アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ
アーリオ (aglio) はニンニク、オーリオ (olio) は油、ペペロンチーノ (peperoncino) は唐辛子のこと。これにイタリアンパセリを加えただけのシンプルなパスタを。
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ
材料 2人分
- フェデリーニ 150g
- ニンニク 2片 厚めの薄切り
- 赤唐辛子 2本 ちぎって種を取り除く
- イタリアンパセリ 適宜 みじん切り
- エクストラ・バージン・オリーブオイル 45ml
- 塩
作り方
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(濃度1%強)を加えてパスタをアルデンテの少し手前まで茹でる
- フライパンにニンニク、オリーブオイルを入れ強火にかける
- オイルが沸いてきたら弱火にし、じっくり5分ほどかけて香りをオイルに移していく
- ニンニクの周りから出る泡が小さくなり、ニンニクが黄金色になったら火を止める
- オイルが少し冷めたら赤唐辛子を加える
- イタリアンパセリの半量を加える
- パスタの茹で汁90mlを加え攪拌し、ソースを作る
- 茹で上がったパスタを加えてよく混ぜ、極弱火でソースを煮詰めながらパスタに絡めていく
- ソースが白っぽくなったら
- 残りのイタリアンパセリ、オリーブオイル少々を加えて手早く混ぜ合わせ、器に盛って完成!
備考
- フェデリーニはスパゲッティより少し細いパスタ
- 細い麺ほど茹で時間がデリケートになるので、最初はこれより太いスパゲッティーニかスパゲッティを使うと良いかも
- パスタを茹でる水の量は1人分なら2L、2人分なら3Lは必要
- パスタは茹でる塩加減が大事。濃度1%強はしょっぱいスープまたはしょっぱい味噌汁くらい
- パスタには表面がツルツルなタイプとザラザラなタイプがある。ザラザラタイプの方がソースの絡みが良い
- 茹でる温度は、ツルツルタイプは完全沸騰状態で良いが、ザラザラタイプは沸騰しない程度で茹でる
- パスタがフライパンの中で水分と熱を吸収し続けるので、茹でる時間は通常より短めにし、フライパンの中で茹で上げるイメージで
- パスタはフライパンの中でアルデンテを越えて水分を吸収し続けるので、このあとの作業は手早く
- ニンニクはたっぷり使う
- ニンニクを炒める際は後半は必ず弱火にし、4〜5分かけてしっかり香りをオリーブオイルに移す。焦がさないように
- 赤唐辛子は辛いのが好きな方は早めにオイルに加え、種を入れても良い。あまり辛くない方が良い場合は種を取り除いてオイルに浸かる時間を短めにする。焦げやすいので注意を
- 最後のポイントは、茹で汁とオイルをしっかり攪拌し、白っぽくなったとろっとしたソースをパスタに絡ませるところ
- 本来は混じり合わない水とオイルだが、水の分子がオイルの分子を包み込むと脂っぽさをあまり感じないとろっとした状態となり、パスタによく絡むようになる
- この状態はオイルと水の比率が1:1から3:1で起こるが、脂っこくならないように1:1を目指し、加える茹で汁は蒸発とパスタが吸収する分を考え、オイルの2倍にする
- イタリアンパセリは好みで。なかったら普通のパセリ、バジル、紫蘇の葉などでもOK
GEO POTTERING
uploaded:2023-02-28