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開催日 | 2017年08月01日(火)- 08月24日(木) |
参加者 | サリーナ/サイダー |
総合評価 | ★★☆ |
難易度 | ▲▲ |
走行距離 | 890km |
世界遺産のガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルドをメインに、数多くのフィヨルドを巡り、伝統的な木造建築のスターヴ教会を訪ねる。U字谷と無数の滝、垂直に切り立つ岩山、雪山と氷河、そして強烈なアップダウンが楽しめる。
地図:Googleマップ
day | 月日 | コース | 走行距離 | 備考 |
---|---|---|---|---|
01 | 08.01 (火) |
成田09:50(AY072)→13:50 Helsinki16:05(AY659)→16:35Oslo |
Air | フィンエアー :13h45′/148,930円 泊:Xpress Youngstorget/879NOK |
02 | 08.02 (水) |
Oslo |
21km | ビグドイ半島(Bygdøy) 泊:同上 |
03 | 08.03 (木) |
Oslo07:50→12:00Dombås 〜Lesja |
列車4h 25km |
列車:499+bike204NOK、ローゲン川沿い 泊:Tynnol backpackers lodge/6,049円 |
04 | 08.04 (金) |
Lesja〜Bjorli | 43km | ラウマ川沿いの景観ルート 泊:Bjorliheimen Hotell/990NOK/朝付 |
05 | 08.05 (土) |
Bjorli〜Trollveggen〜Åndalsnes | 58km | トロールの壁 泊:Villa Åndasnes/1,026NOK/K付 |
06 | 08.06 (日) |
Åndalsnes〜Trollstigen〜Valldal | 56km | 11連続カーブのトロールの梯子 泊:Valldal Fjordhotell/1,435NOK/朝付 |
07 | 08.07 (月) |
Valldal〜Ørnesvingen〜Geiranger | 51km | フェリー:2本/h,33NOK、鷲の道 泊:Fjorden Campinghytter/589NOK |
08 | 08.08 (火) |
Geiranger フィヨルド・クルーズ&ハイク |
5km | Geirangerfjord(世界遺産) 泊:同上 |
09 | 08.09 (水) |
Geiranger〜Dalsnibba〜Grotli | 50km | Dalsnibba1,500m 泊:Grotli Høyfjellshotell/1190NOK/朝付 |
10 | 08.10 (木) |
Grotli〜Lom〜Boverdalen | 86km | ロム・スターヴ教会(Lom stavkirke) 泊:Elveseter Hotell/1,395NOK/朝付 |
11 | 08.11 (金) |
Boverdalen〜Sognefjellet 〜Skjolden |
57km | Fantesteinen1,434m 泊:Vassbakken Kro og Camping |
12 | 08.12 (土) |
Skjolden Mørkridsdalen |
23km | ルストラフィヨルド:ソグネフィヨルド末端 泊:同上/990NOK/朝K付 |
13 | 08.13 (日) |
Skjolden〜Olnes〜Kaupanger →Lærdal |
65km | ウルネス・スターヴ教会(世界遺産) 泊Sanden Pensjonat/575NOK/朝付 |
14 | 08.14 (月) |
Lærdal 〜Borgund〜Lærdal |
65km | ボルグン・スターヴ教会 泊:同上 |
15 | 08.15 (火) |
Lærdal〜Stegastein展望台 〜Aurland |
50km | 景観ルート、Aurlandsfjord(世界遺産) 泊:Aurland Apple Farm/650NOK/K付 |
16 | 08.16 (水) |
Aurland 〜Flåm→Myrdal〜Flåm〜Aurland |
43km | Flåm鉄道 泊:同上 |
17 | 08.17 (木) |
Aurland08:25→10:15Gudvangen 〜Stalheim〜Voss |
船2h 56km |
船:6本/日,310+100NOK、Nærøyfjord 泊:Voss Vandrarheim Hostel/1,050 |
18 | 08.18 (金) |
Voss〜Utne | 43km | Hardangerfjord 泊:Hardingart Guesthouse/550NOK |
19 | 08.19 (土) |
Utne〜Jondal11:30→11:50 Tørvikbygd〜Norheimsund13:10 →14:30Bergen |
50km バス1.5h |
フェリー:1本/h バス:1本/h,164NOK(Bike込) 泊:Citybox/1,170NOK |
20 | 08.20 (日) |
Bergen | 13km | 泊:同上 |
21 | 08.21 (月) |
Bergen〜Troldhaugen Bergen(SK274)16:00→16:50Oslo |
29km | SAS:10,310円 泊:Xpress Youngstorget/979NOK |
22 | 08.22 (火) |
Oslo | 泊:同上 |
|
23 | 08.23 (水) |
Oslo(AY656)13:15→ 15:40Helsinki17:15(AY073)→ |
フィンエアー :12h40′ | |
24 | 08.24 (木) |
→08:55成田 | ||
時差: -7h(サマータイム)/日の出05:20ごろ、日の入21:20ごろ / 為替レート:1NOK (ノルウェイ・クローネ) =15円/表中のK付はキッチン付/持物リスト/料理/ |
ビグドイ半島でオスロ湾を眺め、極域探検に使われたフラム号と筏船コンティキ号に感銘を受けたら、民俗博物館で草屋根の民家とスターヴ教会を見学。ノルウェイでもっとも有名な彫刻『おこりんぼう』と国立美術館でムンクの鑑賞も。
動画(07'53" 音声:一部にあり)
オスロから国鉄ドヴレ線でオップラン県のドンボスへ。オンダルスネスへと続く景勝路線のラウマ線とローゲン川に沿ってU字谷を自転車で走り出し、小さな教会と野外博物館があるレスヤまで。ノルウェイの大自然を感じる最初の一漕ぎ。
動画(06'21" 音声:BGMのみ)
静かなローゲン川沿いの地道を行き、レスヤの緑豊かな牧草地を眺め、ローゲン川とラウマ川の源である分水嶺のレスヤスコーグ湖を眺めたら、伸びやかなU字谷を大西洋に向かって穏やかに下り出し、スキーリゾート地のビョーリまで。
動画(05'21" 音声:BGMのみ)
ラウマ川沿いの絶景ルート。ビョーリから穏やかに下って、数々の滝と石橋を巡り、ロムスダール渓谷で高さ1,000mの垂直に切り立つ『トロールの壁』と尖峰ロムスダールスホーネを眺め、ロムスダールフィヨルドのオンダルスネスまで。
動画(06'15" 音声:一部にあり)
ロムスダール・フィヨルドのオンダールスネスから、絶景ルートの "the Golden Route" を。11連続カーブの『トロールの梯子』をひたすら上り、梯子滝と氷河湖を眺め、苺をつまみながらノールダルス・フィヨルドのヴァルダールまでダウンヒル。
動画(07'43" 音声:一部にあり)
ヴァルダールから高台に上り、ノールダルス・フィヨルドとタ・フィヨルドを眺めたら、フェリーで対岸に渡りU字谷を遡る。展望台から世界遺産ガイランゲル・フィヨルドを見下ろし、11連続カーブの『鷲の道』でフィヨルドにダイブする。
動画(06'17" 音声:一部にあり)
世界遺産のガイランゲルフィヨルドを、『七姉妹』や『求婚者』などの美しい滝を眺めながらスンニルフィヨルドまでボートクルーズし、山岳農場のスカーゲフラへハイキング。まるで時が止まったような神秘的なフィヨルドを眺める。
動画(07'56" 音声:一部にあり)
海抜0mのガイランゲルからダルスニッバ(1,500m)に上る。途中にはフィヨルドの眺望が素晴らしいフリーダルスユーベッがある。ダルスニッバ展望台から見るガイランゲルフィヨルドは、それを取り囲む山々とその谷が見事な対比を見せる。
動画(08'33" 音声:一部にあり)
グロットリからオッタ川の谷を下り、歴史的な建物のロム・スターヴ教会を見学したら、ノルウェイの頂であるヨートゥンハイメン山地を眺めながら、景観ルートのソグネ山岳道路でボブラ川が流れるボベー谷を遡り、エルヴェセーテルまで。
動画(07'19" 音声:一部にあり)
景観道路でボベー谷を上り、ノルウェイの頂ヨートゥンハイメン山地を横目に狭い谷間を進んで、荒涼とした中にも美しさのあるソグネ山岳道路の峠を越える。風と雨とアップダウンに苦しめられつつ二つの氷河を眺め、ショルデンへ下る。
動画(07'30" 音声:BGMのみ)
ソグネフィヨルドの最深部、ルストラフィヨルドの奥にあるショルデンからメリクリ谷に入り、メリクリ川を遡る。フーヌヴォルンまでは自転車、そこからはハイクで、谷の奥に落ちるボーリ滝を目指す。ここは豊かな自然が感じられる谷だ。
動画(05'17" 音声:一部にあり)
ショルデンからルストラフィヨルドを下り、世界遺産ウルネス・スターヴ教会を見学。フィヨルドを渡り、急坂を上って下り、ソンダルを経てカウパンゲル・スターヴ教会を覗いたら、かわいらしい映画のセットのようなラールダールソイリへ。
動画(07'37" 音声:一部にあり)
18〜19世紀の街並みが残るラールダールの町からU字谷をさかのぼり、歴史の道の渓谷や滝を楽しみつつ、独特の外観を持つボルグン・スターヴ教会へ。途中の田舎道では、麦畑やイチゴ畑、鹿牧場など、地域の農産業が垣間みられる。
動画(06'48" 音声:一部にあり)
ラールダールフィヨルドからスノウ・ロードと呼ばれる景観ルートを通り、標高1,300mの峠を越えてアウルランフィヨルドまで。強風と雨に翻弄されつつ残雪残る峠を越えれば、フィヨルドを一望に見渡せる展望台の絶景が待っている。
動画(07'21" 音声:一部にあり)
アウルランフィヨルドの先端フロムから世界屈指の景観ルートと言われるフロム鉄道で標高895mのミュルダールまで。フロムへの戻りは「ラーラルヴァエン」を自転車で下る。走りやすく、渓谷と滝、森など見所いっぱいの魅力的なルートだ。
動画(08'50" 音声:一部にあり)
アウルランフィヨルドとナーロイフィヨルドをフェリーで巡り、グドヴァンゲンから自転車でナーロイ谷を進む。13カーブの激坂を上れば、頂上のホテルからはV字谷の絶景が。その後は雨模様の中、湖をつないでローカルな道をヴォスまで。
動画(08'27" 音声:BGMのみ)
朝もやたなびくヴォスからハルダンゲルフィヨルドの支流先端まで、途中、豪快な滝にも立ち寄りつつ快適な自転車専用道で森や湖を走る。グランヴィンからはフィヨルド沿いの景観ルートを通ってフェリーに乗り、対岸の村ウトネまで。
動画(06'45" 音声:BGMのみ)
ウトネからハルダンゲルフィヨルドの南側の景観ルートを走り、ヨンダールでフェリーで対岸に渡り、ノールハイムスンへ。穏やかなフィヨルドの景観を楽しめる静かなルートだ。雨のため、ノールハイムスンからはバスで一路ベルゲンへ。
動画(06'52" 音声:BGMのみ)
ベルゲン1日観光。フロイエン山へのジグザグ道を上り、頂上からベルゲンの絶景を楽しんだら、埠頭におりて歴史的な建物と世界遺産のブリッゲンの路地探索。魚市場では甘エビに舌鼓し、コーデー・ベルゲン美術館でムンクの傑作に出会う。
動画(07'35" 音声:BGMのみ)
ハンザ博物館を訪れ、ブリッゲンの18〜19世紀の生活に思いを馳せたあとは、ベルゲン中心部から南下し、グリーグの暮らしたトロルハウゲンに立ち寄ってコンサートを楽しむ。そこからは自転車道と一般道をつないで一路ベルゲン空港へ。
動画(06'54" 音声:一部にあり)
オスロ市街地を徒歩でゆっくり散策。大聖堂を出発し、海辺で輝くオペラハウスの屋根に上る。アーケシュフース城でフィヨルドを眺めたら、対岸の再開発地区へ。ノーベル平和センターや市庁舎なども見逃さない観光名所をつなぐコース。
動画(06'33" 音声:BGMのみ)
分類 | タイトル | 概要 |
---|---|---|
ガイドブック | Norway/Lonely Planet | ロンリープラネットのガイドブック |
ガイドブック | ノルウェー フィヨルドの旅 | 村上よしゆき/NTT出版/1998年 フィヨルドを旅する人のための案内書 |
地図 | Map of Norway | Visit Norwey内の地図 |
公式HP | ノルウェイ公式ペイジ | 日本語 |
公式HP | Visit Norwey | ノルウェイ観光案内、まずはここ、Cycling |
公式HP | ノルウェイ政府観光局FB | 観光局のフェイスブック |
公式HP | オスロ観光局 | Osloの語源は『神の草地と森』、湖のようなオスロフィヨルド |
公式HP | Flåm | フロム、アウルランフィヨルドの村、フロム鉄道の終点 |
公式HP | Visit Ålesund | オーレスン地域 |
公式HP | Visit Bergen | ノルウェイ第二の都市、発音はバルゲン、ベルゲンは『山の牧場』の意、多雨 ソグネフィヨルドとハダンゲルフィヨルドの拠点、世界遺産ブリッゲン オスロから、air50分、列車7h--南側が景観良、バス5h |
公式HP | Visit Andalsnes | オンダールスネス地方 |
公式HP | Fjord Norway | フィヨルド地方、fjordの発音はフィヨル |
公式HP | Geirangerfjord | 世界遺産ガイランゲルフィヨルド |
公式HP | Aurland | アウルラン、ネーロイフィヨルドの村 |
Hardangerfjord | ハルダンゲルフィヨルド | |
公式HP | Ålesund | オーレスン、アールヌーボーの建物、ガイランゲルフィヨルドの拠点 |
公式HP | Stavanger | スタヴァンゲルの語源は『小高い急な山と急なフィヨルド』、リーセフィヨルド拠点、北海油田採掘の拠点だった、多雨 |
公式HP | ロフォーテン諸島 | Lofoten、世界で最も美しい場所の一つといわれる、冬はタラ漁 |
公式HP | Tromsø | トロムソ、北極圏最大の街。オーロラ、人口約7万人 |
天気予報 | Værvarsel for Norge – Yr | ノルウェイの天気 |
自転車 | Rallarvegen | ノルウェイで最も有名なサイクリングルート、"The Navvies' Road" HaugastølからFinse、Hallingskeid、Myrdal、Flåmに至るベルゲン鉄道線に沿う。 Vossまで下ることも可能 オスロからベルゲン急行4.5h、Finse(沿線最高所1,222m)夏でも残雪,氷河あり Finse〜Vatnahalsen 35km、Vatnahalsen〜Flåm 19km |
自転車 | North Sea Cycle Route | 北海サイクルルート(NSCR)、全長6,000km |
自転車 | トンネル案内地図 | サイクリスト用、通行不可(赤印)のトンネルがわかる |
自転車 | Cycling Norway | ノルウェイのサイクリングコース紹介、Hardangerfjord |
自転車 | Norsk Bygdeopplevelser | サイクリング、ハイキング、スキーのツアー |
道路情報 | vegvesen | 通行止め情報、Cyclist |
交通総合 | Rutebok | ノルウェイ国内の交通検索 |
鉄道 | NSB(Norges Statsbaner) | ノルウェイ国鉄、WEB予約可、座席指定は要予約料金 |
鉄道 | Flåmsbanen | フロム線、ミュルダール〜フロム |
バス | NOR-WAY Bussekspress | 南部から中部、国際バスも |
バス | Skyss | ベルゲン周辺のバス |
バス | Boreal | ノールカップ周辺 |
バス | Cominor | トロムソ周辺 |
フェリー | Norled | ベルゲンからソグネフィヨルドを経由しフロムまで |
フェリー | Hurtigruten | フッティルーテン、ベルゲンと北部のヒルケネスを6日で結ぶ |
フェリー | Fjord1 | ネーロイフィヨルドのフェリー |
観光案内 | Norway - Lonely Planet | Lonely Planetによるノルウェイ案内 |
観光案内 | オスロ・ジャズ・フェスティバル | 2017年は8月12日-19日 |
観光案内 | 世界遺産 | ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド ブリッゲン、ウルネスの木造教会、アルタのロックアートなど |
観光案内 | Stegastein | アウルランフィヨルドのステーガスタイン展望台 |
観光案内 | スターヴ教会 | 古い木造教会群の紹介、Stavは木の支柱や丸太の意、こけら葺き屋根の端部に龍頭飾り |
観光案内 | Troldhaugen | トロルハウゲン、グリーグが晩年ベルゲンで住んだ家 |
観光案内 | National Tourist Routes | 風光明媚な観光ルート案内 |
滝 | European Waterfalls | ヨーロッパの滝の紹介 |
B&B | B&B Norway | ノルウェイのB&B |
B&B | bedandbreakfast.com | ヨーロッパのB&B、ノルウェイは少ない |
B&B | fjordnorway B&B | フィヨルド地方のB&B |
B&B | airbnb | 世界のB&B |
B&B | bedandbreakfast.eu | EUを中心としたB&B |
その他 | Porterservice | ホテル間の荷物別送サービス、オスローベルゲン間? |
その他 | fjordtours | フィヨルド地方のツアー、cycling |
その他 | Fjord Pass | フィヨルド地方の120のホテルの割引 |
その他 | Norway in Nutshell | ソグネフィヨルド周辺の周遊券 |
その他 | 62°Nord | ガイランゲルフィヨルドのツアー |
その他 | Knarvik Kirke | モダンな教会、Reiulf Ramstad Arkitekter |
その他 | 駐日ノルウェー王国大使館 | 106-0047東京都港区南麻布5-12-2 |
その他 | 在ノルウェー日本国大使館 | Wergelandsveien 15/+47 22 99 16 00 |
■ 正式国名:ノルウェー王国 Kongeriket Norge/Kingdom of Norway
■ 首都:オスロ Oslo
■ 人口:510万人
■ 面積:39万k㎡(日本とほぼ同じ)
■ 言語:ノルウェー語、英語
■ 通貨:ノルウェー・クローネ(NOK) 1NOK--15円
■ 時差:−8時間 ノルウェーが正午のとき日本は午後8時
■ サマータイム:3月最終日曜〜10月最終日曜の間、時差は−7時間
■ 査証(ビザ):6ヶ月間で90日以内の滞在なら不要
■ パスポート:必要残存期間は滞在日数プラス3ヶ月
■ チップ:不要(タクシーは端数、ホテルは特別な用事を頼んだ時に)
■ ビジネスアワー:日本とほぼ同じ、日曜日は商店休みのところも
■ クレジットカード:ほとんんどのところで利用可(現金は最低限で良い)
■ プラグ:B&Cタイプ(Bタイプはほとんど見かけず、またSEタイプで代用可)
■ 水道水:飲料可
■ オスロ8月:気温21°/12°、降水量89mm(東京11月相当)、降水日14日(東京6月は12日)
Hverdager:平日、mandag/måndag:月、tirsdag/tysdag:火、onsdag:水、torsdag:木、 fredag :金、lørdag/laurdag:土、søndag/sundag:日、nasjonal helligdag:祝日
世界地図でもっとも奇妙に見えるところの一つがノルウェイの海岸だった。それがフィヨルドであることは知っていた。これまで小さなフィヨルドのいくつかは見てきた。だがそこからノルウェイのフィヨルドを想像することはできなかった。これは行って確かめてみるしかあるまい。
フィヨルド地方を調べて分かったこと、それは、あるフィヨルドから次のフィヨルドへ行くには1,000m以上の峠を越えなければならない、ということだった。そしてこの地方は西岸海洋性気候で、偏西風により一年を通して雨が多いということ。降雨量はともかく、降雨日数が多い。これは、雨の中の1,000mの峠越えを覚悟しなければならない、ということだ。果たして可能だろうか。幸いにしてノルウェイではバス輪行が可能だ。雨の場合はバスにすれば良い。これで峠の途中でへばっても何とかなるだろう。
フィヨルドにアクセントを付けるのはスターヴ教会。スターヴ教会は北ヨーロッパの伝統的な木造建築だが、現在それがもっとも多く残るノルウェイでも僅か28棟しか残っていない。林立する太い木の柱、柿葺きの屋根、ふくらみを持った木の板の外壁、竜頭飾り・・・
氷河が山を削り取ってできたU字谷。そこに海水が入り込んでできたフィヨルド。これはまさに驚くべき自然の造形だった。氷河は大胆にして繊細な彫刻家だ。常に一定の角度で流れ、寸分違わぬ勾配で山を削り取っている。その谷があっちからこっちから流れ込み、複雑な谷を構成していく。本来は人間が足を踏み入れてはいけない神の領域だったのではないか、そう思えてくる世界がここにはある。
フィヨルドから次のフィヨルドへ移動すると、あっと驚く。前のフィヨルドと次のフィヨルドとは、印象がまるで違う。その間にある峠道もまた然り。昨日とまるで違う景色の展開、という毎日だ。
しかしやっぱり、毎日1,000mの上りはきつかった〜
ノルウェイ 1 |
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