にある東海道線の新居駅に到着。これで浜名湖一周の完成です。

念願の浜名湖ポタ、2日目は雨もあったけど、すばらしい景色や春の花、見どころ、鰻と、思い出満載の旅になりました。

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uploaded:2015-04-07