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中文

済州島 4

開催日 2015年04月29日(水)曇り時々雨
参加者 ジーク/クッキー/キルピコンナ/サリーナ/サイダー
総合評価 ★★
難易度
ハイク距離 12km

大浦海岸 柱状節理帯
大浦海岸 柱状節理帯

コース紹介

済州島の南海岸にあるリゾート地の中文を散策。聖女が夜中に沐浴をしたという天帝淵瀑布は三段で見応えがあります。そこに架かる仙臨橋からの眺めも見事。大浦海岸の柱状節理帯は大小の六角形の石柱が2kmに渡り続きます。

動画(02'29" 音声:あり)

Googleマップ でルートを表示ルートデータ(gpxファイル)
総合データ(GARMIN Connect:ルート、高度、速度など)

発着地 累積距離 発着時刻  備考
宿 発08:25 Greenside Pension 그린사이드 펜션 064-738-0074
朝食 0.5km 着08:35
発09:20
セクダル食堂 색달식당:鮑粥 10,000₩
宿 1.0km 着09:30
発09:20
天帝淵瀑布 천제연폭포
チョンジェヨンポッポ 
2.0km 着10:40 2,500₩、天帝淵は『神の池』、第1瀑布:高さ22m
水量多ければ三段に、仙臨橋、天帝楼、如美地植物園
天帝楼 3.5km 着11:35
発11:40
柱状節理帯 주상절리대
チュサンチョルリデ
6.7km 着12:50
発13:00
2,000₩、08:00-、オルレ8番
溶岩による20〜30mの石柱が2km続く
昼食 7.4km 着13:20
発14:30
デギジョン 대기정:海鮮寄せ鍋 해물전골 55,000₩
中文 중문
チュンムン
12.0km 着17:00 泊:Greenside Pension 그린사이드 펜션 70,000₩ 064-738-0074
夕食:デドゥルボ 중문대들보:赤甘鯛焼と黒豚炒めの定食 10,000₩
時差: 0h/日の出05:46ごろ、日の入19:16ごろ /為替レート:100₩(ウォン)=11円/ホテルは税込み

朝食の食堂朝食の食堂

朝起きると、雨は上がっていたもののあたりは霧に包まれています。今日は漢拏山に登りハイキングの予定でしたが、これでは何も見えなさそう。予報も雨模様なので、山登りは中止としました。

とりあえず、宿の近くの食堂に朝ご飯を食べに行きます。『アワビ粥がおいしそう〜』と、みんなでアワビ粥を注文することにしましたが、ここでサイダーが『1人1人前は多いから、5人で3人前にしよう』と提案。でも、あとでみんな空腹を抱えることに。。

なお今回はOKしてもらいましたが、韓国の食事では、メインを頼むといろいろなおかず『パンチャン』がついてくるので、メインは1人1皿頼むのがルールとのことです。

ホテルを出発ホテルを出発

漢拏山に代わり、今日は徒歩で中文リゾート散策です。宿に戻り傘を借りて、今日の観光に出発!

昨夜着いたときはずぶ濡れで見る余裕もありませんでしたが、泊まっているホテルは左右対称のかわいい形をしています。

橋から渓谷を眺める橋から渓谷を眺める

ホテルから500mくらい歩いたところで橋にさしかかると、その下には何と緑豊かな渓谷が広がっていました。

天帝淵天帝淵

ここは天帝淵(チョンジェヨン)といって、『神の池』という意味を持ち、3段の滝が見られるところです。そして、橋の下はちょうど第1の滝が流れ落ちるところだったのです。

瀑布へ下りる瀑布へ下りる

公園入口から天帝淵瀑布(滝)の展望所までどんどん下っていきます。雨のあと、周辺の緑はみずみずしく美しいのですが、石段は滑りやすいので気をつけて。

第1瀑布第1瀑布

第1瀑布に到着。高さ22mから流れ落ちる滝は水しぶきをあげ、天然シャワーを浴びて歓声を上げるジオポタです。

ここには昔、帝に仕える7人の天女らが夜、紫色の雲に乗って舞い降り、澄んだ水でこっそり沐浴をして天に昇ったという伝説が残っています。

第1瀑布と展望スペース第1瀑布と展望スペース

橋の下から流れ落ちる第1瀑布と展望スペースはこんな感じ。観光客が結構来ていました。

第1の滝は水量が少ないと見えないこともあるようですが、今日は豪快に水しぶきを上げて落ちています。

第2瀑布上部第2瀑布上部

さらに遊歩道に沿って川を下り、第2瀑布を目指します。遊歩道の途中では、第2瀑布の流れ落ちるところが見えました。

済州島第2瀑布

第2瀑布到着です。こちらは豪快な第1瀑布に比べると少し幅広で優雅な感じです。

第3瀑布へ下る第3瀑布へ下る

さらに下っていきます。渓谷はどんどん深くなっていくようです。『これ、下ったらまた上るんだよね。。』 緑も深まっていくようです。

天帝淵の渓谷天帝淵の渓谷

渓谷は霧と新緑に包まれて深く、幻想的な風景を見せています。この周辺の林には、松葉蘭などの珍しい植物が自生しているとか。

遊歩道遊歩道

白い花に覆われた遊歩道は、涼やかでロマンチック。まるで韓国ドラマに出てきそうな風景ですね〜、と盛り上がるのはキルピコンナ、クッキー、サイダー。

第3瀑布第3瀑布

第3瀑布に到着です。ここも豪快な水しぶきでマイナスイオンが溢れています。

第3瀑布でポーズ第3瀑布でポーズ

『第3瀑布まで来ました〜』と「3」のポーズは右からキルピコンナ、クッキー、ジーク、サリーナ。

仙臨橋仙臨橋

第3瀑布展望所からは、再び渓谷の上までとエッチラオッチラ上ります。そして少し戻って第3瀑布と第2瀑布の間にあるのが、7人の天女像を彫刻した『仙臨橋』。太鼓橋のように中央が高くなっています。

仙臨橋からの眺め仙臨橋からの眺め

橋の真ん中、一番高いところから北を望むと、深い森の向こうに半分霧に隠れて第1瀑布が見えました。

仙臨橋から渓谷を臨む仙臨橋から渓谷を臨む

南には、晴れていたら海が見えるはずですが、本日は霧の中です。

天帝楼天帝楼

橋を渡った対岸には、楼閣『天帝楼』があります。上ってみましたが、特に滝がよく見えるとか展望がいいというわけではありません。中には天女の絵などが描かれています。

木にぶらさがったオルレのリボン木にぶらさがったオルレのリボン

さて、天帝楼の先には2,000種類以上の植物を集めた『加美地植物園』がありますが、我々は海に向かって散策を続けることにしました。いったん公園を出て、オルレ道を南へ下っていきます。

オルレの標識オルレの標識

ここはオルレ8番コースで、標識もありました。

オルレ道の遊歩道オルレ道の遊歩道

オルレのリボンに導かれ、遊歩道を進みます。途中からちょっと雨が降り出しました。

中文の海岸中文の海岸

そして最後にど〜っと階段を下ると、ようやく海に出てきました。

リゾートホテルを通るオルレリゾートホテルを通るオルレ

中文の海辺には豪華なリゾートホテルが建ち並んでいます。8番オルレは、そのリゾートホテルの1つ、『シーエスホテル&リゾート』のまっただ中を通っているのです。

リゾートのコテージリゾートのコテージ

このホテルは済州島の伝統的な民家を模したコテージが並んでいます。集落でよく見かける特徴的な枝振りの樹木なども備え、とても感じのよいつくりですね。

中文の海岸中文の海岸

海辺はと見ると、黒いゴロゴロ石の岩浜でした。

中文リゾート中文リゾート

シーエスホテルを抜けると巨大な建物群が現れます。ホテルでしょうか?

奥の丸い建物はICC JEJU(済州インターナショナル・コンベンションセンター)です。

トルハルバントルハルバン

そんな建物の前を通り、オルレ道はまだまだ続きます。トルハルバン発見!

大浦柱状節理帯大浦柱状節理帯

そして、いつの間にかこんな絶壁にたどり着いていました。黒や茶色のゴツゴツした岩肌は荒々しい彫刻のようです。

溶岩でできた岩の絶壁が続く溶岩でできた岩の絶壁が続く

ここは30〜40mの高さの柱状節理が2kmにもわたって続いています。これは14〜25万年前に、中文エリアにある丘、鹿下旨岳から噴火する溶岩によってできたものだそうで、岩柱の大きさや形成範囲は韓国最大規模だとか。

柱状節理柱状節理

岩は5角形や6角形の柱が集まった形をしています。この『柱状節理』は、熱いマグマが700〜1,000度で固まって岩石になり、その後冷えていく過程で体積が収縮して規則性のある割れ目をつくり柱状になってできるそうです。

柱状節理柱状節理

波しぶきを受けて、柱状の形がくっきり見えます。

大浦柱状節理帯大浦柱状節理帯

大浦柱状節理帯では、崖の淵に遊歩道が設けられており、この迫力ある景色を間近に楽しむことができます。

魚介類の屋台魚介類の屋台

柱状節理帯の遊歩道出口では、アワビやナマコの屋台も出ていました。おばさんがさっとさばいて提供してくれます。

おいしそうですが、今日は小雨も降っているのでどこか屋内のレストランで昼食を、ということになりました。

アフリカ博物館アフリカ博物館

すでに昼の1時を過ぎています。朝はアワビ粥1人0.6人前、『お腹がすいた〜』の大合唱が始まりました。しかし、ここは中文リゾートのまっただ中。大きなリゾートホテルがあるだけで、街角の食堂などは見当たりません。ホテルのレストランは高そうだし。。

ふと見ると、こんな建物も。『あれ?マリ共和国のジェンネのモスクがある!』と叫ぶサイダーとサリーナ。これは2004年にできた『アフリカ博物館』だそうです。

アフリカ博物館の脇の建物に食堂らしい看板が見えたので、入ってみると海鮮鍋(ヘムルタン)がある食堂でした。ああ、よかった。

海鮮鍋海鮮鍋

海鮮鍋を注文し、『メクチュ、メクチュ(ビール)』と頼むと、おばさんが『○○??』と聞いてきます。発音が悪いのかと、さらに『メクチュ!』と叫び続けますが、おばさんが『違う』のポーズ。え、ビールがないの?と固まるジオポタメンバーでしたが、実はおばさんは、海鮮鍋に辛いたれを入れるか入れないかと聞いていたのでした。なーんだ。無事メクチュも来て、ホッ。

パンチャン(小皿のおかず)を食べていると、ついに真打ち、アワビ、エビ、カニなどの魚介類と豆腐、きのこ、野菜がたっぷり入った豪華な鍋がやってきました。

しめのラーメンしめのラーメン

みんなでアワビを殻からはがすのに悪戦苦闘していると、おばさんがスプーンでぺろっと剥がしてくれました。それからエビの身は箸で押し出します。さすが!

夢中で海鮮鍋を食べ尽くしたあとは、魚介のうまみが凝縮されたスープに乾麺を入れます。インスタントラーメン風の麺ですが、これがまたスープを吸って美味〜

ICC JEJUICC JEJU

というわけで満腹、満足で再び散策を続けます。

この大きな丸い建物はICC JEJU(済州インターナショナル・コンベンションセンター)。約4,000人を収容できる国際会議場のほか、大中小の会議室、展示室、カフェやレストランなどが備わっています。韓国ドラマ『オールイン』のロケにも使われました。

みかん畑を行くみかん畑を行く

ICCの前の大通りを北東に向かい、途中で左折する小道に入ります。両側にはみかん畑が広がっています。

みかん畑のダートみかん畑のダート

少し進むとそこはダート。構わずずんずん行くサイダーに、『徒歩でもサイダー道か。。』とつぶやくクッキー。

みかんのつぼみみかんのつぼみ

みかんの枝の先には、小さくて白い金平糖のようなつぼみがたくさんついていました。

集合住宅群集合住宅群

畑を抜けると、やや古いイギリスのアパートのような雰囲気の集合住宅群が現れました。

ところで、韓国では住民各自でバルコニーをサンルームに改装するケースが多いと聞いたことがありますが、ここでもサンルームになっているバルコニーを発見。

中文の中心市街地中文の中心市街地

しばらく行くと、お店の並ぶ町に出ました。ここが中文の中心市街地です。街路樹は桜並木。

パンと蒸し物屋さんパンと蒸し物屋さん

すぐにキルピコンナがおいしそうなパンや蒸し物を売っているお店を発見し、揚げパンなどを購入。食欲全開のジオポタ女子たちに驚くジークでした。

天帝淵に戻る天帝淵に戻る

この市街地の通りをまっすぐ行くと、ほどなく今朝通った天帝淵上の橋に着きました。朝は霧でよく見えなかった天女の『仙臨橋』がよく見えます。

抹茶フラッペとサイダー抹茶フラッペとサイダー

ずいぶん歩いたので『ここらでお茶しよう』と通り沿いのカフェに入ります。若い男性1人でやっているお店で、フラッペだのはちみつカフェだの、ややこしい注文を1人で黙々とこなしています。大盛りのフラッペに笑顔のサイダー。『最高にウマい!』

ホテルに向かうホテルに向かう

スーパーで各自朝食用の買い物などを終えて、ホテルに戻ります。このあとは各自、部屋でくつろいだり雨と泥で汚れた自転車を洗ったりしながら過ごします。

夕食のパンチャンなど夕食のパンチャンなど

そして、今日の夕食は定食屋さん。いつものようにパンチャン(小皿のおかず)がずらりと並び、わかめスープとごはんがついています。

赤甘鯛焼き赤甘鯛焼き

メインはこれ、赤甘鯛焼き(オクトム・クイ)。干した赤甘鯛を焼いたシンプルな料理はなつかしく優しい味です。『これ、おいしい〜!』とほとんど骨も残らず食べてしまったジークでした。

漢拏山に登れなかったのは残念ですが、天帝淵瀑布や柱状節理帯など見どころの多い散策を満喫し、のんびり過ごした楽しい4日目でした。明日は晴れるといいな。

◆ひとこと by サリーナ

韓国ドラマで何となくイメージしていたリゾートの島『済州島』。
さて実際に行ってみてどうだったか、というと。。
・火山のつくった地形の不思議さ、面白さ、美しさ
・昔ながらの集落や海女さんたちの漁、海藻干し
・新鮮な山盛りの魚介類、野菜やキムチがずらりと並んだパンチャン
・真っ白な砂浜とエメラルドの海 -- ほんとに北九州と同じ緯度?
などなど、いろいろなことが想像の何倍もすばらしく、あっという間の8日間でした。

4日目は 漢拏山ハイキングの予定があいにくの雨で、済州島旅行中、唯一の計画のない気ままな散策です。
市街地のすぐ近くに現れた渓谷と滝にビックリし、海辺の豪華リゾートホテルを突っ切るオルレ道をたどると大迫力の柱状節理帯。いやあ、面白かった!

昼食は適当に(それしかなくて)入ったお店の海鮮鍋がゴージャスで、その後も買い食いしたりお茶したりとまち歩きも楽しめて、とてもリラックスしたいい一日でした。
サイダーの計画は相変わらず隙がなくバッチリでしたが、計画のない日も仲間と一緒だといろいろ楽しめますね。

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uploaded:2015-05-27