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キューバ  1

Habana〜Playa Guanabo

総合評価 ★★
開催日 2004.12.27(月) 難易度
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 53km

ハバナ・ヴィエハ(旧市街)を見渡す対岸カサ・ブランカ
ハバナ・ヴィエハ(旧市街)を見渡す対岸カサ・ブランカ


◆ コース紹介

首都ハバナでコロニアルな旧市街、フロリダ湾に面したマレコン地区、そして新市街を巡り、キューバサイクリングの始まり始まり。

渡しで海峡を越え、対岸のカサ・ブランカからヘミングウェイ縁の地コヒマールを経て、強風向い風、砂地獄の中をメキシコ湾に面したプラヤ・グアナボまで。

走行地図
地図ベース:Perry-Castaneda Library Map Collection

月日 コース 走行距離 評価 備考
1224 (金) Toronto→Habana AC988/Toronto10:30→Habana15:10
民泊/Liset y Orlando 30CUC
1225 (土) Habana Vieja散策 民泊/Liset y Orlando 30CUC
1226 (日) Habana Vieja散策 民泊/Liset y Orlando 30CUC
1227 (月) Habana〜
Playa Guanabo
53km ★★ 民泊/Juani y Andres 25CUC

乗り遅れちゃう〜

トロント空港の行列トロント空港の行列

クリスマスの朝、カナダのトロントで目覚めた私たち。 辺りは真っ白な凍てつくような雪景色で行き先とは大違いだけれど、それでも午後にはキューバだとウキウキと空港へ。

ところがその空港、クリスマス休暇でカリブ海周辺へ向かう人々で大混雑。 なんと私たちのカウンターDまでは100mはあろうかという行列でとっても不安なサリーナでした。 寒いカナダからはこの季節、暖かい地域へと民族大移動なのでした。

ハバナ上空ハバナ上空

なんとかかんとかチェックインはできました。 ところが今度はなにかの都合で飛行機が離陸しません。 ム〜、今回の旅もなんか最初からあやしい!

しかしようやく離陸、雪景色とお別れして4時間すればあこがれのキューバ、ハバナの上空。 赤褐色の大地に灌水したところだけ緑が広がっています。 丸いのは灌水装置が円形に動くからなんですね。

いきなり自転車喪失…

手荷物受取所で自転車の到着を待ちます。 とにかく荷物が出てくるのに時間がかかる。 ひと〜つ、ふた〜〜つ…、荷物が一つ出てくるたびに拍手が起こるくらいです。 パッキングしていない自転車がターンテイブルからガシャッと出てきたのにはちょっとびっくりです。 そうこうして待つこと1時間。 出てこない。 待つこと2時間、そのうち別便の案内に変わってしまった。 『……こりゃあ、もう出てこないね。』とあきらめてロストバゲッジの窓口に行くと、そこのおばさん、不機嫌そのもので愛想もない。 動きはまるで牛かと思わせるくらいにのろい。 指一本でキーボードに情報を入れ始めるも、入れているより消しているほうが多いくらいだ。 おいおい、わしが入れたるよ!と言いたくなるくらいでした。 ああ、ここはあの社会主義国なんだ!(キューバの名誉のために補足しておくけれど、みんながこんな調子ということではない。)

自転車が来ない! やっぱり最初から相当にあやしい旅になりそうだ!!

民宿は楽し!

ハバナの民宿でハバナの民宿で

自転車は諦めて今日の宿へと向かいます。 インターナショナルスタイルのホテルはもちろんあるけれど、私たちは民宿です。 後ろに立つ2人がここの主人のオルランドと奥様のリセット。 オルランドが『やあやあ、よく来たねぇ〜。』と出迎えてくれました。

翌25日には『今日はクリスマスだからウチでいっしょに食事をしなよ。』と招待してくれました(写真)。 とてもフレンドリーで好い感じです。 この日は特別なので友人を交えたパーティーです。 この奥方リセット、実はこのあとの僕達の旅のキーパーソンとなるのです。

民宿ではその家人と気軽におしゃべりしたり、同宿の旅行者がいれば気軽に情報交換したりと、ホテルとは違った楽しみがありますよ。

ハバナ・ヴィエハに停まるレトロなアメ車ハバナ・ヴィエハに停まるレトロなアメ車

オルランドとリセットの家はハバナ・ヴィエハと呼ばれる旧市街にあります。 道に出れば50年代、60年代のアメリカ製の車がごろごろと道端に停まっています。

たいていはオンボロなのですがこれはすばらしく手入れされたそれでした。 お〜、こんなかっこいい車がある〜、とごきげんのサリーナと車のオーナー。

街のバルで街のバルで

さあて、自転車もないことだし街歩きでもしましょう。 ということで街にくり出します。 その街がとってもすばらしのです。 スペインが残した古い建物が今では大きな財産となっていて、ヨーロッパでも古い、いっぱしの都市のよう。 その足元では子供達が駆け回り、脇でオトッツアンが商売をしているといった具合。 ここにはあまりに巨大都市と化して『生活』を失った多くの都市の例から外れた、本当の『都市』が今でも生き生きと息づいている。 詳細は『街歩き編』を。 街歩きに疲れたらちょっとビールでも!

Habana Vieja散策


自転車発掘!

Googleマップ で地図を表示

出発準備が整ったサリーナ出発準備が整ったサリーナ

26日  ロストバゲッジの担当から連絡がないので空港へ出向いてみた。 そしたらあの牛のおばさん、首を振るばかり… そんなことには構わず、捜しまわるとゴチャとした荷物の固まりのなかに、なんとちゃんとあるではないか、我らが自転車! 『なんと言われたって、100個も行方不明なんだから…』とはぶ然とした牛おばさんでした。。

とにもかくにも自転車がやってきた!!

27日  ではでは、自転車旅をはじめましょ。 と身支度を整え、いざ出発のサリーナ。

マレコン地区の湾に沿って行くマレコン地区の湾に沿って行く

とりあえずハバナの市街を廻ってみます。 旧市街のしっとりした地域を抜けフロリダ湾に面したマレコン地区に入ります。 湾に沿った道路には、やはりスペイン時代の建築が張り付き、所々新しい高層ビルが建ち並びます。

道は広く車が少ないので快適なのですが、ちょっとした波の度に海水が堤防で砕けて上空から降り注ぎます。 『あちゃ〜、もうビショビショだよ〜』

ハバナ対岸への渡し乗場ハバナ対岸への渡し乗場

旧市街、マレコン、新市街とハバナをぐるっと一周して着いたところがこちら。 対岸への『渡し』乗り場。 今日から自転車の旅、キューバ・サイクリングの始まりで、Playa Guanaboへ向けて出発です。

対岸からハバナ市街を望む対岸からハバナ市街を望む

渡しで渡った対岸の高台には、大きなキリスト像が建っていて、そこからのハバナの眺めはこんな感じです。 

今日はどんよりとした雲がたれこめて、風もかなり強い。 向い風… キューバってトロピカルなイメージがあるかもしれませんが、実は、冬はそんなに暑くないんです。 さわやかな気候で雨もほとんどなく、自転車旅行には最適のはずでした。 しかし北米を大寒波が襲っていて、キューバもめずらしく荒れた天候となっていたのでした。

CojimarのパラダールのランチCojimarのパラダールのランチ

まずは漁村のCojimarをめざします。 ここはヘミングウェイの『老人と海』のモデルになった老人が住んでいるところとして有名です。 ヘミングウェイの胸像なんかもあるのですが、我々は『とにかくおなかすいた〜』と、パラダールへ。 パラダールとは普通の家庭が家の一部で営業しているレストランのことです。 ここは2階のテラスを利用していい雰囲気。 ポークソテー、ハムステーキを頼んだら、何と巨大なこと!

自転車道を現地の青年とともに行く自転車道を現地の青年とともに行く

満腹で満足、さて、と走り出したのですが、相変わらずの向い風です。 でも、幹線道路沿いには自転車道があってのんびり走ることができます。 途中で出会った青年は、『自転車で旅してるって、いいね。 こうやっておしゃべりしたり、ほんとのキューバに触れながら旅できるよねえ』というわけで、分かれ道まで一緒に走りました。

ちょっとメンテナンス不足のところもちょっとメンテナンス不足のところも

自転車道は橋にさしかかっても、ちゃんとつながっていました。 川辺まで降りてちっちゃい木造の橋を渡ります。 でもあまり人は通らないらしく、ワイルドな感じです。

Playa Guanaboの民宿にてPlaya Guanaboの民宿にて

やっと海岸にたどり着き、Playa Guanaboまであと3kmとなりました。 しかしこの3kmが、強風向い風の砂地獄だったのだ。 ヘロヘロになってようやく午後5時半に民宿にたどり着いた。

『よく来たね、うちに泊まる初めての日本人だよ!』とあたたかく迎えてくれたのはアンドレスとフアニータ。 近所で伊勢海老を買ってきてくれておいしい夕食です。 このお2人、食後、ギアの調子がおかしいサリーナの自転車調整をずっと心配して励まして、夜中までつきあってくれました。 息子さんが2人、長男はかっこいいプロのサルサ・ダンサーなのでした。

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uploaded:2005-02