イタリアンパセリ

イタリアンパセリ(英: Italian Parsley)は爽やかな芳香が特徴で、香り付けや彩りに、またブーケガルニとして煮込み料理に用いられることも多いハーブです。イタリアではプレッツェモーロ( Prezzemolo)と呼ばれます。

2025年05月08日 火曜日 晴れ 14〜22°C 花

花

ついに花が咲きました。

ちっこい! 黄色い花の一つ一つは直径2mmほどしかありません。そこから白いものがピュンと突き出ています。雄しべでしょうか。蕾もたくさんあるので、そのうち花も蕾も食べてみましょう。

2025年04月22日 火曜日 曇りのち晴れ 13〜23°C 蕾

伸びた花茎の薹伸びた花茎の薹

薹がだいぶ伸びて55cmになりました。先端には小さなプチプチが見えます。蕾です。

蕾

イタリアンパセリの花はかなり小さく、放射状にたくさん付く散形花序という配列状態になるようですから、今はまだ集まっている茎が放射状に伸びるのですね。しかしもう1〜2週間もすれば花を咲かせそうです。

隣ではルッコラの花が満開で、これは葉っぱ同様においしく食べられます。イタリアンパセリはどうなのかなと思って調べてみると、なんと蕾も花も食べられるそうです。蕾は柔らかくて食感が良いということですが、花は味が強いので使い方に注意が必要らしいです。それはともかく、早く花を見てみたいです。

2025年04月15日 火曜日 曇りのち晴れ 12〜22°C 植え替え

張り巡った根張り巡った根

秋に蒔いたイタリアンパセリはサボって間引きせずにズルズルとここまで来てしまいましたが、古い株が董立ちしたこともあり、その一部を廃棄してプランターを空け、そこに間引いたものを移植することにしました。

まず古い株の整理をします。一つのプランターに3株あり、そのうちの1株は董立ちしています。はじめは株ごとに抜くつもりでしたが根が強くてうまくいきませんでした。そこで董が出た株を掴んでぐいっと引き上げると、土ごとごっそりプランターから引っこ抜けました。

驚いたことに根っこがいっぱいでぐるぐるです。これでは引き抜けませんね。

びっしり生えたプランターびっしり生えたプランター

こちらが去年秋に蒔いた間引きする方のプランター。何本生えているのかわからないくらい多いです。

植え替えたプランター植え替えたプランター

このサイズのプランターには2株か3株が適当であることがわかっているので、真ん中と両端の株を残してそれ以外を掘り起こし、空けたプランターに移植しました。若芽であれば簡単な作業もここまで大きくなると一株づつにするのはむずかしく、実際は2〜3株のかたまりを三箇所に植えたことになります。

これまでもこれらの株から収穫はしてきているのですが、他の株からはもう収穫はしないので、今後の収穫はこの二つのプランターで行うことになります。

2025年04月07日 月曜日 雨のち晴れ 12〜20°C 董立ち

大きな葉と小さな葉大きな葉と小さな葉

前回から4ヶ月間もレポートしていませんね。ルッコラは移植してプランターはイタリアンパセリのものになりました。そしてそのままほったらかしですが、大きな問題はなく育っています。ただ間引きしていないのでかなり密集しています。これは近く作業しましょう。

さて、今日はそのプランターのものではなく、2023年11月に種蒔きしたもののことを報告します。これは種蒔きから1年半近く経過したことになります。ウィキペディアによるとイタリアンパセリは2年草で、『6月ごろから収穫ができるようになり、翌年の2月ごろまで長期にわたって収穫できる。』とあります。サカタのタネの案内では温暖地の収穫期間は秋蒔きのものは翌年の3月から6月までとなっています。

このプランターは秋蒔きで、4月から収穫を始め、丸一年間それを続けてきたことになります。いつの頃からか、新しく出てくる葉っぱは非常に小さくて以前のものより硬くなりだしました。写真の奥が新しい小さい葉っぱで、手前の大きなものは古い葉っぱ。だいぶ大きさに違いがあります。

董立ち董立ち

そしてついに董が立ってきました。葉が硬くなりだしたのはこれと関係があるのでしょう。このまま置けば6月頃には白い小さな花が見られるかもしれません。花も食べられるといいますし、そのまま置けば実がなるはずなので一つのプランターはこのまま花を咲かせてみることにします。

2024年11月28日 木曜日 晴れ 9〜18°C 寄せ植えじゃあないんだけど・・・

ルッコラと同棲するイタリアンパセリルッコラと同棲するイタリアンパセリ

種を撒いて2ヶ月が経ちました。整理しよう整理しようと思いつつも忙しさにかまけて今日までほったらかしにした結果、ルッコラがどんどん大きくなってしまい、母屋が乗っ取られそうです。

今期撒いたルッコラも土がだめそうなので、植え替えするつもりなので、その時こちらのルッコラも移植しましょう。

2024年10月19日 土曜日 雨のち晴れ 20〜30°C 本葉

本葉出る本葉出る

ここのところ涼しかったのですが今日の昼間はかなり暑かったです。真夏日です。さて、昨日気が付いたのですが本葉が出てきました。前回は冬だったので本葉が出るまで発芽から3週間掛かりましたが、今回は2週間強です。

そろそろ間引きをしないと。手前にちょこっと見えますが、ルッコラもまだ引っこ抜いていないし・・・

2024年10月10日 木曜日 曇り 16〜22°C 二種類の芽

二種類の芽二種類の芽

発芽から三、四日経つとなんだか別の種類の芽が出てきたようです。細長い芽です。あれっ、こっちがイタリアンパセリじゃないかな・・・

そう考えると前回の発芽までの日数とほぼ同じです。最初に発芽した方の芽をよく観察すれば、同じ日に種を撒いたルッコラにそっくり。いや、これは間違いなくルッコラでしょう。イタリアンパセリの前にルッコラを撒いたので、その種がどこかにくっついていてこちらに混じってしまったようです。もう少し様子を見てから引っこ抜いていただきましょう。

2024年10月03日 木曜日 曇り 22〜26°C 発芽

発芽発芽

たった1本だけですが、発芽しました。種播きから5日目です。

去年の11月に植えた時は10日目だったので、今回はだいぶ早いです。それに前回は発芽はしたもののその後はひょろひょろで徒長ぎみしたが、今回はそれよりずっとしっかりしているように見えます。これはやはり時期的に1ヶ月以上早いのが影響しているのでしょう。寒くなる前に成長して、冬の間も収穫できるといいなぁ。

2024年09月29日 日曜日 曇り 20〜24°C 種播き

今年の夏は猛暑も猛暑で9月21日まで最高気温33°Cという酷い暑さでしたが、ここ一週間で急に気温が下がり、すっかり秋の陽気になりました。

夏の間たくさん収穫したイタリアンパセリですが、この夏の暑さがこたえたのか最近はあまり新芽を出さなくなってきました。そこでプランターに新たに種を播きました。種播きの気温としてはちょうどいいと思います。思い返せば去年の種播きは11月に入ってからと遅かったため、その後の成長に支障をきたす結果となりましたが、今年はもう少しうまく育ってくれることを期待しています。

土は新調せずに、前にクレソンを育てていたものを乾燥させたものがあったのでこれを使ってみました。これがちょっと気がかりではありますが、まあ追肥すればいいのではないかと考えています。

2024年06月30日 日曜日 曇り一時晴れ 23〜29°C

大きく育ったイタリアンパセリ大きく育ったイタリアンパセリ

始めはひょろひょろだったイタリアンパセリですが、前回の報告以降、ずっと元気です。葉の緑色は濃く、白い斑点もほとんどなくなりました。毎日収穫しても食べきれないほどに育ちました。ヤッホー!

でも、これがなくなってしまう季節がそのうちやってくるのかと思うと悲しくてなりません。イタリアンパセリは二年草と言われていますが、おそらく冬越しさせるのはむずかしいのではないかと思っています。どうなんでしょう。まあ、それはそれとして、今はたっぷりこいつをいただくとしましょう。

2024年05月15日 水曜日 晴れ 14〜26°C

頑丈そうになってきたイタリアンパセリ頑丈そうになってきた

空気はまだ爽やかながら日差しが強くなり、もう初夏の雰囲気が漂って来ています。我がイタリアンパセリくんはすっかり元気になり、茎は太くなり、だいぶ丈夫そうになってきました。

葉が斑入りのようになっているのが気になりますが、虫はおらず、さりとてうどんこ病でもなさそうです。この斑はかなり前からあったのですが、最近は白い色が薄くなってきているので日照不足が原因だったのかもしれません。そうだとするといずれなくなる日が来るかも。

最近は頻繁に収穫して料理に使っています。

2024年04月05日 金曜日 曇り 15〜10°C

収穫収穫

鉢植えのものが密集してきたので収穫して間引きました。まだ分量は採れないので本格的に料理に使うまでにはなりませんが、とりあえず今晩何かに使ってみましょう。

2024年03月27日 水曜日

元気になった鉢植え元気になった鉢植え

小さな鉢に移植して日当たりの良い場所に置いた方はその後元気になり、こんなふうに。やっぱりお日様は偉大です。

2024年03月14日 木曜日

3本立その後3本立その後

土を替えて植え替えたものは背丈は伸びて来ました。やせっぽちなのは相変わらずでそのままでは倒れてしまうので、爪楊枝で支柱を立てました。

それらしくなってきた葉っぱそれらしくなってきた葉っぱ

葉っぱは大分大きくなり、これだけ見るともう食べられそうです。

2024年01月25日 木曜日 晴れ 9〜-1°C

3本立3本立

今日は特別に寒いです。ついに最低気温が氷点下になったようです。

この前プランターに移植した方は少し元気になってきました。やはりひょろひょろだったのは土のせいだった可能性が大きいように思います。このまま順調に成長してくれるといいのですが。

そして比較のために残そうと思っていたこれまでのバーミキュライトで育てた苗ですが、どう考えてもそのままでは枯れる運命なので、発泡スチロール箱の土をプランターと同じものに入れ替え、植え替えました。

2024年01月17日 水曜日 晴れ 12〜0°C 発芽より2ヶ月

倒れた苗倒れた苗

依然として状態は悪いです。痩せっこけたまま。この前撮影した写真を専門家に見てもらったところ、発芽してからの期間からすると根の張り具合がだいぶ少ないとのこと。

やっぱり陽当たりのせいかなと思ってちょっと外に出しておくと、風が強かったせいもあり倒れてしまいました。こんな状態ではいずれ枯れてしまうと思われるので、思い切ってここで苗をいくつかに分けて環境を変えて育ててみることにしました。

鉢に移植鉢に移植

まず一つは、日中は陽当たりの良いところに置くべく、小さな鉢に移しました。そろそろ植え替える時期でもあったので、土は栄養がある一般的な『野菜と花の培養土』を使いました。

植え替えてみて感じたことは、これまでの土(バーミキュライト)は密度が低くサラサラで、根っこが安定していないように見えるということ。根っこの張りが良くないのはこれが原因かもしれません。今度の土はごく普通のものなのでバーミキュライトより密度が高く粘性もあるため、根が安定するかもしれません。

プランターに3本立で移植プランターに3本立で移植

もう一つは、いずれ20-30cm間隔で植え替えることになるので、プランターに移しました。間隔はひとまず7cmにし、3本立にしました。あるガイドには2本立とあったのですが、どうせ3本のうちの1本くらいはだめになってしまうだろうと思ったので。このプランターは2つ作りました。 

これでしばらく様子を見たいと思います。

2023年12月26日 火曜日 晴れ 14〜3°C 発芽より41日目

引っこ抜いた1本引っこ抜いた1本

元気がなくなった原因を専門家に聞いてみました。今回のようにひょろひょろしたものは徒長苗と呼ぶそうです。徒長苗は環境の変化に弱く、ちょっとしたことですぐ萎れるそうです。今回のケースは直射日光で土の温度が上がり過ぎて根っこが蒸れた可能性がある。また、カビなどが原因の「苗立枯病」で萎れることもあると。立枯病の場合、茎の根元が細くなり、そこから枯れるけれど、写真からはそうは見えないとも。

状況を確認すべく1本を引っこ抜いて観察してみました。根に土が付いた状態では根の張りはそう問題がないように見えます。

根の土を落とした状態根の土を落とした状態

根の土を落としてみました。

全体のプロポーションとしては茎が細くて長いように思います。

本葉の細い茎本葉の細い茎

本葉が付いている茎は双葉の分岐のすぐ先から急に細くなっています。

根の土を落とした状態根の土を落とした状態

根の土を落としてみました。

私には異常かどうかはわかりませんが、どうなんでしょう。黒くなっていないし気になるような匂いも特にないので、根腐れは起こしていないようです。立枯病の茎の根元が細くなるという現象もないようです。

専門家のアドバイスとしては、直射日光が当たらない明るい日影で様子を見ろとのことなので、元の定位置に戻しました。

栄養剤栄養剤

少し栄養ドリンクを与えてみました。

2023年12月24日 日曜日 晴れ 11〜2°C 発芽より39日目

萎れる萎れる

ここ2-3日、元気が無く、頭を下げています。本葉が付いている茎がひょろひょろです。水は切らしていないので、陽の光が足りないのか、栄養が足りないのか。ここ数日、日中は日が当たるところに移動させていたのですが、、、

そろそろ植え替えのタイミングなのですが、こう元気がなくては植え替えもできません。しばらくこのまま様子を見るしかなさそうです。

2023年12月14日 木曜日 晴れ 15〜7°C 発芽より29日目

イタリアンパセリらしくなってきたイタリアンパセリらしくなってきた

一週間前の本葉は形が定かではありませんでしたが、ここに来て葉先が分かれてイタリアンパセリっぽくなってきました。

次の工程は、この本葉が2~3枚出たところで植え替えて2本立てにすることですが、まだひょろひょろで、このまま本葉が増えたとしてもちょっと決心がつきかねる状況です。さて、どうなることやら。

2023年12月06日 水曜日 晴れ 16〜7°C 発芽より21日目

本葉が出た本葉が出た

クレソンとルッコラに続き、イタリアンパセリにも本葉が出てきました。しかし背丈は一週間前とほとんど変わらず、相変わらずひょろひょろ。(笑)

2023年11月29日 水曜日 晴れ 17〜7°C 発芽より14日目

最大45mm最大45mm

背丈はそれなりに大きくなってきていますが、まだひょろひょろで本葉は出ていません。どうしたことか一本倒れています。ここは日差しが朝方の一時しかないので、もやし状態なのでしょう。しかしこれを本質的に改善することはかなりむずかしいです。

ペットボトルの簡易温室ペットボトルの簡易温室

ここのところだいぶ気温が低くなってきています。イタリアンパセリの生育適温は15〜20℃とのことなので、この温度はちょっと厳しいかもしれません。温室に入れればいいのですが、そこまでまだ投資できないので、ペットボトルで簡単な覆いを作り温室化してみました。材料が足りなくてまだスケスケ状態ですが、完成すれば少しは効果があるでしょう。

2023年11月19日 日曜日 晴れ 19〜6°C 発芽より4日目

最大25mm最大25mm

発芽から3日が経ちました。芽の数はだいぶ増えて、たくさんたくさん。最大のものは25mmで双葉が開きました。

殻を被った芽殻を被った芽

芽に黒いものが付いています。この姿、どこかで見たような気がするのですが・・・ 確かもやしの中にあったかな。子供の時以来植物を育ててこなかったのですっかり忘れていましたが、これは種子の殻ですよね。

二つの芽二つの芽

最初に発芽したもののうちの一つは双子のような姿をしていましたが、これはどうやら二つの種から出た別々の芽のようです。最初はほとんど同じ大きさでしたが、いつの間にか成長に差がでたようで、一方は大きく、もう一方は小さいです。この小さな方はいずれ間引かれることになるでしょう。今出ている芽のうち大半のものは間引かれる運命にあり、大きく育てられるのは数本になると思います。

2023年11月17日 金曜日 雨のち晴れ 17〜10°C 発芽より2日目

発芽発芽

発芽しました。9本。実は昨日の朝、発芽したのかなと思うものを2つ3つ見つけたのですが、あまりにちっこくて本当に芽かどうかわからなかったので、一日様子を見ていました。間違いありません、昨日発芽していたのです。

ということで昨日発芽したとして、発芽までの日数は9日。案内では1〜2週間とあったので平均的なところです。芽はみんなチビで最大は写真のものの3mm。この子は茎が2本あるように見えるのですが、2つの種が芽を出したのか、それとも一本で双葉が分かれているところがでしょうか。

ここ数日でルッコラ、クレソンと発芽しましたが、これらの中でこのイタリアンパセリの芽がもっとも小さいです。クレソンの時も小さいと思いましたが、このイタリアンパセリはそれに増してチビです。吹けば飛びそうなくらいに。ここのところぐぐっと気温が下がってきているので、無事に成長するかちょっと心配です。

2023年11月10日 金曜日 晴れのち雨 18〜14°C 種播きから3日目

地温16°C地温16°C

最近朝晩の気温が低い日も多くなってきたので、地温を測ってみました。朝7時で16°C。そろそろ夜間は室内で管理した方が良さそうです。今日から夜は室内に置くことにします。

2023年11月07日 火曜日 曇りのち晴れ 27〜22°C 種播き

イタリアンパセリの種イタリアンパセリの種

イタリアンパセリは比較的よく使うハーブなのですが、スーパーマーケットで買うと高価だと感じるので栽培することにしました。うちの近所にハーブの苗や種を売っているところはないので、インターネットで注文しました。220円/袋(サカタのタネ)也。この価格はどうでしょう。百均でも売っているそうなので高いのかな?

私は植物のことはまったく知らない素人なので基礎的な勉強から始めなくてはなりません。そこでイタリアンパセリについてちょっとだけ調べてみました。

特徴

種まき

栽培

作業開始

今回は種播きから始めます。種播きに適した時期は春と秋の二回で、秋は遅くとも10月いっぱいまでには播かないといけないようです。それからするとすでに一月以上遅れていますが、今年は温かそうなのでなんとかまだ間に合うかもしれません。種自体はそう高価なものではないので、ダメもとで植えてみることにしました。

種の袋の裏面の解説では、イタリアンパセリはまず種を播いて発芽させ、次に育った苗を適当なところに植え替えるということをやるようです。別の見解としてこの解説では、植え替えを嫌うため種播きから収穫まで同じ容器で育てた方が良い、とありますが、今回は前者を採用します。

発泡スチロール箱とはんだごて発泡スチロール箱とはんだごて

まず何に種を播くのか決めなければなりません。種播き用に作られた育苗トレイなどの製品もあるようですが、発泡スチロール箱が手元にあったので今回はこれを使うことにします。発泡スチロールは保温性が高いので、発芽適温の20℃を下回ることがあるこの時期には有効に働いてくれると思います。

底に孔を開けた発泡スチロール箱(大)底に孔を開けた発泡スチロール箱(大)

発泡スチロール箱には水抜き穴がないのでまずこれを開けなければならないのですが、熱を加えて溶かすのが一番効率が良いので、はんだごてでブスッとやりました。これは超簡単。発泡スチロールを溶かす際には十分な換気が必要です。

穴の大きさははんだごての太さにし、開ける個数は見計らいで。ん〜ん、少し少なかったかな? まあ、どうしても増やしたくなったら底からまた開ければ良いので、ひとまず今回はこれでやってみましょう。

底にネットを貼った発泡スチロール箱(小)底にネットを貼った発泡スチロール箱(小)

水抜き孔が開いたら、底にネットを敷きます。これには、土が流れ出ないようにする、虫の侵入を防ぐ、という目的があるそうです。専用の部品はもちろんあるのですが、手元に転がっていたネットをビニールテープで貼って代用しました。

使った2種類の土使った2種類の土

ネットを貼ったら土を入れます。今回は2種類の土を用いました。どちらも百均で110円也。

一般的に鉢の底には水はけを良くするために軽石などが入れられますが、これが入手できなかったので、少し小さいのですがパーライトで代用することにしました。2cmほど入れました。今回は発芽させて苗を植え替えるまでの一月ほどの期間だけですから、これで大丈夫でしょう。

パーライトを底に敷くパーライトを底に敷く

土は『タネまき用土』(たぶんサカタの商品)が勧められているのですが、それに近いものが見つからなかったのでバーミキュライトにしました。光好性の種子にバーミキュライトを勧める記事があったので。イタリアンパセリの種子は光好性なのです。

種には発芽するまでの栄養が自身に蓄えられているので外部の栄養は不要。それが強いと逆に発芽しないなどの悪影響を及ぼすことがあるそうです。つまり発芽に適した土は栄養が少なく、水はけが良いものということになりそうです。

バーミキュライトを入れ種を播き軽く覆土するバーミキュライトを入れ種を播き軽く覆土する

小型の種播き用ポットの大きさを見ると5cm〜8cm程度なので、バーミキュライトの厚みは5cmほどにしました。箱の上端まで3cmほどあるのでネットを止めたテープが丸見え。(笑) 今度やる時は注意しましょう。

土の準備が整ったところで種を播きますが、袋に入っている種の数はとても数えられないほどなので、できるだけ重ならないように適当にパラパラと播きました。総量の1/5ほど使ったと思います。この上に5mmほどバーミキュライトを被せ、水やりをして完了です。

発芽までは1〜2週間だそうです。その間、水をきらさないようにしないと。

参考WEB

イタリアンパセリ | Wikipedia
イタリアンパセリ | サカタのタネ
イタリアンパセリの上手な育て方
イタリアンパセリの育て方 | LOVEGREEN
イタリアンパセリの育て方|栽培のコツ、収穫や種まきの時期は? - HORTI by GreenSnap
イタリアンパセリの育て方|好きなときに収穫できるキッチンハーブ! | AGRI PICK

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