0406
開催日 | 2004年04月29日(木)- 05月04日(火) |
参加者 | ナオボー/ブンブン/ジーク/サリーナ/サイダー |
ビジター | ミエちゃん/トシくん/カズくん |
総合評価 | ★☆ |
難易度 | ▲▲ |
走行距離 | 270km |
地域 | 近畿 |
鳴門大橋付近
前半は淡路島をのんびりポタリング、『春の風コース』 3泊
後半は紀伊半島に渡り、高野山、明日香村などを巡る『歴史の道コース』 2泊
淡路島北端部の岩屋港から東海岸沿いを南下し、それからちょっと山へと向かい『花さじき』から大阪湾を眺めます。その後西海岸を一路南下、気持ちのいい春風のなか海岸線の変化を楽しみつつ、鳴門海峡で『うずしお』を楽しみましょう。もっともそれがが見られるかどうかは時の運ですが。南側の平坦なところを快走すると、水仙峡の山越えです。そこを越えれば洲本まではもうすぐ。
フェリーで紀伊半島に渡ると、風吹峠を越えて紀ノ川(吉野川)へ出ます。そこから高野山を目指しますが、もちろん最後の登りは電車とケーブルカーで。高野山のお寺巡りを楽しんだ後は、緑深い渓谷を一路、紀ノ川へ豪快なダウンヒルを楽しみましょう。そして川沿いをどんどん遡ると、最後の激坂が待っています。登り終えればそこは吉野。吉野には2つの楽しみがあります。お寺巡りと山の散策。ここからも豪快なダウンヒルで橋本まで下ります。そこから江戸時代の街並が残る今井町を目指します。あとは明日香をポタポタするも良し、山辺の道を行くも良し。
スライドショウ(06'34" 音声:BGMのみ)
地図ベース:国土地理院20万分の1ベース 山旅倶楽部提供
day | 月日 | コース | 走行距離 | 評価 | 難易度 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 04月29日 (木) |
岩屋港~尾崎漁港 | 28km | ★★ | 中級 | あわじ花さじきからの眺めが素敵 |
2 | 04月30日 (金) |
尾崎漁港~鳴門大橋~ 南淡町 |
52km | ★★ | 中級 | 『うずしお』を見るべく、鳴門海峡の先端に |
3 | 05月01日 (土) |
南淡路~洲本 | 53km | ★★ | 中級 | 島南側の平坦な部分と水仙峡の きつい登りが両方楽しめます |
4 | 05月02日 (日) |
洲本~泉佐野~高野山 | 65km | ★☆ | 中級 | 風吹峠を越えて紀ノ川から高野山へ |
5 | 05月03日 (月) |
高野山~吉野 | 66km | ★★ | 中級 | 高野山からの豪快なダウンヒル と吉野への登りが楽しめます |
6 | 05月04日 (火) |
吉野~今井町 | 6km | ★★ | 中級 | 吉野からの豪快なダウンヒルが楽しめます |
淡路島の北端から小さな山越えをして、西海岸の尾崎漁港まで。岩屋港から東海岸を南下し、内陸にあるお花畑『あわじ花さじき』で大阪湾を眺めたら、ダウンヒルを楽しみつつ西海岸に出ます。 海岸沿いの風を楽しみ小さな漁村で遊ぶと、尾崎漁港に到着。
淡路島の西海岸を南下し、鳴門海峡で『うずしお』を眺めます。磯の香りを感じながら尾崎漁港から西海岸をどんどん南下。小さな出島の明神崎、見事な松林が続く慶野松原と巡り、鳴門大橋に上ります。『あのうずしお、すごかったね!』と言いつつ福良に到着。
淡路島の南をぐるっと回って洲本温泉へ。福良湾からの上りのあと、たまねぎ畑を見ながら進みます。島の南端に出ると平坦で快適な海沿いの『灘水仙ライン』。 紀伊半島が大きく見えてくると『立川水仙郷』への上りです。 峠を越えれば洲本までもうすぐ。
淡路島から紀伊半島に渡り、紀ノ川を上って高野山まで。泉佐野から小さな峠の風吹峠を越えて紀ノ川に下ります。山と穏やかな川面を眺めつつ川沿いののんびりした道を辿り、九度山駅まで30km。ここからは電車で高野山へ上り、宿坊に泊まります。
高野山から吉野へ。高野山の有名なお寺を巡り、奥の院にお参りしたら、美しい新緑の中を豪快に下って紀ノ川へ。奈良県に入って吉野川と名を変えた川沿いを、一路吉野へ向かいます。深まる山の中の激坂を上ると、美しい吉野の里です。
淡路島の対岸、神戸の塩屋で育った私には、淡路島はキャンプや水泳や釣りに行くところで、島をサイクリングで一周なんて思いつきませんでした。今回の企画はブンブンが言い出しっぺで、私がプランナーになったので地図を開いてみると、海辺に沿って島を一周できる道が整備されていました。95年の阪神大震災で大きな被害を受けての復興と、98年春の明石海峡大橋の開通で、島興しとして観光スポットが沢山できています。
<明石海峡大橋は自動車専用道で、自動車利用者にだけ税金を使うなんてこの国はどうなってんだ! 歩行者・自転車道の併設があればもっと身近な島興し・居住地整備もできるはず。アホですよね~。>
一周ルートにあたる市町に問い合わせると、まずは参加者の顔ぶれを聞いて、道は自動車が多いよ、風が強いよ、きつい坂が多いよ、高速バスが便利ですよとのアドバイス。このアドバイスはみんな当たっていました。途中リタイアするかもしれない人に供えて、バスの時刻表も送ってもらいましたが、島の南西端を福良から南東端を廻った由良までは一日2本ほどの運行。
サイダーとサリーナに加えて東京組の参加者を待ち続けながら神戸の友人たちにも声をかけまわり、直前の出入りもありましたがGWにもかかわらず宿を確保できまたのは幸運でした。
参加者の顔ぶれは、ジオポタクルーズ初体験だと思いますが、60歳すぎが3人、70歳過ぎと70代半ばが1人ずつ。サリーナとサイダーはシニアクラブのコンダクターのようでした。2日目に一同が歓声をあげて遭遇したアンドレは驚いたことでしょう。
トシクンとミエチャンは感心していました。「サイダー、サリーナはえらいなぁ。若いのに皆によう気をくばってくれて。人間ができとうなぁ」と。泊りがけのサイクリングツアーは初体験でちょっと心細かったブンブン、トシクン、ミエチャンも、サイダー・サリーナから自信をもらい、それぞれの予定を満喫して完走しました。
私は昔のイメージの淡路を探しながら走りましたが大変貌です。後半のベテラン組の高野山・吉野ルートへはためらいながら参加しましたが、最終近くでは体力の消耗よりも気力が萎えてしまいました。これは私にとっての初体験です。
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