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ベトナム 2

ハノイ〜バチャン〜ハノイ

総合評価 ★☆
開催日 2003.01.01(水) 雨/曇 難易度
参加者 サイダー/サリーナ/チューボー/ナオボー 走行距離 32km

ハノイからバチャンへ向かう途中の運河の前で
ハノイからバチャンへ向かう途中の運河の前で

◆コース紹介

ハノイの街中から近郊にある陶磁器の村バチャンまで、ホン川沿いの土手を走ります。

ハノイの街中は車とモーターバイクと自転車で大渋滞。 ホン川沿いの土手から見る景色はの〜んびりですが、時折けたたましいクラクションを鳴らして追い越して行く車も。

地図
地図ベース:Perry-Castaneda Library Map Collection

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発着地 累積距離 発着時刻 備考
ハノイ START 発09:45 霧雨。市内からロンビエン橋を渡って以降は土手をひたすら南下。
バチャン 16km 着11:30
発14:20
陶磁器の村。自転車を預けて散策、昼食。
ハノイ 32km 着16:15 帰りは雨もあがり楽しく走る。ホテル着後、自転車の泥落とし。

2003年元旦、4人で陶磁器の村へ!

ロンビエン橋の陸橋部分ロンビエン橋の陸橋部分(撮影2008年デュエルン)

ハノイに戻り、ナオボー・チューボーと合流して4人になりました。 今日は元旦ですが、ベトナムは旧正月なので全く正月っぽくありません。 夜には列車でフエに向かう予定なので、昼間はハノイ郊外をポタリングしようと決めて、4人で初のベトナムサイクリングです。 めざすは『陶磁器の村』バチャン。

ハノイ市内はモーターバイクと自転車があふれていて、走るのに一苦労。 交差点でも『止まっちゃいけない!』というのがルール?です。 市外へはロンビエン橋を渡るのがいい。 この橋はパリのエッフェル塔を設計したエッフェルが設計に関与したとの噂があり独特のフォルムをしています。 鉄道線路を挟んで両側に歩行者と自転車くらいしか通らない道路があり、安心して通れます。 もう一つのチュオンズオン橋はモーターバイクと車で大渋滞、とてもじゃないけど走れない!

ホン川ホン川

市外へ出ると、ホン川沿いの土手を走ります。 車はあまり多くなく、土手の脇では牛が草をはんでいたりのんびりムード。 でもときどきスピード狂の車が警笛をならしまくって通り過ぎます。

モーターバイク軍団モーターバイク軍団

端の方は泥道ですが、道は一応舗装されています。 ときどき大きな水たまりがあったりするけど! モーターバイクもこのくらいの交通量ならまあいいかって感じですよね。 カメラに向かって愛想をふりまくサイダーとモーターバイクのお兄さん。

道端の合羽屋道端の合羽屋

出発したときは霧雨だったけど、意外に雨が強くなってきました。 『ちゃんとした雨具を持ってこなかった!』とあせるチューボーの目の前に、何ともいいタイミングでレインコートを売るお店が出現。 日頃の行いがいいから? さっそくオレンジのコートを購入。

バチャン村到着バチャン村到着

しばらく行くと、バチャン村に到着! 雨で道は泥だらけです。 泥よけ付きのサイダーは涼しい顔、リアキャリアのあるチューボーとサリーナも何とかOK。 泥よけもキャリアもないナオボーの黄色いコートの背中には、縦に真直ぐな泥ハネ道ができていた!

自転車を預かってもらったお店の子と自転車を預かってもらったお店の子と

バチャン村では、人口2000人のうち9割が陶器づくりをしているそうです。 小さな町のメインストリートはすべて陶磁器のお店。 藁を敷いたカゴに陶器を重ねて運ぶ人たちが行き交っています。

お店で自転車を預かってもらい、私たちも見学と買い物、お昼へ!

こぢんまりした村は、ゆっくり買い物したり散策したりするのにピッタリです。 さっそくナオボーは陶器でできた町並みのレリーフをゲット!

絵付けをする女性たち絵付けをする女性たち

お店のわきには工房があり、『どうぞどうぞ』と招き入れてくれました。 カップに絵を描いている女の子たち。 私たちと目が合うと、くすくす笑っています。 ハシが転がってもおかしい世代なのね〜。 中高生に見えるけど、20歳くらいだって。 奥に窯もありました。

説明するルオンさん説明するルオンさん

ふと立ち止まったところに、陶器の土をつくる工場が。 粘土や石英など、5種類の土をまぜてつくっています。 オーナーのルオンさんは親切に説明してくれて、絵付けも見学させてくれました。 『これは私が描いたんです』と豪華な龍の絵皿を見せてくれた。

小さな食堂で小さな食堂で

メインストリートを曲がったところに小さな食堂が。 ホカホカと湯気が立つ大鍋に誘われて、ここでお昼に決定。 厚揚げ炒め、春巻き、瓜炒め、じゃがいものスープなど、どれもおいしくて満腹!

鍵が開かない!鍵が開かない!

自転車に戻ってみると一大事! チューボーの自転車錠に泥が入ったのか、いくら鍵を入れても開かなくなっちゃった! 水で洗ってもガソリンかけてもダメ。 『壊すしかない…』とあきらめたチューボー。 お店のお兄さんにそう伝えると、『ワイヤカッターを貸して』と言うより早く、彼が手でガチガチやってあっさり切れちゃった。 う〜ん、錠って単なる気休め?

帰り道の土手帰り道の土手

気をとりなおしてバチャン村を出発。 雨があがり、快適に走れます。 土手の道の両側には田んぼや畑が広がっていて、ときどきレンガでできた家が並ぶ村の脇を通ります。 いい気分の帰り道、ハノイ市内も何とかクリアし、4時過ぎに無事ホテルに到着。

でも休む暇はないのです。 今夜は夜行列車に乗るので、それまでに自転車の泥を落としておかなくちゃ! ホテルの前、バケツの水を運びながら必死で自転車を洗う4人なのでした。

チューボー◆感想  ゆったりベトナム --by チューボー--

ベトナムの時間はゆったりと流れていました。 街は活気に溢れていましたが喧騒さはなく、人々はおだやかでした。

シクロ牽きのおっちゃんが自分のシクロで昼寝をしていたり、小学生や中学生の子供が観光客にみやげ物を売り歩いているが、しつこくまとわりつくこともなく、見ている方があれでは商売になっていないのではないかと心配するぐらいのんびりしていました。

びっくりしたのは何と言ってもバイクの洪水。 ハノイに着いた翌日、旧市街地まで歩いたのは、そのような状況で自転車に乗るのは危険だからという判断でした。 しかし、それはどうも違っていたようです。

バイクは大きな道路から小さな道路まで道幅一杯になって走っていて、果ては市場の中の人と物があふれている道路にまで侵入してきます。 それはまるで河の流れのように途切れることなく流れていました。 でも警笛を鳴らしたり、無理やり追い抜いたりなどすることなく真に河の流れのように、とうとうと流れていて見ていて飽きない光景でした。 信号や交通規則はあってなきがごとくでしたが、事故や小競り合いはなく、みんながうまく気を配りながらバイクを走らせていました。

歩行者もこの流れに堂々と入ってきます。 大きな通りの横断も平気です。 決して立ち止まることなくゆうゆうと歩きます。 バイクはそれをうまくよけてすいすいと流れて行きます。

さて僕たちのBD-1もこの流れにおっかなびっくり入っていきました。 「こつ」は決して止まらないこと、堂々と走ること、曲がる時はそちらの方向に進路をずらして行くと周りがうまくそれに合わせて流れに乗せてくれます。 最初は勇気がいりますが、流れに身をまかせることに慣れれば安全に走れます。 というようなことでうまく市街地でも乗りこなせるようになり、ダナンの市街地から空港までの10キロは、バイクの洪水にのって走りきりました。

そして、何と飛行機に乗る時、梱包もせずに裸のままで自転車を託送荷物にしてくれました。 これはホーチから日本へのフライトでも同じでした。 ベトナム万歳です。

ベトナムはゆったりして、おおらかな国です。 今ドイモイ政策で経済発展を遂げてきているそうですが、このおおらかさをいつまでもなくさないでいて欲しいものです。

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uploaded:2003-01