鯛のミイラ焼
なんとなくミイラのようじゃあありませんか。パカンと割る時のパフォーマンスが最高に楽しい塩釜焼を!
鯛のミイラ焼
ミイラにされる鯛
材料 作りやすい量
- 鯛 600g 1尾 下処理済みのもの
- 長葱 青い部分 少々
- 生姜の皮 少々
- 粗塩 1kg(鯛が覆える分量=鯛の重量の1.5倍)
- 小麦粉 大さじ3 なくとも良い
- 卵白 2個分(塩500gに対し1個分)
- 昆布 鯛が覆える大きさ 2枚
- 柑橘類(すだちなど) 1個 半分に切る
下準備
- 鯛 さっと水で洗い、水気を拭き取る
- 昆布 水を含ませたキッチンペーパーに包んで柔らかくなったら平らにし、表面の汚れを軽く拭う
作り方
- 鯛の腹腔内に長葱と生姜を詰める →香り付けなのであるもので
- ボウルに粗塩、小麦粉を入れ、卵白を少しづつ加えて混ぜていき、握ると纏まる程度にする
- フライパンに2.の塩1/3量を広げる →オーブンを使う場合は耐熱皿にクッキングシートを敷いて
- 昆布1/2量、鯛、昆布1/2量の順に載せる →鯛を覆うようにその上下に昆布を置く
- 残りの塩で鯛全体を覆い、形を整える →塩からはみ出ないように
- 塩の表面に絵を描く →串あるいは卵黄で描くと良い。楽しいから是非描いて!
- フライパンに蓋をし、火に掛け、蒸し焼きにする 温まるまで中火→弱火 30-40分程度 →オーブンの場合は200°Cで予熱して
- 塩がほんのり薄茶色になり、指でコンコンとノックして固くなっていたら出来上がり!
- 器に盛り、柑橘類を添える
- 塩釜を小さな槌や麺棒などで叩いて割り、塩を取り除いていただく
備考
- 魚は鯛以外でもOK. サイズは大きいと見栄えが良いが、塩で覆ってフライパンあるいはオーブンに入る大きさに
- 塩釜は塩だけでもできるが、卵白や小麦粉を加えると、纏まりやすく、割りやすくなる。小麦粉の量は塩の1/3程度まで増やせる
- 昆布で魚を覆うのは旨味を移す意味もあるが、塩が魚に入り過ぎるのを防ぐためでもある。塩で包んだらすぐに焼くこと
- 洋風にするなら昆布や生姜に替え、ローリエ、ローズマリー、レモンなどを。和風ではシソやミョウガも○
- 塩釜の表面の絵は、串で彫ると色なしでシンプルな仕上がりに、卵黄を塗ると写真のような色が着く
- フライパンの蓋がない場合はアルミホイルを2枚重ねにして代用する
- 焼き上がってからも塩が魚にどんどん入っていくので、出来上がり次第すぐに割り、塩を取り除いて熱々のうちに食べて!
- 盛り付ける器は大きい方が良い。割る時に塩が飛び散るので、お盆などを使うのも○
- 塊肉でもおいしくできるよ!
GEO POTTERING
uploaded:2024-03-31