湯滝
日光前泊組は、トンネル王カビロ、お久しぶりヴェネーノ、よれよれサイダーの3人。日光駅に到着したときには激しい雨。
『こりゃあ、いろは坂は登れないね。』とサイダー。鼻から登る気はないのだけれど。これを聞いてちょっと恨めしそうなのは久々に登場のクライマー・ヴェネーノです。カビロの賛成もあって、中禅寺湖まではバス輪行に決定。バスは車内に自転車を持ち込むのでちょっと大変。
『いろは坂に来たね。走らなくてよかったよ。すっごい角度だよ。ジーコマリアは本当にここを登ってくるのかな?』とは今回初の峠越えに挑戦のカビロです。
中禅寺湖畔に到着してしばらくすると、なんとか雨が上がりました。竜頭の滝、湯滝に立ち寄り湯元温泉でのんびり寛ぎました。
戦場ヶ原付近を行く
さて翌日、待ち合わせは『赤沼茶屋』に午前10時半。日光駅からいろは坂を上って、中禅寺湖を過ぎたところに赤沼があります。
日帰り参加組は、企て人ジーコマリアと九州ポタから帰ったばかりのサリーナの2人。
ジーコマリアは当然いろは坂を自力で上ります。『いや~ バスに乗ると酔いそうだから~』とジーコマリア、途中のパンクも乗り越え、余裕の定刻到着です。
サリーナは当然バスです。昨日から一転して快晴の日光、ハイキング客も多い満員バスに愛車カルメンを詰め込みヒ~コラ。11時前に赤沼到着し、『ああ疲れた~』
ひと休みしてから出発。戦場ヶ原を引くのはカビロ。青空に緑がまぶしく輝きます。
光徳牧場から林の中を上る
最初の目的地は『光徳牧場』。みんなおいしいソフトクリームをゆ~っくり食べます。早速始まりそうな峠に、なかなか食べ終わって先頭を切るメンバーがいません。
『じゃあ行きましょうかあ~』とジーコマリアに促され、ようやく走り出すメンバー。上りはすぐに始まり、静かな林と足元の熊笹の間、すばらしい雰囲気の道を上って行きます。
サリーナとヴェネーノ
ジーコマリアはあっという間に見えなくなった。うわ~ ダンシングしてるよ…
他のメンバーは木漏れ日の中をゆっくりゆっくり上ります。車は少なく、ときどき道ばたでひと休みしてお弁当を広げているグループに出会います。『がんばってね~』 『は~い!』 こんな時だけ足に力が入ります。
つづら折れを上る
つづら折れが延々と続く。何度も何度も、勾配のきつい曲がり角を通過。標高が上がると次第に木々も低くなり、強い日射しが照りつける道をもくもくと上ります。
サリーナ、ヴェネーノ、カビロがゆく。みんな、下向いてない? このグループを先導するサイダーが、要所要所で勾配を叫ぶ。『8%』 『おお、10%だ』 『ひえ~12%だよ』 『もう言わなくてもいいよ…』とサリーナ。
山王峠
曲がりに曲がったつづら折れの峠も、ようやく頂上に! とっくに着いていたジーコマリアがみんなを待っていた。
さわやかな風が吹く峠、ほんとはダート道を徒歩でもう少し上ったところに頂上があるようだけど、誰も行こうとしません(笑)。とりあえず舗装路の頂上で『山王峠制覇!』
久々でもクライマーだから余裕のヴェネーノ。初の峠制覇に感無量のカビロ。峠はクセになりそう?
山王峠からの下り
『ここからはず~っと下りですよ』とジーコマリア。ほんとに気持ちのよいなだらかな下りが続きます。カメラマン・サイダーの『写真撮れないからゆっくり行ってよ~』というリクエストに応えて、ジーコマリアがみんなとゆっくり走ります。『山道サイコ~!』とヴェネーノが引く。
川俣湖を見下ろす
そんな山道の展望が開けると、山あいの青空の下に川俣湖が見えてきました。おお~あそこまで下るのね。『はらへったよ~』とサイダー。お昼はもうすぐ、川俣湖のほとりの予定です。
またぎの里
なだらかに下ってきて、気温も上がり下界におりて来たって感じです。でもまだここは山の中、そんな雰囲気にふさわしいお食事処、ジーコマリアお薦めの『またぎの里』です。
店先で焼いているのは… 鹿、熊、猪、ヤマメ、サワガニ、雀、うわ~山椒魚もある! ジオポタ野生系メンバーは鹿、熊、山椒魚にチャレンジ。山椒魚ってちっちゃいのね~(オオサンショウウオじゃない?)。
川治温泉へ向かう
ここからも車の少ない静かなルート。小さな温泉を見つけたり、滝を眺める茶屋で休憩したり。途中、トンネルを迂回したらすばらしい絶景ポイントにも出会いました。
川治温泉到着
カビロが掘ったというトンネルを経由し、川治温泉到着。ご近所の人たちが利用している露天風呂でゆっくり汗を流し、駅へ向かいます。列車の中で宴会ね!と黄金の液体とつまみを買い込んで、自転車を折り畳み、駅のホームにかつぎあげた。
列車到着、空いている車内で無事宴会場所も確保。さあ黄金の液体…と見渡したら衝撃の事件発生! 『あれ??ない?』 トンネル王が駅のホームに忘れてしまったのだ。途中駅のキヨスクはもう閉店、もはや飲料・食料調達手段はない。
手持ち無沙汰の3時間、しかしついにジオポタの切り札が出た! 車内は大貧民の熱気に包まれ、あっという間に北千住に到着したのでありました。
感想 by 企て人 ジーコマリア
暑い夏だから、涼しいところに行きたい。 しかも、そんなにきつくないコースで。ということで、このコースを考えました。とはいえ、いろは坂のバス輪行は確実にできるかどうかわからない、というアバウトさ。初めての峠越えのカビロさん、いくつかの問題はありましたが、なんとかなりましたね。案ずるより産むが易し。これからもこの調子でやっていきましょう。でも、最後に帰りの電車の中での食料調達しそこなったのは失敗でした。


