0907
開催日 | 2009年05月02日(土)- 05月06日(水) |
参加者 | ケロガメ/ ジーク/ムカエル/デラリン/サリーナ/サイダー |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲▲ |
走行距離 | 255km |
地域 | 中国 |
秋吉台を行く
山口の名所巡りです。東洋屈指の規模と言われる鍾乳洞、秋芳洞から草原に白い岩が顔を出すカルスト台地、秋吉台に。『海上アルプス』と呼ばれる青海島(おうみじま)は自転車と船の両方で楽しんで、日本海に沿って長州藩の城下町萩へ。阿武川をさかのぼり、渓流の長門峡(ちょうもんきょう)を楽しんで、最後は情緒豊かな落ち着いた島根県の津和野まで。
丘あり山あり海あり渓流あり、歴史的な遺産に地質学的な遺産となんでもありの、楽しく美しいコースです。
スライドショウ(06'41" 音声:BGMのみ)
地図:Googleマップ/gpxファイル/GARMIN Connect/Ride With GPS
day | 月日 | コース | 距離 | 評価 | 難易度 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 05.02(土) 晴れ |
新山口駅~秋芳洞~景清洞 | 40km | ★★☆ | ▲ | |
2 | 05.03(日) 晴れ |
景清洞~豊田湖~青海島 | 68km | ★★ | ▲▲ | |
3 | 05.04(月) 雨のち曇り |
青海島~萩 | 55km | ★★☆ | ▲ | 青海島クルーズ |
4 | 05.05(火) 晴れ |
萩~長門峡~津和野 | 73km | ★★ | ▲▲ | |
5 | 05.06(水) 晴れ |
津和野~徳佐 | 19km | ★★ | ▲ | |
日の出05:22 日の入り19:00 |
四十八瀬川を辿り、山口秋吉台自転車道で東洋屈指の規模と言われる鍾乳洞、秋芳洞へ。草原に白い岩が顔を出すカルスト台地の秋吉台を『秋吉台スカイライン』で上ります。景清洞まで走りったら、『景清洞トロン温泉』で一日の汗を流します。
幻想的な青い弁天池、たくさん小さな滝がある石柱渓、木屋川ダムによる豊田湖、音信川の湯本温泉と巡り、日本海の漁港・仙崎へ。青海大橋を渡り、奇岩の並び立ち『海上アルプス』と呼ばれる青海島は、かつて沿岸捕鯨の基地だった通(かよい)まで。
奇岩の並び立つ『海上アルプス』と呼ばれる青海島を一周クルーズしたのち、海沿いののどかな道で萩まで。山の緑とところどころで日本海が楽しめる美しいコースですが、細かいアップダウンの連続です。萩は長州藩の城下町で、見どころ満載です。
萩の街中にある『鶴江の渡し』で対岸に渡り、阿武川をさかのぼります。山深くの渓流長門峡で重塀岩や龍宮淵を眺め、情緒豊かな落ち着いた津和野まで、ずっと上り。美しい緑と山、渓流に田んぼ、そしてちょっとした峠が楽しめます。
赤い瓦屋根の津和野の街中で水路に泳ぐ鯉を眺め、古い町役場や藩校の養老館、津和野カトリック教会を巡り、津和野城に上って津和野の街を見下ろします。小さな峠を一つ越えて徳佐駅まで。途中の船平山では時期が合えばレンゲツツジが見られるでしょう。
小さい頃お隣の北九州市に住んでいたので、山口には何となく馴染みがありますが、実はあまりちゃんと旅した記憶がありません。『山口の海岸で昔、貝掘りしたよな』と、ある日地図を見ていたら、ぐるっと山口名所めぐりツアーのコースを思いつきました。というわけで、初めてのGW企画に挑戦です。
地図上のコースづくりで2カ所ほど、道が点線になって途切れているところあり。えい! と構わず線を引いたのが3日目の萩へ行く途中のキャンプ場と4日目の長門峡で、やっぱり現地に道はありませんでした。行ってみないとわからない、これが旅の醍醐味ですね~(笑) 見どころはたくさんありましたが、自転車コースとしては3日目の山陰線と交差し海をながめながら走ったルートが予想以上に楽しかったほか、2日目の弁天池から豊田湖あたり、4日目の阿武川ダムから長門峡までなど、車も少なく概ね快適なコースをとることができました。あ、もちろん秋吉台のカルストロードもお勧め!(全部か!?)
行きの新幹線で山口のガイドブックを忘れたことに気づき、『企画者失格だ~』と密かに落ち込んでいましたが、観光調査班のケロガメがすべてフォローしてくれて大感謝です。当初企画の発端だった馬刀貝とりは結局できず(日本海側にはいないらしい)、いつかリベンジしたいと思います。
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