スコットランド料理のメモ

水道水【tap water】
飲料可。中程度の軟水で味も良い。レストランでjagで頼んでも良い。無料。

ビール【Beer】
多くの町が地元のビールを持っている。エールは色も香りも多様で度数も4%~6%と様々。多くがクリーミーでまろやかな細かい泡を持つが、泡はあまりのせない。樽の香りやヒースの香りを特徴とするものもある。カスク・エールは、無ろ過で酵母が入ったもの。これに対して、無菌ろ過したものはケグと呼ばれる。

ハギス【Haggis】
羊の内蔵の細切れなどを、玉ねぎやスパイスと混ぜ込み、羊の胃袋に詰めて茹でたもの。マッシュしたneeps(黄カブ)とtatties(ポテト)を添えて出される。

ブラック・プディング【Black Pudding】
豚肉とオートミール、タマネギ、各種スパイス、ハーブのほか、豚の血が混ぜられたソーセージ。スライスして油で両面を焼くのが一般的。スコットランド定番の朝食、フル・スコティッシュ・ブレックファストに、ベイクド・ビーンズやソーセージ、焼きトマト等と一緒に必ずと言っても良いほど出てくる。

ポテト・スコーン【Potato Scones】
ジャガイモのパンケーキ。マッシュしたジャガイモに小麦粉を混ぜ込み平たくのばして、フライパンにバターを入れ両面をこんがりと焼いたもの。モチモチな食感で、フル・スコティッシュ・ブレックファストの定番。

ポーリッジ【Porridge】
カラスムギのお粥。牛乳や砂糖、塩を加えても良い。朝食に良く食べられる。

バンガーズ・アンド・マッシュ【Bangers and Mash】
ソーセージとマッシュポテトの盛り合わせ。

ローン・ソーセージ【Lorne Sausage】
ひき肉とラスク(二度焼きしたパン)で作った四角いソーセージ。

キッパー【Kipper】
ニシンのひらきの燻製。焼いて出てくる。骨付きで塩味が効いている。朝食に出されることも。

バルモラル・チキン【Balmoral chicken】
ハギスを鶏の胸肉で包み、ベーコンを巻いて焼いたもの。

ミンス・アンド・タティーズ【Mince and tatties】
牛ひき肉、玉ねぎ、にんじんを炒め、塩、胡椒、ハーブで味付けしたもの。マッシュポテトと一緒に出される。家庭料理。

ストヴィーズ【Stovies】
肉、タマネギ、ジャガイモの暖かいサラダ。肉じゃがに似ている。

スコッチ・ブロス【Scotch Broth】
スコットランド風のスープ。一般的にラムかビーフ、野菜たっぷり、そして大麦が入ってコクがあるコンソメ味のスープ。

カレン・スキンク【Cullen skink】
スモークしたハドック(コダラ)、ジャガイモ、タマネギの入ったクリームスープ。もともとはスコットランド北東沿岸部の料理。

コッカリーキ【Cock-a-Leekie】
コック(鶏)とリーキ(ねぎ)のコンソメスープ煮込み。プルーンが入れられる。

ブライディー【Bridie】
Forfar発祥の餃子型の肉詰めパイ。ちょっとスパイシーで美味。

オートケイク【Oatcake】
オーツ麦と油で作られるビスケット状の硬いパン。噛むと崩れる。そのままでも食べられるが、ジャムを塗ったり、チーズを乗せて食べたりする。

魚介類

Bass:バス、スズキやその仲間
Cod:タイセイヨウタラ、タラの仲間、Fish&Chipsに使われる。
Coalfish (or Coley):シロイトダラ、味はサーモンに似ている。
Dab:マコガレイ、カレイの仲間
Haddock: モンツキタラ、タラの仲間、Fish&Chipsに使われる。
Hake: メルルーサ
Ling:タラの仲間、クロジマナガダラ
Mackerel:サバ
Plaice:ツノガレイ、カレイの仲間
Pollack:日本のタラによく似たタラの仲間
Prawn:エビ。Scampiというのもあり、Prawnより大きいことをアピールしていると考えると良い。
Razor:マテ貝
Sea Bass:スズキの仲間。白身。
Sea Bream:鯛の仲間。白身。
Scallop:ホタテ
Thornback Ray:エイの仲間
Trout:サケやマスの仲間。サーモンに似た味わい。
Whelk:巻貝の総称。ツブ貝くらいに考えるとそれらしいものが出てくる。
Whitebait:意味的には白子だが、小魚ぐらいに考えると良い。フライなどで出てくる。
Whiting:タラの仲間

Surf and Turf:魚介類と肉類を両方乗せた料理のこと。

肉類

Gammon:メニューに出てきたら豚肉と考えて間違いない。本来は足、わき腹の肉のこと。
Venison:鹿肉。赤身で脂肪が少ない。

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