1810-5

竹田〜生野

鳥取〜姫路 五日目

開催日 2018年05月02日(水)
参加者 キルピコンナ/ベネデッタ/サリーナ/
シロスキー/シンチェンゾー/ムカエル/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 39km
累積高度 600m
地域 近畿
兵庫

円山川の土手を走る
円山川の土手を走る

コース紹介

早朝の立雲峡から竹田城跡を眺めたら、城下町をあとに円山川沿いを行き、小さな峠を越えるとそこは鉱山町の風情漂う生野。銀山の坑道に入り江戸から昭和までの採掘の歴史を学んだ後、生野の町をめぐります。雨のため姫路までは輪行。

動画(05'27" 音声:BGMのみ)

地図:GoogleマップgpxファイルGARMIN Connectルートラボ

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
竹田
100m
START 発05:00 一般道
立雲峡
265m
3km 着05:25
発05:45
一般道 竹田城跡展望、桜
展望台まで片道:第三5分/第二20分/第一40分
竹田
100m
5km
START
着06:00
発08:00
一般道 朝食
P組:竹田09:37(08:18)→10:05(08:46)生野/320円
新井駅
150m
14km 着09:40
発09:40
一般道 にいえき、WC
道の駅
180m
17km 着09:55
発09:55
一般道 道の駅フレッシュあさご光の館
peak
335m
22km 着10:20
発10:25
一般道 手前に播磨屋本店/おかき
生野
310m
23km 着10:30
発10:35
一般道
生野銀山
360m
26km 着10:50
発12:00
一般道 いくのぎんざん、900円、近代化産業遺産
坑道内(40')及び露天掘り跡(20')見学、昼食:マロニエ
生野
310m
29km 着12:15
発13:30
一般道 昼食:芒種生野書院口銀谷銀山町Museum Center
旧生野鉱山職員宿舎(志村喬記念館)→生野クラブ→トロッコ軌道跡
生野駅
310m
31km 着14:45 列車 生野14:56→15:12寺前15:14→姫路15:59
姫路
10m
着16:03 泊:コンフォートホテル姫路/0792-86-8511/S5,200円/W7,000円/朝付
夕食:淡州/鳥取はおでんと穴子が有名
日の出入り05:11/18:45/生野銀山銀の馬車道生野町観光協会福崎町観光協会

夜明け前夜明け前

夜明け前、まだ朝の5時前です。そんな時間に早起きさんが4人集まりました。立雲峡に上ろうというのです。

12%の激坂を上る12%の激坂を上る

その立雲峡には、まず自転車で上らなければいけません。

表示は12%の激坂!

徒歩で上る徒歩で上る

駐車場に自転車を置き、その後はハイキング。

竹田城と城下町竹田城と城下町

そしてやってきた展望台からは、竹田城跡とその足下の城下町が一望に見渡せます。

竹田城跡竹田城跡

そして、竹田城跡のアップ。

残念ながら雲海はありません。まあ、秋のかなり運のいい日に見えるということですから、城跡と城下町の風景を愛でてよしとしましょう。。

ジオポタ4人衆ジオポタ4人衆

早朝からがんばって上ったのは、左からキルピコンナ、サイダー、シンチェンゾー、ムカエルのジオポタ4人衆。

立雲峡からの下り立雲峡からの下り

下りは速い。さーっと下って竹田城下町の宿に戻ります。

他のメンバーは、まだまだ睡眠中?

宿を出発宿を出発

8人揃っておいしい朝食を食べたあとは、8時に宿を出発。今日は中国山地の間をJR播但線に沿って姫路まで行くコースです。

竹田では、竹田城跡の本体と藤和峠、立雲峡からの眺めを十分楽しみました。そうそう、夜のライトアップもありましたね。

竹田城下町を行く竹田城下町を行く

竹田城下町をスタート。今日はピンクのベネデッタが先行し、シンチェンゾーが何やら目線を送る。

この後、ジオポタでは爪を隠していたシンチェンゾーが本性を現すことになりますが、それはまだ先のこと。

円山川沿いを走る円山川沿いを走る

竹田を出ると、円山川に沿って南下していきます。

土手の道を走っていたら、昨日お世話になった竹田城跡のボランティアガイドさんに出会ってビックリ。バードウォッチング中でした。

円山川円山川

橋を渡って円山川の対岸へ。

今日のコースは山間ながら播但線沿いなので、ほとんど上りはないらしいが、本当かな? ちょっと向かい風が強い。

播但線の列車播但線の列車

ちょうど播但線の列車が通りかかりました。赤くてかわいい2両編成の列車です。

シロスキーが走るシロスキーが走る

ところがここでキルピコンナがパンク。シロスキーが手伝って何とか修理を終えたら、続いてすぐにそのシロスキーがパンクです。

「いや〜、まいったまいった」とみんなを追いかけるシロスキー。

田んぼの間を走る田んぼの間を走る

トラブルが続き、時間がかなり遅れ気味です。どんどこ行きましょう。

今日は午後が雨予報で、空に雲が広がってきました。田んぼでは田植えの作業が進んでいます。

新井駅新井駅

播但線の新井駅を通り過ぎます。

ベネデッタベネデッタ

新井駅前の集落を駆け抜けるベネデッタ。

マサキンマサキン

そして、足元のツツジを見ながら飛ばすマサキン。

ムカエルが追うムカエルが追う

空には雨雲が迫ってきています。

どんどん行こうぜ〜 とムカエル。

どんどん進むどんどん進む

田んぼの中をベネデッタが引き、キルピコンナが追う。

周囲は緑の山に囲まれていい雰囲気ですが、みんな黙々とペダルを踏みます。

今日初めての上り今日初めての上り

そして、もうすぐ生野という集落にさしかかります。ここまではほぼ平坦な道のりでしたが、ちょっとした上りが始まりました。

ここで、ついに上り大好きシンチェンゾーが本性を現す。「こりゃあ〜、もっとペダル回して!」と体育会系自転車部のような檄が飛ぶ。「パワハラだ〜」と叫ぶはベネデッタ。思わずトラのメガホンを貸したくなったのはサリーナ。

生野に入る生野に入る

そんな苦行も何とか終わり、気がつけば雰囲気のある家並みと感じのよい舗装の道に出てきました。生野に入ったようです。

お寺の塀が続く道お寺の塀が続く道

このあたりにはお寺が並び、石垣と漆喰の塀が続く。

ほお〜、いい感じですねえ、と上りが終わって正気を取り戻したシンチェンゾー。

生野の中心を通るR429生野の中心を通るR429

町の中心を通るR429に出ると、漆喰塀の向こうに平屋の木造家屋が並んでいます。ここは旧生野鉱山職員宿舎で、その中には志村喬記念館があります。

ここの見学は後回しにして、雨が降り出す前にと3kmほど離れた生野銀山へ走り出します。

鯉のぼり鯉のぼり

銀山を目指して市川を遡っていくと、途中の蛇行する地点に市川新町河川公園がありました。

そして川をまたいでいくつもの鯉のぼりが泳いでいます。おお、もう5月ですね。

キルピコンナキルピコンナ

そんな鯉のぼりに元気をもらって軽快に飛ばすキルピコンナ。

生野銀山に到着生野銀山に到着

そして川を渡ってちょっとだけ上ったところに生野銀山がありました。

生野銀山は平安時代の開坑と言われ、昭和48年に閉山するまで採掘されてきた大鉱山です。明治には皇室財産とされたそうで、入口の石門には菊の御紋が入っています。

代官所門代官所門

代官所門が入口料金所となっています。その正面に観光坑道があるというので、そこに向かいました。

ガイドの方が説明ガイドの方が説明

するとその途中に小さなお堂があり、その横でノミを振るう鉱夫と説明をしているガイドの方が。

鉱夫と思われたのはマネキンさんでしたが、ガイドのおじさんが「坑道に入る前にまずは鉱山資料館に入ってください。説明しますよ」と言ってくださったので、資料館へ。

鉱山立体模型鉱山立体模型

資料館には生野銀山の歴史が展示され、明治時代のお雇いフランス技師の資料には給料なども書いてあり、興味深く見て回りました。

その中でも特に目を引いたのはこれ、鉱山立体模型です。蟻の巣のように縦横に掘り進められた穴で、鉱夫たちが作業している江戸時代の様子を1/15で再現したものです。

金香瀬坑道へ金香瀬坑道へ

一通り基礎的な知識を仕入れ、いざ正面の金香瀬坑道へ。

入口の右手前には滝が流れ、その流れが注ぐ大谷川には赤い太鼓橋がかかっています。この橋の先は坑道の出口になっています。

江戸時代の作業のようす江戸時代の作業のようす

坑道の中では、江戸時代の採掘ゾーンから近代採掘ゾーンまでを紹介しています。

まず江戸時代の坑内作業をマネキンのギンザンボーイズ(?)が再現してくれています。

狸掘狸掘

狸掘というこんな狭い坑道をはいながら掘っていったのだとか。現代人はとてもじゃないけど通れなさそう。

ノミの跡も残る坑道がリアルに迫ってきます。

近代の作業のようす近代の作業のようす

そして近代になると坑道も広くなり、こんなトロッコが通ります。

シュリンケージ採掘シュリンケージ採掘

ここはシュリンケージ採掘のあと。シュリンケージ採掘とは、採掘した鉱石の一部を下から抜き取り、残った鉱石を足場にして上向きに採掘していく方法だとか。

この狭い空間を上向きに掘っていったのですね。木のつっかい棒がとても不安な感じですが。

近代の坑道近代の坑道

坑道の方は、近代になると鉄のアーチと壁で補強されていてちょっと安心。

気温13度と肌寒い中、全長1000mの史跡体験を終えました。

芒種芒種

坑道を出ると、ちょうどポツポツと雨が落ちてきました。

来た道を急いで生野の町へ戻り、お昼処の「芒種(ぼうしゅ)」に何とかたどりつきました。

庭を眺めながらランチ庭を眺めながらランチ

ここは築80年くらいの趣きある古民家カフェで、ランチはパスタまたはごはんを選択。

落ち着いた雰囲気で庭を眺めながらゆったりランチです。デザートとコーヒーを楽しむ面々。雨は止みそうにないので、みんな生野から姫路までは輪行することに決めました。

生野の町ポタ開始生野の町ポタ開始

1時半過ぎにお店を出てみると、雨が小降りになっています。ちょっと町ポタしようか〜?

先に生野駅に行ってくつろいでいるというマサキンとベネデッタと別れ、残りのメンバーは生野の町の探索に向かいました。

生野書院生野書院

まずはお昼処のすぐ近くにある生野書院。大正時代の材木商の邸宅を改修したものだそうです。

古文書や書画などが展示されているそうですが、それほど時間もないので少し覗かせていただいて、先を急ぎます。

路地を抜ける路地を抜ける

細い路地は楽しい。1列になって走り、次のポイントを目指します。

口銀谷銀山町ミュージアムセンター口銀谷銀山町ミュージアムセンター

着いたところは口銀谷(くちがなや)銀山町ミュージアムセンター。

この本館は、明治期に姫路飾磨港から生野間の播但鉄道を実現するなど生野町に貢献した浅田貞次郎の三男養蔵の旧邸で、昭和7年の建築だそうです。

旧浅田邸旧浅田邸

趣きのある本館は、2階の背も高く昭和初期の雰囲気。洋館も併設されているそうです。

下にトロッコ軌道下にトロッコ軌道

その敷地の南側には市川が流れ、見下ろすと下にトロッコ軌道が見えます。

これは、生野の町を走っていた馬車鉄道を廃止して、大正9年に電車軌道として完成したものだとか。施設の係の方が、この軌道がよく見える場所を教えてくれたので、そこに向かうことにします。

銀山まち回廊銀山まち回廊

このミュージアムセンター周辺あたりは「銀山まち回廊」と名付けられた景観形成地区で、鉱山町の風景を醸し出している雰囲気のある界隈です。

町家の格子や石の水路などがいい感じ。楽しげに走るキルピコンナ。

生野クラブ生野クラブ

続いて通りかかったのは、お屋敷風の建物「生野クラブ」。

明治19年(1886)に当時の大山師の邸宅として建てられ、三菱全盛期には企業の迎賓館として利用されたとか。

生野クラブ2生野クラブ2

「立派な建物ですね〜」とキルピコンナ。ちゃんと「うだつ」も上がっています。写真でわかるかな?

旧生野銀山職員官舎旧生野銀山職員官舎

そして、銀山に行く前に通ったここは、旧生野銀山職員官舎。その中に、ここで生まれ育った俳優の志村喬記念館があります。

旧官舎の家屋旧官舎の家屋

ここには4棟の建屋、甲7、8、9、19号棟があります。

往事の映写機往事の映写機

志村喬氏が生まれ育った官舎は現存しませんが、甲7号棟が彼の過ごした大正期の造作に復元されています。

そしてここの管理棟では、生野鉱山が繁栄していた時代に映画、芝居、コンサートなど娯楽の中心施設であった協和会館で使われていた映写機などが展示されていました。

旧官舎が並ぶ旧官舎が並ぶ

そして、旧官舎を見学に行きます。

ここにある建物は、明治時代から昭和までの官舎を移築、復元したもので、時代ごとの変化が面白い。

昭和時代の旧官舎昭和時代の旧官舎

昭和時代の旧官舎は懐かしい感じです。

雨の中を走る雨の中を走る

旧官舎の見学を終え、最後は教えてもらったトロッコ軌道が見えるところに向かいます。

雨は次第に本降りになってきました。急げ〜

トロッコ軌道トロッコ軌道

そこは、姫宮神社に至る橋の上。先ほど立ち寄った口銀谷銀山町ミュージアムセンターがよく見えます。

市川に沿ってアーチ型に石垣を積み、川に張り出して線路を確保した軌道です。

アーチ型の石垣アーチ型の石垣

往時は生野鉱山本部から生野旧駅までの間を、アメリカ製の6トン電気機関車が500ミリ軌道で結んでいたそうです。

アーチ型の石垣とともに記念撮影。

生野駅生野駅

町ポタを終え、生野駅に到着しました。雨が強くなってきたので、ここで自転車は終了。マサキンはここで旅を終えて反対方向の列車で東京方面へ。他のメンバーは姫路までの列車に乗り込みます。

姫路までの車内はまったり宴会状態…と思ったら、大勢の高校生が乗ってきて今日は平日なんだと再認識。

夕べの宴夕べの宴

無事に姫路に到着しホテルで小休止したあと、姫路駅近くの居酒屋での夕べの宴は大盛りの刺身。日本海から出発し、ついに瀬戸内にやって来ましたね。

今日は予定の半分ほどしか走れなかったけれど、生野銀山と生野の町めぐりを楽しむことができました。明日はいよいよ最終日、姫路城です。

◆ひとこと by キルピコンナ

まずは夜明け前。薄暗い町を走り抜けて立雲峡展望台へ。雲海の季節でもなく,桜の季節でもなく,しかしそこに話題の展望台があるとなったら登らずには済まされないジオポタ。斜度12%にへなへなしながら「到着→撮影→さっさと下山」のミッションを遂行しました。

この日は午後から雨の予報。降りだす前に生野銀山にたどり着こうと,山を下りたらすぐ朝食,速やかにポタ再開〜と言いたいところですが,ポタ開始早々立て続けに2台がパンク。雲行きも怪しくなってきたところで、、、突如2018GW企画の新キャラ「鬼コーチ」が登場です。

並んで走る私たちに「一列に!」「真後ろについて!」「間空けない!」「回して!回して!」 ついぞジオポタでは聞いたことのない檄が飛びます。苦しいやら,可笑しいやらで大変でしたが,それでもなんとか遅れを取り戻し,生野銀山に到着することができました。鬼コーチの正体はいつもご機嫌なシンチェンゾー。苦しいときはまた(お手柔らかに)お願いいたします。

そして午後は本降り。そそくさと播但線に乗り込み,姫路の宴会へ向かったのでした。

◆ひとこと by シロスキー

5月2日雨の為午後は列車移動になり 播但線寺前駅で乗換 車内で日本酒(大き目のワンカップ)で宴会中 ガラガラの車内が途中の駅で学生で満員になったですね 調べたら甘地駅近くの市川高等学校で ”座禅の授業を通した人間教育”人格の陶冶を教育の基本としている高校でした おとなしくしていてよかったですね 若者に怒鳴られたかもしれませんネ

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