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アイルランド周遊 2

Ring of Kerry その2

総合評価 ★★★
開催日 2001.08.21(火) - 2001.08.22 (水) 難易度
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 121km

DerrynaneからWatervilleへ向かう途中の海岸
DerrynaneからWatervilleへ向かう途中の海岸

走行ルート図
地図ベース:ミシュラン923

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◆コース紹介

大西洋に突き出た大きな半島を廻るRing of Kerry(ケリー周遊路)の第二章は、シーン川の河口の漁村ケンメアから半島をぐるりと廻ってディングル半島の付け根近くのキローグリンまで。

ここには美しい海岸とそこに迫る山、そしてその裾野に広がる緑の草原がみごとな景色を作り出しています。 穏やかなアップダウンのある楽しいコースです。

月日 ルート 走行距離 評価 備考
0821 (火) Kenmare〜Derrynane 50km ★★★ 泊/Hotel Derrynane £99
0822 (水) Derrynane〜Waterville〜Killorglin 71km ★★★ 泊/Kerdon House £40

嵐!そして強烈な向い風 Kenmare〜Derrynane

Kenmareから対岸のBeara半島を望むKenmareから対岸のBeara半島を望む

嵐! そとは嵐なのだ。 土砂降り強風!

ケリー半島周遊の二日目は自転車での移動を諦め、KenmareからWatervilleへバスで行くことにする。 ところがしばらくこのバスの便がない。 仕方ないので街中を散策しカプチーノをしていると、信じられないことに雨が上がるではないか。 さっきまでの嵐はどこへ行ったのか?

鱒釣り鱒釣り

こうなったら自転車で出発だ。 今日は入り江沿いのルート。 だからあまり上りは無いはず。 へばったらバスにすればいいや! とWatervilleへ向け出発。

左手に入り江、右手に川と美しい景色の中を走り出す。 道端は自生のきれいな植物でいっぱい。 気候がよいのでいつでも花が咲いているのかな。

道脇の川で写真のおじさん、でっかい鱒を釣り上げた。

荒れる川荒れる川

嵐が去ったばかりで風が強く、川はところにより濁流だ。

山と野原山と野原

川の向こう側、内陸側にはこんもりした山があり、裾野には野原が広がっている。

お天気恢復、道も良し!お天気恢復、道も良し!

空の雲が薄くなり、青空が見え出した。 KenmareからWatervilleへと続く道は、穏やかなアップダウンはあるものの眺めが良く、リラックスして走れる。

海岸の牛さん海岸の牛さん

凹凸があり変化に富んだ入江側もとても美しい。 霞んでいた対岸のBeara半島が徐々にはっきりと見えてきた。 時折、羊や牛がぽつぽつと目に入る。

風が強い海岸の景色風が強い海岸の景色

景色は美しいものの、さすがに嵐が去ったばかりの半島の入り江沿いはとても風が強い。 強烈な向い風だ。 

地図には街が印されているものの、走っても走ってもそれらしい街が現われない。 どうやら街といっっても数軒の民家があるだけのところだったみたい!

『また、ハンガーノックになる〜!』と叫びつつ、なんとかSneemという小さな村にたどり着く。

DerrynaneのホテルのプールにてDerrynaneのホテルのプールにて

嵐で出発時間が遅れたのと、強風でへばってきたのでこの村からバスに切り替えよう! ところが今度は、バスは逆戻りの方向へしかないという。 まいった。 意を決してスタート。 あと35km、約半分だ。

甘くはなかった。 ここから内陸に道が入り込む。 つまりまた上りってこと。 風はどんどん強まるばかり。 時速10km/h 以下でのろのろ進む。 35分で5kmしか進まない。 なんとか『もどろうか?』と言うのを堪え、賢明にペダルを廻す。 ゆっくり休むにもまたまた街がない。 ど〜しよ〜…

目的地Watervilleまで10数キロのところに突然、一軒のホテルの看板が! うぉ〜、ここに泊まっちゃお〜。 入ってみればこのホテル、プール付のプチ豪華ホテルだったのです! 旅はこうでなくっちゃね。

風にのる! Derrynane〜Waterville〜Killorglin

DerrynaneからWatervilleへDerrynaneからWatervilleへ

昨日は当初の予定より少々手前で終わっているので、今日はその分も取り戻さないとね。

昨日の風は止んだようだし、プールでリフレッシュもしたし、今日はなんとかなるかな。

Waterville付近の海岸DerrynaneからWatervilleへ向かう途中の海岸

はっとするような美しい海岸を眺めながら快調に飛ばす。 Watervilleまではずっと下りだった。

でもやっぱり坂はあるのでした。 Watervilleを出ると今度はアップダウンの繰り返し。 牧草地が現れては消え、消えては現れる。

緑の牧草地緑の牧草地

はるかかなたにDingle湾が見えてくる。

こんな傾斜地にも民家があるのには驚き。 この前の嵐の時はどんなだったろう? 風はビュンビュンで外にも出られなかっただろうけれど…

写真は牧草地だけれどここには羊、いないね。

WatervilleとKillorglin間の海岸WatervilleとKillorglin間の海岸

突然、目の前を塞ぐ美女二人。

『ハーイ、この坂きついね!』

“もう、死んじゃうよ!”

『どこから来ているの?』

“カナダとアメリカよ、あなた達は? どこまで行くの”

『東京だよ。Westportへ ! 』

“エッ? どれ位の旅?”

『2週間』

“エッ〜ッ? そのチビ自転車で?”

『こいつだってちゃんと走れるよ〜』

北米からやってきた美女2人北米からやってきた美女2人

“荷物、それしかないのに? パンツ何枚持ってるの?”

『ちゃんと3枚もってるよ〜』

“こんなジャケットもないじゃない!” ---と見せる!

『ちゃんとリュックのなかにあるよ〜ん』

“今日はどこまで?”

『Killorglin !  70kmくらいかな。』

“ヒャ〜、驚いた、彼らあのかっこで2週間も旅するんだってよ。 今日はこのチビ車で70kmも走るんだって! タフね…”

『じゃあ、またね。 次のView Pointでね!』

夜のパブ夜のパブ

アップダウンを繰り返しながらも後半、半島の反対側は昨日とは逆に追い風だ。 助かった〜。 その後もアップダウンはあるのだけれど追い風だからね。

Killorglinへは無事到着。 何ごともなくて良かった。 そしてカナダとアメリカの美女たちにも追い越されなかったのだ!

夜はパブに繰り出してアイリッシュ・ミュージックとお決まりの『黒い液体』を楽しむ!

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uploaded:2001-09