茅葺き屋根の駅舎、重要伝統的建造物群保存地区で寄棟造の民家が建ち並ぶ旧宿場の大内宿、200mに渡り奇岩が並ぶ渓谷『塔のへつり』、周囲の紅葉を映す観音沼などを巡り、ゆったりと温泉に浸かります。
概要
大内宿
茅葺き屋根の湯野上温泉駅から重要伝統的建造物群保存地区で寄棟造の民家が建ち並ぶ大内宿を経て、その上にある大内ダム湖を廻り、さらに上にある市野峠に向かいます。大川の渓谷や周囲の山々も赤や黄に染まっています。最後は温泉でまったりと。
観音沼森林公園
大川の景勝地、百万年の歳月をかけてつくられたという奇岩が連なる『塔のへつり』から、ぐるりとまわりを山に囲まれた田んぼ道を行き、ちょっとした山を越えて静かな観音沼森林公園へ。どこも素敵な紅葉でいっぱいです。
紅葉はやっぱり東北がいい。かねてよりそう思ってはいるのですが、日程が合わなかったりお天気が良くなかったりで、なかなかうまく行かず、今年もぼやぼやしているうちに東北の主だったところや日光あたりは終わってしまいました。ふと思い立ったのがこの南会津です。
南会津の素晴らしさを知ったのは南会津サイクルトレインででした。その第一回は2002年なので、もう10年以上継続され、回数も15を数えるまでになったようです。今回はサイクルトレインではありませんが、南会津情報Webのルートを参考に、温泉付きのお手軽紅葉ツアーとしました。
さて、結果は予想以上の素晴らしさでした。紅葉度は7~8分といったところで、周囲のどこを見ても赤や黄に染まった山ばかり。紅葉が素晴らしいところはたいてい山の中なので、自転車のコースを作ると難易度が高くなる傾向にありますが、ここは多少のアップダウンはあるものの、初級者でもOKでしょう。