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開催日 | 2000年07月08日(土)- 07月11日(火) |
参加者 | サイダー/サリーナ/ナオボー/チューボー |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲ |
走行距離 | 224km |
地域 | 近畿 滋賀県 |
琵琶湖一周のんびりツーリング。湖東は自転車道が良く整備されていて走りやすく、湖北は自転車道はないものの、すばらしい景観が楽しめます。湖西の高島町から大津まではR161しかメインロードはなく脇道に入ってもあまり楽しめないのは残念。黒壁の長浜と静謐な余呉湖、景色のよい湖北が見どころ。
地図ベース:昭文社エアリアマップ全日本道路地図
day | 月日 | コース | 走行距離 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 07月08日 (土) 晴/曇 |
大津~近江八幡 | 49km | ★★ | 泊:休暇村近江八幡 |
2 | 07月09日 (日) 晴 |
近江八幡~長浜~余呉湖 | 65km | ★★★ | 泊:国民宿舎余呉湖荘 |
3 | 07月10日 (月) 晴 |
余呉湖~近江高島 | 61km | ★★★ | 泊:宝船温泉ことぶき旅館 すぐ前は白浜水泳場 |
4 | 07月11日 (火) 曇 |
近江高島~大津 | 49km | ★ | 列車:大津18:01→京都18:20→東京21:00 |
大津から琵琶湖の湖畔に出ると自転車道となり、近江大橋を渡り矢島帰帆島を越えると、湖岸を行く気持ちのいい『さざなみ街道』。水生植物公園を通り、琵琶湖大橋を眺めて、沖島が浮かぶ近江八幡まで。
琵琶湖の東岸を北上します。近江八幡から三津屋、筑摩神社へと『さざなみ街道』の自転車道で湖岸を快適に進みます。黒壁のまちづくりで有名な長浜を散策し、湖岸の葦と水鳥と竹生島を眺めながら余呉川沿いに入り、ひっそりとした余呉湖まで。
すばらしい景色が広がる琵琶湖の湖北を。ひっそりとした余呉湖から旧道を上り、岩熊から内陸を抜け、静かな小さな入り江の大浦へ。桜並木が続く平坦な道、ダートの自転車道を楽しみ、近江仲庄から風車街道で風車を眺めつつ鴨川を越えて近江高島まで。
琵琶湖の湖西を走ります。国道は交通量が多いのでできるだけ避けましょう。近江高島から白鬚神社を眺め、北小松から湖西線沿いを走る自転車道で志賀へ。琵琶湖大橋から旧道を辿り、浮御堂を眺めます。車の少ない湖西線沿いの道で大津まで。
よく走りました。200キロ以上の長距離を走ったのは久しぶりです。でも4日間でしたから余裕の完走でした。湖北のきつい登りも覚悟していた割には拍子抜けでした。琵琶湖という観光名所にしてはサイクリングロードの整備が悪くまだまだという感じで残念でした。
いい天気でした。中二日は良すぎてきつい陽射しの中をペダルを踏み続けました。おかげで腕や足が真っ黒になりやけど寸前でした。
おいしいビールでした。汗みどろになったおかげで昼食、夕食のビールのおいしさはもう何とも言えない爽快感でした。3日目余呉湖の国民宿舎で夕食のビールを運んで来た職員が入り口でつまづいてこぼしてしまった時は4人ともがっかり、すぐさま2杯目、3杯目を分きざみで予約。とにかくおいしいビールでした。
いい温泉といい料理に当たりました。最後の宿泊地、近江高島にある宝船温泉『ことぶき』。こじんまりながらも感じのいい露天風呂で疲れもとれました。食事がすごい。自家製オリジナル会席、近江牛のとろ寿司と、さっとあぶってりんご酢で食べる若鮎、ここでしかとれない鱒の刺身と薫製など(量がおおい)絶品でした。
旅の垢を銭湯で流しました! スタート、ゴール地点の大津駅付近に創業が90年になる老舗のふろやさんがあり、これ幸いとのれんをくぐりました。番台に座って55年になる80歳の元気のいいおばあちゃん、もう私の代で終わりですとのこと。このあと駅のレストランで最後のビールを身体中にキューットしみわたらせました。
楽しみに変わった上り坂
前々から琵琶湖一周cyclingに出かけようと、よく話題にしていたのでが、7月決行となると、暑さの中で完走できるのかどうか不安でした。でも、湖岸には電車が走っているので、give upしても、皆とどこかで合流はできるしと、楽な気分でスタートしました。
山場は3日目のコース? 距離も長く、トンネルあり、山越えありのこの日には出発前から不安を抱いていました。このコースは電車にも乗りにくいのです。しかし2日目に、当初の予定よりも少し距離を走ったおかげで、幾分気楽になりました。
問題の3日目 気にかけていたトンネルは、車の多い本道を避けると、旧道の小さなトンネルが見つかり、それは私たち4人の専用トンネルとなり、真っ暗闇ながら事無く通り抜けました。さて、いよいよ恐怖の山越え。上りのきつそうな奥琵琶湖パークウェイ(半島にある高月町などの湖岸沿い)は今回はショートカット。それでもパークウェイの入り口付近の登り坂(勾配約5パーセント)を2KMほど走ることになる。サイダーとサリーナの姿はすぐ消えて、わたしはチューボーに介添えしてもらって、時速数キロでノロノロ。「それでも自転車を押して歩くよりは速いよ!」という励ましに応えて、最小ギアにして登りきりました。一度も大地に足をつけることなく、ペダルの上に足は乗っていました。息もそんなに上がってなくて、ほどほどの苦しみでした。3人から誉めていただきました。すると、どうでしょう!このあと、行く手に上り坂が現れると、ちょっと楽しくなっているではありませんか。今回の旅の大きな成果のひとつです。
大津から琵琶湖を反時計回りで一周。湖東は「さざなみ街道」で自転車が走りやすく、湖のすぐ近くを走れることに感激。湖北に近づくごとに、葦や水鳥が多くなり、余呉川・余呉湖周辺の青々とした田んぼの風景などが印象的でした。
湖北は自転車で走れる道があるのか…?と不安でしたが、旧道を行けばあまり長いトンネルも通らずにすみ、車も少なく景色は最高です。今回は奥琵琶湖パークウェイは通りませんでしたが、次の機会に挑戦したいものです。
それにしても、湖西はR161しかないのが残念。せっかく「琵琶湖」というすばらしい湖があるのだから、一周のサイクリングが楽しめるルートを是非整備してほしいと思います。
珍しく4台そろったBDシリーズ。左からナオボーのBD-1cジュエルドホワイト、チューボーのBD-1スコッチブライト、サイダーのBD-1黒、サリーナのBD-2.1ペトログリーン。
今回のツーリングでは、チューボーのバイクにキャリアがない関係で、ナオボーのバイクに2人分の荷物を積みチューボーが乗った。
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