0301
開催日 | 2002.12.27(金)- 2003.01.08(水) |
参加者 | サイダー/サリーナ/チューボー/ナオボー |
総合評価 | ★☆ |
難易度 | ▲ |
走行距離 | 290km |
ハノイ郊外バチャン村近く
地図ベース:Perry-Castaneda Library Map Collection
オートバイと自転車で溢れるハノイを散策し、南シナ海のハロン湾でボートクルーズ。中部の古都フエでお寺巡りをしたら、景色がすばらしいハイヴァン峠を越えます。古き良き時代のベトナムを感じさせるホイアンを散策して、ホーチミンへ。
ベトナムは、南北にとても長い国です。自転車で走るのはどこがいいんだろう? 涼しいところがいいね。そんな会話から、まずは北部のハノイとその近郊、それから中部の古都フエを巡り、景色がすばらしいというハイヴァン峠を越えてダナンへ。そこからは飛行機で南のホーチミン・シティへと、欲張りなコース設定となりました。
ところが事前調査不足で、『ベトナムは暑いだろう』と思っていた私たちに、ハノイの気温摂氏8度の衝撃! 北部の冬はある程度寒いのです。それに霧雨っぽい日が続きました。中部はもう少し暖かく、気温としては走りやすいのですが、この時期、中部だけが『雨期』の衝撃! フエでは2日間雨に降られ、ハイヴァン峠も雨の中を何とか越えました。今回のコースの中でメインイベントは、やはりこのハイヴァン峠でしょう。晴れていたらさぞすばらしい景観だったと思います。
こんな旅ではありましたが、食べ物はおいしく、楽しい4人のツーリングとなりました。市内や幹線道路を走るのは大変ですが、田舎道を選んでゆっくり走れば、楽しい自転車旅ができそうです。
day | 月日 | コース | 走行距離 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 1227 (金) |
成田18:00(JL751) →22:00ハノイ |
日本航空 泊:DU NORD/W28$ |
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2 | 1228 (土) |
ハノイ→ハロン湾 | ミニバス:15万D 泊:HUONG TIEN/W12$ |
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3 | 1229 (日) |
ハロン湾~ハイフォン | 65km | 泊:DAI DUONG/W25$ |
4 | 1230 (月) |
ハイフォン〜ドーソン 〜ハイフォン→ハノイ |
69km | バスでハノイへ ナオボー&チューボーと合流 泊:DU NORD/W28$ |
5 | 1231 (火) |
ハノイ 旧市街散策 |
泊:DU NORD/W28$ | |
6 | 0101 (水) |
ハノイ〜バチャン 〜ハノイ 20:30→ |
32km | 列車:S3夜行寝台 /6人用コンパートメント硬座 |
7 | 0102 (木) |
→12:43フエ | 7km | 自転車で散策 泊:THUAN HOA/W35$ |
8 | 0103 (金) |
フエ 散策 |
泊:THUAN HOA/W35$ | |
9 | 0104 (土) |
フエ→ランコー | フエ郊外タクシー観光/25$/5h ワゴンタクシーでランコーへ/30$ 泊:THANH TAM/W15$ |
|
10 | 0105 (日) |
ランコー〜ハイヴァン峠 〜ダナン |
50km | ハイヴァン峠越え 泊ミーケービーチ:TOURANE/W30$ |
11 | 0106 (月) |
ダナン~ホイアン~ダナン19:00 (VN325)→20:10ホーチミン |
64km | 泊:RIVERSIDE HOTEL SAIGON/W38$ |
12 | 0107 (火) |
ホーチミン 市内散策 |
泊:RIVERSIDE HOTEL SAIGON/W38$ | |
13 | 0108 (水) |
ホーチミン23:55(JL750) →07:15+1成田 |
ナオボー&チューボー: HCM23:35(VN9400)→6:30+1関空 |
|
街歩き編1ハノイへ/街歩き編2フエへ/街歩き編3ホーチミンへ/1000DON=0.065$=7.86円 |
ハノイの東、南シナ海はトンキン湾の景勝地ハロン湾でボートクルーズを楽しみ、ホンガイ市場を散策したら、北部第二の都市ハイフォンへ。前半の幹線道路は車が多いのですが、後半は小川の土手や緑の畑の中を抜ける田舎道で快適です。
ベトナム北部第二の都市ハイフォンから、南シナ海のキントン湾に突き出た小さな半島の先にあるドーソン・ビーチへ行き、海の幸を食します。大半は幹線を走る結果となりやや不完全燃焼ですが、 キエンアンから先の田舎道は楽しいです。
ハノイからその近郊にある陶磁器の村バチャンまで。車とモーターバイクと自転車で大渋滞の街中を抜け、ロンビエン橋を渡って鄙びた景色を眺めながらホン川の土手を行き、バチャンで陶磁器の店と工場を見学します。
古都フエ近くのランコー村から、ベトナムを南北に分けるハイヴァン峠を越えます。この峠の標高は496mしかなく、勾配も穏やかなので難易度は高くなく、楽しめます。美しい砂浜のビーチを眺めながらの下りは、絶景の連続で最高です。
世界遺産の街並みホイアンへ。ダナン郊外のミーケービーチから快適なカントリーロードを行き、ポツリポツリと立つ民家や田植え中の田んぼを眺め、ガチョウが泳ぐ池の畔で休憩して辿り着いたホイアンは、まさに古き良き時代のベトナム。
街全体がイチバ! 魅惑のハノイの散策を。狭い道路いっぱいにモーターバイクと自転車が行き交い、すべての路地をあらゆる種類のお店が埋め尽くす旧市街の市場。目を上に向ければ古い趣のある建物が建ち並んでいます。これぞアジア!
麗しき古都フエ! 夜行寝台列車はハードシートで横になってみるや『あ痛たたっ~』 ゆで卵だと思って買ったのは孵化する寸前のアヒルの卵『ホビロン』 べトナム最後の王朝の都で王宮とたくさんの廟を廻ります。ドンバ市場も楽しい!
ベトナム最大の商業都市ホーチミン・シティーは、中華とフランスの両文化の影響を受けた都市。街外れのチャイナタウン、チョロンでビンタイ市場と天后宮を覗いたら、中心部でフランス・コロニアル時代のサイゴン大教会と中央郵便局を。
自転車で走ったというレポートを雑誌などで見るたびに、『ベトナム』に憧れていました。その旅がついに実現、年末年始にベトナムへ! ところがサイダーは忙しくて計画を立てている時間がない。『まかせる』と言われ、『まかせなさい』と立てたのが今回の企画です。ベトナム旅行は2度目だし、ガイドブックも何度も読んで計画を立てたつもりでしたが、なぜか?寒かったり雨期だったり。計画性のなさで評判が高まりそう…、みなさんごめんなさい。
でも、意外性は旅の楽しみ(笑)。泥んこのバチャン村やダナンのビーチにたどり着くまで汗水雨水たらしながら走った不安な道のり。そして4人で歓声をあげながら食べた料理の数々。自転車をそのまま乗せてくれたベトナム国内航空。それはたくさんの楽しい思い出ができた4人旅でした。
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