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アイルランド周遊 3

Moherの断崖とBurren高原

総合評価 ★★
開催日 2001.08.23(木) - 2001.08.24 (金) 難易度 ▲▲
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 93km

Moherの断崖
Moherの断崖

走行ルート図
地図ベース:ミシュラン923

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◆コース紹介

西海岸にある息を呑むような断崖絶壁の『モハーの断崖』から、アラン諸島を眺めつつ岬を廻り、ライムストーンの丘陵が広がり『巨人のテーブル』があるバレン高原へ。

月日 ルート 走行距離 評価 備考
0823 (木) Killorglin→
Lahinch〜Moher〜Lisdoonvarna
23km ★★ バス/Killarney経由90km
泊/Careareigh House£40
0824 (金) Lisdoonvarna〜Black Head〜 Poulnabrone〜Ballyvaughan
→ Galway
70km ★★ バス35km
泊/Larchill House £50

いざ、Cliffs of Moherへ Killorglin→Lahinch〜Moher〜Lisdoonvarna

Moherの断崖へMoherの断崖へ

Ring of Kerry周遊を終えた僕たちは、今日はバスでちょっと長旅。 一度、Ring of Kerry周遊の出発地Killarneyへ戻り、そこから改めてバスで『Moherの断崖』を目指す。

バスは断崖の入り口まで行くのだけれど、そこはルートからすると断崖の終点。 そこでLahinchで下車して断崖へは手前からアプローチすることにした。 しかしここだろうと思った枝道に『行き止まり』の標識。 車では行けないのは当たり前なのに、気が付かず、結局バスと同じ入り口まで走ってしまった。

Moherの断崖の入口のミュージシャンMoherの断崖の入口のミュージシャン

入り口には、ミュージシャンがたくさん。 写真の他にもアイリッシュ・ハープ、フィドル(ヴァイオリン)、フルートなどなど!

特にアイリッシュ・ハープがすばらしい。 このハープは初めて聞いたのだけれどすっかり気に入ってしまった。 この人、見掛けはまさに浮浪者のようだったのだけれど…

そしてこのミュージシャンとはすぐに再会することになる…

Moherの断崖Moherの断崖

それで、これが『断崖!!』 断崖のてっぺんのアリンコかごみのように見える『点々』が人間。 200mの絶壁が延々、8kmに渡って続くのだ。 そしてその断崖の頂部の際には申し訳程度の簡単な柵があるだけ。 みんな崖ップチまでいって下を見たり写真を撮ったり。 でも本当にそこは『コ・ワ・イ』のだ。

自転車でここを走るのはちょっと無理だったかな。 だから結果としては、入り口まで走って正解だったようです。

LisdoonvarnaのパブLisdoonvarnaのパブ

断崖を楽しんだあとはLisdoonvarna まで一走り。

例によって夜はパブへと足が向う。 僕達が座った席には『21:15 よりミュージシャンの席です。』と貼紙が。

時間になってもミュージシャンは現われない。 隣の席が空いたので移動すると間もなく、ギターを持ったおじいさんが現れた。 でもすぐにカウンターに行ってビールを飲みだした。 あれ、この人はミュージシャンじゃなかったのね? こちらも『黒い液体』を充分に楽しむ。 ようやくフィドルやコンサーティーナ(アコーディオンの一種)を持った人が指定席に。 でも彼らも金色や黒い液体を飲んでいて一向に演奏が始まる気配がない。 僕も、もうすでにずいぶん出来上がってしまっている。

パブのミュージシャンたちパブのミュージシャンたち

22:00 ころだろうか。 やおら登場の一人の男。 例のギターのおじいさんが丁寧に『さあさあ、こちらへ!』と案内しているではないか。 この男、席に着くとゆっくりケースからフィドルを取り出した。 廻りのミュージシャンに明らかに緊張が走る! 『黒い液体』が男の前に置かれた。 ギターのおじいさんも隣の席に着いた。 おじいさんもやっぱりミュージシャンだったのね。

主役の男、廻りを見ながら一言二言、音合わせを少々。 それから、ふところからなにやら小さな袋を取り出し、くるくると巻いて火を着けた。 自家製紙巻きたばこ、一口吸うか吸わないうちに、流れ出したのだ、すばらしいアイリッシュ・ミュージック! ありとあらゆる伝統的な音楽が繰り出されるのだが、リールやジグなどのダンス音楽がはじまると客も大喜び。 適当なパートナーを見つけては踊り出す。 曲の合間にはミュージシャンの口元に例の『黒い液体』が運ばれている。 まてよ、この男、何処かで会ったような? そうだった。 あのMoherの断崖でハープを弾いていた男だ!

地のはて Burren高原 Lisdoonvarna〜Black Head〜Ballyvaughan⇔Poulnabrone → Galway

Black Headへ向かうBlack Headへ向かう

Lisdoonvarnaを出ると、道の廻りはごつごつした岩が地表を覆っている。 このあたりは牧草も生えないのだろうか?  Ring of Kerryと比べると風景がずいぶん違う。 今日の主目的地のバレン高原はごつごつした岩山だと聞くが、早くもそんな気配だ。

Fanoreの海岸Fanoreの海岸

海岸線を行くと、まずは昨日のMoherの断崖を小さくしたような景色が続く。 その崖が徐々に穏やかになり、やがてFanoreで砂浜のある海岸に辿り着く。 アイルランドで砂浜のビーチは初めて見たように思う。

Black Headを廻るBlack Headを廻る

この先は再びごつごつした岩が続くようになり、やがてBlack Headと呼ばれる岬をぐるっと廻る。 すぐそこにはアランセーターで有名になったAran諸島がうっすらと見える。 そんな風景の中をひたすら走り、Ballyvaughanを目指す。

昼のパブ昼のパブ

走れば休み、休めばあの『黒い液体』が待っている。 パブはどこも居心地がよくて、ついつい長居をしてしまう。 だってこんな美女(右ですよ!)もいるからね。

泡にクローバーが描かれたギネス泡にクローバーが描かれたギネス

『黒い液体』の正体! あの有名なギネスだ。 「ギネス、1パイント」と頼んでもすぐには出てこない。 専用のディスペンサーからゆっくりグラスに注がれるのだが、その行為はグラス中ほどで中断、しばしの時を置き、またゆっくりと注ぎ足されるのだ。

泡の輪っか泡の輪っか

待つこと5分、この時間がなんともたまらない。 勿論いい意味で。 真っ黒な液体の上には柔らかな肌理の細かい泡がふんわりのっている。 そこにはこの国の象徴シャムロック(クローバー)が描かれることも。

バレン高原バレン高原

『黒い液体』(2.3£=350円)で咽を潤したあとはいよいよバレン高原の鍾乳洞へと向う。 バレンはゲール語でBhoireann、『石の多い場所』を意味するという。 この地の石は石灰石でライム・ストーンと呼ばれていて、水を通し易い性質のものだ。 この石が巨大な鍾乳洞を形成させたのだ。

遠方は今までと変わらぬ景色に見えるのだが…

岩でできている山岩でできている山

反対側の鍾乳洞の側はこのとおり、岩しかない! 写真に人が写っているのですが分かります?

鍾乳洞では係りの人がゆっくり丁寧に案内、解説をしてくれる。 写真、写らないので…

鍾乳洞と並ぶもう一つの見どころは『巨人のテーブル』と呼ばれるものだ。 いったいいつごろ、誰が、なぜ創ったのかはあまりよく分かっていないようだ。

アップダウンのバレン高原を行くアップダウンのバレン高原を行く

写真では知っているけれど、どれくらいの大きさなのかは全く想像ができない。 同じような『巨人のテーブル』があちらこちらに点在しているらしい。

そんな『巨人のテーブル』を目指して、木一本生えていないバレン高原を進む。

アップダウンを何回くりかえしただろうか、車が数台止まっている場所にたどりついた。 どうやらここがそうらしい。 廻りはただ、ごつごつした岩があるだけの場所。

巨人のテーブル巨人のテーブル

人がゆく方向を眺めると、一つだけポツンと飛び出した石が。

大きさは予想していたよりずっと小さい。 人の背くらい。 『な〜んだ』と正直思う。

巨人のテーブル近くの岩巨人のテーブル近くの岩

驚いたのはそのあと。 巨人のテーブルのずっと背後には…

観光客が創ったテーブルのミニチュアが果てしなく続く!

バレン高原からBallyvaughanへバレン高原からBallyvaughanへ

鍾乳洞と石のテーブルを見た後は、来た道をBallyvaughanまで引き返し、またパブへ。 アップダウンの繰り返しを往復で堪能したので、今日はBallyvaughanで自転車終了! バスでアイルランド第3の都市Galwayへと向う。

Galwayの街中Galwayの街中

Galwayは大都市だった。 溢れる人、人、人!

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uploaded:2001-09