イタリア 5

サン・ジミニャーノ〜フィレンツェ

総合評価 ★★
開催日 2007.10.14(日)晴れ 難易度
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 62km

フィレンツェ
フィレンツェ

◆ コース紹介

トスカーナ地方のサイクリングの最後は、美しい塔の町サン・ジミニャーノを後にし、中世の町チェルタルドからモンテスペルトーリを経て、花の都フィレンツェへ。

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小さなホテル小さなホテル

サン・ジミニャーノ郊外の私たちが泊まったホテルは小さいけれど、なかなか気持ちの良いところでした。 10月のイタリアは日本同様、もう秋なので、プールには浸かれませんでしたが、窓からは遠くまで広がるぶどう畑と丘陵地が見渡せて快適です。

ぶどう畑と丘陵ぶどう畑と丘陵

窓からの風景はこんな感じ。 朝は寒いくらいの気温で澄んだ空気が清々しい。 朝日を浴びたぶどう畑がきれいです。

ひたすら下るサリーナひたすら下るサリーナ

ホテルで軽い朝食をとった後、08:40に出発。 まず向かうのはチェルタルドという町。 地図に名前はあるけれど、どんな町なのかはまったくわかりません。 そこまではずっと下りで、真っ青な空の下、快調に走り出します。

どんどん行くサイダーどんどん行くサイダー

特に何があるというわけではありまでんが、例によって、ぶどう畑が後ろにどんどん飛んで行きます。 車も少なく快適な道ですが、ずっと下りなので寒い寒い!

丘の上のチェルタルド丘の上のチェルタルド

そんな道を30分も走ると、畑の向こうの丘の上に、突然町が現れました。

『お〜、あれがチェルタルドかな〜』

『きっとそうねぇ〜』

『チェルタルドって古い町みたいだね〜』

チェルタルドへの上りチェルタルドへの上り

どんどこ進むと、道はまず新しい下の町に入りました。 チェルタルドも下の町と上の町に分かれていて、上の町がさっき見えた古い町のようです。 ここでも『上の町はあっち』の看板がありそれを行くと、なんと道は石畳の激坂に。

中世の街チェルタルド中世の街チェルタルド

この石畳をえっこらえっこら押し進み、パッと視界が開けたと思ったら、そこはこんなところでした。 中世の町がここにもあったのです。 私たちが上ってきた道とは別に、車用の道もちゃんと見えますね。(笑)

チェルタルドの城壁を廻るチェルタルドの城壁を廻る

車が通れる道に合流し、やや行くと街の中に通じる門(サリーナの後方のアーチ状のところ)が現れましたが、そこは階段だったのでなおも進むと、城壁を廻り込むようにして街の中に繋がる道に入りました。

チェルタルドの街の中チェルタルドの街の中

正面には要塞なのかてっぺんがでこぼこした高い建物があります。 そしてどうやらここはお祭りのようで、道に赤い絨毯が敷かれています。

小さな広場にある教会に入ってみると、ミサが行われていて、多くの人が参列していました。 日本ではもうほとんど宗教は失われたと言っていい状況だけれど、ここイタリアではもう何度もミサに遭遇しています。 小さな街の小さな教会で、ミサが日常的に行われ、それに日常的に参列することがあたりまえの世界がまだここにはあるんですね。

花で飾られた建物花で飾られた建物

小さな看板に中世の地図とちょっとした案内がありました。 道幅が狭いので良くは見えませんが、この街にもサン・ジミニャーノで見たような塔が何本か建っています。 塔を建てるのは中世の流行だったのでしょうか。 そしていくつかの建物の窓はきれいな花で飾られていました。

モンテスペルトーリへ向かうモンテスペルトーリへ向かう

偶然発見したチェルタルドの上の街はガイドブックにはまったく載っていないものの、雰囲気の良い中世の街でした。 こんな街がごろごろそこいら中にあるのがイタリアなんですね。 イタリアってやっぱりすごい!

チェルタルドを楽しんだあとはモンテスペルトーリへと向かいます。 この町もどんな町なのかは情報がなくてさっぱりわかりません。 さて、道はカントリーロードへ。 ぶどう畑はなくて、作物を作っているような畑も見当たらない、まだ未開発な感じの、少し殺風景のところを進みます。 上り基調のちょっとしたアップダウンが続き、けっこうバテぎみのサリーナでした。

モンテスペルトーリの下の広場モンテスペルトーリの下の広場

フィレンツェに通ずる幹線のSP4に出ると、すぐにモンテスペルトーリの町に入ったようです。 木々に囲まれた広場にはなにか催しでもあるのか、地元の人が集まっていました。 ここは特に古い町ではないらしく、『上の街』もどうやらないようですが、『インフォメーションと街のセンターはあっち』の標識に誘われてさらに進みます。

モンテスペルトーリの上の広場モンテスペルトーリの上の広場

坂を上って上って、上り切ると、ここにも小さな広場がありました。 ゼーゼーのサイダーです。 ここにも小さな教会があり、隣には時計塔と風見鶏を抱く塔があるちょっと変わった建物があります。 しかしここはチェルタルドで見たような中世の町ではないようです。 時は11:30、お昼には少し早いので、バールでちょっと休憩をしました。

チェルバイアへ向かうチェルバイアへ向かう

のんびり休憩のあとは幹線のSP4で一路フィレンツェに向かいます。 このあとフィレンツェまでの間に大きな町はないのですが、とりあえずお昼がとれそうなチェルバイアを目指します。 雲一つない快晴の中、時々お城のような建物が現れたりする中を飛ばすのは壮快です。

オリーブ畑と丘陵オリーブ畑と丘陵

下り基調のはずですが、やっぱり丘陵地なのでおだやかなアップダウンが続きます。 フィレンツェが近づくにつれ交通量が多くなってきますが、眺めは相変わらずすばらしい!

ようやく見つけたバールようやく見つけたバール

下り坂の向こうにどうやらチェルバイアとおぼしき小さな町が見えてきました。 時はすでに13:00、ここで予定の通りお昼にしようと思ってレストランを探しつつ走っていると、あっという間に町を抜けてしまいました。 仕方なく少し戻って枝道に入り、地元の方にレストランの場所を聞いてそちらに向かいます。 しかし行ってみるとレストランは日曜日なので休みとのこと。 ありゃ、ま、どうしましょう!

再び地元の方に尋ねて、ようやく住宅街にあるひっそりとしたバールに辿り着きました。 店先では若い3人の男女がアイスクリームを食べています。

『この店でお昼食べられるかな〜』 と聞けば

『ん〜、たぶん何かあると思うよ。 中で聞いてみて。』 とのこと。

ホッ、どうやら飯にありつけそう。 ハムとチーズのピザなら出来るということで、なんとか一件落着。 昼飯探しに疲れた私たちは、フィレンツェまでの道のりもあと僅かということで、このバールでしばしまったりしました。

ロモラの上りロモラの上り

チェルバイアを出たあとは、まさにフィレンツェへまっしぐら、というところですが、車が多くなってきたこともあり、幹線を離れロモラという町を経由する枝道に入りました。 しかしこの道に入った途端に風景は一変、右手に広がっていた丘陵は突然見えなくなり、針葉樹林の中を行くようになりました。 そして道は上り! 本日一番のアヘアヘが続きました。

その上りが終わり、下りに転じたとき、林の中から遠くにフィレンツェの町が見えた時はちょっと感激です。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会近くにてサン・ミニアート・アル・モンテ教会近くにて

SP4に戻り、ガルッツォに到着しました。 ガルッツォにはカルトジオ会のすばらしい修道院があると聞きますが、その場所は丘の上の高いところでした。 もう上りはいいよね、ってことで、ここはパスすることに。 ここから順当にはSR2に入るのですが、車が多くてうんざりなので裏道を行くことにしました。

うねうねした道をしばらく行くと幹線に出ました。 そしてその向こうには、

『お〜、フィレンツェ! ドゥオモ!』

サン・ミニアート・アル・モンテ教会サン・ミニアート・アル・モンテ教会

ついにあのフィレンツェに戻ってきました。 キャンティからシエナ、そしてサン・ジミニャーノと繋いで、もとのフィレンツェに。 トスカーナ地方のゴールデン・トライアングルの完成間近です。

すぐ近くにサン・ミニアート・アル・モンテ教会があるので立ち寄ってみました。 ロマネスクの優雅なファサード、内部にも美しい装飾が施されたすばらしいものでした。 そしてここからフィレンツェ中心部への眺めは最高です。(TOP写真参照)

ヴェッキオ橋とヴェッキオ宮の塔ヴェッキオ橋とヴェッキオ宮の塔

サン・ミニアート・アル・モンテ教会からはグワ〜っと下って、城壁の門を潜り、アルノ川に出ました。 ヴェッキオ橋とシニョーリア広場にあるヴェッキオ宮の塔が見えてきました。 ゴールデン・トライアングルの完成です。

洗礼堂・鐘楼・ドゥオモ洗礼堂・鐘楼・ドゥオモ

フィレンツェといえばドゥオモ!

ドゥオモからの眺めドゥオモからの眺め

花の都フィレンツェ!

ビステッカ・アラ・フィオレンティーナビステッカ・アラ・フィオレンティーナ

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uploaded:2008-01-04