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フィンランド 4

スルカヴァ〜ロヒラハティ

総合評価 ★★★
開催日 1998.08.04(火)晴 難易度
参加者 サリーナ/サイダー 走行距離 45km

湖水地方の白夜
湖水地方の白夜

◆ コース紹介

フィンランドの湖水地方の第二弾。 美しい松林と湖に加え、心安らぐ農家民宿滞在と本場のサウナ体験です。 鏡のように静かな湖に飛び込み、暑くなった体を冷やすサウナはとても楽しい。

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走行ルート図

発着地 発着時刻 累積距離 備考
Sulkava 発14:30 START バス/Savonlinna 13:30→14:00Sulkava
渡し 発15:30 14km 湖を車10数台と共に渡る
Hukkanen入り口 着16:30 27km 休憩/林でブルーベリーやいちごを食べる
Lohilahti 着17:00
発18:00
35km 休憩/ドライブインMajakka 宿探し 来た道を後戻り
Hukkanen 着19:10 45km 泊/Hukkanen(400FIM)

Sulkava周辺Sulkava周辺

サヴォンリンナの朝は残念なことに雨です。 今日は自転車で湖を眺めながら、イマトラ方面へ移動の予定ですが、しばらく様子を見ようとまずオラヴィ城(ドラクエ城のモデルとか)の見学ツアーに参加しました。

お昼を過ぎると空がやや明るくなってきたので、バスでロヒラハティ方面へ向かい、お天気次第で途中下車することにしました。

湖と松林湖と松林

雨があがったのでスルカヴァで下車です。 昼食をとったあと、インフォメーションで地図をもらい、ロヒラハティの宿をいくつか教えてもらいました。 14:30、自転車にまたがり出発です。 このあたりは車はほとんど通らず快適な上、前日のプンカハリュの再現のように、湖と松林がすばらしく美しい!

走るサイダー走るサイダー

5km、10kmと進めば進むほど空は明るくなり、青空も見えてきました。 青空と湖と森を眺めながら快調に飛ばします。

渡し渡し

このあたり、湖水地方は湖だらけ、というより陸地より湖のほうが多いくらいです。 したがって陸地を繋ぐには橋があちこちに必要なのですが、ところによっては橋ではなく、こんな『渡し』で渡ります。 対岸から黄色い機械のような『渡し』がやってきました。

森を行く森を行く

走り始めて20kmほどで湖は少なくなり、周囲は深い森に変わりました。 道端に赤や白の小さな花を付けた野草が咲くだけで、あとは道と森しか見えません。 ここまでお店どころか人家もほとんど見かけません。

森の中には自然の恵みがたくさん森の中には自然の恵みがたくさん

宿があるロヒラハティまではもう一踏ん張りです。 森に入る小径があったので、森の中で休憩することにしました。 森にはブルーベリーやいちごがたわわに実っています。 一つ二つ、つまんで食べてみると、結構おいしい。

この小径に入る一台の小さなトラックの運転手のお兄さんが、こちらを物珍しげに眺めていました。

LOHILAHTI周辺LOHILAHTI周辺

5時過ぎにロヒラハティに到着し宿を訪ねると

『もう営業期間は終わった。』 とのこと。

フィンランドでは7月しか営業しないサマーホテルが多いのだそうです。 ロヒラハティのお店はドライブイン『マヤッカ』が1軒あるのみで、そこのお姉さんに相談すると、近くの農家の宿『フッカネン』を教えてくれました。 電話すると泊まれるとのことで、約8km来た道を逆戻りします。

農家HUKKANEN農家HUKKANEN

マヤッカのお姉さんが教えてくれたフッカネンの入口は、さっき休憩した森の小径でした。

森を抜けると麦畑が広がっています。 その脇の小径を2kmほど進むと黄色と赤の建物が見えてきました。

HUKKANENの家族HUKKANENの家族

この麦畑の中の一軒家がフッカネン。 到着するとワンワンとさっそくふさふさした毛のワンちゃんが出迎えてくれます。 続いて、

『さっき電話してくれた人だよね。』 と若い女の子が裸足で出てきて、にっこり。 ロヒラハティで宿は終わりと言われたときのショックも、8kmの逆戻りの疲れも、この素敵な笑顔で飛んで行ってしまいました。 フッカネンは三世代の家族でやっているあたたかい宿です。

HUKKANENの食堂HUKKANENの食堂

『おなかすいたでしょう。 すぐご飯にしますからね。』 と今度は赤ちゃんを抱いたお母さんが赤い煉瓦のオーブンのある食堂に案内してくれます。 食事をしているところへ現れた男性はいきなり、

『やあやあ、君たちか。 さっき森のところで休んでいたね。』 と声を掛けてきました。 なんと先ほど森の入口で出会ったトラックの運転手はフッカネン家の息子さんだったのです。

HUKKANENのサウナ小屋HUKKANENのサウナ小屋

暖かい食事の後は、みんなで1km先の湖に向かいました。 初の本格的なサウナ体験です。 森を抜けた先の湖のほとりには小さなサウナ小屋がありました。 この森の中の湖は静かで波一つなく、時が凍りついたような風景です。

HUKKANENのサウナ小屋サウナ小屋の前でHUKKANENの奥さんと

サウナの入り方がわからない私たちは、男女別にいっしょに入れてもらうことにしました。 女性陣が入っている間に男性陣はボートで湖をぐるり。 ビーバーのダムやジャンピング・フィッシュなど珍しいものを見ることができました。

ボートのあとはいよいよサウナ体験です。 サウナ室は7〜8人が入れるほどの大きさで、隅っこに窯のようなものがあります。 水桶と葉っぱが付いた木の小枝が置かれていて、適当な間隔を置いて葉っぱに含ませた水を窯に掛けます。 すると熱い蒸気がサウナ室を満たすのです。

湖に飛び込む湖に飛び込む

日本にあるドライ・サウナのようにカラカラというわけではなく、スチーム・サウナに近い感じでしょうか。 この熱い蒸気がぐわっとやってくるときがとても気持ちがいいのです。 葉っぱが付いた木の小枝はたいてい白樺が使われるようで、この葉っぱで体をちょっとピシパシとたたくこともあるようです。

熱いサウナ後は湖に飛び込むのが、本場フィンランド方式。 裸のまま湖に行き、デッキから湖にザブン。 『つ、つめたい〜』 と思うも、これが相当気持ちいい! サウナと湖を2度3度と往復するうちに体は十分に暖かくなり、そのうち水の冷たさも感じなくなるから不思議です。

この日はすばらしい松林と湖の風景を楽しみ、フッカネンというあたたかい農家民宿に泊まれ、サウナ体験まですることができた、すばらしい一日となりました。

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