9302-2

パレンケとコスメル

メキシコ 2

総合評価 ★★
開催日 1993.08.12(水)- 08.19(木)

パレンケの宮殿
パレンケの宮殿

旅の紹介

◆  ジャングルの中の渓谷を巡り、突然消えてなくなったマヤ文明のパレンケで遺跡に触れ、アグア・アスールで水浴びしたあとは、カリブ海で真っ青な空の下、どこまでも果てしなく光りが届くエメラルドの海でナポレオン・フィッシュと戯れます。


スミデーロ渓谷スミデーロ渓谷

サン・クリストバルでインディヘナの文化を垣間見たあとは、マヤ文明の遺跡が残るパレンケに行くことにしました。 しかしパレンケ行きのバスは夕方発なので、近くの渓谷に行ってみることにしました。

バスに1時間半ほど揺られて着いたのはサン・クリストバルから西に40kmほどのところにある、チアパ・デ・コルソという町です。 ここから小さなボートに乗り2時間半ほどスミデーロ渓谷を廻ります。

クリスマス・ツリーに降り注ぐ水クリスマス・ツリーに降り注ぐ水

ボートは両岸に800m程の断崖絶壁があるグリハルバ川を進んで行きます。 グアダルーペの聖母が祀られている洞窟のようなところや、花嫁のベールという素敵な名前の細い滝などを見ながら渓谷を進みます。 圧巻なのはクリスマス・ツリーと呼ばれるもので、岩にへばりついた苔がどんどん成長して、きのこのサルノコシカケのように大きく迫り出しています。 遠くからみるとこの苔が作る全体の形がクリスマス・ツリーにそっくりなのです。 岩から滲み出した水が滝のように上から降り注ぎます。

ワシはワニワシはワニ

川縁にはご注意!

パレンケの碑銘の神殿パレンケの碑銘の神殿

スミデーロ渓谷から一旦サン・クリストバルに戻り、真夜中の2時のバスでパレンケへ向けて出発です。 暗くて良くはわからないものの、バスのヘッドライトで照らされる周辺は徐々に鬱蒼とした森になってゆくよう。 ガタン、ゴトンと音を立てて進むこと5時間、朝目覚めれば周辺はジャングルといった趣でした。 7時にパレンケに到着です。

碑銘の神殿正面碑銘の神殿正面

バスを下りたとたんに、ムッとする熱気と湿気。 ジトーッという空気がまとわりついて離れません。 本当にここはジャングルの中にできた町なのです。 パレンケの遺跡はこの町から7〜8kmのところにあるので、まず街中で宿を見つけ少し休憩してから、コレクティーヴォ(ミニバス)に乗り込みました。 遺跡へ向かう道は増々ジャングル化してゆくように見えます。

パレンケは紀元前3世紀ごろから人々が住むようになり、7世紀末に絶頂期を迎えたのち、9世紀上旬に完全に放棄されたそうですが、この崩壊の原因は未だ解明されていないようです。

碑銘の神殿の大墓室碑銘の神殿の大墓室

マヤ文明の遺跡の中でも白眉といわれるここの建物と彫刻は優美で美しい。 ピラミッド状の『碑銘の神殿』は均整のとれたすばらしいプロポーションで、正面にある階段はもの凄い角度で昇っています。 ここを登っただけでもうアヘアヘ。 この階段を登り終えた頂部にあるのが神殿で、その奥の壁に620個といわれる神聖文字が刻まれた碑文があるので、この建物の名が付いたのだそうです。 地下には巨大な石棺があり、すばらしい彫刻が施された蓋で覆われていました。

宮殿の足元の彫刻宮殿の足元の彫刻

ここには複数の建物が残っていますが、そのなかでも宮殿がもっとも大きなものです。 4層の高く聳える塔は物見塔だったようで、金星を表す絵文字が残されていることなどから、ここで天体観測が行われていたのではないかと考えられているそうです。 水洗トイレやなんとスチームバスもあったとか。 このジャングルの中で、当時の人々はどんなものを食べていたのかちょっと興味がありますが、周辺に生えているバナナは実をたわわに付けていました。

パレンケの滝パレンケの滝

パレンケでマヤ文明の遺跡を楽しんだあとは65kmほど離れたアグア・アスールで水浴びと決めました。 ジャングルの中をコレクティーヴォでひたすら走ると、途中20kmほどのところにはこんな大きな滝があります。 滝の裏側からの眺めがなんともいえませんでした。

アグア・アスールアグア・アスール

ポツポツとジャングルの中に見え隠れするインディヘナの家を見ながらさらに進むと、快適な舗装路はいつのまにかガタボコの砂利道に。 パレンケから2時間ほどでアグア・アスールに到着です。

アグア・アスールは国立公園に指定されていて、小さな滝がいくつもある美しい川です。 川とは思えないほど水は青く、周囲のジャングルとの対比がとても面白く感じられます。

吊橋を渡るサイダー吊橋を渡るサイダー

川縁を散策ルートに沿って進むと、おっとと、こんなところも。

豊かな水豊かな水

水はすばらしく冷たい。 無数の小さな滝が複雑な流れを作り、真っ白な飛沫が飛び散ります。

水浴びジャングルの水浴び

浅瀬の流れが穏やかなところで水浴びです。 ジャングルの中の水浴びはすばらしく気分がいい!

物売りの少女たち物売りの少女たち

水浴びが終わればお昼です。 小さな食堂にはなんとこんな奥地にもかかわらずセヴィチェ(半生の魚の刺身のようなもの)がありました。 近くでは薄いお煎餅のようなものを頭に乗せた少女が通って行きます。

メリダのソカロでダンスメリダのソカロでダンス

アグア・アスールから一旦パレンケに戻り、夜中の1時にバスでユカタン半島のメキシコ湾に近いメリダに向かいました。 朝の8時にメリダに到着です。 ここはジャングルの中のような湿気は少ないものの、日中はとてつもなく暑い!

サンタルシア公園の日曜市を覗き、ソカロにやってくるとすごい人だかり。 木陰では木琴のバンドが演奏を繰り広げ、広場の真ん中では素敵な衣装を纏った何組かのカップルがダンスを披露していました。 ここはユカタン州の州都、大都会なのです。

コスメルのチャンカナーブのビーチコスメルのチャンカナーブのビーチ

この旅もいよいよ終盤、マリン・リゾートです。 メリダからバスでユカタン半島の先端のカンクンに移動、さらに南下してコスメルの対岸プラヤ・デル・カルメンまでやってきました。 カンクンには高級ホテルしかないのでパスして、プラヤ・デル・カルメンでのんびりリゾートをと思ったのですが、なんとここにはホテルがない!

目の前はビーチ、そしてその先にはコスメル島がある。 ここは島へ渡るしかない! ということでフェリー乗り場に。 このフェリーは1時間ほどでコスメル島に着きました。

ビーチに出るサリーナビーチに出るサリーナ

フェリー乗り場のすぐ近くに宿が見つかりましたが、この近くでは泳げないといいます。 お勧めのビーチはここから南に7〜8km下ったナショナルパークのチャンカナーブとのこと。

翌日にそのチャンカナーブに向かうと、海はすばらしい青、空もこれまで見たこともないような青です。 そしてチャンカナーブには真っ白なビーチがそれに加わりました。 とにかく素晴らしいの一言です。 海に入ればでっかい魚がそのへんにうようよいます。

イグアナイグアナ

陸を散策すればさすがにナショナルパーク? こんなのもいます。

カリブ海でダイビングカリブ海でダイビング

やっぱり海ではダイビングでしょう。 最初はシュノーケルを借りていましたが、スクーバの体験ダイビングがあったのでこれにトライ。 お〜、ナポレオンフィッシュ! お〜、上にはバラクーダがうようよ!

チャンカナーブでダイビングの虜になってしまったので、翌日もダイビング。 島の南端近くにあるパランカール・リーフとコロンビア・ラグーンはどちらもとてもすばらしかった。

コスメルはとにかく絶対お勧めのところです!

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uploaded:2008-09-25