22D

ポタ村アドベンチャー・アラスカ

開催日 2023年11月25日〜
参加者 サイダー/シロスキー/マサキン/ナオボー/ミッチー/
レイナ/ルビオ/マージコ/コテッチャン/サリーナ
総合評価 ★★
難易度 ▲▲
走行距離 1207km
地域 北アメリカ

Smilodon
スミロドン(剣歯虎)

Illustration: Charles R. Knight, Public domain, via Wikimedia Commons (in the game board, some text is added to the illustration’s thumbnail for the purpose of the game)

あらすじ

今から約7万年前に始まり1万年前まで続いた最終氷期。この時期には海面が低下し、現在のベーリング海周辺は南北の幅が最大1600キロメートルにおよぶ陸地が広がっていました。ユーラシア大陸を東進してきた人類は、この経路を辿って初めてアメリカ大陸にやってきたのです。

Ice Castles (11940507136) 氷の滝の中を進む

これらの『ヒト』(パレオ・インディアンという古代先住民族)の中に、『ポタ・サピエンス』(ポタビト)という人々がいました。空想の古代先住民族で、今のアメリカン・インディアンとイヌイットの半々のバーチャル祖先(@ncestors)です。

彼らは北極に近い『ポタ村』に定住し、海や陸地で狩猟をしながら穏やかな日々を過ごしていました。しかし、氷期が終わり暖かくなると、村の近くにあった謎の『南への氷の壁』が溶け、ここからポタビトたちが南へと向かうアドベンチャーが始まります。

Photo: Eric Kilby from Somerville, MA, USA, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia

Saurornitholestes サウロルニトレステス

氷が融け始めると、そこで眠っていた動物たちが蘇ります。危険な恐竜や『メガファウナ』と呼ばれる巨大な動物、小さくて人なつこいかわいいやつら。

ポタビトたちは動物に襲われてしまうのか、やっつけて美味しいステーキにありつくのか、はたまた仲良くなって一緒に進むのか......

Illustration: Emily Willoughby, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

Ketchican totem pole 2 stub トーテム

彼らの運命は、そこに建つ『トーテム』に委ねられています。トーテムに向かってちゃんとお祈りしたヒトは元気百倍、どんどん前進できますが、適当にやるヒトはひどい目に遭うかもしれません......

Photo: Jeremy Keith from Brighton & Hove, United Kingdom, CC BY 2.0, via Wikimedia


<ポタビトってどんな人たち?>

1821~1823年のイヌイット(1)

ところで、ポタビトたちはどんな人たちで、どんな暮らしをしていたのでしょうか。何せ1万年も前のことなので詳しいことはわかりませんが、200年前のイヌイットのイラストで想像してみましょう。

これらの絵は、George Francis Lyonというイギリス人のナビゲーターが1821〜23年に北西航路を探した際に描いたイヌイットの人々です。


1821~1823年のイヌイット(2)

まだ西欧人の影響を受けていなかったイヌイット族の服装や生活ぶりが感じ取れます。

ポタビトたちも、このイヌイットの家族のように雪と氷の大地でたくましく暮らしていたのでしょう。


コース紹介

雪と氷に閉ざされた1万年前の北アメリカ大陸。その北端にある小さな『ポタ村』(現在のデッドホース)から始まる壮大な旅は、北極線を越え、ユーコン川を渡り、氷河を上って北米大陸最高峰のデナリ山頂へと向かいます。ポタ村の住人『ポタビト』たちと共に、古代から現代に至る様々な動物と出会いながら進みましょう。

コース 距離 評価 難易度 備考
Stage 1 デッドホース~ユーコン川 573km ★★ ▲▲ アラスカ州のデッドホースから南下。アティグン峠を越え、北極圏を脱出し、アラスカ州を横断する大河ユーコン川まで。
Stage 2 ユーコン川~デナリ山頂 634km ★★ ▲▲▲ ユーコン川を渡った後、フェアバンクスからタナナ川・ネナナ川に沿って進み、標高6,190mの北米大陸最高峰デナリの頂上へ。
Stage 1 >
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