カルボナーラ
全卵を使い、生クリームも牛乳も使わない超簡単カルボナーラを! 卵黄だけを使い、生クリームをたっぷり入れたカルボナーラはもちろん美味しいのですが、少しくどく感じることがあります。そんな時はこのさっぱり系をどうぞ。
カルボナーラ
材料 2人分
- スパゲッティー 150g
- ベーコン 60g 8mm角の拍子木切り
- 玉ねぎ 1/2個 みじん切り
- 卵 2個 常温に戻す
- 粉チーズ/パルミジャーノ・レッジャーノ 大さじ3
- 黒胡椒
- 塩
- エクストラ・バージン・オリーブオイル
作り方
- フライパンにベーコンを入れ、表面に焼き色が付きカリッとするまで弱火で炒める。オリーブオイルを少量加えると脂が出てきやすい
- 玉ねぎを加えて透き通る程度まで炒める
- 水またはパスタの茹で汁をお玉一杯分加えて味を馴染ませる
- 卵をボウルに割り入れ、泡立て器で泡立て、粉チーズと黒胡椒を加える(かき混ぜない)
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩(水の1%量)を加えてパスタをアルデンテより2分短かく茹でる
- パスタが茹で上がったらフライパンに加え、ベーコンと玉ねぎを絡めていく
- フライパンを火から外して温度を下げ、卵、粉チーズ、黒胡椒を軽く混ぜ合わせて加える
- フライパンを火に戻して中身をかき混ぜ、卵に火を入れていく(火の入れ過ぎに注意)
- フライパンを火から外したり戻したりして温度調整しつつ、好みの仕上がりまで火を入れる
- 味見をして塩味を調整する
- 器に盛って仕上げの黒胡椒をたっぷり振り、完成!
備考
- 本来はベーコンではなく豚の頬肉の塩漬け(グアンチャーレ)が使われる。豚のバラ肉の塩漬け(パンチェッタ)でも良い
- ベーコンは脂身が多い方が良い
- 一般的に玉ねぎは使われないが、入れてもおいしい。好みでどうぞ
- 玉ねぎは火が通って透き通る程度に炒めればでOK。黄金色になるまで炒める必要はない
- 本格的なカルボナーラは卵黄だけを用いるが、今回は卵白も使うので火の入れ方に特に注意する
- 卵は、卵白は60°Cあたりから、卵黄は65°Cあたりから固まり始め、70°Cで完全にゲル化、80°Cで完全に凝固する
- とろりとしたおいしいカルボナーラに仕上げるためには卵が凝固を始め、また凝固しきらない温度帯で調理することが重要なので、フライパンの温度は65°C-70°Cをキープする
- という訳で、卵を加える際のフライパンの温度は70°C付近に調整しておく
- フライパンの急激な温度低下を避けるため、卵は常温に戻しておく
- 卵を泡立てるのは空気を含ませることで火の通りをゆっくりにし、特に卵白の急速な凝固を避けるため
- 炒り卵にならないように注意してね!
パンチェッタを使ったカルボナーラ
GEO POTTERING
uploaded:2023-04-10