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バリ島 6

Tambulingan湖〜Jatilwih〜Tabanan

総合評価 ★★★
開催日 2005.09.10 (土) 晴れ 難易度 ▲▲
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 72km

タンブリンガン湖を見下ろす快適な道をゆく
タンブリンガン湖を見下ろす快適な道をゆく

◆ コース紹介

中部山岳地帯の3つの湖を巡り、バナナやヤシで囲まれた集落を抜け、美しいライス・テラスの中をダウンヒル。 ブラタン湖では水の神を祀るウヌン・ダヌ・ブラタン寺院に立ち寄り、お祭りの村では正装のかわいらしい子供たちに出会います。

走行地図
地図ベース:Tuttle Publishing Periplus Editions Street Atlas BALI 1/200,000

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タンブリンガン湖への上りタンブリンガン湖への上り

今日は、行きは宿のスタッフのアグスに車で送ってもらい、タンブリンガン湖、バヤン湖、ブラタン湖という3つの湖を巡り、ライス・テラスをダウンヒルして帰ってこようという計画です。 車で1時間半、標高1,200mくらいの田舎道からスタート!

『下りばかりかと思ったら、上りもあるね〜』 というわけで、まずはタンブリンガン湖を臨む道までヒルクライム。 高いところは1,400mくらいだから今度こそ海岸近くのチャングーまではず〜っと下り、のはず。 このへんは車もほとんど通らず、オートバイに乗った少年が珍しそうにずっと後ろをついてきました。 

湖沿いのロードは快適そのもの(TOP写真)。 緩やかなアップダウンを繰り返しながら、2つの湖を眼下に見下ろしつつ、爽快に走ります。 まだあまり観光化されていないので、お店や観光客もまばら。 壮大な景色を堪能しつつ、の〜んびり8kmほどを走るとダウンヒル。

お祭りお祭り

ダウンヒル途中の道ばたでうごめくものが。 『おサルさん!』 森から群れで現れ、観光客に愛想をふりまいています。 どこかのサルと違い、いたずらはしません。

3番目の湖『ブラタン湖』は、地元の人たちのレジャースポットでもあります。 道ぞいには、ワルン(食堂)や屋台などが出ていますが、まだまだのんびりムード。 ここでも、村のお祭りに出会いました。

ブラタン湖畔ブラタン湖畔

ブラタン湖畔には、有名なお寺『ウヌン・ダヌ・ブラタン寺院』があります。 水の神を祀る寺院だそうで、多重塔が湖に美しく映っています。 観光写真だとまわりを水に囲まれたお寺なのですが、我々が見たときは湖岸につながっていました。 乾季で湖の水が少ない時期だからかな?

ここは公園になっていて、中のレストランで昼食。

市場市場

ブラタン湖を後にすると、すぐに大きな市場があります。 周囲は高原なので水田より野菜畑や果樹園が多く、市場にもみかん、キャベツ系の野菜などがたくさん盛られていました。 

この先の十字路を折れ、我々はいよいよ田舎道に入りました。

田舎道を行くサイダー田舎道を行くサイダー

林、畑、ときどき赤い瓦屋根の村。 ず〜っと緩いダウンヒル。 車はほとんどなく、たまにオートバイが通るだけ。 景色も最高、ああ、バリってすばらしい。

正装の子供たち正装の子供たち

途中の村で、お祭りの準備が行われていました。 子どもたちも正装でお供えを運んでいます。 お寺からはガムランが聞こえてきます。 『ああ〜、サイコーだね〜』と写真撮影して、いざ出発というとき、『ありゃ〜!』 

サリーナの後ろタイヤがへこんでいます。 おっと、パンクです。 道路沿いの軒先きを借りてチューブの交換。 お供え運びが終わった子どもたちが7〜8人集まってきました。 チューブを入れ替えて、空気入れ。 『ああ、疲れた〜、誰かやってよ!』とポンプを渡そうとすると、みんな恥ずかしそうに尻込みしています。 約30分で修理を終えて、みんなで記念撮影して、今度こそいざ出発!

お供えお供え

少し離れたところに、神様にお供えすることろがありました。 まずこちらにお供えして、次にお寺でお祭りするみたいです。 バリでは、ほんとにいろいろなところに神様が。

快調サイダー快調サイダー

その後もどんどん下ります。 サリーナのパンク以外はトラブルもなく、ラクチンで楽しいコースです。 でも当然ながら、そんなに甘い『バリ』ではありませんでした。 夕方にはそれを思い知ることになるのですが、ここでは余裕の表情のサイダー。

ライステラスライステラス

宿のアグスに教えてもらったルートは、名付けて『ライステラス満喫コース』。 山深い地形に沿ってつくられた棚田は繊細な工芸品のよう。 幅1mくらいの田んぼもあって、うねうねと続く田んぼの重なりは、等高線ごとに重ねた模型を見ているようです。 当然ながら機械は入らず、ほとんどがクワでの田おこし、手植え、手刈り。 自然とともに人がつくりあげてきた景観にしばし見とれます。

バナナとヤシの木バナナとヤシの木

丘を越えると、次の集落の棚田。 地形を活かした田んぼと集落が続く道のりは、当然地形を活かしてアップダウンの連続(笑)。 バナナやヤシで囲まれた集落の丸っこい屋根(写真右側)は米蔵です。

山合いをどんどん行く山合いをどんどん行く

とある交差点(バリでは道が交差していること自体珍しいように思える)で、料金所がありました。 その先が国立公園になっていて、棚田を保存するためにも通行料をとっているのだとか。 1人3,300Rp、それでこんな見事な棚田が維持されるのなら何の異義もありません。 今度は見晴らしの広がるライス・テラスをどんどん下ります。

ライスフィールドとサリーナライスフィールドとサリーナ

素晴らしいライス・テラスを満喫し、走り続けるも、なかなか目指す集落に出ない。 下りだけだと思っていたルートは、いつの間にか半端でないアップダウンの連続。 『何だかおかしいなあ〜』とコース担当のサイダー。 どうやら道を間違えたようだ。 しばらく走っていると、5日前に遊びに来た『イエ・パナス』(温泉)に着いた。 『ありゃ、別の道を行こうと思ったのに、ここに出たのね〜』 街角のワルンで休憩しつつ、すでに時刻は午後4時過ぎなので宿まで自走は無理と判断。 『タバナンまで走ってベモ(ミニバス)をチャーターしよう』

タバナンまでは前と違うコースを行ってみよう、と選択したルートは物凄いところでした。 そう、舗装路ですね、遠い昔には。 もはや舗装が残っているのは、道路幅のうち10cmくらいしかありません。 巨大な穴ぼこが続く道に、『普通の(?)ダートの方がましだ〜』 とキレ気味のサリーナ。

へろへろで穴ぼこロードを終え、タバナンの町に着いたのは午後6時近く。 ベモをチャーターしようと市場に行ってみる。 親切な屋台の女性がベモの場所を教えてくれて、交渉を始めるのだが、肝心のベモの運ちゃんはあまり乗り気ではない。 実は、バリでは日暮れとともにベモは営業を終えるのだそうな。 黄昏れ時に約1時間かかる行程を、しかも値切ろうとする我々にあきれ顔で首を振るばかりの運ちゃん。

宿ではスタッフの妹がダンスのレッスン中宿ではスタッフの妹がダンスのレッスン中

そこで向かったのはバスターミナル。 路線バスはとっくに終了だが、1台のベモが洗車中で閉店モード。 『これからチャングーに行ってくれない?』 運ちゃん(いやそうに)『100,000Rpなら』 これって昨日の3倍だよな〜。 あたりにはヒマそうな人たちが集まってきた。 帰ろうとすると運ちゃん(いやそうに)『50,000Rpなら』 これでも昨日より高いよな〜。 こりゃダメだとターミナルを出ようとすると、オートバイが2台追い掛けてきた。 『君たち、オートバイ2台の後ろに乗って、50,000Rpで行かないかい?』 『私たちは自転車を運ばなきゃいけないんだよ。』 『オートバイの後ろで自転車を抱えていけば問題ないだろ。』 冗談じゃあない!

これは経験としては面白かったかもしれません(笑)が、へろへろに疲れ、すでに暗くなっていて周りには他のベモもいない状態では戻るしかなさそうです。 止むなく先ほどの50,000Rpのベモのチャーターを選択した我々でした。 しかしこの値段、帰ってヴィラのスタッフに聞いたら高くはないそうです。 逆に昨日のバトゥブランからの35,000Rpが安すぎだそうです。 100,000Rpでもおかしくないって。 ラッキー!

◆感想 by サリーナ

バリ島は、風に吹かれる緑の水田や池の蓮の花が、何とも懐かしい風景でした。
今回の旅は珍しく滞在型で、心地よいヴィラのプールサイドでのんびり過ごす時間を持てました。 夜中の『ゲッコー』にはびっくり、でも慣れるとかわいく思えるものですね(姿は見てないけど)。
そして自転車も、厳しいアップダウンもありましたが、田舎道はとっても楽しかった。
見事な棚田、雲の上に顔をみせたアグン山、美しい湖、村々でのお祭りなどが、印象に残っています。 人々もとてもフレンドリー。 次の機会にはゆっくり島を一周してみたいな〜。

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uploaded:2005-09