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野田のコウノトリと菅生沼の白鳥 '26

開催日 2026年02月15日(日)晴れ 6-18°C 暖か
参加者 コテッチャン/ペタッチ/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度
走行距離 58km
累積高度 300m
地域 首都圏
千葉、茨城

菅生沼
菅生沼

コース紹介

柏のあけぼの山で梅を眺め、名主吉田家の住宅を訪ねたら、野田の『コウノトリの里』でコウノトリを観察し、利根川を渡って菅生沼で白鳥と遊びます。

地図:GoogleマップgpxファイルGARMIN ConnectRide With GPS

発着地 累積距離 発着時刻  ルート 備考
天王台駅 START 発08:05 一般道
田んぼ道
上野07:10→07:45天王台/660円
千葉県我孫子市
あけぼの山公園 5km
6km
着08:30
発09:00
田んぼ道 風車、梅
旧吉田家住宅 10km 着09:25
発10:15
一般道 open09:30、300円、江戸末期築造
国重文、名勝
柏ビレジ水辺公園 13km 着10:25
発10:30
利根川CR 鴨、カワセミ
運河水門 18km 着10:50
発10:50
江川沿い 利根運河、筑波山の眺望
江川沿いは地道
こうのとりの里 20km 着11:05
発11:50
田舎道 入園無料/10:00-12:00,13:00-15:00
野田スポーツ公園 23km 着12:00
発12:00
田舎道 WC
花光院 27km 着12:20
発12:20
田舎道
ことぶき亭 28km 着12:25
発13:20
一般道 まぐろねぎとろ丼880円、まかない丼980円
茅吹大橋
利根川
31km 着13:35
発13:35
一般道 中央部に千葉県-茨城県の県境
菅生沼ふれあい広場 36km 着14:00
発14:15
遊歩道 コハクチョウ、オナガガモ、ハシビロガモ
11時頃から戻って来て最多は14時頃/菅生沼遊歩道
一言主神社 39km 着14:35
発15:00
一般道 福BASE
谷津田 42km 着15:15
発15:30
田んぼ道 休憩
玉台橋 48km 着15:50
発15:50
一般道 鬼怒川
谷原大橋 50km 着16:10
発16:10
小貝川CR 小貝川
小目沼橋 52km 着16:15
発16:30
自転車道 木製沈下橋/1979年/全長95m、幅1.5m
松並木 54km 着16:40
発16:40
一般道 坊新道(ぼうしんどう)に植えられたものが始まり
守谷駅 56km 着16:50 一般道 餃子の西丸李さん家居酒屋
日の入り17:22/

天王台駅天王台駅

冬場の恒例となってきている白鳥見物に行きます。今年は3年連続となる茨城県の菅生沼です。

今回の出発地は千葉県我孫子市の常磐線天王台駅です。ここからの参加メンバーはサリーナとサイダーの二人ですが、あとでコテッチャンとペタッチが合流します。

我孫子の利根川流域我孫子の利根川流域

天王台駅を出るとほどなく国道6号線をくぐり、利根川の横に広がる田んぼに出ます。

空気が澄んでいれば筑波山が見えるのですが、この時その姿はなし。昨日は春一番が吹き荒れ最高気温が20°Cを超える記録的な暖かさとなりましたが、今日もそれに迫る暖かさになる予報で、空気は水蒸気を多く含んで霞んでいるのです。

水門小屋水門小屋

黒っぽい妙な小屋が空中に浮かんでいると思ったら、これは下の田んぼの中を流れる水路の水門でした。この周辺にはこうした水門小屋があちこちにあります。

田んぼの縁を行く田んぼの縁を行く

ここからは田んぼの中を、ペタッチとコテッチャンとが待っている『あけぼの山公園』へ向かいます。

先にあけぼの山公園先にあけぼの山公園

利根川の外側の土手を乗り越えると、先に風車が見えます。あそこがあけぼの山公園です。

あけぼの山公園の風車あけぼの山公園の風車

あけぼの山公園は千葉県柏市にある市立公園で、都市公園のあけぼの山公園とあけぼの山農業公園からなっているようなのですが、どこがどうなのかはよくわかりません。ランドマークは風車で、その前はこの時期は三色スミレ畑になっています。

風車前にて風車前にて

この風車のところにペタッチはすでに到着しており、そのうちコテッチャンもやってきました。風車前でおきまりの記念撮影です。

白梅白梅

あけぼの山公園内にはさくら山や梅園があります。この時はちょうど梅が見頃になってきたところなので、覗いてみました。

白梅は咲き出したばかりの木が多いのですが、これは6分咲きといったところです。

紅梅紅梅

紅梅は見頃です。

桃色の梅桃色の梅

これは八重寒紅(やえかんこう)でしょうか。蕾もあってきれいです。

枝垂れ梅枝垂れ梅

花の形が整っている枝垂れです。

立っている紅梅立っている紅梅

垂れ下がっているのがあるかと思えば、立っているのもあります。

ミツマタミツマタ

これはミツマタ(三椏)の花の蕾です。ミツマタはその枝が必ず三つに分かれるために「ミツマタ」と名付けられたそうです。もう少しすると蕾が開いて小さな黄色い花をたくさん付けます。

この樹皮は繊維質が強く、日本紙幣の原料とされてきましたが、近年の原料は海外のものが多いということです。

素心蝋梅素心蝋梅

黄色い花はロウバイです。ロウバイにはいくつか種類があり、これは素心蝋梅(ソシンロウバイ)。一般的なロウバイより花びらがふっくらと丸みを帯びているのが特徴です。またこれは花の中心部まで真っ黄色で香りが良いのですが、基本種のそれは暗い紫色をしており、香りは弱いです。

あけぼの山公園日本庭園付近あけぼの山公園日本庭園付近

梅を楽しんだら日本庭園の西を抜けて北へ進みます。

利根川の外側の土手利根川の外側の土手

利根川の土手に上りました。利根川には2つ土手があり、これは先ほど超えた外側の土手です。この二つの土手の間に田んぼが広がっているのですが、これは水害時には調整池の役割をします。

春霞の田んぼ春霞の田んぼ

土手から下りて田んぼの中を行きます。視界は広いのですが、地平線付近はボーっとしています。春霞ですね。

二号排水路沿い二号排水路沿い

田んぼの中を流れる二号排水路沿いに出ました。ここは砂利道ですが、すぐに離脱するので問題なし。

農作物直販所農作物直販所

コテッチャンが前からこの辺りで気になっているところがあるというので、行ってみることにしました。

田んぼから住宅地に上がると、民家の庭先に農作物が置かれていました。大根50円、ほうれんそう100円。帰りがけだったら買って帰りたいところです。

旧吉田家住宅長屋門旧吉田家住宅長屋門

なにやら立派な門構えの家の前に出ました。ここがコテッチャンが言っていた気になる場所です。『旧吉田家住宅』というようです。

旧吉田家住宅の梅旧吉田家住宅の梅

この建物は江戸末期に築造されたもので、吉田家は豪農で名主を務めていた家柄だそうです。

福寿草福寿草

建物は国の重要文化財で、庭や屋敷林は名勝に指定されています。

その庭では白梅や福寿草が満開です。

旧吉田家住宅主屋旧吉田家住宅主屋

主屋は桁行11間、梁間5間で、寄棟造りの重厚な茅葺き屋根です。

この主屋には、一般的な農家住宅には見られない平面形状が見られます。それは庭に突き出した小さな小部屋があることです。実はこの家は江戸時代後期には醤油醸造業にも手を伸ばしており、商いをしていたのです。土間から上がった板敷のスペースがいわゆる『ミセ』で、その前に小部屋があります。この小部屋は主人が来客を見極めるための見張り小屋のようなものだったようです。

筑波流軒先筑波流軒先

千葉県北部から茨城県西部に掛けての地域に見られる茅葺き屋根の特徴は、棟と軒先の凝った意匠にあります。

この屋根でまず驚くのは、なんといってもその厚さでしょう。軒先で見るとそれは1mを超えており、茅葺民家の中でもかなり厚い方です。そしてその軒先に見られるような凝った意匠の屋根の葺き方は『筑波流』と呼ばれ、筑波山麓で発達したものです。

屋根の葺き材は数種類使われており、その色や密度の違い、あるいは新旧を使い分けることで仕上げの表情がとても豊かになります。

土間見上げ土間見上げ

内部へ入ってみましょう。この家は農家なので、メインスペースは土間と言えます。その土間の天井を見ると、太い梁が縦横に組み合わされています。小屋組は日本の伝統的な工法がよくわかるところでもあります。

屋根葺き材屋根葺き材

この土間の横に、屋根葺き材が展示されていました。一般に日本では草葺きの屋根は茅葺きと呼ばれますが、その材料は多岐に渡っています。地方によって若干の違いはあるものの、ススキやヨシ(アシ)をはじめ、藁や竹など、ごく身近な材料が使われるのが特徴です。

そして一度使われた材料でも健全なものは、繰り返し使われるのです。筑波流の特徴の一つは、こうした古い材料を意匠的に上手に使っていることでしょう。

釘隠し釘隠し

この家は農家ではありますが、牧士(もくし)という士分格の役職を世襲で勤め、苗字帯刀、乗馬、鉄砲所持などが認められていただけあり、住宅にもその身分にふさわしい造りが至る所に見られます。凝った欄間や一枚板の戸などいくつかありますが、この釘隠しもそうしたものの一つです。

釘隠しは元々は釘の頭を隠すために付けられた木製や金属製の装飾でしたが、時代が下るにつれ、金銅や銅などで意匠を凝らした飾り金具が多く作られるようになりました。この釘隠しは鷺が飛んでいる姿で、とても農家が使う意匠とは思えません。ちなみにこれは鶴ではないかという方もいたのですが、鶴は首を伸ばして飛びます。

手水鉢手水鉢

水を今ほど自由に手にすることが難しかった時代に、手水鉢は実用品でした。しかしそれも時代が下るにつれ、「家格の象徴」や「庭園という小宇宙の主役」に変わっていきました。この『農家』には立派な手水鉢が置かれています。

西欧風茅葺屋根西欧風茅葺屋根

旧吉田家住宅は取り上げるとキリがないのでこのへんで終わりにしますが、その隣には変わった建物が建っています。これは西欧風の茅葺屋根とでも呼べばいいのでしょうか。この建物の持ち主は吉田家の当主だそうです。

クロコダイル現る!クロコダイル現る!

旧吉田家住宅をあとにし、次へ向かいます。ここでコテッチャンがまた、ちょっと面白いものがあると言います。道すがらなので寄ってみました。

お〜、クロコダイル! 🤣

柏ビレジ水辺公園へ柏ビレジ水辺公園へ

クロコダイルに驚いたら住宅地を進んでいきます。この周辺はつくばエクスプレスの開通によって新しい住宅地が生まれたところです。

柏ビレジ水辺公園柏ビレジ水辺公園

その中に池がある静かな『柏ビレジ水辺公園』があります。

柏ビレジ水辺公園のカモたち柏ビレジ水辺公園のカモたち

その池には鴨がたくさん。首が青いのはマガモのオス、地味な茶色はそのメスです。

利根川の土手利根川の土手

柏ビレジ水辺公園からは利根川の土手を行きます。これは川に近い内側の土手です。風が強いとこの土手は走りにくいのですが、この日は穏やかで快適です。

利根運河の水門利根運河の水門

先に水色の水門が見えてきました。利根運河が利根川に接続する少し西にある水門です。

江川江川

ここからは利根運河沿いをちょっと西へ行き、江川排水路沿いの道に入ります。

白鷺白鷺

この江川排水路沿いの道は地道ですが、よく締まっているので走行には問題ありません。

江川には魚やタガメといった生物がたくさんいて、いつでも鷺を数羽見ることができます。

コウノトリの人工巣塔コウノトリの人工巣塔

田んぼの中に鉄塔が立っています。コウノトリのための人工巣塔です。

ここ野田市の三ツ堀には『こうのとりの里』があるのです。

こうのとりの里近くの人工巣塔のコウノトリこうのとりの里近くの人工巣塔のコウノトリ

この前ここに来た時は鳥インフルエンザの影響だったか、こうのとりの里は休館で入れなかったのですが、この日は開いていたので見学することにしました。

施設の前まで来ると、施設内かその近くなのかは判然としませんがここにも人工巣塔があり、コウノトリが1羽いました。

カナタとミライカナタとミライ

施設内へ入ってみましょう。するとガラス窓越しに2羽のコウノトリが見えます。解説してくれた係員によると、左がオスの『カナタ』、右がメスの『ミライ』だそうです。

カナタカナタ

日本の野生のコウノトリは1971年に絶滅。その後飼育下での繁殖を試みていましたが、その最後の日本産個体が1986年に死んで、日本固有の血統は途絶えました。

1985年に旧ソ連から幼鳥を譲り受け、豊岡市で人工飼育された個体の試験放鳥が2005年に開始、2007年に野生下で43年ぶりとなるヒナが誕生しました。

野田市のコウノトリたち野田市のコウノトリたち

その後コウノトリは数を増やしますが、近親交配は避けられません。日本国内にいる飼育個体や放鳥個体にはすべて個体識別番号(足環など)が振られており、親子関係が完璧に把握されており、繁殖させる際にはできるだけ血縁が遠いペアになるように組み合わせているそうです。

その後、大陸(ロシアや中国)からの野生個体が自力で日本へ飛んで来て、日本で放鳥された個体とペアを作ってヒナを育てる事例が確認されているということです。

三ツ堀のカントリーロードを行く三ツ堀のカントリーロードを行く

コウノトリを眺めたら、三ツ堀のカントリーロードをのんびり行きます。

畑の中にポツポツと住宅が立ち並ぶ、都市近郊の典型的な風景が続きます。

林の中を行く林の中を行く

そして時々林。

このあたりは関東平野に広く分布する下総台地の端で、丘とそれを刻む谷津(やつ)と呼ばれる低い地形で構成されています。ここから少し北へ行くと、利根川が運んできた土砂でできた広大な低地(利根川低地)が広がっています。そのため、三ツ堀付近はまさに台地の終わりと低地の始まりの境界線に当たります。

野田市高根野田市高根

なんともないカントリーロードが続きますが、これでいいのだ!

田んぼと住宅の境を行く田んぼと住宅の境を行く

ここは谷津に見えるけれど、利根川の低地かもしれません。ちょっと見分けがつきにくいです。

花光院花光院

カントリーロードを進んでコテッチャンがよく行く花光院に到着。

ことぶき亭ことぶき亭

花光院の参拝を済ませたら、お昼です。このあとはしばらく食堂がないので、大通りに出たところにあるマグロ屋さんに入りました。

ここは半々でねぎとろ丼とまかない丼を。なぜここにマグロ屋さんがあるのかはよくわかりませんが、この値段で、と思うほどにリーズナブルで満腹です。

ねぎとろ丼ねぎとろ丼

写真ではよくわからないと思いますが、この丼は深くてマグロたっぷり。いくら食べてもなくならない感じでしたよ!

茅吹大橋茅吹大橋

昼食のあとは利根川の茅吹大橋を渡ります。前回ここを訪れた時には茨城県側の橋梁は塗装が終わってきれいになっていたのですが、千葉県側は足場が掛けられた状態でした。今回は足場はまだ外れていませんでしたが千葉県側も塗装が完了したようです。

こうした県を跨いでいる橋の塗装は県ごとに行うのでしょうか。そうだとすれば発注先も県ごとに違うのだと思いますが、いっぺんに終わらないのはなんとなくしっくりこないですね。

茅吹大橋から見る利根川茅吹大橋から見る利根川

茅吹大橋から見た利根川です。冬のこの時期は、やはり水量が少し少ないようです。

法師戸水門付近の飯沼川法師戸水門付近の飯沼川

茅吹大橋を渡ったら、本日のメインイベント会場である菅生沼へ向かいます。

菅生沼は飯沼川と江川とによって作られる沼で、その出口には法師戸水門があり、利根川に接続します。

飯沼川の土手を行く飯沼川の土手を行く

法師戸水門の東から飯沼川の土手を行き、『菅生沼ふれあい広場』へ向かいます。

菅生沼ふれあい広場付近の橋を渡る菅生沼ふれあい広場付近の橋を渡る

菅生沼ふれあい広場付近の橋を渡ると、先に白い物体がたくさん見えます。白鳥です。

菅生沼の白鳥1菅生沼の白鳥1

私たちが近づくと、餌をもらえると思ったのか、一斉にこちらに向かってきました。

ここにいるのはみんなコハクチョウのようです。

菅生沼の白鳥2菅生沼の白鳥2

頭が黒っぽい個体が混じっていますが、これは今年生まれた幼鳥です。

コハクチョウコハクチョウ

白鳥は、世界的には6種類以上が存在し、日本でも稀にアメリカコハクチョウや外来種のコブハクチョウが見られますが、冬の渡り鳥として飛来するのは主にオオハクチョウとコハクチョウの2種類です。

名前の通りにオオハクチョウは大きくコハクチョウは小さいのですが、これは大小のことなので比較対象がないと判別できません。大きさ以外の特徴ではクチバシを観察すると比較的見分けやすいです。まずクチバシの黄色部が、オオハクチョウは鼻の孔の下まで達し、黒い部分より広く、尖っているのに対し、コハクチョウは黒い部分より狭く、その境目が尖っていません。クチバシそのものの形も少し違い、オオハクチョウはすらりとして先端が尖っているのに対し、コハクチョウはもう少し穏やかな形状をしています。

コガモコガモ

白鳥に混じってコガモがいました。鴨類は非常にたくさんの種類がいますが、「カモ」という名が付くものの代表をあげてみると、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモといったところでしょうか。

コガモは体が小さく、頭は赤茶色、目の周囲に濃い緑色の太いラインがあり、クチバシは黒という特徴を持ちます。

白鳥を眺める人々白鳥を眺める人々

ここは白鳥までの距離が近く、冬にはいつでもといって良いほど多くの個体が見られるので、白鳥観察の人気のスポットになっています。

鉄のデッキを行く鉄のデッキを行く

白鳥と遊んだら、沼に沿って設えられているデッキを北へ向かいます。

ふれあい橋ふれあい橋

しばらく行くと鉄のデッキは途絶え地道になりますが、その先で今度は木のデッキが現れました。

これを西へ向かうと『ミュージアムパーク茨城県自然博物館』で東には『水海道あすなろの里』があるのですが、私たちはこのいずれにも立ち寄らず、北へ進みます。

一言主神社一言主神社

やって来たのは一言主神社。

「いちごんさん」と親しまれているここは809年創建とされる歴史ある神社で、一言の願い事でも聞き入れてくれるということで、信仰を集めています。祀られているのは言行一致の神様だとか。

世の中には便利なものがたくさんあって、一箇所お参りするだけで、七福神巡りや四国八十八ヶ所巡礼ができるなんていうところもありますね。

合社合社

ここには境内社が現在4つがありますが、これは合社で、1909年(明治42年)に旧菅生村にあった13社を合祀したものだそうです。

一言主神社の梅一言主神社の梅

境内には盆栽仕様の梅が咲いていました。

鬼怒川へ向かう鬼怒川へ向かう

一言主神社で銘々勝手な願い事をしたら、本日のイベントはほぼ終了です。ここからは鬼怒川、小貝川と渡り、守谷へ向かいます。

まずは鬼怒川に向かって田んぼの中をどんどこ。

鬼怒川自転車道鬼怒川自転車道

鬼怒川は数年前の災害で堤防が強化され、自転車でとても走りやすくなりました。空気が澄んでいればここからは筑波山がよく見えるのですが、この日は残念。

玉台橋から見た鬼怒川玉台橋から見た鬼怒川

玉台橋で鬼怒川を渡ります。

モチノキの生垣モチノキの生垣

つくばみらい市杉下の田んぼの先の民家の生垣は、よく刈り込まれたモチノキです。茨城県の南西部では比較的よく目にする作りです。

小貝川左岸を行く小貝川左岸を行く

谷原大橋を渡って小貝川の土手に入りました。

小貝川は大河川が密集するこの地域では比較的小さな流れですが、自然がもっともよく残っており、土手もよく整備されているため、自転車で走るのは快適です。

小貝川と小目沼橋小貝川と小目沼橋

その小貝川の中でもっとも素敵な橋の一つが、木造の沈下橋である小目沼橋(おめぬまばし)です。

小目沼橋小目沼橋

1979年に架けられたこの橋の全長は95mで、幅は1.5m。

小貝川両岸の下小目村と平沼村とを結ぶために造られたので小目沼橋となったようです。この最初の橋は1956年(昭和31年)に地元の住民たちが資金を出し合って架けた私橋だったため、当時は通行料を取っていました。こうした橋は賃取橋と呼ばれていましたが、現在も静岡県の大井川に架かる蓬萊橋(ほうらいばし)がそうです。

小目沼橋を渡る面々小目沼橋を渡る面々

川幅は約60mで、17個の橋脚があります。近年は木造の橋でも橋脚がコンクリート製などに置き換えられるケースも多いですが、ここは依然、木製です。こうした橋には流木避けが設けられることが多いですが、ここにはありません。

この橋は前回の大災害の時も無事だったようです。長く生きながらえてほしい橋の一つです。

西から見た小目沼橋西から見た小目沼橋

モーターバイクの方が橋の袂までやってきましたが、渡らないようです。二輪は通行可のようですが。

小貝川右岸を行く小貝川右岸を行く

さて、陽がだいぶ傾いてきました。守谷へ急ぎましょう。

守谷の松並木守谷の松並木

小貝川から守谷の街に上ると、そこはかつて坊新道(ぼうしんどう)と呼ばれた道で、松並木が続いています。

坊新道は江戸時代に整備された街道で、守谷城下から現在のつくばみらい市方面へ抜ける道として整備されました。この街道の起点付近(現在の守谷市本町あたり)には、かつて多くの坊(僧侶の住坊や寺院)が集まっていたことから、その間を抜けて新しく作られた道として「坊新道」と呼ばれるようになったようです。

反省会反省会

反省会という名でまったく反省しない面々!

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