イタリア 7

アッシジ〜ペルージャ〜トラジメーノ湖

総合評価 ★★
開催日 2007.10.18(木)晴 ー 19(金)晴ー 20(木)曇り 難易度 ▲▲
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 44+15+53km

ペルージャへ向かう
ペルージャへ向かう

◆ コース紹介

ウンブリア州のアッシジを後にし、トルジャーノでワインを、ペルージャではチョコレートを楽しんだ後、ローマとカルタゴのハンニバルとの戦いの地であるトラジメーノ湖に、浮かぶように突き出たカスティリオーネ・デル・ラーゴへ向かい、鱒を食します。

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あの山の上がベットーナあの山の上がベットーナ

アッシジで聖フランチェスコの足跡を辿った私たちは、駅の近くのサンタ・マリア・デリ・アンジェリ大聖堂に立ち寄ったあと、ペルージャへ向かうことにしました。 アッシジとペルージャは驚くほど近く、まっすぐ向かうと20kmほどです。

ベットーナへの上りベットーナへの上り

そこでちょっと寄り道をしながら行くことにして、南西の山の中腹にあるベットーナから、ワインで有名なトルジアーノに立ち寄ることにしました。

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ大聖堂の前の主要道は避け、裏道を行けば車はほとんど通らずに快適です。 山の麓の集落パッサージオまでは真っ平らですが、ここからちょっとした上りが始まります。

上にベットーナ上にベットーナ

3kmで150mほど上りますから平均斜度は5%ほどのようです。 えっこらえっこらしている脇をロードレーサーがス〜と追い越して行きました。 上には、ようやくベットーナの街が見え始めました。

路地路地

街の外側をぐるっと廻るようにしてメインストリートに入りました。 この道はわずか3〜400mほどしか続かず、つまり街の長さが3〜400mだということです。 しかし街には必ずある教会はここにもあって、もちろんその近くにはバールもちゃんとあります。

メインストリートからちょっと路地に入ってみれば、おばあさんが植物に水をやり、子猫が戯れているというありふれた情景。

ベットーナからアッシジ方面の望むベットーナからアッシジ方面の望む

街の端っこの展望の良いところからアッシジ方面を見てみると、今日はめずらしく雲が出ているので見通しはあまりよくありませんが、彼方にうっすらとスパズィオ山が見えました。

トルジャーノの町中をゆくトルジャーノの町中をゆく

ベットーナからはちょっと西に下ってトルジャーノに入りました。 なんでもこの街にはすばらしいワインがあると聞きます。 ワインの博物館があり、古代ローマ時代のワイン製造法などの解説があって面白いです。 もちろん今日のランチはここの近くのレストランで。 ラムのシチューがブオノ〜〜

ぶどう畑ぶどう畑

こちらがそのトルジャーノ近くのぶどう畑です。

テヴェレ川テヴェレ川

さて、昼食の後は本日の宿泊地ペルージャへと向かいます。 小さな川を渡ると、その川にはテヴェレ川と書いてあります。 あのローマから地中海に注ぐテヴェレ川の上流はこんなところを通っていたんですね。

川を渡るとペルージャに繋がる高速道路に突き当たりました。 越え方がわからず一瞬この高速道路に入りそうになってしまいました。 しかし近づいてきた小さなフィアットのおじさんとおばさんが、クラクションをプ−プ−。 手で合図をしながら

『ダメダメ、ここは自転車は通れないのよ。 あっち、あっち。』 と教えてくれました。 あ〜、よかった!

ペルージャへの上りペルージャへの上り

そこからペルージャにはほぼ一本道なのですが、やはり主要都市の近くだけありかなりの交通量。 そこでいつものように回避ルートを行くのはおきまりのサイダーです。(TOP写真参照) しかしこの道、ついには、越えられそうでいて越えられない山道に突入することになってしまうのでした。 激坂でバテバテのところを犬に追いかけられて、もうヘロヘロ。。

メインルートに戻り先へ進みます。 しかしペルージャは丘の上にある大都市。 10kmほど手前から徐々に上り始めた道は下ることを知らず、結構な勾配の道が『ペルージャ』の看板が出てからも延々と続きます。

ペルージャはチョコレート祭り!プリオーリ宮前のチョコレートのブース

ヨロヨロしつつなんとか辿り着いたペルージャは、大勢の人でごったがえしていました。 有名なジャズ・フェスティバルの時期ではないはずなのにな、と思ってぶらぶらしていると、そこらじゅうに『チョコレート』の文字が。

なんとチョコレート祭りの真っ最中なのでした。

チョコレート!チョコレート!

ペルージャがチョコレートで有名だったなんてちっとも知りませんでしたが、この祭りはかなりすごいです。 町中がチョコレート一色という感じで、メインストリーはもちろん、街のあちこちにチョコレート会社のブースが何百と出ています。

ペルージャの水道橋アッピア通りの水道橋

ペルージャは、その歴史は確実なところでも紀元前4世紀にまでさかのぼる大変古いもので、現在はウンブリア州の州都で人口は15万人を越え、国立の外国人大学がある国際性豊かな若者の街でもあります。

で、当然ローマの水道があったりします。

ペルージャから外にのびる道ペルージャから外にのびる道

人口は多いものの、丘の上にある旧市街は他の都市と比べてそう広いわけでもなく、主要部は1km四方位です。 多くの人はおそらくこの旧市街ではなく、丘の下の新しい街に住んでいると思われます。

その丘の下へは四方八方と道が延び行きます。 チョコレート祭りの影響でか、私たちの宿は一日は旧市街に取れたものの、もう一日は郊外ということになってしまいました。 郊外って、丘の遥か下なんだよね〜。。 まあともかく2泊をこの近くで過ごしました。

ペルージャからトラジメーノ湖へペルージャからトラジメーノ湖へ

ペルージャからは基本的にはローマへ戻るのですが、ここでゆっくりして直接列車でローマへ向かうが、ウンブリアのもう一つの魅力的な都市オルヴィエートに自転車で向かうか、はたまた。。

結局、2日目の宿がペルージャ郊外だったことから移動を前提に考えました。 オルヴィエートにはイタリアン・ゴシックの傑作と言われるカテドラルがあってかなり興味を引かれますが、距離にして80km、しかもアップダウンはかなりのものがあります。 途中には宿泊できそうな街もなさそうです。

上空から見たトラジメーノ湖上空から見たトラジメーノ湖

ということでこれはあきらめて、イタリアに入る時に上空からちらっと見えたトラジメーノ湖に行くことにしました。 なんでもこの湖は、ローマとカルタゴの第二次ポエニ戦争でハンニバル率いるカルタゴ軍がローマ軍を壊滅させ、湖はローマ兵の死骸でいっぱいになったところだとか。 ちょっと恐ろしい!

ソロメオへの上りソロメオへの上り

ペルージャからはSS220をまっすぐ南西に進みますが、単調なのと車がちょっと多いのとで早めに迂回することにしました。 そ〜したらここからのアップダウンがすごかった。 ソロメオという村まではそこそこの勾配ですが、そこから隣の村までは気の遠くなるようなアップダウンの連続です。

アジェッロ近くからアジェッロ近くから

ヨタヨタ〜、ふらふら〜、としながら何度も上ったり下ったりを繰り返します。 アジェッロの街角に着いた時には怒り心頭のサリーナでした。 

トラジメーノ湖トラジメーノ湖

しかしそのアジェッロからは下り。 5kmほど下るとついにトラジメーノ湖が現れました。 今日はめずらしく曇りのせいもあり、このあたりはちょっと寒かった。

島のようなカスティリオーネ・デル・ラーゴ島のようなカスティリオーネ・デル・ラーゴ

湖の西のほうに島のように見えるのが本日の終着地カスティリオーネ・デル・ラーゴです。 実はこれは島ではなくて、湖の中に飛び出した半島のようなものです。 湖の色は日が照っていないせいもあってか、どんより濁った感じでした。 この湖を1/3周ほど廻って、カスティリオーネ・デル・ラーゴを目指します。 ちょっと風が強く、あへあへしながら進みます。

カスティリオーネ・デル・ラーゴの街中カスティリオーネ・デル・ラーゴの街中

街へはやっぱり最後は上りです。 ググッと上って着いたカスティリオーネ・デル・ラーゴの通りはわりとひっそりしていました。

レオーネ城塞レオーネ城塞

湖に飛び出した先端には中世の軍事建築であるレオーネ城塞があります。 廻ってきたトラジメーノ湖を眺めながら、2週間の自転車の旅を振り返ります。 そういえば、アップダウンがいちばんきつかったのは今日でした。(笑)

カスティリオーネ・デル・ラーゴの広場カスティリオーネ・デル・ラーゴの広場

お昼はここのレストランLa Cantinaで、リゾット(くるみ、サフラン、チーズ)、鱒のフィレ・バルサミコソース(ぶどうとプチトマト添)、玉ねぎの灰の下焼き。 あ〜〜、ブオノ〜

カスティリオン・デル・ラーゴのバール

さて、ここからは鉄道駅のあるカステリオン・デル・ラーゴまでひとっ走り。 駅は無人のようで、列車の切符は隣のバールで売っていました。 このバールで列車の出発まで休んで駅に向かいますが、列車は20分ほど遅れてやってきました。 そしてローマ到着は1時間以上の遅れ! あら、ここはやっぱりイタリアだったのね。

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uploaded:2008-02-11