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鹿島川周辺

開催日 2014年03月08日(土)快晴
参加者 ムカエル/シロスキー/サイダー
ビジター プロちゃん
総合評価 ★★
難易度
走行距離 70km
地域 首都圏

谷津田の縁を行く
谷津田の縁を行く

コース紹介

千葉市の昭和の森公園を水源とし、印旛沼に流れ込む鹿島川の上流は北総台地に典型的な狭い谷津田が複雑に入り組み、下流域にはやや広めの水田が広がります。田んぼとそれを取り巻く小高い森、のどかな田舎道以外はなにもありません。

佐倉駅、物井駅近くの下流域は一般の道を走行します。環境がいいのは中流域から上流域にかけてです。

動画(06'03" 音声:BGMのみ)

地図:GoogleマップgpxファイルGARMIN ConnectRide With GPS

発着地 累積距離 発着時刻 備考
京成佐倉駅 START 発09:10 京成本線/京成上野07:50特急→08:45京成佐倉 700円
佐倉駅 2km 着09:20
発09:30
JR総武本線/東京08:10快速→09:06佐倉 950円
鹿島川 8km 着10:00
発10:00
JR物井駅からが近い
DIC川村記念美術館 13km 着10:20
発11:00
庭園のみの入場は無料
泉自然公園 26km 着12:00
発12:20
入園無料、サイクリングコースあり
土気駅近く
 昼食
34km 着12:50
発13:45

昭和の森公園 36km
39km
着13:55
発14:25
鹿島川の水源、サイクリングコースあり
R126東金街道 47km 着14:55
発14:55

麻倉ゴルフ倶楽部 58km 着15:50
発15:50

r22千葉八街横芝線の先 61km 着16:00
発16:15
コンビニ
佐倉駅 70km 着16:55 JR総武本線
日の入り17:40 里山サイクリング

JR佐倉駅JR佐倉駅

北総台地には自転車にぴったりなところがたくさんあります。印旛沼周辺には自転車道もあり何度か足を運びましたが、その印旛沼に流れ込んでいる鹿島川にかねてより関心がありました。

そこで今回はその鹿島川の周辺を廻ることにします。

佐倉の住宅街佐倉の住宅街

JR佐倉駅から南下し、まずは住宅地を抜けて行きます。

ちょっとした高台である大崎台に上ると、右手の下に鹿島川の周りに広がる田んぼがあるはずなのですが、こんもりした林に遮られてまだそれは見えません。

鹿島川の周囲に広がる田んぼ鹿島川の周囲に広がる田んぼ

その高台からぐわ~っと下ると視界が開け、田んぼが目に飛び込んできます。

この田んぼのちょうど真ん中に鹿島川は流れています。

物井駅へ向かう道物井駅へ向かう道

その田んぼの縁を廻り、一旦物井駅へ向かう広い道に出ます。

鹿島川へのアクセスはこの先の物井駅からが近い。しかし今日はその物井駅から来る人はいないので駅には寄らず、東関東自動車道の高架をくぐって、鹿島川に向かいます。

鹿島川と四街道市クリーンセンター鹿島川と四街道市クリーンセンター

田んぼの真ん中を流れる鹿島川はとても細い川です。

この川は千葉市の土気駅近くにある昭和の森公園を水源とし、佐倉で高崎川が合流して少し広くなり、印旛沼に流れ込んでいます。

物井駅近くは普通の道物井駅近くは普通の道

鹿島川の土手道は細い非舗装路なので、田んぼの縁に沿って進みます。縁の道はどちら側を通ってもいいのですが、田んぼを左手に見て進むようにしました。

物井駅近くはどちら側の道もごく普通の道です。

ところにより森ところにより森

四街道市クリーンセンターを過ぎたところで森に入ります。これはちょっと上り。

今日のコースは真ん中に鹿島川、その周りに田んぼ、そしてその外側は小高い森になっています。

高台の畑高台の畑

高台に出ると、そこには小さな畑が開かれていました。

田んぼの中を行く田んぼの中を行く

この高台から下ると再び田んぼの中に出ます。

これをどんどこ行けば、

DIC川村記念美術館入口DIC川村記念美術館入口

本日前半の見どころ、DIC川村記念美術館に到着。

DIC川村記念美術館DIC川村記念美術館

DICは旧大日本インキ化学工業で、印刷インキで世界トップシェアを持つメーカーです。

ここにはすばらしい美術作品が収蔵されているので、時間があればそれらをゆっくり鑑賞するのもいいでしょう。

DIC川村記念美術館の散策路DIC川村記念美術館の散策路

しかし今日はその時間はないので庭園のみ鑑賞させてもらうことにしました。

庭園だけなら入場無料というのがありがたいです。

菜の花菜の花

まだ気温は低いけれど、春はそこまでやってきていますね。

自然散策路自然散策路

ここは広大な敷地で、静かに散策するにはうってつけです。

梅

梅もそろそろです。

作:清水九兵衛作:清水九兵衛

陶芸家であり彫刻家である清水九兵衛の作。

作:フランク・ステラ作:フランク・ステラ

戦後アメリカの抽象絵画界を代表するフランク・ステラの彫刻。

この美術館はステラの作品収集でも有名。

DIC川村記念美術館裏DIC川村記念美術館裏

庭園と屋外彫刻を鑑賞させていただいて、DIC川村記念美術館を後にします。

田舎道田舎道

DIC川村記念美術館からはまったく車が通らない田舎道です。

田んぼの真ん中を行く田んぼの真ん中を行く

広い田んぼとその中に続く道。

田んぼの真ん中を行くその2田んぼの真ん中を行くその2

ここにはそれがあるだけ。

水が張られた田んぼ、黄金色の田んぼ、そうしたものももちろんいいけれど、冬のこの何もない田んぼもまた、いい。

時折民家も時折民家も

時折民家の脇を通り抜けます。

鹿島川鹿島川

鹿島川はひっそりと田んぼの中を流れています。

狭い谷津田が現れ出す狭い谷津田が現れ出す

下流域の田んぼは比較的広かったのですが、ここにきて狭い谷津が現れ出します。

どこまでも田んぼが続くどこまでも田んぼが続く

それが広がると民家がポツポツ。

田んぼと民家田んぼと民家

その民家の出で立ちはこんなふう。

再び狭い谷津に再び狭い谷津に

そろそろアクセントがほしいと思う頃、

泉自然公園の中の池泉自然公園の中の池

泉自然公園に到着。

この周辺にはまだ自然がいっぱいですが、その中でここはさらに風致公園になっています。もっともそんなんだから、人は皆無でした。

泉自然公園から森を下る泉自然公園から森を下る

泉自然公園からは森の中を下ります。

ここはちょっとワイルド。

ここも狭い谷津ここも狭い谷津

下った先はこれまた狭い谷津です。

谷津田の縁を行く谷津田の縁を行く

ここは昔懐かしい雰囲気。

梅が咲く梅が咲く

ここの梅は7~8分咲き。

まだまだ谷津まだまだ谷津

そろそろ腹へった~

ピンクの梅ピンクの梅

この梅はピンク。

土気の街土気の街

出発地の佐倉以降、街はなかったのですが、ようやくそれが現れました。土気です。

最初に見つけた食堂で昼食をとったあと、鹿島川の水源だという昭和の森公園に向かいました。

土浦駅昭和の森公園

昭和の森公園はかなり広い公園で、お天気のこの日は家族連れでそれなりに賑わっていました。

昭和の森公園の展望所から太平洋を望む昭和の森公園の展望所から太平洋を望む

その高台に太平洋が見える展望所があるというので行ってみました。

ここはなるほど見晴らしがいい。先は九十九里町の九十九里浜です。

昭和の森公園の梅昭和の森公園の梅

園内の広場には梅も咲いています。ここはほぼ満開です。

落ち葉を燃やしている?落ち葉を燃やしている?

昭和の森公園からの帰路は、やってきた時とは反対の鹿島川の東側をメインに行きます。

森の裾野を行く森の裾野を行く

相変わらず田んぼの縁の道は、時折森をかすめて行きます。

あっちからこっちへあっちからこっちへ

複雑に谷津が這うので、通りやすい舗装された道を選んで進みます。

へたに進むと非舗装路に突入ということになってしまいます。

こっち側の道こっち側の道

あっち側からこっち側に来れば、谷津の奥に入って行きます。

ここは畑ここは畑

しかしなんとか抜けることができ、ちょっと上ると畑に出ました。

さらにさらに谷津さらにさらに谷津

そこからまたまた谷津に下り、

もう田んぼは見飽きた、というところで、

麻倉ゴルフ倶楽部入口麻倉ゴルフ倶楽部入口

一般道へ。

ここからはこうした普通の道をどんどこ。

物井駅が近づく物井駅が近づく

この麻倉ゴルフ倶楽部以降は少し車の通りがあるので、注意して進みます。

JR佐倉駅付近JR佐倉駅付近

見覚えのある四街道市クリーンセンターの煙突が見え出せば、佐倉駅はもうすぐ。

今日は風もほとんどなく気温もそこそこで、田舎道のいいサイクリングになりました。


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uploaded:2014-03-10