さきたま緑道の外側を行く
週末ごとの雨が続いています。今度の週末も… 降るのか降らないのか…
そんなわけで本日の参加者はたったの3名!
北鴻巣駅から北へ500mほど、大きな道を渡ったところにある赤見台公園から『さきたま緑道』が始まります。この緑道は荒川と利根川を繋ぐ武蔵水路に沿って5kmほど、『さきたま古墳公園』まで続く遊歩道・自転車道です。
入口のあたりはインターロッキングの凹凸のある路面でジョギングしている人も多かったので、私たちはその外側の道を行きました。田んぼが涼し気です。
さきたま緑道
途中から緑道に入ったり、また出たりと臨機応変にボチボチ進みます。ケヤキ並木がすばらしい緑でした。
今日は先頭カビロも後続が少ないためか、のんびりゆっくりと行きます。
さきたま古墳公園
5kmほどで『さきたま古墳公園』に到着です。
芝生の向こうに丸い小高いこんもりした古墳が見え出すと『おお~~』という感じです。この公園にはかなり大きな古墳が9基あり、いずれにも近寄ることができて、いくつかには登ることもできます。
周囲はとても広々とした芝生広場で、お天気の良い日には家族連れで賑わうそうです。
古代蓮の里
そこから一般道を東へ少し行くと『古代蓮の里』。
入口付近には世界中から集められたたくさんの種類の蓮の池があり、その奥に古代蓮や水生植物の池があります。
白い蓮
可憐な白い花。花の先はほんのりピンク色なのがかわいらしい。
古代蓮
古代蓮は結構大きな花で花弁の周囲がピンク色の典型的な蓮という感じのものでした。池いっぱいに広がった蓮の花は見事!
蓮は午前中しか咲かないと言われていますが、昼近くだったからか、閉じたものが多かったような…
むらまつのゼリーフライ
お昼近くになったのでカビロ御推奨のうどんとフライの店に向かいます。うどんはぶっかけで、そして行田名物のフライとは… ここではゼリーフライというのを試してみました。ん~、コロッケみたいなものかな~
ヘルシーロードを行く
さて、午後は見沼代用水に沿って『緑のヘルシーロード』をひたすら南下します。利根川からの取水口である利根大堰付近は水路の巾が広く、周辺の田んぼは蒼碧としています。
青々とした田んぼ
こんな広大な田んぼを眺めると、見沼代用水が田んぼのために造られたものであることに思いが走ります。
しかしこのあたりの上流域の景色は下流域に比べるとやや単調です。
カビロ
颯爽とカビロが行き、
サリーナ
サリーナもどんどこ。
菖蒲町のラベンダー
『緑のヘルシーロード』を一時間ほど走ったところで菖蒲町役場に向かいます。役場の前の広場の土手にはラベンダーが生垣のようにぐるっと植えられていて薄紫の花が満開でした。
ラベンダー
ここでは6月中旬から7月中旬まで『あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル』が開催されており、ラベンダーの花やほんのり甘い香りのラベンダーアイスクリームを売っていました。
ザリガニ釣り
菖蒲園の中には池があります。そこで子供たちはザリガニ釣りをしているようです。どれどれ、釣れたかな?
菖蒲町の菖蒲
菖蒲は期待したより株が少なくてやや盛りも過ぎていましたが、それでも遅咲きのもののいく本かは見事な花を咲かせていました。
ヘルシーロードをひたすら行く
菖蒲町役場からは再び見沼代用水の『緑のヘルシーロード』に戻ります。
役場付近の土手は桜並木です。春はさぞすばらしいことでしょう。
ここの少し上流には下星川との分流点があり、そこの八間堰と十六間堰にはそれぞれ水門があり、用水と排水の調節装置であることがわかります。
用水の巾はこのあたりからぐっと狭くなり、景色も様々に変化し始めます。
こんもりした森とヘルシーロード
用水の流れとともに変わる周辺の景色を楽しみつつどんどん南下すると、対岸で手を振る人が。ビジターのヤマネさんがここで合流です。
遅咲きの紫陽花やちょっと季節はずれのコスモスの花の脇を抜け、畑の小路のひまわりの脇を抜けと、花々も様々。
そして田んぼは今では畑に変わったところも多く、用水が造られた江戸時代からの時の隔たりを感じたりもします。このあたりの下流域には雑木林やいくつもの公園もあります。
JR武蔵野線の線路を越えると見沼通船堀です。この堀は東西の見沼代用水とその間を流れる芝川とを結ぶもので、その名の通り船を通す為のものだそうで、3mの水位差を解消する為にパナマ運河と同じ仕掛け(閘門)があります。おしゃべりしていて写真撮るの忘れた〜