奥多摩駅
季節の移り変わりは早いもので、都心の木々はいつのまにか深い緑色に変わってきており、新緑が終わろうとしています。しかし山に行けば、今年最後の新緑にまだ間に合うでしょう。
ということで奥多摩にやってきました。天気が危ぶまれましたが、蓋を開ければなんと晴れで爽やか!
今日の前半は『奥多摩むかしみち』を行きます。これはここ氷川から奥多摩湖(小河内(おごうち)ダム)まで続いています。
日原川
奥多摩駅のすぐ南には多摩川が流れており、ここでその支流の日原川が流れ込んでいます。日原川を覗き込むと、釣り場となっているのか、流れが石積みで段々になっています。
多摩川を堰き止めて造られた東京の水甕である奥多摩湖の建設に際しては、資材輸送用として東京都水道局の専用鉄道小河内線が敷設されました。これは奥多摩駅(旧氷川駅)から、奥多摩湖のダム工事現場の手前にあった水根(みずね)駅までの約6.7kmを結ぶ貨物専用の鉄道です。
日原川上流を望む
この路線はダム竣工後は西武鉄道、そして奥多摩工業へ譲渡されましたが、実際には貨物列車が本格運行されることはなく、形式上は「休止線」の扱いのまま現在に至っており、一般的には水根貨物線と呼ばれています。
写真右手に見える巨大な工場が奥多摩工業で、水根貨物線はこの工場内を通り、日原川上流に架かる日原川橋梁(現存)を渡ってUターンし、日原川の対岸を奥多摩湖へ向かっています。
日原川沿いを行く
『奥多摩むかしみち』の途中にはこの水根貨物線跡がところどころで見られます。
さて、日原川を覗いたらさっそく『奥多摩むかしみち』の入口へ向かいましょう。
青梅街道
『奥多摩むかしみち』の入口は青梅街道にあります。
そもそも『奥多摩むかしみち』はかつての青梅街道なのです。
奥多摩むかしみち案内図
青梅街道に出て西へ200mほど進むと右手に大きな『奥多摩むかしみち案内図』があります。ここが『奥多摩むかしみち』の入口です。
羽黒坂入口
この標識のあるT字路を右折するとすぐに、白い漆喰壁の蔵が現れます。ここには『奥多摩むかしみち』と書かれた幟と小さな標識が出ています。
羽黒坂
この角を曲がると、コンクリート舗装の急坂が見えます。羽黒坂です。
『むかしみち』が初めてのコムランは目を剥いて、「えっ、いきなりこれですか〜」
健脚のみなさんはここを乗って上りましたが、私は最初から押しです。 😅
シャガ
明るい羽黒坂を上り終えると、急に薄暗い木々の中を行くようになります。足元には野生のシャガが咲いていました。
坂道を押し登るサリーナ
少し勾配が緩くなりましたが今度は地道となり、押しが続きます。
水根貨物線の線路
さらに進むと、道脇の草むらに古い線路が埋もれているのが見えます。これが水根貨物線の線路です。ダム建設当時、この線路を走っていたのはC11形蒸気機関車だったようです。
緑の中を進むコムラン
その線路を横目にしばらく坂道を上ると、やがて道は穏やかに下り出します。
周囲は得も言われぬ美しい緑!
小橋を渡るコテッチャン
下った先には小さな橋があり、これをガタゴトと渡ります。
槐のお地蔵様
道は細い砂利道となり上りに転じます。右手には小さなお地蔵様が赤い頭巾とよだれ掛けを着けていらっしゃいます。
その前には花が供えられていて、今でも近隣の方がしっかり守っていることが伺えます。
槐木の石仏群
ここは『槐木(さいかちぎ)』というところで、坂を上りきったところにはたくさんの石仏が並んでいます。
槐木からの下り
この石仏から先の道は舗装路の下りになり、気持ちよく進んでいきます。
檜村橋
桧村の先の『むかしみち』は階段となるので、いったん国道に下って檜村橋まで進みます。
檜村橋から多摩川を見下ろす
その檜村橋の下を流れるのは多摩川です。この多摩川は東京湾近くの下流のそれからはまったく想像できないほどの清流です。
多摩川
かなり急勾配なのか、あちこちに滝状の白い飛沫が見えます。
檜村橋からのむかしみち
『むかしみち』は檜村橋からは国道を離れ、多摩川に沿って続いていきます。
不動の上滝
道が急なカーブに差し掛かると、トイレがあるのでここで一息付きます。この奥には『不動の上滝』があるんですが、その流れの細いこと細いこと。我らがタキスキーは、「これは滝とは呼ばないですね〜」と言っていましたが、この流れが本当に『不動の上滝』なのかどうかは今もって自信がありません。
青空と飛行機雲
空を見上げれば吸い込まれそうな青に白い雲が浮かび、そこにジェット機が一機スーッと飛んでいきました。
境へ向かうマコリン
青い空と美しい緑色の木々を眺めながら、境へ向かいます。
水根貨物線の鉄橋
境の集落に入ると、かなり高いところに鉄橋が見えます。かつて水根貨物線はあそこを通っていたのですね。
境の集落
その下の急斜面に境の家々が山肌にへばりつくようにして立っています。
下の道に青い車が停まっていますが、その前の小屋には泉が湧き出ていて、車の方はポリタンクにその水を汲んでいるのでした。
白髭神社の鳥居
境の集落の先、道は狭い地道になります。この地道をちょっと進むと白髭神社があります。
急な階段を登っていくと石の鳥居があり、
白髭神社
その先に社が立っています。
石灰岩の露頭
社の横には都の天然記念物に指定されている石灰岩層の大岩が、社を押しつぶそうとしているかのように傾いて迫ってきています。
白髭神社の新緑
大岩の天辺には輝かしい新緑の木々!
道祖神
白髭神社にお詣りしたら、地道をのんびりと進んでいきます。
古くからあるこの道には、歴史を感じさせる様々なものがあります。この丸っこい石にはどうやら『道祖神』と彫られているようです。
このあたりには他にも『耳神様』や『弁慶の腕ぬき岩』といったものがあります。
『いろは楓』見返り
道はいつしか舗装路となり、先に大きな楓の木が見えます。これは『いろは楓』と呼ばれる木です。秋には見事な紅葉を見せますが、この時期の新緑もいいです。
逆光のいろは楓
逆光でなおかつ向かいの山の木々の色が被さっているため、あまりいい写真になりませんでしたが、とても清々しくて心が洗われるようです。
上に国道
『むかしみち』がかつての青梅街道であった話はしましたが、現在の青梅街道は国道411号線として『むかしみち』のすぐ近くを通っています。白髭神社付近でそれはトンネルに入ってしまったので、『むかしみち』は交差することなくその上を通って南側に出ていたのです。
薪が積まれた民家
国道が見えなくなると先に軒下にたくさん薪を積み並べた民家が現れます。このお宅はいつ来てもきれいに薪が積まれていて感心するのですが、この環境をいつまでも続けていただきたいと願っています。
惣岳を行く面々
このあたりは惣岳(そうがく)というところで、不動尊とトイレがあります。
しだくら橋
『むかしみち』には2本吊り橋が架かります。これは下流側の『しだくら橋』。かつてこの橋の定員は5名でしたが、来るたびごとにその数が減ってきています。渡るとギシギシとした音がして、平面的にも歪んでいるのがわかります。この橋、いつまで耐えられるでしょうか。
惣岳渓谷
しだくら橋の下を流れる多摩川は『惣岳渓谷』と呼ばれています。美しい新緑の中にザーッという水の音がかすかに響きます。
牛頭観音
この橋の近くには『厳道の馬頭様』『縁結び地蔵』『虫歯地蔵』といったものがあるのですが、今日、これらのうちのいくつかは失われたのか、見当たらないものがあったようです。こうした石仏で私のお気に入りはこの『牛頭観音(ごずかんのん)』です。馬頭観音は定番ですが、牛頭観音はそれに比べるとずっと数が少ないですね。そういえばこのすぐ手前に『馬の水のみ場』がありましたが、牛の水のみ場はありませんでした。 😆
しだくら橋から道所橋へ
さて、先を急ぎましょう。左手の谷を覗きながら上流の吊り橋へ向かいます。
道所橋
上流側に架かる吊り橋は道所橋(どうどころばし)で、これは先ほどのしだくら橋より少し短いです。そのためか、しだくら橋より揺れが少なく、少し安心して渡れます。
道所橋より見た多摩川
下を流れる多摩川はしだくら橋と同じですが、その表情が微妙に異なるのが面白いですね。
道所橋から西久保へ
道所橋から多摩川を覗いたら、さらに上流へ向かいます。するとほどなく正面の高い位置に道路が見え出します。あれは西久保のトンネルへ向かう道です。
中盤、ここまで道は比較的なだらかでしたが、ご覧の通りに西久保からはかなり急な坂が続くようになります。
西久保の見晴らし広場
西久保の切り返しポイントに到着しました。坂道に突入する前に、ちょっと休憩しましょう。ここは冬場は見晴らしがいいのですが、木々が生い茂ったこの時期は視界がそうした木々に覆われて、あまりパッとしませんが、気持ちのいいピクニックテーブルがあり、休憩にはもってこいの場所となっています。
西久保の切り返しの坂を行くマコリン
一息ついたらクイックターンするような切り返しを回ります。すると道はいきなり急勾配の上りに。
西久保から見た山の木々
この坂道からは谷を挟んだ向こう側の山の木々が美しく見えます。
このあとすぐ、『むかしみち』は本当の山道になってしまい、自転車では到底行けないので、上の中山集落までは車道を行きます。
激坂を押し上げる
国道に出て中山トンネルのすぐ手前を南に入って行くと、激坂です。この激坂をなんとブロンプトンのマコリンとシュンシュンは乗車して上って行きました。ギアが足りないコムランは押し。アタシは足が足りないので即押しです。 😅
ヘアピンカーブを回るミッチーとサリーナ
『ぎゃー、ここはきついよ〜』 と、ミッチーはサリーナを牽引してよっこらしょ。
中山集落
2つヘアピンカーブを回った先はさらに激坂が続きますが、ほどなく中山集落に到着します。
中山集落端
ここが中山集落のエンドで、『奥多摩むかしみち』の幟が立っていました。
道はここでなくなっているように見えますが、よく見ると先に細いフットパスが続いています。そのフットパスがこの先の『むかしみち』です。
やって来た谷をうしろに
そのフットパスに入る前に一枚記念撮影を。ここからはやってきた谷がよく見えます。
フットパスのむかしみちに入る
さて、ではフットパスに入りましょう。
押し歩きの極細道
入り口部は舗装されていましたが、最初のカーブの先でそれはおしまいになり、道幅も極めて狭くなります。こんなところはのんびりハイキング気分で押して行きましょう。
押しのシュンシュン
そのあとも乗車できるところはあまりなく、ガレているところも出て来てちょっと苦戦します。
青目立不動尊付近の山の緑
この道はこの時期は木々に覆われていて眺望はほとんどないのですが、それでも所々で木々の合間から向こうの山が見えます。
チラリと奥多摩湖
そしてついに奥多摩湖が見えました。ちょっとしか見えませんが、水位がかなり低いようです。
沢を渡る
小さな沢を渡りました。ここから道は上りに転じます。ちょっと担がなければならないところも出て来ますが、なんとか気合いで持ち上げます。
青目立不動尊付近より奥多摩湖を望む
最後はかなりの急勾配でヨレヨレになりましたが、なんとか青目立不動尊に到着。かつてここにはお蕎麦屋さんが、そしてそのあとはコーヒー屋さんがあったのですが、現在はなくなってしまっていて、建物そのものも閉鎖されています。
そこで近くの高台に上ってみました。これは大正解。奥多摩湖がよく見えます。
干上がりそうな奥多摩湖
木々の合間から見た時ははっきりしませんでしたが、やはり奥多摩湖の水は少ないです。今年の夏はかなり暑くなりそうですが、大丈夫でしょうか。
奥多摩湖への下り
その奥多摩湖へ下ってみましょう。
小河内ダム
奥多摩湖の小河内ダムです。コンクリートの堤体がかなり見えています。この時の貯水率は34%ほどしかないようです。
奥多摩湖
奥多摩湖には3隻のボートが浮かんでいます。ここは東京都の重要な水源なので、一般のボート遊びは認められていません。これらの船はたぶん管理用でしょう。東京都水道局は主に次の3隻を運用しています。
「みやま丸」 水質観測船で、湖の各地点で採水し、水質を調査します。
「おくたま丸」 湖面清掃船で、バックホウ(油圧ショベル)を搭載しており、流木や漂流ごみを回収します。
「サス沢山丸」 作業船・巡視船で、ダムや湖面の点検や巡視をします。電気推進方式が採用されているようです。
唐揚げ定食
奥多摩湖の湖面を眺めたら昼食にしましょう。湖畔にある『水と緑のふれあい館』のレストランで各々好きなものを。この日の一番人気はボリューム満点の唐揚げ定食でした。
奥多摩湖より青目立不動尊付近を見る
ゆっくり昼食をいただいたら、やって来た道を引き返すのですが、青目立不動尊は見上げるような高さにあります。赤い楓の木が見えるでしょうか。あそこが奥多摩湖を見下ろした地点です。あそこまで上り返すのはきついので、ここはショートカットして中山トンネルを抜けます。
惣岳不動尊鳥居
帰りは下り基調なのでラクチンです。これまで立ち寄ったことがなかった惣岳不動尊にお詣りしましょう。
惣岳不動尊社殿
階段を上って行くと小さな社殿がありますが、これはかなり簡素で思い描いていたものとはちょっと異なりました。より高いところに奥社のようなものがあるのかもしれませんが、今回はここまで。
氷川に戻って来た
檜村橋に出て、そこからは国道を行き、氷川まで戻って来ました。
奥氷川神社
奥多摩駅のすぐ近くにある奥氷川神社にお詣りしましょう。
氷川の三本杉
ここには『氷川の三本杉』と呼ばれる、樹齢650年、樹高50mという都の天然記念物の大杉があります。目通りあたりで3本に別れているように見えますが、実際は3本の木の下の方が癒着したということのようです。
この樹高は東京都で最高とされているようですが、現在は頂部が枯死したため、40mほどになってしまったようです。周囲に何本かある杉の木も同じくらいの高さで、社殿の前方から見ると、どれが『氷川の三本杉』かわからないくらいみんな立派です。
青梅街道
奥氷川神社を出たら青梅方面へ向かいます。
この先にある『数馬の切り通し』を久しぶりに覗いてみたいので、梅沢大橋からは青梅街道を行きます。
数馬隧道
白丸トンネルの横の旧道に入るとほどなく、数馬隧道が見えます。
数馬隧道の中
数馬隧道は今日ではあまり見られなくなった素掘りで、なかなか味わいがあります。
数馬の切り通し登り口
その数馬隧道を抜けるとすぐ、『数馬の切通し』への登り口があります。
登るサイダーとサリーナ
この序盤は急勾配の岩場で、かなりきついのですが、なんとか登っていきます。
正面に大岩、左に切通し
森の中を数分間行くと、正面に大岩が見えます。まずはあそこへ登ってみましょう。
大天狗神社付近
大岩の上にはかつて大天狗神社があったようですが、現在は小さな粗末な社が立つのみです。天狗伝説はこの前行った茨城県笠間市の愛宕山や、栃木県鹿沼市の古峯神社などにありましたが、ここにもあったのですね。
数馬の切通し
天狗が舞う姿に思いを馳せたら、次は切り通しへ向かいましょう。
数馬の切通しを歩くシュンシュンとマコリン
この切通しは人がやっとすれ違えるくらいの幅しかなく壮大とは言えませんが、ごつごつした岩場をなんとか削り取ったという雰囲気が伝わり、私の好きな場所です。現在の青梅街道のトンネルができるまでは、人々はここを行ったのです。
数馬峡橋より白丸湖を望む
数馬の切通しを眺めたら、自転車のところまで戻り、すぐ下流にある白丸ダムへ向かいます。白丸ダムのすぐ上流側に架かる数馬峡橋からは白丸ダムによって堰き止められた多摩川の白丸湖が望めます。
白丸ダム
白丸ダムは水力発電用として建設されましたが、正式名称を白丸調整池ダムといい、このダムによってせき止められた調整池が白丸調整池(通称白丸湖)です。
魚道へ降りる螺旋階段
ここには巨大な魚道が設けられているのでちょっと覗いてみましょう。その魚道へ降りる階段は螺旋状で、これが結構怖いです。
魚道
魚道は文字通り魚の通り道で、ダムによって生態系が上流側と下流側とに分断されてしまうため、この弊害を防ぐために設けられたものです。この魚道は全長約330m、高低差約27mで、日本で最大級のものです。
魚は四六時中遡上しているわけではないので、滅多に見られませんが、運が良ければお目にかかれるかもしれません。
鳩ノ巣小橋
白丸ダムの見学を終えたら、次は鳩ノ巣駅のすぐ近くにある鳩ノ巣渓谷を覗いてみましょう。
その上に架かるのは『鳩ノ巣小橋』で、この吊り橋は最近改修工事が終わり、不安なく渡れるようになりました。
鳩ノ巣渓谷
下の鳩ノ巣渓谷は、先ほどの白丸湖とは丸で違った景色を見せています。
双龍の滝
ここで多摩川に細い西川が流れ込んでいます。そこにあるのが『双龍の滝』です。この滝はアプローチがあまり魅力的ではないのですが、上には国道411号のアーチ橋『鳩の巣橋』が架かっており、周囲にはそれ以外にも新旧の人工物があり、これらと自然とが入り混じって、ちょっとしたカオスが感じられます。
雲仙橋
さて、双龍の滝を眺めたら、青梅へ向かいましょう。鳩の巣駅の前で青梅街道を離れると、そこには雲仙橋が架かっています。
この橋は上から見ただけではそのスケール感はわかりませんが、以前この橋を下から見上げた時にはかなりの高さがあってびっくりしました。下から見ると鉄骨のトラスがずらりと並んでいて、上部は吊り構造というちょっと変わった構造形式であることがわかります。
雲仙橋から多摩川上流を見下ろす
下を流れる多摩川は新緑の中に赤みを帯びた木があり、どこか紅葉を思わせるものがあります。
雲仙橋から鳩の巣バンガロー方面を見下ろす
『鳩の巣バンガロー』の前に、小さな吊り橋が架かっているのが見えます。あの吊り橋、いつか渡って見たいと思っているのですが、いまだに果たせていません。
小丹波の茅葺民家
鳩ノ巣大橋、寸庭橋と渡って小丹波(こたば)に出ると、小さな茅葺民家が立っています。この屋根は健全でしっかり手入れされています。いつまでも残ってほしいと願っています。
小丹波付近の多摩川右岸を行く
小丹波から丹三郎までは短い区間ですが、人家がなくなり、写真のようなところを行きます。対岸の青梅街道とはまるで違った雰囲気です。
丹三郎屋敷
吉野街道の丹三郎には丹三郎屋敷と呼ばれる茅葺民家があります。現在は蕎麦屋になっているので、誰でも内部を拝見できます。長屋門は都の歴史的建造物に指定されており、かなりきれいにされています。
奥多摩フィッシングセンターの橋を渡る
奥多摩フィッシングセンターまでやってきました。ここから下流の多摩川の河川敷には遊歩道があります。ちょっと覗いてみましょう。
フィッシングセンター付近の遊歩道
遊歩道に歩行者はいないようなので、様子を見ながら少し走らせてもらうことにしました。
御嶽駅付近
最初は人がすれ違えるくらいの幅員がありましたが、路面は舗装はされているもののそのうちシングルトラックに。
御岳橋見上げ
見上げれば御嶽駅の前の御岳橋がものすごい高い位置に架かっています。
御岳渓谷
この付近の多摩川は御岳渓谷と呼ばれているようです。三ツ岩だとかゲンコツ岩だとか、名前が付けられた岩が川の中にあります。
この先にはかつて御岳小橋が架かっていましたが、2019年の台風19号により流出してしまいました。この時はその架け替え工事がされていました。その下流に架かる鵜の瀬橋は床版取替と塗装工事のためこちらも通行止め。対岸に渡れません。
清流ガーデン澤乃井園
そこで澤乃井まで行って楓橋を渡ることにします。
楓橋
楓橋は歩行者専用の小さな吊り橋ですがかなりしっかりしており、御岳小橋が流された時も流出することなく、今日も健在でした。
青梅の山並み
このあとミッチーの大パンク事件があり、予定よりだいぶ遅くなってしまったので途中ショートカットし、なんとか青梅に辿り着きました。
青梅駅
1924年(大正13年)築のちょっとレトロな雰囲気の青梅駅はそのままでした。
