7時15分、京王線橋本駅のプラットフォームに降り立つと、『あっつい〜、な、なんじゃこりゃ〜』『今日、本当に走れるんじゃろか…』
関東地方は一昨日、ほぼ平年並みの7月18日に梅雨明けしたようです。今年は梅雨明け前から猛暑でしたが、それが開けたらターボエンジン全開といったところか、各地から36度だ37度だという声が聞こえて来ます。
この企画は実は2週間前に開催予定でしたが、その日は34°Cの予報だったので中止にしたのです。そして今日の最高気温予想はそれより1度高い35°Cとありかなり躊躇したのですが、少なくとも今後2週間は同じような気温が続くようで、いつなら走れるという保証がありません。先週、先々週とこのコースを走ったサンダリアスとシュンシュンによれば二人とも、裏ヤビツに入ってしまえばだいじょうぶだと思います、とのことで、峠付近にある『きまぐれ喫茶』は昨日昼過ぎで21°Cとの情報があったので、思い切って出かけることにしました。宮ヶ瀬湖以降は沢沿いで木陰が多いため走りやすくなるだろうとは思いますが、そこに何時に着けるかが勝負です。ということで予定を30分早めることにしました。
この企画は『私を乗鞍へ連れてって』シリーズの一つで、乗鞍は畳平から山頂まで登るつもりなので、この日もヤビツ峠から大山山頂までのトレッキングを組み込んでいるのですが、これはその時の状況次第ということにしました。
南口に降り立つとプラットフォーム以上の暑さを感じます。目の前には高い壁が築かれ、その向こう側ではリニア新幹線の駅の工事が進行しているようでした。
橋本駅南口
ポツポツと参加メンバーが集まり出しましたが、二人足りません。シンチェンゾーは別のところで自転車を組み立てていましたが、集合時刻になってもマコリンが現れません。ゴラ〜マコリン、一番近いのになにしちょんねん(怒) マコリンは行程表は修正されているものと勘違いしていたようで、なんと25分の遅刻! 結局出発は15分早まっただけという結果に。この遅れが今後どう響くことやら…
橋本から丹沢方面へ
橋本からは西へ向かい、まずは宮ヶ瀬湖を目指します。走り出すと駅前でマコリンを待っていた時より涼しく感じるようになりました。自転車は走れば風を受けるので、ラジエーター効果が期待できるスポーツです。
程なく先に丹沢山系の山が見えてきます。
小倉橋へ下る
橋本の市街を抜けたら相模川の小倉橋へ下ります。ここは木陰の下りなので
『あ〜、涼しい〜!』
小倉橋
優雅なアーチが4つ並んでいる小倉橋は1938年(昭和13年)開通で、相模川に架かる橋の中ではもっとも古いものだそうです。そのうしろに見えるのは新小倉橋。
ここは写真を撮るのに苦労しました。すでに暑さ全開で目を開けられないほどなのです。頭クラクラ!
小倉橋を渡る
さっさと記念撮影を済ませ、小倉橋を渡って宮ヶ瀬湖へ向かいます。
小倉橋より相模川を望む
小倉橋の南側の相模川では大規模な橋梁の工事がされていました。時期と場所からするとあれはおそらくリニア新幹線のためのものでしょう。橋本駅の南口もリニア新幹線の工事でもの凄いことになっていましたからね。
小倉橋からの上り
川は低いところを流れているので橋を渡ったあとは大抵上りです。ここは暑くてきつい!
束の間の下り
圏央道のインターチェンジをくぐると小倉橋からの上りはピークに達し、道は下りに。ほっと一息付きます。
再び上り
しかしこの下りは長くは続かず、再び上りが始まります。そしてこのあとはごく僅かな下りを除けば、勾配こそ穏やかなもののずっと上りっぱなしになります。
橋本駅の標高は150m、向かう宮ヶ瀬湖の鳥居原園地は330mなのです。
串川の谷
稲生にやってきました。小倉橋以降道脇を流れているのは串川で、これは鳥居原まで続きます。
先に見えるのがその串川の谷。右は馬石の北西にある仙洞寺山、左は同じくその南東にある南山から続く尾根でしょう。あの南山の南側に宮ヶ瀬湖は広がっています。
稲生の串川
これまで串川の流れは見ることができませんでしたが、ここに来てようやくその姿を捉えました。
川を見たら少しは涼しいかと思いましたが、ここは全く逆で、期待を裏切られた気分です。なにせここには木陰というものがまったくなく、すでにフライパンのように火照った路面のアスファルトから熱を浴びますから。
『あっつぅ〜〜〜!』 とワイルドな環境にはかなり強いマコリンもここではさすがに呻き声を上げます。
串川沿いの小径を行く
御堂橋で串川を渡ったところに木陰を見つけたので急停止し、そこでしばらく休憩しました。『暑くて死にそうだ〜』 正直私はここから橋本に引き返そうかと思ったほどでしたが、皆さんもうやめようと言わないのでじっとがまん(笑)。
このあとは暑い県道を進むのに嫌気がさしたので川沿いの小径に突入。この道は川が近いので少しは涼しいかと思ったのですが、まったくその気配なし。さらに追い打ちを掛けるように行き止まりとなり、ガビーン!
長竹の串川沿い
しかし串川橋を渡るとすぐに串川沿いを行くカントリーロードが見つかりました。この道は車が横を通らないだけで涼しく感じます。
長竹の畑
そして道脇には畑が現れ、いい気分。
農作業、お疲れ様です。熱中症に気をつけてね〜 って、自転車で走っている人間が言うか?(笑)
馬石
気持ちの良いカントリーロードはそう長くは続かず、再び県道に出て進めば、稲生から見えた仙洞寺山の麓の馬石までやってきました。この辺りではなんとか早く宮ヶ瀬湖に辿り着けることを祈るばかり。
地震峠
馬石と渡戸の間にある地震峠を越えます。この地区では関東大震災の際に16人の死者を出しており、その慰霊碑が近くに立っています。
宮之前
鳥屋に入ると普段なら宮之前までは行かずにその手前を上って鳥居原へ向かうのですが、この日は鳥居原の前にどうしてもアイス休憩がしたいということで、郵便局を通り越し、県道沿いのファミリーマートへ。
ガリガリ君休憩
『ついたぁ〜!』 店内に飛び込むなりみんなが手にしたのは氷アイスの定番ガリガリ君。この前8年ぶりに値上げされたようですがそれでも86円。がんばってますね。
いや〜、この時ほどガリガリ君がおいしかったことはありませぬ〜(笑)
鳥居原園地
ガリガリ君休憩して息を吹き返したら鳥居原園地に入ります。
鳥居原園地からは宮ヶ瀬湖が一望にできます。左奥に見えるきれいな三角形の山は大山で、これから目指すヤビツ峠はあの山の稜線を右に辿った辺りにあります。
いや〜、それにしてもここもアチッチで、まともに写真が撮れないほどです。私は下の写真を一枚撮っただけで早々に木陰に飛び込みました。
鳥居原園地から宮ヶ瀬湖を望む
虹の大橋を渡る
ここで時計を見ると10時10分。予定より30分も遅れています。出発時点で15分、ガリガリ君で15分のロス。計算は合っていますが、これで益々大山トレッキングはしにくくなりました。
それはそれとしてこれ以上遅れないようにヤビツ峠へ向けて出発しましょう。『鳥居原ふれあいの館』の洗面所で身体を拭い、気化熱で身体を冷やします。
鳥居原園地を出たら、先ほど見えた赤い逆ローゼタイプのアーチ橋『虹の大橋』を渡ります。
宮ヶ瀬湖と大棚沢橋
水の郷を過ぎて宮ヶ瀬北原の信号を右折すると、ここからが裏ヤビツです。
宮ヶ瀬湖の対岸に大棚沢橋が見えます。
釜田川橋
吹風トンネルを抜け、赤い釜田川橋を渡ります。
この辺りになると宮ヶ瀬湖はもう湖とは呼べないくらいにぐっと狭くなってきています。
この先には道路状況などを案内する電光掲示板があり、なにやらチカチカしています。
気温26°C!
さらにその少し先に気温26°Cの表示が。
やった〜、これぞ裏ヤビツ! ここまでやってきた甲斐があろうというものです。それにしても先ほどいた鳥居原園地とはなんという差でしょうか。ここと鳥居原では10度くらい違うのではないでしょうか。
気温はうれしいのですが、その横の表示が… 昨日も道路状況をチェックし、問題ないことは確認しているのですが。
不安気なマコリン
道は裏ヤビツらしくなってきて穏やかな上り。涼しい木陰の中を進みます。
『さっきの看板、なんでしょうね〜』と、ちょっと不安なマコリン。マコリンはヤビツ初挑戦なのでなんとか上らせてあげたい気持ちではあるのですが。
長者屋敷キャンプ場付近の中津川
長者屋敷キャンプ場を過ぎると左手の視界が開き、中津川が姿を表します。ここはいい眺め! 川の中にボートが浮かんでいるのが見えますね。楽しそ〜
宮ヶ瀬湖は宮ヶ瀬ダム建設によってこの中津川が堰き止められてできたダム湖です。中津川は途中で名を変えるもののヤビツ峠まで続いているので、裏ヤビツは木陰があり、木々が放出する水蒸気と川の気化熱、そして川筋に吹く風とで涼しいのです。
木陰の中を進む面々
『ここは下界とは別世界ですね〜、涼しい〜〜』 と美しい木々の中を進んでいきます。
唐沢キャンプ場
河原にテントがたくさん並んでいます。唐沢キャンプ場です。今日は大入り満員の様子ですね。
『もしヤビツ峠に行けなかったら、ここで水浴びするのもいいね〜』 ということで、ちょっと話が盛り上がりましたが、おいおい、飯がねーぞ〜ということでこれは断念。
金沢キャンプ場跡地
かつて金沢キャンプ場があったところにやってきました。重機が入っているので跡地の再利用が決まったようです。
ここでトラブル発生。ん〜〜んどうする〜 水浴びして引き返す? 近くに温泉あるかな〜 下界は暑いからやだな〜 あーだこーだあーだこーだ…
そーだ、ドラえもんがその辺にいないか探してみて〜。どこでもドア持ってるかもしれないから! ということでサンダリアスとマコリンはドラえもん探しに(笑)
ワープ中
うまい具合にワイルドな釣り人3人組に出会い、ドラえもんの居場所を教えてもらうことができました。彼らもどうやらどこでもドアのお世話になったようです。しかし今日のどこでもドアは出口側のドアの調子が悪く、あんまり大きく開かないといいます。人はOKだけれど自転車はどうかな、でもたぶん大丈夫だろうとのこと。私たちは3人組にお礼を言ったあと、さっそくドラえもんにお願いしてどこでもドアを出してもらいました。
ということで、ドアの中へ、Go!
ワープ中その2
どこでもドアのワープ空間は車もオートバイも通らないので快適です。
本谷川
そして川が近い。中津川は上流で二つの川が合わさって名前が変わります。道はこの合流点の先でまずは本谷川のS字カーブに沿って進んで行きます。
ワープ中その3
だいぶ上流まで遡ってきたのがわかるでしょうか。きれいな流れです。
出口のドアが見えた
シンチェンゾーの視線の先に出口側のドアが見えてきました。
ちゃんと開いてくれよ〜
確かに釣り人が言っていたようにこのドアは硬く、ほんのちょっとしか開きません。それでもなんとかワープ空間の外に出ることに成功!
ドラえもん、ありがと〜(笑)
塩水橋から本谷川の下流を望む
お〜、やった〜。で、ここはどこだ?
え〜と、ここは塩水橋の袂ですね。
大洞トンネル
塩水橋を渡ってUターンするようにして本谷川の対岸を進み、もう一方の分流の布川沿いに入ります。
するとすぐに大洞トンネルを潜り抜けます。さすがにこの時期でもトンネル内はヒヤッとするくらい涼しく、このあと日向に出ることもあってこのトンネル内でしばし休憩しました。
大洞橋
大洞トンネルを出ると大洞橋を渡ります。この辺りは無数に沢が流れているのです。
大洞橋先の上り
例によって橋を渡ったら上りです。
シンチェンゾーがガシガシ行き、その背中をマコリンが追います。
『かながわの景勝50選 丹沢札掛のモミの原生林』碑
その先のカーブには『かながわの景勝50選 丹沢札掛のモミの原生林』の石碑が立っています。この碑の文字はだいぶ読みにくくなってはいますが、まだかろうじて判読できました。
モミの原生林
そのすぐ先で谷を見れば、対岸に大きな木がたくさん生えています。あれがモミの原生林でしょう。でっかいクリスマスツリーができそう!
札掛橋
モミの木のあとは布川に架かる札掛橋を渡ります。ヤビツ峠までの大きな橋としてはこれが最後となります。
札掛橋から布川上流を望む
ここの布川の河原は意外と広く、向こう岸にヤビツ峠へ向かう道が上っているのが見えます。あれがこれから私たちが行く道です。
布川沿いを上る
札掛橋の先はこれまでとだいぶ雰囲気が異なり、道は広く直線的で、勾配は上昇し5%を超えるようになります。木陰がないので暑くて苦しい。
裏ヤビツの上りはここからが本番です。
カーブを回る面々
札掛橋の先の最初のカーブはタライゴヤ沢と藤熊川(ふじくまがわ)の合流点で、この先は藤熊川沿いを上ります。
少し上ると清川村から秦野市に入ります。木陰が出てきたところで谷から涼しい風が吹いてきました。ヤッホー!
しかしこの風は一瞬だけで、この先は暑さときつい上りに耐えて進むことになります。
地獄沢橋
最初の難関は地獄沢橋まで続きます。
えっこらよっこらとゆっくり上り詰めて行くと、先にその地獄沢橋が見えてきました。
地獄沢
地獄沢橋は地獄沢に架かる小さな橋ですが、本当にここは地獄のように思えます。きつくて苦しい!
とにかくこの地獄沢を眺めながら休憩して息を整えます。ここには木陰があり、沢が目の前を流れているのでちょっと涼しいのがいいところ。
巨大杉
この先は空が開けているのですが、そこには天を突くような杉の巨木が立っています。裏ヤビツは全体が深い森に包まれているので大きな木がたくさんあるはずですが、視野が狭いのでこうした巨木にはあまり気がつかないのだと思います。
地獄沢橋からの上り
一息付いたら出発しましょう。地獄沢橋からは一瞬下ってまた上り。
勾配は先ほどより少し緩くなったようにも思いますが、ここはしっかりサドルに腰を据えてじっくり上っていきます。
常世橋
右手にキャンプ場への分岐がある常世橋まで上ってきました。
地獄を通り越して常世になったというわけですね。しかし私はまだ地獄にいます。(笑)
常世橋が架かる沢
この常世橋が架かる沢は大山山頂付近に源を発しています。勾配がきついためでしょうか、堰堤が見られますが流れそのものはきれいです。
常世橋を出る
常世橋を出たらきまぐれ喫茶まではもうすぐ。
勾配も緩くなったので気合いを入れてペダルを漕ぎます。
藤熊川とミツマタ群生地
きまぐれ喫茶までもうすぐというところにミツマタ群生地があります。先日渋沢栄一らの肖像がお札になった新紙幣が発行されたばかりですが、その紙の原料はネパール産のミツマタだそうです。日本では自国の通貨を発行できるだけのミツマタが採れないんですね。
ミツマタは春先にかわいらしい黄色い花を付けるのですが、今はその時期ではないので見分けるのがむずかしく、どれがそうかわかりませんでした。
きまぐれ喫茶
えっこらよっこら上って右カーブに赤い矢印が見えだすと、その先にきまぐれ喫茶は立っています。
『着いたぁ〜!』
きまぐれ喫茶内部
よたよたっ〜と倒れるようにしてきまぐれ喫茶に入店。今日はきまぐれ休業でなくてよかったです。やっててくれてありがとう。(笑)
時は13時。予定より1時間も遅れてしまいました。まあ、あのアクシデントがあったのでこれは致し方なし。これで大山トレッキングはほぼ完全になくなりました。
ただいまの気温27°C
この喫茶店にはエアコンがありません。しかし室内に設置されている温度計は27°Cを示しています。昨日よりは暑いものの、下界からは考えられないほど涼しいです。なになに、下界は36°Cだって!
きまぐれ喫茶の横を流れる沢
きまぐれ喫茶の横には沢が流れていてこれを眺めながら外で食事をしてもいいのですが、直射日光が当たるとさすがに暑いので、今回は室内でいただきました。
スパゲッティ・ペペロンチーノ
今回は全員スパゲッティをオーダー。ペペロンチーノとナポリタンとがありましたが、特にナポリタンは年配者にはなつかしい古風なイメージのものでした。
きまぐれ喫茶からの上り
きまぐれ喫茶で涼んでお腹を満たしたら、いよいよヤビツ峠アタック開始です。
きまぐれ喫茶からはまた一段とギアチェンジが必要で、すぐ上にある『護摩屋敷の水』まで勾配は平均9%、最大で12%ほどあります。
ギコギコ、がんばれ〜!
護摩屋敷の水
しかしスパゲッティのおかげでパワーが出て、なんとか護摩屋敷の水に到着です。
護摩屋敷の水はおいしいと評判の湧水で、ペットボトルに大量に水を汲んで持ち帰る方が何人もいました。ちなみに護摩屋敷とは山伏が木を焚いて修行をするところで、彼らはこの水で身を清めたと伝えられているそうです。
コーヒーを沸かすマコリン
ここで、せっかくおいしい水があるのでコーヒータイムにしようという話に。
マコリンは大山山頂でコーヒーを楽しもうとコンロを持ってきていたのです。
コーヒータイム
護摩屋敷の水は甘く、とってもおいしいコーヒーをいただくことができました。
マコリン、ごちそうさま〜
私たちが護摩屋敷の水をあとにしようとしていると一人のサイクリストがやってきて、私たちがみんな小径車なのが珍しかったのか声を掛けてくださいました。少し話をしていると私たちがジオポタだとわかったようで、よくブログを見ていますとのこと。悪いことはできませんね。あ〜、今日も悪いことしてしまった…(汗)
ヤビツ峠へ
コーヒータイムのあとはいよいよヤビツ峠です。ヤビツ峠までは残すところ1kmほどなので気力でなんとでもするのですが、それでも10%のところはちょっときつかったです。
3%
90°のカーブを廻るときつい区間が終わり、勾配は3%ほどに落ち着きます。振り返ればこれまでやってきた山並みがうっすらと見えます。
直線基調の道が2〜3度穏やかなカーブを描き、左手の空間が開くと、さらに穏やかにカーブを廻ります。
ヤビツ峠到着
すると右手に板張りの建物が現れ、ヤビツ峠に到着。
いや〜、今日はここまで長かった〜。こんなにきつい裏ヤビツは初めてでした! やっぱり暑いのはこたえますね。
ヤビツ峠の看板の前にて
今日はこんな気温だからか、いつもはたくさんいるサイクリストの姿がほとんどありません。大抵順番待ちの行列ができている峠の看板前での記念撮影もすぐに完了。
時はすでに15時過ぎ。気力も体力もすでに限界で、大山トレッキングは完全に断念し、さっさと下って温泉に浸かろうということに。
水源涵養林春嶽山の碑
ヤビツ峠を下り出すとすぐ左手に『水源涵養林春嶽山の碑』が立ってます。ここにはこの地区の治山治水の歴史が刻まれています。
ヤビツ峠は今でこそ簡単に来られるようになりましたが、今日でもしばしば災害が発生し、度々通行止めになることはよく知られています。今日のヤビツ峠が長い治山治水の歴史によって支えられていることは、記憶に留めておいていいことでしょう。
秦野の街
下りは早い。あっという間に下に秦野の街が見えてきます。
菜の花台より富士山を望む
ビューンと下って菜の花台に到着。
ここにはちょっとした展望台があり、秦野の街はもちろん、相模湾、丹沢山系の美しい山並みに加え、空気が澄んでいればその上に富士山が見えます。今日は相模湾は見えませんでしたが、うっすらとですが富士山のなだらかな稜線の一部を見ることができました。
秦野へ下る
菜の花台からは一気に秦野の街へ下ります。
蓑毛からヤビツ峠を振り返る
まずは蓑毛を通過。ここからやって来た方角を振り返れば、二つの山の間の凹部が見えますが、あそこが先ほど越えて来たヤビツ峠です。
熱風の中を下る
標高が下がるにつれ気温はどんどん上昇しているようで、下り坂なのにちっとも涼しさを感じません。逆に熱風を浴びてあっちっち〜というありさま。
お祭りのしめ縄
秦野の街に下ったら、まっしぐらに温泉に突入し、全身にまとわりついた汗を流しました。秦野の街はこの日、曾屋神社のお祭りのようで、あちこちからそれらしい音が聞こえて来ていました。
反省会
温泉の後はお決まりの反省会に突入。生ビールをグビッと空け、あ〜、うまし!
今日は猛烈に暑かった上にアクシデントもあり一時はどうなることかと思われましたが、無事にヤビツ峠に上れてよかったです。
しかしこの夏のサイクリングはもうこれでおしまいかも。暑くてやってられん!
